引っ越し先の古い鍵をディンプルキーに交換｜渋谷区元代々木町｜【出張鍵屋キーレスキューサービスの作業ブログ】

渋谷区の新しく入居予定のお家の玄関の鍵交換のご相談をいただきました。

現在はマンションのオートロックと一緒の鍵で開け閉めができる状態で、同じように使用できるものをご希望でしたが、MIWA製の廃盤になっている鍵穴が設置されており、新しく逆マスター使用での取り寄せが出来ない鍵穴でした。

防犯性がかなり低いタイプの鍵であることをご説明させていただき、ディンプルキーへ交換することになりました。

扉厚は35mm程で一般的だったのですが、鍵の部分だけ化粧板が設置されており、そこだけ扉厚が増しているためカラーの薄い鍵穴への交換が必要でした。

今回はMIWA社のLA用の鍵穴交換です。扉厚50~55mm用の鍵穴を使用しております。

今回みたいに化粧板などが設置されているケースがあり、その場合は扉厚が分厚い用の鍵穴でないと設置ができないケースがあります。

化粧板も扉の加工跡を隠すためや強度を上げるために設置されていることがほとんどなので、勝手に撤去することができないので注意が必要です。

まずは戸先側から錠ケースのトッププレートを取り外します。中の鍵穴とサムターンの高さに串が刺さっているので、小さいマイナスドライバーなどで引っかけて鍵穴側の上下2本の串を引き抜きます。

串が抜けると鍵穴が外れるので、新しい鍵穴をはめ込みながら、再度串を挿入して鍵穴を固定します。鍵穴がしっかり固定され串も奥まで刺すことができたらフロントパネルを戻して交換完了となります。

エントランスと1本化できなくて残念でしたが、防犯性がかなり低いことが分かったので、どちらにしろ別のタイプに交換できてよかったです。

しっかり説明が聞けたので安心して使用できます。

評価：5点

現在はMIWA製の刻みキーで縦穴のものは廃盤になっており、防犯性も低いので現在もご使用されている方は交換をご検討ください。