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窓ガラスを空き巣から守る防犯対策!ガラス交換不要でできる対策も紹介

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窓ガラスを空き巣から守る防犯対策!ガラス交換不要でできる対策も紹介

更新日:2024/04/15
窓ガラスの防犯対策

窓についている鍵(クレセント錠)は、実は簡単に開けられてしまうということをご存知でしょうか?

窓は空き巣などの侵入窃盗犯の侵入口として最も狙われる場所のひとつです。そのため、十分な防犯対策が必要です。

とはいえ、「対策といっても何をしたら良いの?」と困ってしまいますよね。

そこでこの記事では、窓ガラスを空き巣から守る防犯対策を紹介します。ガラス交換不要で手軽にできる方法もあるので、ぜひ参考にしてください。

空き巣の侵入は窓からが5割

住宅の形態 1位 2位 3位
一戸建て住宅 表出入口 非常口
共同住宅(3階建以下) 表出入口 非常口
共同住宅(4階建以下) 表出入口 非常口

空き巣の侵入経路は「窓から」が戸建住宅では50%以上マンションなどの共同住宅でも3階以下では40%以上と高い割合です。したがって、マンションの1階に住んでいる人はもちろん、2階以上に住んでいる人も窓の防犯対策を強化することが重要です。

また、3階以上でも最上階だと屋上から侵入されるというケースもあるため、油断はできません。また、高層階は窓からの侵入が難しい反面、玄関からの侵入の割合が高いという点にも注意が必要です。

窓からの侵入手口

割れた窓ガラス

空き巣が窓から侵入する手口には主に以下のような手法があります。

こじ破り

こじ破りとは、窓ガラスと窓枠の間にマイナスドライバーなどを打ち込んで窓ガラスを割る手法です。割れた穴から手などを差し入れ、窓のクレセント錠を解錠して侵入します。

窓全体を破壊するわけではないのでそれほど大きな音が出ず、対策をしていないと短時間で簡単に窓を破られてしまいます

焼き破り

焼き破りとは、窓ガラスをライターやバーナーなどで加熱することで、窓を膨張させて破壊する手法です。熱したガラスに水などをかけて急激に冷却することで、温度差で簡単にガラスが割れてしまいます。

特別な道具なども必要なく、破壊時の音も小さいため、多く使われている手法の1つです

打ち破り

打ち破りとは、バールやハンマーなどで力任せに窓を破壊する方法です。破壊の際には大きな音が発生しますが、難しい技術が不要で手っ取り早いため、対策をしていないと簡単に破壊されてしまいます

クレセント錠に施錠機能はほとんどない

窓の鍵

クレセント錠とは、窓枠に取り付けられている半月状の金具で、つまみを回転させて引っ掛けることで窓を固定します。

このクレセント錠を「鍵」と捉えている人が多いかと思いますが、実はクレセント錠の本来の役割は、窓のサッシとサッシの密閉度を高めて、防音性や気密性を確保することにあります

つまり、もともと鍵としてつけられているわけではないため、防犯性は高くないのです

そのため、窓の周囲を破壊してクレセント錠を解錠するという手口が後を絶ちません。

こうした被害を防ぐには、ロック付きのクレセント錠に変えたり、補助錠を取りつけるなど、適切な防犯対策が必要です。

窓ガラスを空き巣から守る防犯対策8選

防犯対策

(財)都市防犯研究センターの資料によると、侵入に5分以上時間がかかると70%の犯人が侵入を諦めるとされています

つまり、窓ガラスの防犯対策を強化して侵入に時間をかけさせることで、空き巣のリスクを効果的に抑えられるということです

ここからは、窓ガラスを空き巣から守る防犯対策を8つ紹介します。

1つの防犯対策だけで窓からの空き巣の侵入を完全に防ぐことは難しく、複数の対策を組み合わせることでより効果的な防犯対策につながります

窓を施錠する

シンプルですが非常に重要な防犯対策です。

空き巣の侵入手口で最も多いのが「無締り」、つまり鍵を締めていないことによる侵入です

玄関ドアの施錠はもちろんですが、外出時や就寝時などは窓の鍵も必ず閉めるように習慣をつけましょう。

防犯フィルムを貼る

防犯フィルムとは、窓ガラスに貼ることで破壊耐性を高め、侵入を防止するための防犯対策フィルムです。

防犯フィルムを貼った窓ガラスは金属バットなどで力いっぱい叩いてもヒビが入るだけでなかなか割れず、破壊には大きな音が出る上に時間がかかるため、犯人を諦めさせる効果が期待できます。

ホームセンターなどで購入して自分で貼り付けることもできますが、防犯性を確保するためには正しく圧着する高度な技術がいるため、プロの業者に依頼することをおすすめします

なお、防犯フィルムを施工する際には、ガラス面に吹き付ける施工液が完全に乾燥するまでに、約1ヶ月程度(冬場は3ヶ月程度)養生期間が必要です。この期間中は、十分な防犯効果が発揮されないので注意しましょう。

防犯ガラスに変える

防犯ガラスとは、ガラスとガラスの間に樹脂性の中間膜を圧着することで、耐貫通性能を高めた合わせガラスです。

防犯フィルム同様、叩いてもヒビが入るだけでなかなか割れないため、防犯対策として効果的です。割れたガラスが飛び散らないことから、台風などの災害時には防災対策としても有効です。

防犯ガラスに交換する際は「CP(シーピー)マーク」が入ったガラスを選びましょう。

CPマークとは、「侵入手口に対して5分以上耐える防犯性」をクリアするものだけに使用が許されているマークです。

ただし、近年の強盗事件には、住人と鉢合わせしても暴力でねじ伏せて、負傷させたり死亡させたりして金品を盗むものもあります。、窓ガラスの防犯対策だけでは限界がありますので、CPマークに安心せず、その他の防犯対策(ドアホンを設置する、門扉の鍵も施錠するようにする、パターンのわかりやすい生活は変えるなど)とも組み合わせてより確実な防犯対策を行いましょう。

面格子をつける

面格子

面格子とは、窓の外側に取り付けられる金属製の格子で、ガラスが破られたとしても頑丈な格子が犯人の窓からの侵入を防ぎます。

換気のために窓を開けていることが多い浴室やトイレ、洗面所などに適しています。

ただし、面格子には「窓の掃除がしづらくなる」「いざというときの避難路として使えなくなる」「景観を損ねてしまう」などのデメリットもあるため、設置する場所はよく検討する必要があります。下見を行う空き巣には、面格子は取り外し方がわかればあまり脅威ではないため、やはり他の防犯対策と併用することが重要です。

窓に補助錠をつける

窓の補助錠

補助錠とは、防犯性を高めるためにドアや窓の主鍵に追加して取り付ける鍵です。

補助錠をつけることで、窓ガラスが破られてクレセント錠を開けられても、さらにもう一つ鍵を解錠しなくてはならず、時間がかかるため犯人を諦めさせる効果があります。

窓の外から見ても視覚的に「もう一つ鍵がついている」ということがわかるので、侵入の意欲を削ぐ防犯効果も期待できるでしょう

補助錠は工事不要で手軽に設置できるタイプのものもあるため、賃貸住宅でも簡単にできる対策です。

ロック機能付きクレセント錠に変える

通常のクレセント錠に防犯性はほとんどありませんが、ロック機能を備えて防犯性を高めたクレセント錠も存在します。そのような鍵に交換することで、窓の防犯性を高められます。

クレセント錠の交換はDIYでも可能ですが、サッシが裏板タイプであれば、裏板がサッシ内に落ちて取り付けができなくなるリスクもあるため、鍵屋へ依頼するのがおすすめです。

防犯性能を高めたクレセント錠の種類には以下のようなものがあります。

ボタン錠付きクレセント
YKKap WEBカタログより

ボタン錠付きクレセントは、ロックボタンが付いているクレセント錠です。

ロックボタンを押さないと取っ手を回せないため、ガラスの一部を破って取っ手を回そうと思っても難しく、解錠する難易度を高められます。

鍵付きクレセント
YKKap WEBカタログより

鍵付きクレセントはその名の通りクレセント錠に鍵をかけてロックすることができます。

鍵を差し込んで解錠しないと取っ手を回せないため、窓を破ってクレセント錠を回そうと思っても回せません。

ただし、鍵を紛失すると窓が開けられなくなるため、鍵を管理する手間がかかるというデメリットがあります。

ダイヤル錠付きクレセント
ダイヤル式クレセント

ダイヤル錠付きクレセントは、ダイヤル式の錠がついており、番号を合わせないと取っ手を回せないタイプのクレセント錠です。

鍵付きクレセントのように鍵を管理する必要がなく便利ですが、番号を忘れてしまうと開けられなくなるので注意が必要です。

シャッターを設置する

窓にシャッターを設置することで、窓からの侵入を防いでくれます。

シャッターは強度が高く、視覚的にも犯人に侵入を諦めさせる効果が期待できるでしょう

また、台風や地震などの災害時にも窓ガラスを守ることができ、防災面でも優れているといえます。

ただし、設置費用が高く、見た目も重厚になってしまうというデメリットもあります。

また、シャッターが閉まっていると家が留守なのがわかってしまうため、玄関ドアなどへの防犯対策も忘れずに行うことが重要です。

人感センサーライトを付ける

人感センサーライトは人の動きを感知して点灯するライトです。

窓から侵入者が侵入しようとすると、センサーが反応してライトが点灯するため、侵入者は不意を突かれて逃げ出す可能性があります。

ただし、人感センサーライトは設置場所やセンサーの感度によっては、誤動作を起こすことがあるため、設置場所や設定には注意が必要です。

引き戸のガラス破りにも対策が必要

ガラスを破られた引き戸

引き戸とは、左右にスライドして開閉するタイプのドアです。

採光性を確保するためにドアに大きくガラスを採用している場合が多く、引き戸のガラス破りに対しても対策が必要です。

引き戸のガラス破り対策には以下のようなものがあります。

補助錠を設置する

引き戸用補助錠
ヒナカ WEBカタログより

ガラス破りでは鍵付近のガラスを破壊し、そこから手などを入れて直接室内側のサムターン(鍵のつまみ)を回し、解錠されます。

そのため、ドアの上下などサムターンから離れた位置に補助錠を設置することで、サムターンを回されてもドアを開けられず、侵入を防げます。

脱着式のサムターンを使う

美和ロック WEBカタログより

脱着式サムターンとは、サムターン部分を必要に応じて脱着できるタイプのサムターンです。

施錠後にサムターンを取り外しておくことで、ガラスを破って手を差し入れられても、回すべきサムターンがないため開けることができません。

空き巣に狙われやすい窓の特徴

空き巣が窓ガラスを割ろうとしている

空き巣に狙われやすい窓には以下のようなものがあります。

無施錠の窓

防犯性の高い鍵がついていたとしても、施錠していなければ意味がありません。

少しの間なら大丈夫だろうということで窓に鍵をかけずに外出をすると、そのわずかな時間で空き巣に入られるケースもあります。

普段から窓の鍵は閉めるよう習慣づけましょう。

見通しが悪い窓

高い塀で覆われていたり、植木や物置などで、見通しが悪い窓は注意が必要です。近隣住人の目を盗んで窓を破る作業を行いやすく、ターゲットにされる恐れがあります。

取り除けるものはなるべく取り除き、どうしても難しい場合は人感センサーや防犯カメラを設置するなどの対策をしましょう。

ベランダの窓

ベランダは周囲からの視線が届かず、手すりやフェンスが高い場合にはしゃがんでいるだけで完全に死角になってしまうことがあります。

そのため、空き巣犯にとっては狙いやすい侵入口とされており、十分な対策が必要です。

トイレや風呂場の窓

トイレや風呂場の窓は換気目的で開けっ放しにされていることが多く、うっかり閉め忘れて外出し、そこから侵入されるというケースも発生しています。

トイレや風呂場の窓は小さいので油断しがちですが、小さくても侵入される可能性はあるので、忘れずに閉めるようにしましょう。

窓ガラスの鍵を交換するなら鍵屋に任せるのがおすすめ

ここまで窓ガラスを空き巣から守る防犯対策を紹介しました。

窓についているクレセント錠はそのままでは簡単に開けられてしまいます。

しっかり防犯対策をして、空き巣の被害を防ぎましょう。

クレセント錠を防犯性の高い鍵へ交換するなら、鍵の専門業者である鍵屋へ依頼するのがおすすめです

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