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スマートロックのデメリットとは?最適な選び方を紹介

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スマートロックのデメリットとは?最適な選び方を紹介

更新日:2024/04/15
「スマートロック デメリット」のアイキャッチ画像

スマートロックは、物理的な鍵を使わずにドアを施解錠できるシステムです。鍵を紛失する心配はありませんし、利便性が高まりますが、いくつかデメリットがあるのも事実です。

本記事では、スマートロックのメリット・デメリットを紹介したうえで、自分に合ったスマートロックの最適な選び方を紹介します。

スマートロックの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

スマートロックとは?

スマホと家のイラスト

スマートロックとは、電動サムターンのことを指します。仕組みとしては、スマートフォンやリモコンなどの電子機器が、BluetoothWi-Fiなどの無線通信を介して錠本体に接続し、施解錠する仕組みです。

多くのスマートロックは、スマホの専用アプリから操作するタイプが多いですが、スマホを持たない人のために専用のリモコンキーを用意しているメーカーもあります。

電子錠の一種ですが、ドアに穴を開けたり、既存のシリンダー(鍵穴)を取り外したりする必要はなく、両面テープで簡単に取り付けられる手軽さやスマホで解錠できる利便性が魅力で、オフィスや一般家庭など幅広い場所で利用することができます。

CHECK

サムターン:ドアの室内側についているつまみのこと。

スマートロックのメリット

スマートロックには、スマホでドアを施解錠できること以外にもさまざまなメリットがあります。

ここでは、スマートロックのメリットについて詳しく解説します。

鍵の閉め忘れを防止できる

スマートロックにはオートロック(自動施錠)機能が備わっているため、ドアが閉まると同時に自動で施錠されるので、鍵の閉め忘れを防ぐことができます。

警察庁のデータによると、侵入窃盗の中で最も多い侵入手口が無締りで、戸建て住宅の場合、約半分が閉め忘れが原因で被害に遭っています。

このデータからわかる通り、オートロック機能によって閉め忘れを防ぐことができ、防犯性を高めることにもつながります。

CHECK

無締り:施錠されていない場所を探して侵入し金品などを盗むこと。

子鍵を紛失する心配がない

物理的な鍵

シリンダー錠であれば子鍵(鍵穴に差し込む方の鍵)を常に持ち歩き、紛失しないように管理する必要があり、施解錠するときはカバンや服のポケットから取り出して鍵穴に挿す必要がありました。

子鍵を失くしてしまうと自宅に入れなくなるのは勿論のこと、失くした子鍵が悪意のある第三者の手に渡ってしまうと、自宅に侵入されるおそれがあります。

このような危険な状態を避けるためには、鍵穴ごと交換する必要があります。

一方、スマートロックは、スマホが子鍵の代わりになるため、今までのように管理する必要もなく、紛失の心配もありません。

遠隔で操作できる

スマホで遠隔操作

外出時に鍵をうっかり閉め忘れても、スマートロックがWi-Fiに接続していれば、スマホから遠隔操作で施解錠が可能です。

現在市場で見かけるスマートロックの多くは、別売りの「ハブ」という機器を通してWi-Fiに接続します。

スマホで簡単に合鍵を作成できる

これまでは合鍵というと、ホームセンターや鍵屋に依頼して作ってもらうことが多かったと思いますが、スマートロックは専用アプリから一定の時間になると効力が切れるワンタイムパスワードを発行することができます。

すぐに作成することができるため、友人が来るとき一時的な来客などの場面で役立つでしょう。

有効期限を設定することができますし、権限の解除はアプリからいつでも変更可能なので、不要になった合鍵を悪用されることはありません。

ハンズフリーで楽に解錠できる

スマートロックには、事前にアプリで設定しておくだけで、スマホを取り出さなくても、ドアに近づくだけで解錠できるハンズフリータイプも存在します。

「ハンズフリー」とはもともと「両手を自由に使える」などの意味を表す言葉で、これが転じて「鍵を取り出すために手を使わずに済む」という意味合いで「手ぶら解錠機能」と訳されることもあります。

両手に荷物を持っていたり、急いでいるときでも、わざわざスマホを取り出す手間がかからないので、とても便利な機能です。

従来のシリンダー錠では、子鍵を差し込んだり、電子錠でも暗証番号を入力したりカードキーをかざしたりなど、解錠するには手動の操作が必要でしたが、ハンズフリー機能はそういった動作が必要ありません。

この利便性の高さに魅了されて、導入を検討される方も多くいるでしょう。

施解錠の履歴がわかる

スマートロックで施解錠した履歴はアプリに記録され、Wi-Fi接続があればスマホでいつでも確認することが可能です。

自宅を出たあとに、鍵を閉めたかどうか不安になった経験は誰しもあると思います。そんなときに、自宅にまた戻って念のため確認する、といったことは必要なく、スマホから施錠状態をすぐに確認できます。

また、最新の施解錠の状況を確認できるため、仕事場などから家族の帰宅状況を把握することができます。

スマートロックのデメリット

ここまでスマートロックの利便性の高さが優れた点をいくつか紹介してきましたが、デメリットも少なからず存在します。

以下でデメリットについて詳しく解説します。

ドアの形状によって設置できない場合も

スマートロックは、全てのドアに設置できるとは限りません。タイプによっては、サムターンの形状種類中心からドア枠までの距離周囲に十分なスペースがあるかなど、さまざまな条件をクリアしないと取り付けが困難なものがあります。

また、引き戸やシリンダーとノブが一体型になったタイプには、対応していないものもあるため注意が必要です。

スマートロックを販売している殆どのメーカーのホームページには、自宅のドアに取り付け可能か診断できるページがあるので、スマートロックを購入する際は、そちらを利用すると良いでしょう。

本体の電池・スマホの充電が切れると解錠できない

充電が切れたスマホ

スマートロックは子鍵を持つ必要がない利点がありますが、スマホの充電錠の電池が切れてしまうと解錠できなくなる可能性があります。

殆どのスマートロックには、電池の残量が少なくなるとアプリに通知が届くため、電池交換のタイミングを逃さないようにしましょう。

また、電池切れが起きた場合、9V形乾電池を本体の指定の部分に押し当てることで緊急解錠できるタイプもあります。

締め出しに遭うリスクがある

多くのスマートロックにはオートロック機能が備わっているため、自宅にスマホを置き忘れると締め出しに遭う可能性があります。特にゴミ出しや近くのコンビニに行くといったちょっとした外出の際に、締め出されてしまうことが多いようです。

こういったリスクを回避するためにも、メーカーは子鍵を非常用の鍵として持ち歩くことを推奨しています。スマートロックはドアの室内側のサムターンに取り付けるため、鍵穴はそのまま残っています。

従来どおり、子鍵を差し込めば解錠することが可能です。

また、スマホや子鍵が手元にない場合は、他の端末で専用アプリをダウンロードして、自身のアカウントにログインできれば解錠できるタイプもあります。

ハッキングされる可能性がある

セキュリティ

スマートロックは、Bluetoothやインターネットなどの無線通信を介しているため、ハッキングされる可能性がないとは言い切れません。

ただ、どこのメーカーも独自のハッキング対策を講じているので、簡単にハッキングされることはないでしょう。

どうしても不安に感じる方は、スマートロックを選ぶ際に、どんなハッキング対策がされているか確認しておくと良いでしょう。

操作のタイムラグがストレスになることも

スマホを操作して解錠の指令がスマートロックに届くまでのタイムラグにストレスを感じる方もいるかもしれません。

スマートロックはBluetoothの規格の一部であるBLE(Bluetooth Low Energy)という通信方式で施解錠をおこないます。

BLEは、一般的なBluetoothよりも消費電力が少ないため、電池交換の頻度を抑えることができます。

ただ、BLEは2.4GHz帯の電波を使うため、他の電子機器などと電波干渉を起こす可能性があります。電波干渉も反応が遅いタイムラグが長い、といったトラブルの原因となることがあります。

両面テープの粘着力が落ちると落下のおそれがある

両面テープでドアに貼り付けるタイプのスマートロックは、工事不要で簡単に取り付けることができます。

手軽に取り付けが可能で、塗装の剥がれやシール跡などに注意すれば、簡単に元の状態に戻すことができるため、原状回復の義務がある賃貸マンションなどでは導入しやすいと言えます。

ただ、長年の使用による経年劣化や結露などで両面テープの粘着力が落ちると、本体が落下してしまうこともあるため、注意が必要です。

最適なスマートロックの選び方

ここまで、スマートロックのメリット・デメリットについて紹介してきました。スマートロックにはさまざまな種類があり、メーカーによって採用している機能が異なります。

ここでは、主なメーカーのスマートロックの機能価格について紹介します。

※価格は2023年12月時点の各メーカーの公式HPを参照しています。

SADIOT LOCK2

サディオロック2
ミネベア・ショウワ 公式HPより
価格 ¥13,200(税込)
ハンズフリー
合鍵作成
Wi-Fi接続 SADIOT LOCK Hubが必要
音声認識機能 SADIOT LOCK Hubが必要
Apple Watch

スマートロックの中で唯一セキュリティチップを搭載し、通信を暗号化しているため、ハッキングされても情報を盗まれない仕組みになっています。

さらに、通信時のなりすまし防止対策をとっているため、セキュリティ面に関して安心できる製品です。

また、スマホを持っていない小さな子供や高齢者のために、専用のリモコンキーも販売されています。開ける・閉めるボタンのみのシンプルなボタン操作で、万が一紛失してしまっても、専用アプリからいつでも削除することができます。

Qrio Lock

キュリオロック
Qrio 公式HPより
価格 ¥25,300(税込)
ハンズフリー
合鍵作成
Wi-Fi接続 Qrio Hubが必要
音声認識機能 Qrio Hubが必要
Apple Watch

シンプルな形状で生活に馴染むことを追求し、鍵の操作性解錠速度にこだわった製品です。

小さな子供でも使える専用のリモコンキーは、ハンズフリー機能を採用したタイプも販売されています。

また、ちょっとした外出の際の締め出しを防ぐため、簡単な操作でオートロック機能を一時的に止めることもできます。

SwitchBot ロック

スウィッチボットロック
SwitchBot 公式HPより
価格 ¥11,980(税込)
ハンズフリー ×
合鍵作成
Wi-Fi接続 SwitchBotハブミニが必要
音声認識機能 SwitchBotハブミニが必要
Apple Watch

3つのサイズのサムターンホルダーと設置高度が調整可能な土台を組み合わせ、さまざまな鍵の形状に対応しているため、サムターンが合わず設置できない、という心配はありません。

SwitchBotハブミニを使って照明やエアコンなどの他のSwitchBotシリーズ製品と連携させることで、帰宅時にドアを解錠したと同時に照明やエアコンが作動するように設定することもできます。

bitlock mini

ビットロックミニ
bitkey 公式HPより
価格 ¥550 / 月(税込)、¥5,980 / 年(税込)
ハンズフリー
合鍵作成
Wi-Fi接続 bitlinkが必要
音声認識機能 ×
Apple Watch

こちらは、月々550円の支払いまたは年間5,980円の支払いで利用できるサブスクリプション型のスマートロックです。

少額から導入でき、365日カスタマーサポートなどの購入後の安心保証もあるため、初めてスマートロックを導入する方におすすめです。

※月額プランは10ヵ月以内に解約すると手数料が発生しますのでご注意ください。

DTRS Ⅲ smart

DTRS-Ⅲ-smart
美和ロック 公式HPより
価格 ¥86,295(税込)
ハンズフリー
合鍵作成
Wi-Fi接続
音声認識機能 ×
Apple Watch ×

錠前の生産・販売で日本最大のシェア率を誇る鍵メーカーの美和ロックが販売しているスマートロックです。

室内側のサムターンに両面テープで本体を貼り付けるタイプとは違い、室内側・室外側それぞれにユニットを取り付けて設置していく独特の組立方法があるため、錠前の取り外しなどの簡単な作業が必要です。

美和ロックのスマートロックは防犯対策に力を入れています。美和ロックの全てのスマートロックには、サムターン回し対策として、上下にあるスイッチを押しながらでないと回らない防犯サムターンが採用されています。

さらに、ピッキングやサムターン回し対策として、一方のスマートロックを解錠してから20秒以内にもう一方のスマートロックが解錠されない場合、自動的に施錠状態に戻る「施錠復帰機能」を採用しています。

室内ユニット・室外ユニットともに通常のスマートロックより大きい部品になりますので、既存のシリンダー周りに十分なスペースを確保する必要があります。

CHECK

サムターン回し:室内側にあるサムターンを室外側から何らかの方法で操作して開錠し、侵入する侵入犯の手口の一つ。

SESAME 5 Pro

SESAME 5 Pro
セサミ 公式HPより
価格 ¥7,678(税込)
ハンズフリー
合鍵作成
Wi-Fi接続 WiFiモジュールが必要
音声認識機能 WiFiモジュールが必要
Apple Watch

スリムなボディで、幅の狭いドアにも取り付けることが可能です。耐久性に優れており、1日200回の開け閉めを行っても、10年以上使い続けることができると言われています。

また、自宅のサムターンが付属品で対応していなくても、メーカーに問い合わせれば、サムターンに合う特殊アダプターを3Dプリンターで別途作成してもらうことが可能です。

価格はなるべく抑えて、オートロック機能やハンズフリーなどの必要最低限の機能で十分、といった方におすすめと言えます。

スマートロックの取り付けはキーレスキューサービスにお任せ!

スマートロックを選ぶ際は、メリット・デメリットを把握し、さまざまなメーカーの製品を比較したうえで、自宅環境に合うものを選ぶことが大切です。

スマートロックは、両面テープなどで手軽に取り付けられる一方、両面テープがドアの素材と合わなかったり、サムターンの形状がスマートロックに対応しておらず取り付けができないこともあります。

スマートロックの取り付けに不安を感じている場合は、鍵屋「キーレスキューサービス」にお任せください。

鍵屋のキーレスキューサービスでは、プロのスタッフが取り付けは勿論のこと、お客様ひとりひとりのご要望に沿った最適なご提案をいたします。スマートロックに対応していない錠前から対応している錠前へ交換したり、錠前がついていないドアにスマートロック対応の錠前を新規で取り付けたりといった作業も承っております。

キーレスキューサービスは、年中無休出張費・見積費0円でお客様の元に駆けつけます。

スマートロックに関するお悩みやご相談などに関しても、キーレスキューサービスにお気軽にお問い合わせください。

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