スマートロックの電池切れで家に入れない!今すぐできる解決方法と予防策を解説!
この記事でわかること
- スマートロックが電池切れになったときの対処法
- スマートロックが電池切れになる前のサイン
- スマートロックの電池切れを防ぐ予防策

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
スマートロックは物理的な鍵を持ち歩く手間をなくし、スマートフォンやICカードで手軽にドアを開け閉めできる便利なアイテムです。
鍵の閉め忘れを防ぐオートロック機能や、離れた場所からの遠隔操作、入退室履歴の記録など、従来の鍵にはない多彩な機能を備えており、近年では一般家庭からオフィス・店舗まで幅広く普及しています。
しかし、便利な反面、電池で動くタイプの製品が多いため、電池切れによる締め出しトラブルが起こることがあります。「仕事から帰宅したら玄関が開かない」「急いでいるのにドアが反応しない」といった事態は、誰にでも起こりうるリスクです。
特に、スマートロックに使用されるCR123Aリチウム電池などの特殊な電池は、コンビニで手軽に入手しにくいこともあり、いざという時に焦ってしまう方も少なくありません。
そこで本記事では、スマートロックの電池切れが起きたときの具体的な対処法、電池切れになる前のサイン、そして日頃から実践できる予防策について詳しく解説します。いざというときに慌てないよう、ぜひ事前に確認しておきましょう。
目次
スマートロックが電池切れになったときの対処法

万が一、スマートロックの電池が切れて外から入れなくなってしまった場合、慌てずに以下の方法を試してみましょう。
製品の種類や設置状況によって使える方法が異なりますが、複数の対処法を知っておくことで、焦らず冷静に対応できます。
非常用電源を使う
多くのスマートロック製品には、電池が完全に切れてしまった場合に備えて、非常用の外部電源端子が搭載されています。最も代表的な方法が「9V電池を端子に接触させる方法」です。
ドアに取り付けられたスマートロックの下部や側面に9V電池の端子を当てることで、一時的に電力を供給してロックを作動させることができます。美和ロックのPiACKⅡ Smartシリーズや、EPIC(エピック)など多くの製品でこの機能が実装されており、突然の電池切れに対する有効な備えとなっています。
操作手順は比較的シンプルで、スマートロック本体の端子部分を確認し、9V電池の+極と−極を正しく接触させるだけです。
電力が供給されるとロックが一時的に作動するため、その間に解錠操作を行いましょう。ただし、あくまでも一時的な電力供給であるため、解錠後は速やかに電池を交換する必要があります。
また、外部電源供給用のUSBポートが搭載された製品であれば、モバイルバッテリーをUSBケーブルで接続するだけで一時的に電力を供給できます。
使い方は非常にシンプルで、ケーブルをスマートロックの非常用電源ポートに接続し、バッテリーを起動するだけです。普段からモバイルバッテリーを持ち歩いている方であれば、スマートフォンの充電用としても活用できるため、一石二鳥の備えになります。
物理キーを使う
スマートロックの電池が切れた際の最も確実な対処法の一つが、物理キーを使う方法です。SwitchBotロックやAkerunなど、多くのスマートロックはサムターン錠(つまみ式ロック)を覆うようにドアの内側から後付けするタイプです。
この構造上、鍵穴はそのまま残っているため、スマートロック設置前から使っていた物理キーを使えば、電池切れに関係なくドアを開けることができます。
重要なのは、物理キーをどこに保管しておくかという点です。物理キーを建物の中だけに保管していると、外出中の電池切れには対応できません。
外部の安全な場所、例えば鍵付きのキーボックスに入れて玄関近くに設置しておくか、信頼できる家族に預けておくなど、緊急時でもすぐにアクセスできる方法を事前に考えておきましょう。
また、出張や旅行など長期外出の際は、念のため元の物理キーも必ず携帯することを強くおすすめします。
なお、スマートロックを取り付ける際にシリンダー(鍵穴ごと)を交換していないタイプであれば、物理キーはそのまま使用できます。スマートロックの設置時に確認しておくと安心です。
モバイルバッテリーで開けられる場合も
スマートロック本体の電池ではなく、スマートフォン(操作端末)の電池切れが原因で解錠できないケースもあります。スマートロックはBluetoothを介してスマートフォンと通信するタイプが多いため、スマートフォンの電源が落ちてしまうと解錠操作ができなくなってしまいます。
この場合、モバイルバッテリーでスマートフォンを充電することで解決できます。
スマートフォンが復活したら、アプリを起動してBluetooth接続で解錠操作を行いましょう。また、一部の製品ではスマートフォンがなくてもWeb上の管理画面からログインすれば解錠できるものもあります。
友人のスマートフォンやパソコンが使える環境があれば、そこからログインして遠隔解錠を試みる方法も有効です。
さらに、一部のスマートロック製品には電池がほぼ切れかかった状態でも、わずかに残った電流を使って短時間だけ解錠できる「微電流解錠機能」が搭載されているものもあります。
SwitchBot Proなどがこれに対応しており、電池残量がほぼゼロになった状態でも約30秒間の解錠が可能とされています。このような製品を選ぶことも、万が一の際のリスク軽減につながります。
どうしても自力で解錠できない場合は、鍵屋に依頼する方法もありますが、費用が高額になるケースがあるため(実例として5万円以上の費用が発生したケースもあります)、まずは上記の方法を一通り試すことをおすすめします。
スマートロックが電池切れになる前のサイン

電池が突然切れてしまうように感じることがあるかもしれませんが、実はその前にいくつかの予兆や警告サインがあります。
スマートロックはさまざまな方法でユーザーに電池残量の低下を知らせてくれるため、これらのサインを見逃さないことが、トラブルを未然に防ぐ第一歩です。
電池残量の警告通知が表示される
多くのスマートロック製品では、電池残量がある一定のレベルを下回ると、専用アプリ上に警告が表示されます。
製品ごとに通知タイミングは異なりますが、例えばAkerunでは電池残量が40%を切るとアプリ上で通知が届き、SwitchBotロックでは残量20%を下回るとスマートフォンにプッシュ通知が自動送信されます。
SwitchBotロックの場合、電池残量20%の目安として、1日10回の解錠操作で約2週間程度は使用できるとされています。
つまり通知が来てからでも一定期間は使用できるため、通知が来たからといって即日入れなくなるわけではありませんが、その状態が長く続くと予期せぬタイミングで電池が切れてしまう可能性があります。
通知が届いたら、なるべく早めに電池を交換することを心がけましょう。
アプリ通知や警告音で知らせてくれる
電池残量が低下すると、アプリへのプッシュ通知だけでなく、スマートロック本体から警告音が鳴るケースもあります。
SwitchBotロックでは、電池残量が20%を切ると解錠のたびに15秒間「ピーピー」という警告音が鳴り、赤い表示ランプが点灯します。この警告音は設定で止めることができないため、日常生活の中でも気づきやすくなっています。
警告音が鳴り始めたら、これ以上放置すると電池が切れてしまう可能性が高いため、早急に電池を交換しましょう。
また、SwitchBotハブミニを併用することで、12時間ごとにリマインド通知を受信することができます。外出中や多忙な日々の中で通知を見逃してしまっても、定期的なリマインドによって電池交換のタイミングを把握しやすくなります。
スマートロックの製品によっては、アプリ画面上で電池残量をパーセンテージや棒グラフで視覚的に確認できるものもあります。定期的にアプリを開いて残量をチェックする習慣をつけておくと、いざというときに焦らずに済みます。
解錠動作が遅くなる・反応が鈍くなる
電池残量が低下してくると、スマートロックの動作そのものに変化が現れることがあります。具体的には、解錠・施錠の動作が遅くなったり、スマートフォンのアプリからの操作に対してロックの反応が鈍くなったりします。
これは、電力が不足してくることで電子回路の処理速度が低下し、正常な動作が維持できなくなってくるためです。
また、Wi-FiやBluetooth接続の安定性が低下し、アプリと本体の接続が不安定になるケースもあります。
「なんだかいつもより反応が遅いな」と感じたら、それは電池残量が低下しているサインかもしれません。このような変化を感じたら、すぐに電池残量をアプリで確認してみましょう。
早めに気づくことで、電池切れによる締め出しトラブルを事前に防ぐことができます。
スマートロックの電池切れを防ぐ予防策

電池切れによる締め出しは、日頃の習慣や準備次第で十分に防ぐことができます。以下の予防策をしっかりと実践して、スマートロックを安心して使い続けましょう。
電池残量が少なくなったら早めに交換する
電池残量の通知が届いたら、できるだけ早めに交換するのが基本です。「まだ使えるから」「後でいいか」と後回しにしているうちに、気づかないうちに電池が完全に切れてしまうことがよくあります。
特にスマートロックに使用されるCR123Aリチウム電池などは、一般的な乾電池と異なり家電量販店や大型スーパー、通販サイトなどで購入する必要があり、すぐに手に入らないことも珍しくありません。
通知が届いた段階ですぐに購入・交換できるよう、日頃から意識しておくことが大切です。
また、電池切れが早まる原因についても把握しておくと、適切なタイミングで対策が取れます。Wi-Fi信号が弱い場所への設置、極端な低温・高温環境での使用、使用頻度の高さ(1日100回以上の開閉など)、製品に合わない電池の使用などが主な原因として挙げられます。
こうした環境下では通常よりも電池の消耗が早まるため、より頻繁な残量確認と早めの交換が必要です。電池を交換する際は、必ずメーカーが推奨する種類の新品電池を使用しましょう。
古い電池や大容量・高出力の電池は接触不良の原因となり、最悪の場合スマートロック本体の故障につながることもあります。
定期的に電池残量を確認する習慣をつける
アプリの通知に頼るだけでなく、自分で定期的に電池残量を確認する習慣をつけることも重要な予防策です。
月に一度程度、専用アプリや本体のLED表示から残量をチェックするよう、カレンダーにメモを入れておくなど、忘れない工夫をするとよいでしょう。
また、季節の変わり目には特に注意が必要です。気温の変化によって電池の消耗ペースが変わることがあり、特に冬場の寒冷な環境では電池の性能が著しく低下し、予想より早く電池切れになるケースがあります。
春・夏・秋・冬と季節ごとの点検を取り入れることで、気候変動による電池消耗への対策が取れます。
オフィスや店舗などで複数のスマートロックを管理している場合は、チェックリストを作成してスタッフ全員で管理する仕組みを整えることも大切です。
キヅクモスマートロックのように、管理画面から複数台の電池残量を一括確認できる製品もあるため、そういったシステムを活用するのも有効な手段です。
予備電池を用意しておく
前述の通り、CR123Aリチウム電池はコンビニや一般的なスーパーでは入手しにくいことがあります。通知が届いてからすぐに対応できるよう、常に予備の電池を自宅や職場に備蓄しておくことをおすすめします。
製品の電池残量がなくなる前に交換できるよう、予備が手元にある状態を常に維持しておくと安心です。
充電式のCR123A電池を活用するという選択肢もあります。充電式電池を使えば、電池を使い捨てにする必要がなくなり、長期的なコスト削減にもつながります。
ただし、充電式電池を使用する場合はメーカーの推奨事項を事前に確認し、製品の動作に問題がないかチェックしておきましょう。
非常解錠の方法を事前に確認しておく
日頃から非常解錠の方法を確認しておくことも、重要な予防策のひとつです。電池切れが実際に起きてからマニュアルを読もうとしても、焦っていると操作を間違えることがあります。
あらかじめ自分が使用しているスマートロックの非常用電源端子の位置、9V電池の接触方法、アプリからの緊急解除手順などを把握しておきましょう。
物理キーは必ず建物の外の安全な場所に保管しておくことが大前提です。鍵付きのキーボックスをドアの近くや目立たない外壁に設置しておく方法は、賃貸物件でも実践しやすく、緊急時に確実に対応できます。
また、信頼できる家族や友人に予備の物理キーを預けておくことも有効な備えです。
スマートロックを新たに導入する際には、これらの非常解錠の方法を取扱説明書で確認するとともに、家族全員と共有しておくことをおすすめします。緊急時に備えた準備を万全に整えておくことで、スマートロックをより安心・安全に活用することができます。
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