鍵作成【合鍵・スペアキー】鍵紛失・交換すべきケースを解説
「子鍵をなくしてしまった。」
という経験は誰もが一度はしたことがありますよね。
今回は、子鍵をなくした際に作成するべきケース・交換するべきケースについてそれぞれ解説します。
目次
子鍵をなくしたときに即座にやること
まずは焦る気持ちを抑えて、子鍵をなくした際は衣服のポケットやカバンの中身など、身の回りを確認しましょう。
出先で子鍵をなくした場合は利用した施設や交通機関に問い合わせ、なければ警察署や交番に遺失届を提出しましょう。
一部の警察署ではオンラインで遺失届を出すことができます。
また、会社の玄関やロッカーなどの子鍵をなくした場合はこっそりと作成したり、紛失を隠蔽せず、上司などに報告しましょう。
子鍵を作成するべきケース
なくした子鍵の種類によって作成するべきなのか、交換するべきなのかが変わってきます。
ここでは、子鍵を作成するべきケースについて解説します。
車の鍵
車の子鍵は種類によって対応方法が異なってきます。
車のスペアキーを作成する際は、鍵の種類や機能によって対応できる場所が異なります。
スペアキーの種類や対応可能な場所は以下の通りです。
スペアキーの種類 | 対応可能な場所 |
メカニカルキー | 鍵屋・ディーラー・自動車整備工場 |
リモコンキー(イモビライザー無) | 一部の鍵屋・ディーラー・自動車整備工場 |
リモコンキー(イモビライザー有) | 一部の鍵屋・ディーラー・自動車整備工場 |
スマートキー | 一部の鍵屋・ディーラー・自動車整備工場 |
最近の車に多いスマートキーや、キーレスエントリーでイモビライザーを搭載している車の子鍵をすべてなくした場合、作成はディーラーや自動車に強い鍵屋でしか対応できません。
刻みキーを全てなくした場合は自動車の整備工場で子鍵を作成してもらうこともできますし、鍵屋であれば鍵穴から子鍵の作成が可能です。
イモビライザーに対応していない鍵屋は意外と多く、単に対応していない、というところもあれば一部車種であれば対応可能、というところもあります。
鍵屋に問い合わせるときは解錠や複製が可能であるかを確認し、車のメーカー、車種、年式を伝えましょう。
スペアキーを自宅に取りに帰れる状況である場合は、スペアキーを使用して鍵を開けることができますが、遠方でスペアキーを取りに帰れない場合は家族に連絡して現地まで届けてもらったり、JAFに連絡して車を自宅までレッカー移動してもらう、といった方法があります。
JAF会員は鍵開けやレッカー移動を無料で行ってもらえますが(※レッカー移動は距離に限度あり)、鍵作成は対応していませんので、作成が必要な場合は鍵屋に依頼しましょう。
時間とお金に余裕のある人はJAFにディーラーまでレッカー移動をしてもらい、ディーラーで純キーを作成をしてもらうという方法があります。
ディーラーに鍵を依頼した場合は納期が約1~2週間程度かかります。
バイクの鍵
バイクの子鍵を紛失したときは、ホンダであればHonda Dream Owner’s Card(2018年3月以降に126ccの新車を購入した方は3年間会費無料)、ヤマハはクラブヤマハモーターサイクル、スズキはスズキバイクショップメンバーズ、カワサキはカワサキプラザロードサービスといったオーナー向けの会員制サービスに入会しているか確認しましょう。
入会している場合はそちらのロードサービスを使いましょう。
24時間365日で対応している場合が多く、レッカーサービスや、メットインなどによる鍵開けにも対応しています。
ただし、イモビキーやシャッターキー(マグロックキー)などの鍵開けや鍵作成を依頼した場合の費用は高額になる可能性やロードサービスでは対応できない場合がありますので注意が必要です。
キーレスキューサービスはバイクや車の刻みキーでしたら鍵穴を覗いて子鍵を作成いたしますので、お気軽にご相談ください。
イモビキーは自動車のもの同様、盗難防止のためにICチップが付いており、新しく作成した鍵をバイク側のコンピュータに登録する必要があります。高度な技術が必要になり、費用も高くなってしまいます。
鍵屋によっては対応していないこともあるので、詳細を伝えて確認しましょう。
中古で購入された原付に多いのがオリジナルキーもスペアキーもない、という全紛失の状態です。
オリジナルキーがない場合はそのキーシェルについているシャッターキーもない場合が多く、エンジンキーとシャッターキー(マグロックキー)の計2本分の鍵作成費用がかかるため、費用が高額になってしまいます。
また、エンジンキーがあってもシャッターが閉じてしまった時は、シャッターキーの作成が必要になります。
急ぎではない場合、バイクショップであれば1本2000~4000円(国産キー)で鍵作成ができます。
トラックの鍵
トラックは子鍵の紛失以外にもエンジンを付けたまま外に出たり、リモコンなどの電波の誤作動によってインロック(キー閉じ込み)してしまうといったトラブルが起こります。
インロックしてしまった場合、スペアキーがあれば対処できますが、ない場合は無理にこじ開けようとせずにJAFなどのロードサービスや鍵屋に依頼しましょう。
鍵屋であれば車やバイクと同じく鍵穴を覗いて鍵を作成することができます。手元に1本も鍵がないという急なトラブルにも対処してくれるので大変便利です。
ロッカーの鍵
ロッカーキーをなくした場合はスペアキーがあると解錠できますが、ない場合はシリンダーに記載されている鍵番号やロッカーの品番をメーカーのWEBサイトに入力すると1週間程度で合鍵を作成できます。
合鍵を作成できるロッカーメーカーは以下の通りです。
- KOKUYO
- オカムラ
- 内田洋行
- プラス
- ライオン
- ナイキ
即日で鍵開け・鍵作成をしてほしい場合は鍵穴から子鍵を作成できる鍵屋に依頼しましょう。
ただし、テンキータイプのロッカーキーは破壊開錠になりますので注意が必要です。
金庫の鍵
金庫の子鍵をなくしたときはメーカーからのお取り寄せができます。
急ぎで子鍵が必要な場合、鍵屋に依頼すると最短即日で鍵穴から子鍵を作成することができます。
手動シャッターの鍵
ガレージなどのシャッターの鍵をなくしたときはメーカーにもよりますが、WEBサイトで鍵番号を入力するとスペアキーを作成できます。
また、鍵屋のキーレスキューサービスは電動のスイッチボックスの鍵開け・鍵作成にも対応しており、鍵穴からシャッターの鍵を作成できます。
シリンダーを交換するべきケース
ここでは、子鍵の種類にもよりますが、シリンダーの交換をおすすめするケースを紹介します。
家の鍵
家の子鍵をなくしてしまったにもかかわらず、後になって見つかることもあります。
しかし、子鍵が見つかるまでの間に空き巣犯やストーカーがスペアキーを作成しているかもしれません。
いずれにせよ、子鍵が見つかったとしても安心せずに、しばらくの間は注意しながら過ごしましょう。
シリンダーを交換すると、オリジナルキーが3本程ついてきますので、鍵作成を依頼するよりお得になります。
鍵穴から鍵作成をするにはシリンダーを取り外す必要がありますので、子鍵をなくして開けられない鍵から作成をすることができるわけではありません。
鍵屋としても交換をおすすめしています。
ロッカー・金庫の鍵
ロッカー、金庫がシリンダー式である場合、新しいシリンダーや後継品に交換することで開錠できます。
また、金庫はダイヤルやテンキーに加えてシリンダー錠がついていることが多く、企業の金庫担当者が交代する際に、ダイヤルの暗証番号を変更し、シリンダー錠も交換するということもあります。
八万ロック
自動販売機やゲームセンターの機械に使われることが多い八万ロックは、鍵穴が円筒状の形であるため、特殊な解錠用具がないと鍵開けや鍵穴からの合鍵作成は難しいです。
また、子鍵をなくした際は防犯性を考慮してシリンダーを交換しましょう。
保険で対応できるかも
保険の中には、子鍵の紛失にも対応してくれるものがあります。
そのため、自動車保険のロードサービスや火災保険などに加入している場合は補償内容や条件を確認しましょう。
また、子鍵の紛失に使える補償には利用回数に制限が設けられており、既に利用したことがある場合は使えないことが多いです。
種類にもよりますが、鍵開け、鍵作成はそれなりに費用が発生するので、少しでも補うことができればメリットは大きいと言えるでしょう。
子鍵をなくさない錠前
人によっては、何度鍵を交換しても、紛失してしまうことがあります。
そのような場合は、物理的な鍵以外の方法で解錠できる錠前に交換するという手もあるのです。
ここでは子鍵をなくしやすい方におすすめの錠前をご紹介します。
電子錠
電子錠にはテンキー操作による暗証番号式やICカードなどのカードキー式、指紋認証による生体認証式などの解錠方法があります。
子鍵の紛失という観点から考えたときの電子錠のメリットは、物理的な「子鍵」を持つ必要がないので子鍵をなくす心配がない、というところにあります。
また、カードキーをなくした場合でも、カードの登録を抹消するだけで良いので、シリンダー交換などの費用は発生しません。
電子錠は初期費用がかかりますが、子鍵をなくしやすい人にとってシリンダー錠を使い続けるよりも費用を抑えることができるでしょう。
子供やお年寄りにも使いやすく、家族全員が抵抗なく使えるといったメリットもあります。
特に、簡単な操作性のリモコンやカードキーを使用すれば、かなり使いやすい鍵になってくれるでしょう。
株式会社イージスゲートから販売されているイージスゲートは、交通機関のICカードやテンキーによる暗証番号などの解錠が可能です。
メカニカルキーレス錠
電子錠の電池交換や対候性に不安があるといった方にはメカニカルキーレス錠がおすすめです。
雨風に強く電気を使わないので、電池の交換や配線工事が不要です。
長沢製作所のキーレックスはテンキー操作による暗証番号式となり、子鍵を持ち歩く必要がないので子鍵を紛失することがありません。
また、オートロック機能や室内外の双方にテンキーを設置できるタイプなど、幅広い用途に対応しています。
鍵開け・鍵作成の費用相場
ここでは、業者に鍵開け、鍵作成を依頼した際の費用相場について解説します。
鍵開けの各料金相場は以下の通りです。
住宅の鍵開け | 料金 |
刻みキー | ¥8,800〜(税込) |
ディンプルキー | ¥19,800〜(税込) |
電子錠 | ¥22,000〜(税込) |
車、バイクの鍵開け | 料金 |
国産車 | ¥8,800〜(税込) |
外国車 | ¥16,500〜(税込) |
その他の鍵開け | 料金 |
ロッカー・金庫など | ¥8,800〜(税込) |
また、鍵作成料金は以下の通りです。
住宅の鍵作成 | 料金 |
刻みキー | ¥16,500~(税込) |
ハイセキュリティキー | ¥19,800~(税込) |
車の鍵作成 | 料金 |
国産車(刻みキー) | ¥16,500~(税込) |
国産車(ウェーブキー) | ¥33,000〜(税込) |
外国車(刻みキー) | ¥33,000〜(税込) |
外国車(ウェーブキー) | ¥55,000〜(税込) |
バイクの鍵作成 | 料金 |
国産 | ¥13,200〜(税込) |
国産マグロックキー | ¥22,000〜(税込) |
外国産 | ¥33,000〜(税込) |
外国車マグロックキー | ¥55,000〜(税込) |
その他の鍵作成 | 料金 |
ロッカー・金庫など | ¥16,500〜(税込) |
鍵をなくさないために
子鍵の紛失は誰にでもあることですが、ちょっとした工夫で子鍵をなくす可能性を下げることができます。
たとえば、子鍵をそのままの状態で持ち歩いていると、紛失する可能性が高くなってしまいます。
そのため、子鍵に簡単には外れないような大きなキーホルダーを付けたり、子鍵を落とした際に音の鳴る鈴などを子鍵に付けておくといった対策をすることで、落とし物として警察署や施設の総合案内に届けられるかもしれません。
さらに、Bluetooth機能やGPS機能が備わったスマートタグを取り付けることで、子鍵を紛失する可能性は一気に減るでしょう。
少しの対策をするだけでも、子鍵をなくしてしまう可能性を軽減させることができますので、その手間を惜しまないようにすることが大切です。
スペアキーは作成しておこう
余計な出費や時間を無駄にしないためにも、子鍵の予備がないときはあらかじめスペアキーを作成しておくことで、鍵紛失などのトラブルにも対処できます。
そして、スペアキーを普段から使用し、純正キーをなくさないようにしましょう。
スペアキーは車両を購入したお店やディーラーだと約1週間~2週間で作成可能、鍵屋に依頼すると最短即日で対応できます。
鍵作成や鍵交換ならキーレスキューサービス
もし子鍵をなくしてしまった場合は、キーレスキューサービスにお任せください。
8時から23時まで電話受付をしていますので、幅広い時間帯で対応可能になっています。
もちろん、施工は早朝や夜間でも可能ですので、緊急時でも対応できる可能性が高いです。
お見積もり後に追加請求するといったこともいたしません。
もちろん、お見積もりの費用も無料です。
最短即日対応で、豊富な知識と経験を持たスタッフがすぐに駆けつけます。
まずはお気軽にキーレスキューサービスまでご相談ください。