マンションの防犯対策を徹底解説!玄関・窓・ベランダの防犯性を高める対策
この記事でわかること
- マンションで狙われやすい侵入経路
- 侵入されやすいマンションの特徴
- 侵入犯が避けるマンションの特徴
- マンションで効果的な防犯対策
- 一人暮らしでもできる簡単な防犯対策

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
マンションは戸建て住宅と比べて防犯性が高いと思われがちですが、実際には多くの侵入事件が発生しています。
警視庁のデータによると、4階以上の中高層住宅における強盗の発生割合は28.1%にも上り、飲食店やコンビニエンスストアよりも高い数値です。
さらに侵入窃盗の60%が無施錠による侵入であることから、オートロックや防犯カメラがあっても油断は禁物です。
本記事では、マンションで狙われやすい侵入経路と、侵入されやすいマンションの特徴について解説します。
目次
マンションで狙われやすい侵入経路とは?

玄関の弱点
警察庁の統計によると、侵入窃盗における侵入経路として最も多いのは「表出入口」で、全体の52.4%を占めています。空き巣が玄関から侵入する際の主な手口は、ピッキング、サムターン回し、カム送り解錠などです。サムターン回しとは、ドアポストやドアスコープの隙間から工具を差し込み、ドアの内側にあるつまみを回して解錠する手口です。
しかし、最も深刻な問題は「無施錠」です。警察庁のデータによると、空き巣では4,145件、忍込みでは2,911件が無施錠による侵入で、他の手口と比べて圧倒的に多い数字となっています。「ちょっとゴミ出し」「郵便物を取りに行く」といった短時間の外出でも、無施錠のまま出かけてしまうケースが多く、そのわずかな隙が侵入者にとって絶好のチャンスとなります。
ベランダ・窓からの侵入が多い理由
玄関に次いで侵入経路として多いのが「窓(バルコニー)からの侵入」です。警察庁の統計では、共同住宅の窓からの侵入は、4階建以上が4件に対し、3階建以下になると17件に増加しており、低層階ほど窓からの侵入リスクが高いことがわかります。
多くの人は「マンションは背の高い建物だから、窓から侵入されることはない」と考えがちですが、これは大きな誤解です。中高層階でも、「下がり蜘蛛」という手口で屋上からロープを垂らしてバルコニーへ降りる、隣接するごみ置き場の屋根からバルコニーへ飛び乗るなど、巧妙な侵入手口が確認されています。
窓からの侵入が多い理由の一つは、住民の防犯意識の低さです。特に高層階に住んでいる場合、「ここまで侵入されることはないだろう」という油断から、窓の施錠を怠ってしまうケースが少なくありません。また、ベランダに観葉植物や大型のガーデンファニチャーなどを置いている場合、外部からの死角スペースが増え、ガラス破りなどの侵入作業をしていても身を隠しやすくなります。
侵入されやすいマンションの特徴

低層階や角部屋は外部から狙われやすい
警察庁の統計によると、階数が低いほど侵入窃盗の認知件数が多く、4階建以上の共同住宅よりも3階建以下の共同住宅の方が被害に遭いやすいことがわかっています。特に1階は、玄関ドアだけでなく窓からも容易に侵入が可能で、逃走時にもエレベーターや階段を使わずに出口までの経路が短いため、空き巣にとって最も狙いやすい階層です。角部屋は2方向に窓やベランダがあるため侵入経路が多く、隣接する住戸が少ないため不審な行動が発覚しにくいという特徴があります。
共用スペースの死角が多い
マンションの裏口や非常階段、駐車場やエントランスの死角が多い物件は、空き巣に狙われやすい傾向があります。マンションが細い路地や袋小路に面している場合、空き巣が下見や侵入をしやすく、高い塀や植え込みで敷地が囲まれている場合は、犯行の発覚が遅れる可能性があります。近年はプライバシー保護のためにバルコニーが目隠しされているマンションも多いですが、これが空き巣の隠れ場所になるため防犯上はリスクとなります。
照明が不足している
照明が不足しているマンションは、空き巣にとって格好のターゲットです。空き巣は暗がりや人目につきにくい場所での犯行を好むため、夜間でも明るい場所や人通りが多いエリアでは、不審者が目立ちやすくなり、空き巣のターゲットから外れやすくなります。共用部分については十分な明るさを確保することが防犯の基本であり、センサーライトや常夜灯を設置することで、防犯性を大きく向上させることができます。
古い鍵を使っている
古い鍵を使用しているマンションは、ピッキングなどの不正解錠のリスクが高まります。特に築年数が経過した物件では、旧式の鍵が使われているケースが多く、特殊な工具で簡単に開錠されてしまう可能性があります。また、経年劣化によって鍵がサビ付いていたり歪みが生じていたりすると、鍵が回りにくくなり、日常的な閉め忘れに繋がってしまう恐れがあります。防犯性能の高い鍵としては、「防犯性能の高い建物部品目録」(CP認定錠)に登載された錠前の使用が推奨されます。
住民の防犯意識が低い
住民の防犯意識が低いマンションは、空き巣のターゲットになりやすい傾向があります。施錠の習慣がない、オートロックが開きっぱなしになっている、住民が防犯意識を持っていないといった状況では、空き巣が侵入しやすくなります。単身者向けのマンションで住民の入れ替わりが多い場合も、誰が住んでいるか把握しにくく、不審者が侵入しても気づかれにくくなります。
逆に、住民同士の交流が活発なマンションは、空き巣に狙われにくい傾向があります。自治会や管理組合が機能している、住民イベントが定期的に開催されているといったマンションでは、「見慣れない人」に対する警戒心が高まり、不審者の行動が発覚しやすくなります。
防犯で重要なのは、外部から見ても「防犯対策をしっかりしている」と思わせることです。鍵を忘れず閉める、外から見える部分を整理整頓する、カーテンをまめに開閉するなどの対策が有効です。マンションの防犯対策は設備だけに頼るのではなく、住民一人ひとりが防犯意識を高く持ち、日常的な習慣として施錠を徹底することが大切です。補助錠の設置、サムターンカバーの活用、窓用防犯ブザーの取り付け、防犯フィルムの貼り付け、センサーライトの設置など、個人でもできる対策を積極的に取り入れ、安心して暮らせるマンション環境を整えましょう。
侵入犯が避けるマンションの特徴

空き巣は侵入のリスクが高いマンションを避ける傾向があります。ここでは、侵入犯が敬遠するマンションの特徴について解説します。
防犯カメラやセンサーライトが適切に配置されている
防犯カメラやセンサーライトが適切に配置されているマンションは、空き巣にとって大きなリスクとなります。防犯カメラは、犯行が記録に残り、下見の段階から映像として証拠が残ってしまうため、空き巣が避けたい設備です。エントランスやエレベーターだけでなく、裏口や非常階段など人目につきにくい場所にも設置されていることで、「どこから侵入しても記録される」という心理的プレッシャーを与えます。
センサーライトも空き巣が最も嫌がる設備の一つです。人の動きをキャッチして自動点灯するセンサーライトは、不審者の行動を目立たせ、周囲に異変を知らせる効果があります。バルコニーや専用庭が塀などで死角になる場合、センサーライトを設置することで空き巣犯の隠れ場所をなくせます。また、外部からはっきり見える場所に取り付けることで、「このマンションは防犯対策がしっかりしている」という印象を与え、最初から狙われるのを防ぐ効果が期待できます。
複数の施錠ポイントがある
複数の施錠ポイントがあるマンションは、侵入に時間がかかるため、空き巣に避けられる傾向があります。警察庁のデータによると、侵入に5分以上かかる場合、51%の空き巣が侵入を諦めると回答しており、「5分の耐性」が防犯性能の基準とされています。
エントランスのオートロック、エレベーターホールのセキュリティゲート、玄関ドアの二重ロック、窓の補助錠など、複数の施錠ポイントが設けられているマンションでは、それぞれの突破に時間がかかります。特にワンドアツーロック(一つのドアに二つの鍵)が施されている玄関ドアは、解錠に倍の時間と手間がかかるため、空き巣にとって大きな障壁となります。「防犯性能の高い建物部品目録」(CP認定錠)に登載された高性能錠前が複数設置されていることで、空き巣は「時間がかかりすぎる」と判断し、ターゲットから外す可能性が高まります。
外から見て「突破が面倒」と感じさせる外観
空き巣は事前に必ずターゲットの下見を行っており、外から見て「突破が面倒」と感じさせる外観のマンションは、最初から狙われにくくなります。防犯カメラが多数設置されている、防犯性の高いオートロックがある、警備会社と連携したセキュリティサービスを導入している、管理人が常駐しているなど、「わかりやすく」セキュリティが充実しているマンションは、それだけで犯罪の抑止力に繋がります。
外から見える場所にセキュリティ会社のステッカーが貼られている、防犯カメラ作動中の表示がある、センサーライトが設置されているなど、防犯対策をアピールすることが重要です。また、玄関ドアに補助錠やガードプレートが取り付けられている、窓に面格子や防犯フィルムが施されているなど、物理的な防犯設備が外から確認できることも抑止力となります。逆に、バルコニーが荒れている、郵便物がポストから溢れている、洗濯物が何日も干しっぱなしといった外観は、防犯意識の低さを示すサインとなり、空き巣に狙われやすくなります。
住民同士や管理体制がしっかりしている
住民同士の交流が活発で、管理体制がしっかりしているマンションは、空き巣に狙われにくい傾向があります。住民同士の交流が盛んなマンションでは、「見慣れない人」に対する警戒心が高まり、不審者の行動が発覚しやすくなるためです。自治会や管理組合が機能している、住民イベントが定期的に開催されている、あいさつや声かけが習慣化されているといったマンションでは、住民同士が互いに気にかける意識を持つため、防犯意識が自然と高まります。
管理人や警備員が24時間体制で常駐するマンションも、セキュリティレベルが大幅に向上します。管理責任者が常に警戒や巡回をして不審者の侵入がないか目を光らせるため、空き巣にとってはリスクの高い場所となります。長期不在にする場合は、信頼できる近隣住戸の方や管理人さんにひと声かけておくことで、不審者の出入りや不在中の住戸の異変にも気を配ってもらうことができます。
マンションで効果的な防犯対策

マンションに住んでいても、個人でできる防犯対策を行うことで空き巣などの被害を大幅に減らすことが可能です。ここでは、特に効果的な防犯対策について解説します。
玄関の鍵を防犯性の高い鍵に交換する
玄関の鍵を防犯性の高い鍵に交換することは、最も基本的で効果的な防犯対策の一つです。古い鍵を使用している場合は、ピッキングなどの不正解錠のリスクが高まるため、早急に交換することをおすすめします。特に築年数が経過した物件では、旧式の鍵が使われているケースが多く、特殊な工具で簡単に開錠されてしまう可能性があります。
防犯性能の高い鍵としては、「防犯性能の高い建物部品目録」(CP認定錠)に登載された錠前が推奨されます。これらは、ピッキング、サムターン回し、カム送り解錠に対応することはもちろん、破壊やこじ破りにも極めて高い防犯性能を有しています。ただし、分譲マンションの場合、玄関ドアの交換や錠前の変更には管理組合との協議が必要です。共用部分に該当する場合もあるため、必ず事前に管理組合に相談し、許可を得てから作業を行うようにしましょう。
ワンドアツーロックにする
ワンドアツーロック、つまり一つのドアに二つの鍵を設置することは、侵入を困難にする非常に効果的な防犯対策です。警察庁のデータによると、侵入に5分以上かかる場合、51%の空き巣が侵入を諦めると回答しており、鍵を二重にすることで解錠に要する時間を倍増させることができます。
玄関ドアにワンドアツーロックを導入する方法としては、補助錠を取り付けるのが一般的です。補助錠には、後付けで簡単に取り付けられるタイプもあり、ホームセンターやオンライン通販などで手軽に購入できます。ただし、施工を必要とする大掛かりなものを設置する場合は、管理組合への相談が不可欠です。窓についても、補助ロックのついたクレセントか、鍵付のクレセントを取り付けることが推奨されます。特に低層階、階段等から乗り移れる箇所、そして最上階の窓は、侵入のターゲットになりやすいため、補助錠や振動感知センサー、開閉感知センサーを設置することも有効です。
窓に防犯フィルムを貼る
窓に防犯フィルムを貼ることは、窓からの侵入を防ぐ効果的な対策です。防犯フィルムを貼るだけでガラスの強度が増し、ガラス破りに要する時間を大幅に延ばすことができます。近年の空き巣は、窓のクレセント錠のまわりをバーナーで熱し、その後急速冷却させて熱衝撃でガラスを割る「焼き破り」という手法を使いますが、防犯フィルムが貼ってあれば耐熱性が高められるほか、「こじ破り」「打ち破り」といった古典的手法にも効果があります。
防犯フィルムによってガラス破りに時間がかかると、長期間に渡り大きな音も発生するため、周辺から露見される可能性も高まり、犯行を諦めさせることに繋がります。防犯フィルムを貼る際は、理想的には窓ガラス全面に貼ることが推奨されます。ただし、窓はマンションの共用スペースに該当する場合が多いため、無断での防犯フィルムの貼り付けや防犯ガラスへの交換は許されません。必ず管理組合に相談し、許可を得てから作業を行うようにしましょう。
センサーライトを設置する
センサーライトを設置することは、手軽に導入できる上に防犯効果が高い対策です。人の動きを感知して自動で点灯するセンサーライトは、空き巣が最も嫌がる設備の一つとされています。空き巣は暗がりや人目につきにくい場所での犯行を好むため、センサーライトによって不審者の行動が目立つようになることで、犯罪を未然に防ぐ効果があります。
バルコニーや専用庭が塀などで死角になる場合、空き巣犯の隠れ場所にならないようセンサーライトを設置して抑止しましょう。また、外部からはっきり見える場所に取り付けることで、「このマンションは防犯対策がしっかりしている」という印象を与え、最初から自宅が狙われるのを防ぐ効果が期待できます。センサーライトには、ソーラー式や電池式、コンセント式など様々なタイプがあり、設置場所や用途に応じて選ぶとよいでしょう。専用庭やバルコニーなど、専用使用権がある部分については比較的自由に設置できますが、念のため管理規約を確認することをおすすめします。
一人暮らしでもできる簡単な防犯対策

一人暮らしのマンションは、特に空き巣に狙われやすい傾向があります。しかし、日常生活の中で少し工夫するだけで、防犯性を大きく高めることができます。ここでは、一人暮らしでもできる簡単な防犯対策について解説します。
在宅・不在を悟られないための生活習慣
空き巣は事前に必ずターゲットの下見を行い、住人の生活パターンを把握します。長時間不在であることを不審者に知られてしまうと、自宅が狙われやすい状態となるため、在宅・不在を悟られないための生活習慣を身につけることが重要です。
郵便受けに手紙が溜まっている、洗濯物がいつまでも干しっぱなし、カーテンが開いたままといった状態は、不在を推測される典型的なサインです。出張や旅行などでしばらく部屋を空ける場合は、郵便局の「転居・転送サービス」を活用して郵便物を転送したり、最大30日間郵便物を保留できる「不在届」を提出したりしましょう。
タイマー付き照明を設置して不在中の夜間もリビングの点灯・消灯を行ったり、テレビのタイマー機能を活用して昼間テレビを点けておくなど、家電製品を使って「在宅を装う」ことも効果的です。洗濯物については、女性の一人暮らしとわかるような干し方は要注意です。なるべく部屋干しにするか、男性もののズボンや下着を外側に干すなど、狙われない工夫を心がけましょう。
ドアスコープカバーを活用する
ドアスコープは訪問者を確認するための便利な設備ですが、実は防犯上の弱点にもなり得ます。空き巣は、ドアスコープを外してそこから室内の様子を覗き見たり、工具を差し込んで解錠を試みたりすることがあります。
ドアスコープカバーを活用することで、こうしたリスクを軽減できます。ドアスコープカバーは、ドアスコープの室内側に取り付けるカバーで、使わないときはスコープを塞いでおくことができます。これにより、外から室内を覗かれたり、工具を差し込まれたりするのを防ぐことができます。ホームセンターやオンライン通販で簡単に購入でき、マグネット式やシール式など、ドアに穴を開けずに取り付けられるタイプもあるため、賃貸マンションでも気軽に導入できます。
サムターンカバーを活用する
サムターンカバーは、空き巣の手口の一つである「サムターン回し」を防止するための重要な防犯アイテムです。サムターンとは、玄関ドアの内側にあるつまみの部分で、空き巣はドアポストやドアスコープの隙間から特殊な工具を差し込み、サムターンを回して解錠します。
サムターンカバーをつまみ部分にかぶせることで、サムターン回しをブロックできます。サムターンカバーには様々なタイプがあり、中には施錠機能付のサムターンカバーもあり、ドアを傷付けずに後付できるため、賃貸マンションでも使用できます。比較的安価で、数百円から数千円程度で購入できるため、費用対効果が非常に高い防犯対策と言えます。
施錠忘れを防ぐ
施錠忘れは、空き巣被害の最も大きな原因です。警察庁のデータによると、侵入窃盗の60%が無施錠による侵入であり、空き巣では4,145件、忍込みでは2,911件が無施錠による侵入で、他の手口と比べて圧倒的に多い数字となっています。
「ちょっとゴミ出し」「郵便物を取りに行く」「近所のコンビニへ買い物」といった短時間の外出でも、無施錠のまま出かけてしまうケースが多く、そのわずかな隙が侵入者にとって絶好のチャンスとなります。玄関ドアだけでなく、バルコニーや居室の大きな窓、お風呂やトイレ、キッチンの窓など、すべての窓の鍵も閉めたままにしていないか確認する習慣を付けましょう。
外出前のチェックリストを作成するのも効果的です。スマートフォンのリマインダー機能を活用して、外出時に施錠確認のアラームを設定するのもおすすめです。また、オートロック機能付きの電子錠やスマートロックを導入することで、施錠忘れのリスクを大幅に減らすことができます。
玄関まわりを整える
玄関まわりの整理整頓は、防犯対策として非常に重要です。空き巣は、玄関まわりの様子から住人の防犯意識を判断しており、だらしない・大雑把・無関心といったイメージを持たせる玄関は、狙われやすくなります。
玄関前に靴が散乱している、傘立てが乱雑に置かれている、荷物が積み上げられているといった状態は、防犯意識の低さを示すサインとなります。玄関ドアの前にはできるだけモノを置かないようにしましょう。宅配便の荷物や傘立て、植木鉢などが玄関前に放置されていると、侵入の足場にされたり、死角を作ってしまったりする可能性があります。
また、玄関前にマーキング(不審な落書き)がないか定期的にチェックすることも重要です。M(男性)、W(女性)、S(一人暮らし)、R(留守が多い)、○(侵入しやすい)など、様々なマーキングがあります。もし不審な記号や落書きを見つけた場合は、すぐに消し、警察やマンション管理会社に報告しましょう。
玄関ドアに「防犯カメラ作動中」「ホームセキュリティ加入」などのステッカーを貼ることも効果的です。実際に導入していなくても、ステッカーを貼るだけでも一定の抑止効果があります。
SNS投稿を気を付ける
SNSの投稿内容から、空き巣に狙われるリスクが高まることがあります。近年、SNSの普及により、個人の行動や生活パターンが容易に推測できるようになり、空き巣はSNSを通じて下見を行うケースも増えています。
特に注意すべきなのは、旅行や出張に関する投稿です。「明日から1週間海外旅行に行ってきます!」といった投稿は、長期間自宅を不在にすることを公開しているのと同じです。空き巣はこうした情報を収集し、不在のタイミングを狙って侵入します。また、投稿した写真の背景から自宅の場所が特定されることもあります。GPS情報(位置情報)が写真に含まれている場合は、さらに簡単に自宅の場所が特定されてしまいます。
SNSのプライバシー設定も重要です。投稿は「友達のみ」「フォロワーのみ」などの限定公開に設定し、不特定多数に情報が公開されないようにしましょう。旅行や外出の投稿をしたい場合は、帰宅してから投稿するようにしましょう。「昨日まで旅行に行っていました」という過去形での投稿であれば、すでに帰宅していることが伝わり、空き巣のターゲットになるリスクを避けられます。
マンションの防犯対策に不安がある場合はキーレスキューサービスにご相談を!

マンションの防犯対策について様々な方法を解説してきましたが、「自分一人で対策するのは不安」「何から始めればいいかわからない」と感じる方も多いでしょう。そのような場合は、防犯の専門家に相談することをおすすめします。
キーレスキューサービスは、鍵のトラブルに対応する専門サービスですが、防犯対策についても豊富な知識と経験を持っています。鍵の交換や補助錠の取り付け、防犯性能の高い錠前への変更など、玄関まわりの防犯対策を総合的にサポートできます。
特に、古い鍵を使用している場合や、鍵の劣化が気になる場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。キーレスキューサービスでは、現在の鍵の状態を診断し、最適な防犯対策をご提案できます。「防犯性能の高い建物部品目録」(CP認定錠)に登載された高性能錠前への交換についても、専門知識を持ったスタッフが対応します。
ワンドアツーロックの導入についても、補助錠の選定から取り付けまで、プロの視点でサポートいたします。マンションの場合、共用部分への工事には管理組合との協議が必要なケースもありますが、そうした手続きについてもアドバイスできます。さらに、24時間365日対応のサービスもあるため、深夜や休日のトラブルにも安心です。
マンションの防犯対策は、設備だけに頼るのではなく、住民一人ひとりが防犯意識を高く持つことが最も重要です。しかし、個人でできる対策には限界もあります。専門家のサポートを受けながら、効果的な防犯対策を講じることで、安心して暮らせるマンション環境を整えましょう。防犯対策に不安がある方、鍵の交換や補助錠の取り付けを検討している方は、ぜひキーレスキューサービスにご相談ください。












