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ホームセンターの商品で玄関の鍵交換!失敗しない方法と費用相場を解説

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ホームセンターの商品で玄関の鍵交換!失敗しない方法と費用相場を解説

更新日:2024/04/15
ホームセンターの商品で鍵交換できる?

玄関の鍵交換を自分で行おうとするとき、どこでシリンダーや道具を揃えたらよいのでしょうか?

実は交換用の部品や必要な道具は、ホームセンターで揃えることが可能です。

しかし、家の鍵交換を行うには最低限知っておくべき鍵の知識があったり、鍵の種類(玄関引き戸や開き戸)によっては交換が難しいこともあります。また、自宅の玄関ドアに適合する鍵が売っていないこともあるので注意が必要です。

この記事では、ホームセンターで購入できる玄関ドアの鍵や鍵の交換方法、費用相場を紹介し、注意点や自分で交換する際のリスクなども解説いたします。

なお、自力での鍵交換に不安を感じるようでしたら、鍵屋に依頼するのがおすすめです。本記事の最後に、玄関の鍵交換を鍵屋へ依頼した際の料金相場について紹介していますので、参考にしてください。

鍵交換はホームセンターの商品で可能!

「カインズホーム」や「ビバホーム」などの大型ホームセンターでは、玄関の鍵として使えるさまざまなタイプの鍵を取り扱っています。ですが、どのように鍵を選べば良いのでしょうか?

ここからは、鍵を購入する際の選び方についてご紹介いたします。

目的に合わせて鍵を選ぶ

購入すべき鍵は『鍵を交換する目的』によって異なってきます。例えば、差し込む方の鍵(子鍵)を紛失してしまったり、防犯性を向上させたい場合は、シリンダーのみの交換が適切です。

閂やラッチの動きに不具合があったり、ドアノブごと取り換えるという場合は、シリンダー交換に加え、錠ケースの交換が必要になることがあります。

まずは「シリンダーのみの交換」なのか、「錠ケースも交換」するのかを考えましょう。

例外として、円筒錠やインテグラル錠のようなシリンダーとノブが一体型の場合、シリンダーのみの交換ができませんので、錠前ごとの交換になります。

防犯性に合わせて鍵を選ぶ

鍵は防犯性の高いものから防犯性の低い安価なものまでさまざまな種類があります。そのため、鍵を選ぶ際は、どの程度の防犯性能を求めるのかということも重要です。

1990年代後半に防犯性の低いディスクシリンダーを狙ったピッキング被害が急増しましたが、現在はピッキングや工具による破壊に強い鍵も多く出回っています。しかし、防犯性能が高くなるほど、鍵の本体価格も高額になります。

そのため、どの程度のセキュリティレベルを求めるのかをあらかじめ考えておくと良いでしょう。

知っておくべきシリンダーの種類

ホームセンターで鍵を購入しようとした際、鍵の種類が多すぎてどの鍵を選んだらいいのかわからないということもあるでしょう。ここからはシリンダー交換を前提に、防犯性能に優れた鍵をいくつかご紹介します。

美和ロック:U9シリンダー
美和ロック:U9シリンダー

美和ロック株式会社は、日本を代表する大手鍵メーカーです。U9シリンダーはディスクシリンダーの後続品として2000年初期から現在まで美和ロックの看板商品であり続けています。

タンブラー(※シリンダーの内筒の回転を阻む障害物)にピンではなく安価で大量生産が可能なディスクを採用しているため、お求めやすい価格での販売が実現しています。タンブラー数は9枚で、全てのタンブラーが揃わないと動かないロッキングバーを備え、ピッキングなどの不正解錠が困難なハイセキュリティシリンダーです。

美和ロック:PRシリンダー
美和ロック:PRシリンダー

PRシリンダーは、ディスクタンブラーのディンプル錠です。メインタンブラーとサイドタンブラーの2WAY構造になっており、タンブラー数も11列11枚に増えました。

全てのタンブラーが正しい位置に揃わないと解錠できないロッキングバーが引き続き採用されており、複雑な形状をしたアンチピッキングタンブラーと組み合わせてピッキングが大変困難なハイセキュリティーシリンダーです。

PRシリンダーはオプションでセキュリティ認定IDシステムを設定することができます。このシステムではシリンダーの持ち主であるという登録をした人以外が勝手に合鍵を複製できないため、合鍵の不正複製を防ぐことができます。

ドルマカバ社:カバエース
ドルマカバ社:カバエース

Kaba Ace(カバエース)は、お買い求めやすい価格でありながら利便性を追求したドルマカバ社のディンプルキーです。ピッキングに要する時間は、日本の防犯基準の最高レベルである10分以上と、防犯性にも優れており、キーキャップカラーも豊富な種類を取り揃えています。

美和ロックのPRシリンダーと違い、非登録制のシリンダーですが、そのぶん高セキュリティーのディンプル錠としてはコストパフォーマンスに優れています。

Goal:V-18シリンダー
Goal:V-18シリンダー

GOAL社は美和ロックに次いで2位の業界シェア率で、創業は美和ロックよりも31年前の1914年です。世界高水準のディンプルキーをはじめ、電子錠などの各種錠を提供しています。

V-18シリンダーは、高精度の18本のピンが生む120億通りの鍵違い数があり、安全性の高い製品だけが通過できる米国UL防犯認定試験やCP認定試験をクリアしているハイセキュリティーシリンダーです。

ピッキング以外にもドリル攻撃などの鍵穴壊しにも強く、防犯性が非常に高いことで有名です。

鍵違い数とは?

シリンダー内部のピンの数、位置、向きなどの組み合わせから製造することが可能な子鍵の数です。鍵違い数が多いほど防犯性が高くピッキングもされにくいと言えます。

日中製作所:SEPA HDS
日中製作所:SEPA HDS

SEPA HDS(HDH)シリンダーは老舗の堀商店と共同開発されたディンプルシリンダーで、シリンダー内部に特殊な鋼を埋め込むことで、ドリルなどを使用しシリンダーを破壊するドリル攻撃から守ります。

また、ピッキングに強いシリンダー錠しか認められないCP-C認定シリンダーでもあり、カム送り解錠対策のスペーサー用リングも付属します。

なお、上記以外にもホームセンターでは、鍵交換用のトステムやタキゲンの鍵を取り扱っている場合があります。

ホームセンターで鍵を購入した場合の費用相場

ホームセンターで販売している鍵の値段の目安は以下の通りです。

シリンダータイプ 価格
【防犯性:中】
ロータリーディスクシリンダー
約¥6,000~¥8,000
【防犯性:高】
ウェーブキー(ショウワWXシリンダーなど)
約¥10,000円~
【防犯性:高】
ディンプルキー
約¥10,000円~¥30,000

シリンダーですと、ディンプル錠がもっとも高くなります。また、シリンダー以外にもドアノブや錠ケースも購入する場合は、当然ながら費用もさらに高額になります。

シリンダー交換のみであれば、鍵の交換費用を安く済ませることができますし、失敗することが少ないです。

なお、玄関の鍵がツーロックの場合は、交換するシリンダーが2つ必要なので、当然費用も変わってきます。

鍵を扱っているホームセンター

鍵を扱っているホームセンター

玄関の鍵交換をされたい場合は、鍵商品を扱っている下記のようなホームセンターをご利用するのも一つの手段です。

  • カインズホーム
  • ビバホーム
  • ロイヤルホームセンター
  • コーナン
  • ナフコ
  • ホーマック ほか

玄関の鍵を交換する方法

ここからは、玄関の鍵(※ドアに掘り込まれているタイプのみ)を交換する方法について紹介します。

まず、ホームセンターで鍵を購入する前に、パーツのサイズを計測する必要があります。これらのサイズを間違えてしまうと、鍵交換が失敗してしまうのでご注意ください。

4つの場所を測定する

計測が必要な箇所は以下の4か所です。これらのサイズは部品選びの際に必要となるので、正確に行う必要があります。そのため、必ずメジャーやノギスなどで計測してください。

  1. ドアの厚み
    ドアの厚みを測る際は、飾りの部分は含めないポイントで、水平にして計測します。
  2. フロントプレートのサイズ
    フロントプレートとは、ドアの側面にある金属製プレートのことです。この部分の縦と横の長さを測ります。
  3. ビスピッチ
    ビスピッチとは、フロントプレートを固定している上下ビスの間隔のことです。フロントプレートを固定している上ビスの中心から下ビスの中心までの長さを測ります。
  4. バックセット(BS)
    バックセットとは、正面からシリンダーを見たときの、シリンダーの中心からドアの端までの長さのことです。

鍵交換に必要な道具

鍵交換を行うには、以下の道具が必要です。すべてホームセンターやネットショッピングなどで揃えることができます。

ドライバー(+と-)、ネジ外し剤、ビス用の箱
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 新しいシリンダー
  • ビスを入れる箱
  • ネジ外し剤

ドライバーはネジのサイズに合ったものが必要です。サイズが適合していれば、ダイソーなどの100円ショップで販売しているドライバーでも構いません。細かい部品を紛失しないように箱を用意しておくと良いでしょう。

鍵が古いものであれば、クレ5-56AZ610スーパーオイルなどの錆を取ってビスを外しやすくするものを用意しておくと、スムーズに交換を行えます。

鍵交換の手順

ここからは、玄関の鍵の交換手順について紹介します。購入したシリンダーに取扱説明書がある場合は、そちらの交換方法に従って行ってください。

また、作業をする際は、トラブルを防ぐために作業が終了するまで、必ずドアは開けたままにしておきましょう。

  1. メーカーや型番などが刻印されている扉側面のフロントプレートを外します。プレートは上下のビスで固定されているため、ドライバーでビスを緩めましょう。
  2. シリンダーを留めているピン(シリンダー側にあるピン)を抜きます。シリンダーが落ちないように手で押さえながら取り外しましょう。
  3. 準備した新しいシリンダーを取り付けたら先ほど抜いたピンを挿入し、固定します。
  4. 扉側面のフロントプレートを元通りに戻して、ビスを閉めます。
  5. 動作確認をして問題なければ作業完了です。

交換前と同じシリンダーを選ぶと失敗が少ない

「鍵を紛失してしまった」、「鍵が壊れた」という場合は、基本的に元々ついていた鍵と同じものを選ぶと失敗するリスクは少ないです。

鍵はさまざまな種類があるため、自宅のドアに適合していないものもあります。ドアの側面についているフロントプレートにメーカーと型番が記載されていますので、そちらを確認することで、今ついている鍵の型番を調べることが可能です。

自宅の玄関ドアに適合している鍵がわからない場合は、鍵屋に依頼することをおすすめします。交換作業に慣れているプロの鍵屋であれば、こちらの要望や事情に沿った最適な鍵を提案してくれます。

賃貸物件の場合は管理会社へ相談する

マンションやアパートなどの賃貸物件の鍵を交換する際は、必ず管理会社や大家さんに相談をして許可を得るようにしましょう。賃貸物件は持ち主から借りている建物であるため、勝手に鍵などの設備を交換することはできません。

無断で鍵交換をしてしまうと後々トラブルに発展してしまうこともあるため注意が必要です。

退去時に原状回復のため元に戻すよう求められることもありますので、古いシリンダーは廃棄せずに手元においておきましょう。

自分で鍵を購入して失敗するリスクは?

鍵交換は正しい鍵の選び方や交換方法がわかれば自力でも行うことができます。しかし、DIY初心者や鍵の知識が乏しい方が鍵を交換すると、さまざまなリスクを伴うことになるかもしれません。

ここからは、自分で鍵交換を行う際に注意しておきたいポイントについてご紹介します。

購入した商品は返品できない

鍵は防犯上の観点から、一度購入した商品は返品に応じてもらえません。購入者が合鍵を作成している可能性があるからです。そのため、商品の規格を間違えないように購入することが重要です。

ホームセンターを訪れる前に、メモをとるか、スマホで写真を撮るなどして、玄関ドアに合うメーカーと型番かどうかをしっかり確認しましょう。間違えたサイズや種類の鍵を購入してしまうと、二重の出費になってしまうので注意が必要です。

失敗すると余計な費用が発生する

玄関ドアの鍵むを自身で交換する場合は、パーツ代しかかからないため、鍵屋に交換を依頼するよりも大幅にコストカットすることができます。

しかし、失敗してドアを傷つけてしまった場合には修理費用がかかりますし、ビスなどの細かい部品を紛失した場合は作業に支障が出て、余計な出費が発生することもあります。

防犯性能が下がる恐れも

価格の低い鍵や古い鍵を購入すると、元々取り付けてあった鍵よりも防犯性能が低下してしまう恐れがあります。

店舗によっては廃番商品など古い錠前の在庫を持っているところもありますが、古いということはシリンダーもディスクシリンダーやピンシリンダーである可能性があり、防犯性能が今日のスタンダードに満たないこともあります。

確かに、今ドアについている錠前と同じものであれば交換も楽です。特に引戸錠やサムラッチ錠は外見的にも同じものの方が違和感なく交換できるでしょう。ただし、シリンダーの防犯性能に関してはよく調べておく必要があります。

防犯性能の低い鍵は、空き巣犯から見ても侵入しやすいとわかるので、大変危険なのです。

型番がわかったら、互換性のある鍵の中でも、できるだけ防犯性の高いものを選ぶようにしましょう。

ドアの破損

鍵交換が思うようにいかず、無理に引っ張って取り外そうとしたりすると、ドア自体が破損してしまうおそれがあります。

また、作業に夢中になり、気づかないうちにドアが閉まった状態で作業していると、鍵がかかりドアが開かなくなってしまう可能性があります。

玄関ドアの場合、ドアが壊れたままだと防犯上危険ですので気を付けましょう。

鍵を交換するなら鍵の専門業者へ依頼するのがおすすめ!

上記で紹介したリスクを知ったうえで、作業に不安を感じる方は、鍵専門の業者へ依頼するのがベストでしょう。また、素早く確実に、ハイセキュリティーの鍵を取り付けたいという方も鍵屋に相談するのがおすすめです。

以下で、鍵屋に依頼するメリット・デメリット、費用相場について紹介します。

鍵屋に依頼するメリット・デメリット

鍵交換を鍵屋に依頼するメリットは、なんといっても確実に鍵交換ができることでしょう。

鍵屋は鍵のプロであり、高い技術と知識で鍵交換や修理作業をスピーディーに行ってくれます。施工後もアフターフォローなどの保証がしっかりしていることも大きなメリットです。

また、自分で鍵交換をするとなると、ドアの計測や規格に合った商品選びも自分で行う必要がありますが、初心者の場合は商品選びで失敗することが多いです。鍵屋に依頼した場合は、それらの作業もすべて任せられるので安心です。

反対に、「自分で交換するよりも費用が高くなるということ」がデメリットとして挙げられます。どちらがいいか比較したうえで判断しましょう。

鍵屋に依頼した場合の費用相場

鍵屋に鍵交換を依頼した場合の費用は、業者によっては出張料金が追加されることもありますが、鍵の種類によって金額が大きく変動します。

基本的には防犯性の高い鍵であればあるほど鍵の本体価格も高額になります。

鍵屋に依頼した場合の費用相場を以下にまとめましたので参考にしてください。

鍵の種類 交換費用(作業費+部品代)
ピンシリンダー・ディスクシリンダー ¥15,000~¥25,000
ロータリーディスクシリンダー ¥20,000~¥35,000
ディンプルキー ¥25,000~¥45,000
インテグラル錠 ¥15,000~¥30,000

その他の追加料金などは各業者によって設定が異なるため、ホームページの料金表などをご確認ください。

防犯性の高い鍵の交換は鍵屋に依頼

玄関の鍵交換はホームセンターの商品を購入して自分で行うこともできます。しかし、ドアの寸法などを自分で計測し、適合する鍵を間違わずに購入することは、素人にとって想像以上に難しいことかもしれません。

時間をかけず確実に、防犯性の高い鍵を取り付けたい場合は鍵屋へ相談するのがベストでしょう。

自分での鍵交換はさまざまなリスクが伴うため、失敗を避けたい方はぜひ鍵屋へご相談ください。

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