鍵業者を選ぶときに口コミだけで決めると失敗する?信頼できる鍵屋の選び方を解説!
この記事でわかること
- 口コミを全て信じるのは危険な理由
- ぼったくり業者の特徴5選
- 費用が高額になるケース

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
鍵トラブルが起きたとき、多くの人が口コミを頼りに業者を探します。しかし、口コミだけに頼るのは注意が必要です。
評価が高い業者でも実際の対応や料金にギャップを感じるケースがあるため、信頼できる鍵業者を選ぶには、口コミを参考にしつつ、他の情報を総合的にチェックすることが大切です。
本記事では、口コミ以外のポイントで信頼できる鍵屋の選び方やぼったくり業者の特徴などについて解説します。
目次
口コミって絶対に信頼できる?

口コミは鍵業者を選ぶ際の参考になりますが、絶対的な信頼を置くにはリスクがあります。
例えばアフィリエイトサイトに掲載されている口コミは、必ずしも実際の利用者の生の声とは限りません。これらのサイトは、特定の業者を紹介することで収益を得る仕組みを持つため、信頼性が低い情報が含まれる場合があります。
利用者の実体験に基づいた内容というより、広告目的で作成された口コミが多く見受けられることもあります。こうした口コミを信用し過ぎると、実際のサービス内容や対応力が期待外れになるリスクがあります。
あくまで口コミは一つの判断材料とし、他の要素も冷静に評価することが大切です。
信頼できる鍵屋を選ぶおすすめポイント
信頼できる鍵屋はどのように選べばよいのか。鍵屋を選ぶときに見るべきポイントを紹介します。
明朗会計かどうか
信頼できる業者は、作業前に全ての金額を含めた見積りを提示し、料金の内訳について細かく説明してくれます。
この説明が不十分であったり、追加料金が発生する可能性を曖昧にする業者は注意が必要です。
業者によっては、見積もりを提示した後に追加請求を行うような鍵屋もあります。怪しい業者は、どうしてもこの部分を曖昧にしていますので、見積り後の請求がないことについてしっかりとホームページに記載されているかどうか確認しましょう。
見積費・出張費はかかるのか
見積りをとるには現場に出張する必要がありますが、その際に見積費・出張費がかかるのか確認しましょう。
いくら作業費を格安でできますと謳っていても、作業費とは別の出張費や見積費で料金をとり、結局総額の料金は高くつくことがあります。
出張費や見積費がかからない業者を選ぶことで、安心感が得られるだけでなく、無駄な出費を防ぐことにもつながります。
営業時間
24時間営業とはいわずとも、深夜や早朝にも対応していなければ、突発的なトラブルに対応することはできません。
鍵関連のトラブルは、多くが出かける直前か帰宅後の時間です。そのタイミングで鍵を使用することが多いので、トラブルが多くなりがちです。
保証があるか
なんらかの商品を買うときのように保証があれば嬉しいところですが、鍵に関しては殆どの業者で保証が付いていないことが多く、付いていたとしても有料であることが多いです。
保証が付いていれば追加費用なしで対応してもらえることが多いため、安心感が得られます。しっかりと保証体制が整っている鍵屋を選ぶことで、トラブル発生時にもスムーズな対応を受けることができます。
※ちなみに弊社キーレスキューサービスに関しては、鍵の交換・取り付けの全ての工事に1年間の工事保証と商品保証が無償で付いてきます。
余裕があれば施工事例もチェック
余裕があれば施工事例を確認するのが効果的です。過去にどのような案件を対応してきたのかを知ることで、業者の技術力や対応可能な範囲を具体的に把握できます。
特に鍵トラブルは鍵の種類や状況によって異なるため、自分のケースに近い事例が掲載されていれば信頼度が高まります。
施工事例を詳細に公開している鍵屋は、それだけ多くの人から依頼を受けているということなので、誠実なサービスが期待できます。
鍵屋のホームページなどで施工事例を公開していることが多いので、余裕があればチェックしてみましょう。
複数社に見積りをとるのもおすすめ!
このような鍵屋には注意

ここでは、依頼を控えておいた方がよい業者の特徴について解説します。
出張費や見積費を請求する
これは悪質というレベルではありませんが、出張費や見積費を請求する業者があります。中にはそれを隠して、後になって請求してくる業者もいるので注意が必要です。
出張費や見積費だけでも数千円になることがあるので、利用者にとってはデメリットが大きいです。
信頼できる業者であれば、出張費や見積費を無料としていることが多く、依頼者が安心して相談できる環境を整えています。
また、出張費や見積費がかかる場合でも、作業内容や料金内訳をしっかりと確認し、適正な金額であるかどうかを判断しましょう。
料金設定に透明性が欠ける業者に依頼すると、料金トラブルにつながる可能性があるため、慎重に選びましょう。
電話だけで料金を断言する
電話だけで料金を断言する鍵屋には注意が必要です。鍵の修理や交換作業は、現場の状況を確認しなければ正確な見積りを出すことが難しい場合が殆どです。
にもかかわらず、電話口で料金を断言してしまうような業者は信頼性が薄く、後から追加料金を請求される可能性が高いです。
信頼できる鍵屋であれば、現場を確認してから正確な見積りを提示して、依頼者の了承を得たうえで作業を進めます。
不安を煽って成約を急かす

「この金額で今すぐ決めないと対応できない」といった言葉で不安を与え、冷静な判断を妨げる業者は信頼性に欠ける場合が多いです。
急いで依頼させることで高額な料金を請求したり、不必要な作業を提案することを目的としている場合があります。
しっかりとこちらの立場に立ってくれる鍵屋こそ信頼できるので、こういった業者は依頼しない方が安全です。
費用が安すぎる
ホームページなどで極端に安い料金を掲げている業者は注意しましょう。
これらの業者は相場よりも安い作業代を掲げ、基本料や出張費・見積費などの追加費用を上乗せするケースが少なくありません。
一見すると安いように見えますが、総額は殆ど変わらないことが多いので、安さだけで鍵屋を選ぶのはあまりおすすめできません。
開かなければ無料
「開かなければ無料」という宣伝文句を掲げる鍵屋は、一見良心的なサービスに感じるかもしれませんが、注意が必要です。
鍵屋は基本的に鍵を壊さずに開けようとしますが、状況によってはできないときがあります。その場合無料になるのかというと、鍵を破壊して開ける(破錠)ことがあります。
破錠は通常の鍵開けよりも高額になるケースが殆どで、なおかつ新しい鍵に交換する必要があるので、費用は高額になります。
無料を強調して顧客を引きつける業者の中には技術力が十分ではない場合もあるので、注意しましょう。
ぼったくりかもと思ったら?
もしもぼったくり業者に依頼してしまったときの対処法について、作業前と作業後に分けて解説します。
作業前
まずは作業に入る前に提示された見積りが高額だと感じたときの対処法について解説します。
作業内容や費用の内訳を説明してもらう
具体的にどの作業にいくらかかるのか、出張費や見積費はいくらなのか、不必要なサービスが含まれていないかなど、費用の内訳を詳しく説明してもらいましょう。
鍵屋の説明に納得がいけば依頼すれば良いと思いますが、納得のいく説明が得られなかった場合は、次項で解説する相見積もりをとるかキャンセルしましょう。
相見積りをとる
他の業者にも見積りを依頼して金額を比較してみましょう。相見積りをとることで、各業者の料金やサービス内容を比較でき、適正価格かどうか判断しやすくなります。
同じ作業内容でも業者ごとに出張費や部品代が異なるケースがあります。また、業者によっては特別な割引キャンペーンなどを行っている場合もあります。
最低でも2~3社程度見積りをとることで、だいたいの相場の料金を把握することができるでしょう。
キャンセルする
作業を始める前に少しでも料金や対応に不安を感じた場合は、迷わずキャンセルしましょう。特に説明が曖昧だったり、料金が明確に提示されない場合は後々トラブルにつながる可能性が高いので、納得いかない状況で無理に進める必要はありません。
キャンセル料がかかる業者もあるので、こういった場合を想定してキャンセル料が無料の業者に依頼しておくのが無難です。
作業後
ここでは、作業完了後に料金に対して不満がある場合の対処法について解説します。
運営会社に連絡する
まずは業者の運営会社に連絡して、料金の内訳などについて説明を求めてみましょう。
作業時の見積書や領収書などを手元に用意しておくと、スムーズなやり取りが可能になります。
業者側が真摯に対応してくれ、納得のいく説明が得られれば問題ないですが、納得のいく回答や対応が得られない場合は、専門機関に相談してみましょう。
国民生活センターに相談する
運営会社が相手をしてくれなかったり、納得のいく説明が得られなかったときは、国民生活センターに相談してみましょう。
国民生活センターは、消費者トラブルの解決をサポートしてくれる機関で、WEBサイトにはサイトに記載の料金と実際に請求された料金が違う、などのトラブルが報告されています。
国民生活センターに相談して、具体的な解決方法を教えてもらいましょう。
クーリングオフ制度を活用する
クーリングオフ制度とは、契約を結んだ後でも消費者が一定期間内であれば契約を撤回できる制度のことです。
鍵業者が訪問販売の形式で契約書面を受け取った日から8日以内であれば、契約を解除することができます。
例えば見積りの段階では5,000円だった作業が、実際には50,000円を請求されたように、見積もりと支払金額に大きな差が生じている場合が該当する可能性があります。
一方で、見積もりが50,000円と提示され、実際の支払額も50,000円だった場合、この制度が適用されないことも考えられます。
不当な高額請求を受けたと感じた際は、自分だけで判断せず、早めに国民生活センターに相談してみることをおすすめします。
費用が高額になりやすいケースって何?
ぼったくりだと思っていても適正価格で高額になるケースがあります。ここで紹介するケースに当てはまる場合は、不当な高額請求の可能性は低いと考えてよいでしょう。
作業箇所が複数になっている場合

基本的に鍵屋のサイトに掲載されている料金は、1箇所の金額であることが殆どです。交換や修理箇所が複数の場合は、その分費用も上がります。
戸建て住宅で採用されることが多いプッシュプル錠は、上下に鍵がついている場合が多く、2箇所交換や修理する場合は費用も倍になります。
錠ケースごとの交換になっている場合

一般的に鍵屋が言及する鍵交換は「シリンダー交換」を指していることが殆どです。
シリンダーとは鍵穴のことで、通常の鍵交換ではシリンダーだけを交換する場合が多いですが、錠ケースごとの交換が必要になると、費用は上がります。
錠ケースとは、デッドボルト(閂)やラッチボルト(仮止め)を収めている機構のことで、錠ケースに不具合が起きると交換する必要があります。
電子錠の交換の場合

電子錠は、物理的な鍵と比べて製品そのものの価格が高い傾向があり、安くても20,000円以上することが殆どです。
また、物理的な鍵から電子錠に交換する際、取り付け部分の加工や調整が必要になると作業費が上がり、これが費用増加の一因となります。
業務用金庫や特殊金庫の場合
業務用金庫などは家庭用金庫と異なり、耐久性やセキュリティ性に優れた設計が施されており、特殊な技術や工具が必要となる場合があります。
そのため、作業にかかる時間が増え、それに比例してコストも上げる傾向にあります。
金庫はさまざまな種類があるので、問い合わせの段階で金庫の種類を伝え、概算見積りを出してもらうと金額をイメージしやすいかもしれません。
車の鍵トラブルの場合
車の鍵トラブルは、国産車か外国産車かによって費用が異なります。外国産車の鍵は、防犯性能が高い構造のため、解錠や修理がより困難になる場合があり、その分費用がかさむケースも少なくありません。
また、最近の車に採用されているイモビライザー付きの鍵は、高額になることが多く、場合によっては鍵屋でも対応できない可能性があります。
深夜早朝での依頼の場合
鍵トラブルを深夜や早朝に依頼すると、追加料金が発生することが殆どです。
多くの鍵業者は夜間や早朝に対応する場合、通常料金に加えて出張費や割増料金を設定しています。
深夜や早朝に鍵屋に依頼するときは、鍵を失くして自宅に入れないなどの理由で鍵開けを依頼することが多いと想像できます。
そんな緊急時であっても落ち着いて、依頼するときに追加料金がいくらくらいかかるのか確認しておくと良いでしょう。
鍵屋を選ぶときは複数社に見積りをとってから決めよう!
ここまで信頼できる鍵業者の選び方について解説してきましたが、鍵業者を選ぶ際は複数の業者に見積りをとってから依頼するのが確実です。
先述したように、ひとつの業者だけに依頼すると、適正な価格やサービス内容が見えにくくなる可能性があります。複数社から見積もりを集めることで、料金に差があることに気づけるため、不当な請求を防ぐことができます。
また、料金に加えてスタッフの接客態度なども見ておくと良いでしょう。どれだけ親身になって対応してくれるかも鍵業者を選ぶうえで大事な要素の一つです。
それらを考慮したうえで鍵屋を選べば、きっと信頼できる鍵屋に出会うことができるでしょう。













