ディンプルキーでもピッキングされる?鍵の選び方やかかる費用相場を解説!
この記事でわかること
- ディンプルキーの構造
- 本当にピッキングで開かないのか
- ディンプルキーのメリットとデメリット
- ディンプルキーに交換するときの注意点
- お勧めのディンプルキー
- 複製された鍵はディンプルキーでも危険

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
あらゆるところで「おすすめの鍵は防犯性能の高いディンプルキー」と言われますが、その理由をご存知ですか?
ディンプルキーだから安心、と言われる理由の多くは、その構造にあります。
この記事ではディンプルキーの仕組みや、なぜディンプルキーがピッキングに強いと言われるのかを解説します。
防犯性能の高い鍵に交換したいとお考えの方は、ぜひご一読下さい。
玄関や勝手口の鍵交換が必要でしたらぜひキーレスキューサービスにご相談下さい。年中無休でいつでもご依頼頂けます。車載在庫にご希望の商品があれば、その日のうちに交換することもできますので、気軽にお電話下さい。
目次
どんな鍵トラブルでお困りですか?
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そもそもディンプルキーってどんな鍵?
ディンプルキーの基本構造と特徴

V-18は3列18本
基本的にディンプルシリンダーの鍵穴の構造は、ピンシリンダー(鍵の片側がギザギザしている)と同じです。ピンシリンダーのピンの配列が1列に対して、ディンプルシリンダーの配列は2列以上あります。
※MIWAロックのみディスク系のディンプルシリンダーのため、シリンダー内部の構造が異なります。

PRは11列11枚
ディンプルキーの特徴はその構造が大変複雑であることです。
鍵というと子鍵の鍵足(ブレード)にギザギザがある「刻みキー」を思い浮かべる方も多いと思いますが、ディンプルキーにはギザギザの刻みはなく、表面にボコボコとしたくぼみがあるのみです。

これは、鍵穴の内部が複雑になり、ギザギザの刻みだけでは対応できなくなったためと考えるとわかりやすいと思います。
日本では2000年初頭に流行したピッキングによる窃盗に対抗する鍵として導入が始まり、今では多くの玄関で採用されています。
他の鍵との違いとは?
後ほど詳しく説明しますが、ディンプルキーは、シリンダー内部のピンの本数・配列の数が多いです。そのため、防犯性の高さを実現しています。
子鍵はギザギザしておらず、表面にくぼみがありますので、見た目の部分でも大きくことなります。
ディンプルキーがピッキングされにくい理由は?
ディンプルキーは防犯性が高く、ピッキングされにくい鍵だということがわかりました。ここからはより詳しい理由を紹介していきます。
ピンの配列が多く、配置が複雑だから
ディンプルシリンダーの多くはピンシリンダーの発展型で、今までは1列しかなかったピン列が2列、3列と増やされ、それに伴ってピンの数も10本以上へと増えました。
防犯性能が高いものではピン列が5列もあり、ピンの数も24本以上と大変複雑な構造になっています。
このため、理論鍵違い数が段違いに上がり、ピッキングが困難になりました。
理論鍵違い数は、そのシリンダーの構造から何本の違う子鍵が作れるか、というシリンダーの防犯性能を示す数値です。
【シリンダーによる鍵違い数】
| メーカー・シリンダー | 理論鍵違い数 |
|---|---|
| GOAL ピンシリンダー錠6ピン | 100万通り |
| GOAL ピンシリンダー錠7ピン | 1,800万通り |
| GOAL V-18 | 120億通り |
| GOAL Grand V | 1,000兆2,800億通り |
| MIWA U9 | 約1億5,000万通り |
| MIWA PR | 1,000億通り |
| MIWA JN(ドルマカバ社のOEM商品) | 172億通り |
| ドルマカバ社 カバエース | 30億5,000万通り |
| ドルマカバ社 カバスタープラス | 2兆2,000億通り |
| 堀商店 トライデント | 1,400万通り |
| アルファ FBロック | 1,300億通り |
従来のピンシリンダーでは、7本ほどあるピンを解錠パターンに揃えることができればよかったのですが、ディンプルシリンダーではそのピン数が増えたことでそのパターンが膨大な数になり、短時間でピッキング解錠することが困難になりました。
空き巣などの侵入窃盗犯は、鍵を開けるのに時間がかかることを嫌うため、ピッキング解錠に時間がかかるディンプルシリンダーは「防犯性能が高い」と言われるようになったわけです。
一般的なピッキングツールでは対応しづらい構造
鍵屋にディンプルキーの鍵開けを依頼すると、ピッキング(鍵穴からの解錠)ではなく、サムターン回しなどの特殊工具を使用して鍵開けを実施することが多いです。
このように、プロの鍵屋でも確実に解錠するためにピッキングを避ける傾向があります。
ピッキングされやすいディンプルキーもある?
ディンプルシリンダーはピッキングが困難である理由を簡単に説明しましたが、絶対にピッキングで開かないというわけではありません。
後述する防犯建物部品(CPマーク)の試験では5分以上耐える、という基準があり、これは都市防犯センターの調査で明らかになった「7割の侵入窃盗犯が侵入に5分以上かかると犯行を諦める」というデータに起因しています。
防犯性能の観点からは、この基準を満たしていれば十分と考えられているため、ディンプルシリンダーがピッキングに強いのは疑いようのない事実ではあるものの、技術のある鍵師が時間をかければ開くものもある、と考えるのが無難でしょう。
ピッキング耐性5分以上などの基準で作られているのは玄関など住宅・建物に使用される錠のみで、その他の簡易的な構造の鍵、いわゆる南京錠やシャッター鍵、自転車の鍵などはディンプルシリンダーを採用していても複雑な構造にするには限度があるため、鍵師がピッキングで解錠することができたりします。
シリンダー錠には筒型のシリンダーと呼ばれる母体がどうしても必要で、このシリンダーのサイズが大きいほうが複雑な構造を作り込むことができます。
しかし、自転車の鍵やシャッター錠、あるいは南京錠などの鍵を考えてみて下さい。鍵穴の大きさも玄関のものほどではありませんし、シリンダーの深さもあまり取れません。
シリンダーサイズに限度がある以上、玄関のディンプルキーほどの防犯性能は期待できないわけです。
※南京錠はハイセキュリティ南京錠と呼ばれるものが存在し、その多くがディンプルシリンダーではなく、ディスクタンブラー錠(ディスクディテイナー錠)を採用しています。
ピッキングされにくいディンプルキーの選び方
CPマークの有無を確認する

鍵屋のお勧めや、メーカーカタログ、あるいはネットショップでシリンダーや錠前を見ていると、よく「防犯建物部品」であるとか、CPマークつきであるといった表記があると思います。
これは警察庁・国土交通省・経済産業省や建物部品関係の民間団体が設置した「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設けた規格に適合する製品のことで、「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載されている製品は、CPマークを貼付することが許されています。
平成15年に施行された特殊解錠用具の所持の禁止等に関する法律(ピッキング法)に基づき、防犯性能の向上を図ることが必要な「指定建物錠」には防犯性能の表示をしなくてはならないこともあり、メーカーカタログなどの商品解説部分には必ず耐ピッキング性能や耐鍵穴壊し性能などが明記されるとともに、防犯建物部品の証であるCPマークが表示されていることもあります。
ピン数の多いディンプルキーを選ぶ
ディンプルキーの防犯性を左右する大きな要素が「ピンの数」です。
ピン数が多いほど、正しい位置に揃えるための組み合わせが増え、ピッキング難易度が飛躍的に上がります。
さらに、防犯性の高いモデルでは「多列配列」(例:3列×5本ピン=合計15ピン)を採用し、上下左右の方向からピンを押し上げる必要があります。
これにより、ピッキングには高度な技術と非常に長い時間が必要となります。
ピン数の多さは防犯性向上に直結しますが、その分製造精度が高く、価格も上がります。
しかし、防犯性能を優先するならピン数10本以上を目安に選ぶのがおすすめです。
スリバチ状・複雑なディンプル構造のディンプルキーを選ぶ
ディンプルキーの凹み(ディンプル)の形状にも注目しましょう。
単純な丸い凹みよりも、スリバチ状(底がすり鉢のように斜めになっている形)や、複雑な深さや角度のディンプルはピッキングに非常に強いです。
- スリバチ状ディンプルの特徴
- ピンが凹みの中心だけでなく、斜面の形状も利用して位置決めされる
- ピッキングツールが正確に押し込めず、誤差が生じやすい
- 複雑形状ディンプルの特徴
- ディンプルの深さや直径が1本ごとに異なり、読み取りが困難
- ピンの動きが不規則になるため、感覚頼りの解錠はほぼ不可能
メーカーから選ぶ
ディンプルキーの性能は、メーカーの技術力や品質管理体制にも大きく左右されます。
信頼できるメーカーの製品は、ピッキング耐性だけでなく耐久性や不正コピー防止性能も優れています。
防犯性能で定評のある主なメーカー
- カバ(KABA):スイス発祥。カバスタープラスなど特許構造を持つ高性能モデル多数。
- MIWA:国内シェアトップ。PRシリンダーなど、公共施設や高級マンションでも採用実績豊富。
- GOAL:V-18など高防犯モデルが人気。コストと性能のバランスが良い。
- WEST:国産精密メーカー。WEST 916など耐久性重視モデル多数。
- アルファ(ALPHA):独自構造のディンプルキーを展開し、コストパフォーマンス良好。
選び方のコツ
価格だけで選ばず、「メーカー保証の有無」や「合鍵作製の制限制度」があるかも確認しましょう。
合鍵を誰でも簡単に作れる鍵は、防犯性が大きく損なわれます。
鍵屋がおすすめするディンプルキーをご紹介
このセクションでは簡単にキーレスキューサービスでお勧めするディンプルキーをご紹介します。
ディンプルキーは多くが防犯性の高い商品です。
なかには手配が難しいものもありますが、キーレスキューサービスではスタッフの車載在庫にあるものでしたら基本的に即日交換が可能です。
カバスタープラス

スイスのドルマカバ社の登録制シリンダーで、2023年に特許が切れて廃番となったカバスターネオの代替品として、最高級の防犯性能をお求めの方によくお勧めする商品です。
5列26ピンで鍵違い数は2兆通りを超えるという性能で、堅牢さが際立つシリンダーです。
合鍵管理も厳しく、所有者登録には鍵番号、商品シリアルナンバー、暗証番号が必要な「トリプル認証」を導入しているため、不正登録やコピーがより一層難しくなっています。
登録や合鍵の手配はオンラインで可能です。
トライデントRシリンダー

堀商店の顔とも言える、丸いキーウェイを持つディンプルキーです。独特の形をした子鍵がお洒落で、この子鍵のデザインが好きで使用している人もいるでしょう。
このデザイン性のため複製は大変難しく、円形のキーウェイはピッキングだけでなくバンピングのような不正解錠も不可能にします。
鍵違い数が膨大なわけではないのですが、独特の防犯性能を持つシリンダーです。
WEST 916

WESTのディンプルキーには941と917もあるのですが、916は最も安価で手に入りやすいという点でお勧めです。子鍵のデザインもシンプルでユニークです。
国内のディンプルシリンダーのなかでは珍しい2列ピンで、917や941ほど防犯性能が高いわけではありませんが、非登録制で合鍵も比較的作りやすいお手軽なディンプルシリンダーです。
家族メンバーが3名以上いる場合は、登録制のものよりこちらのほうが使いやすいかもしれません。
GOAL V-18

GOALのロングセラーシリンダーで、セキュリティIDつきのディンプルシリンダーです。
独特のデザインの子鍵は手で持ちやすく、キーウェイも大きめなので差し込みやすいシリンダーです。
少しブレードの短いタイプがリクシル(トステム)のドアに使用されていたりもするため(D9シリンダー)、合鍵を作れるところが多いのも魅力です。
MIWA PR

美和ロックのディンプルシリンダーで、特許が切れたのをきっかけに2023年頃から対応可能な店舗で合鍵の作成ができるようになったシリンダーです。こちらもブレードの短いタイプがリクシル(トステム)のドアに使用されています(PSシリンダー)。
セキュリティカードはオプションでつけることができますので、登録して第三者に不正されないよう対策することも可能です。ドルマカバ社同様、鍵の登録や合鍵発注は専用オンラインショップで可能です。
ディンプルキーにするメリット・デメリット
建物の鍵として十分すぎる防犯性能を持つディンプルキーですが、メリットばかりではないのも事実です。

玄関の防犯性能を上げるためにディンプルキーにする前に、ディンプルキーの特徴を知っておきましょう。
ディンプルキーのメリット
まずはメリットについて説明していきます。
ディンプルキーのメリットは防犯性能が高いことがまず挙げられるわけですが、他にも考慮したいポイントがあります。
ピッキングや不正解錠に強い
ディンプルキーはピンシリンダー系であれ、ウェハータンブラー系であれ、構造が複雑でピッキング被害に遭いにくい鍵です。
侵入窃盗のデータをいくつか見ていると、既にピッキングそのものが侵入手段として使用されなくなりつつありますが、ゼロにはなっていません。
この鍵なら開けられそう、と思われないためにもディンプルキーのようなシリンダーにしておくことは大事です。
合鍵の作製が難しく不正コピーされにくい
ディンプルシリンダーの多くが登録制であることもありますが、登録制でないディンプルシリンダーでも、対応したキーマシンなどがないと合鍵作成が不可能になっています。
この点には先程も触れましたが、ディンプルキーは合鍵作成が難しいうえ、コストもそれなりにかかります。メーカーから取り寄せる場合は送料も必要になります。
耐久性に優れている
上記でも少し触れましたが、ディンプルキーの多くは耐鍵穴壊し性能も考慮されていて、ドリリングに強い超硬金属や、焼入れをした鉄などを使用しています。
ドリリングは電動ドリルや特殊なホールソーを用いて鍵穴を潰してしまうことで鍵を開ける手法ですが、タンブラーの一部やシリンダー内部に至るまでに超硬金属を使用することでシリンダーが短時間で完全に破壊されることを防いでいます。
事実、シリンダーの構造をよく知っている鍵屋が破壊開錠で開けるときもディンプルキーは厄介で、かなりの時間をかけないと開かないものです。
鍵の向きを気にせず挿し込める
ディンプルキーの子鍵は左右対称のデザインのものが多く、リバーシブルなので以前の刻みキーよりだいぶ使いやすくなっています。
刻みキーですと、どうしても差し込む方向が決まっているため、間違った方向で差し込まないよう注意する必要があります。
間違った方向のまま無理矢理入れてしまうと、鍵穴がダメージを受けたり、子鍵が折れたりしてしまいますが、リバーシブルのディンプルキーだとそのような心配がありません。
鍵穴もすり鉢状になっているものが多く、鍵を差し込むときにスムーズに鍵穴に入るようになっています。
子鍵が使いやすくなったことで、子鍵の摩耗も少なくなり、丈夫で長持ちするタイプが多いと言えます。
ディンプルキーのデメリット
防犯性能が高いとはいえ、ディンプルキーもデメリットがないわけではありません。
導入を検討している方は、ぜひ下記のような点についてもよく考えてからにしましょう。
性能が高いほど値段も高い
耐ピッキング性能や耐鍵穴壊し性能、バンピング対策済み、防犯サムターンつき、といったような性能がつくほど価格が高いので、どのレベルのシリンダーにしたいのか、を明確にしておく必要があります。
性能が高い鍵は構造が複雑で生産コストもそれなりにかかるため、自然と高額な価格設定になります。
錠前というものは性能が高いほど価格設定も高くなっています。
合鍵作成に時間とお金が必要
例えば、ドルマカバ社の人気商品であるカバエースは登録制ではありませんが、ドルマカバ社の認定を受けた業者でないと合鍵作成ができません。
登録制を導入しているシリンダーの子鍵は、追加が必要になったら付属してくるセキュリティカードに記載のIDと鍵番号、そして所有者の情報を紐づける必要があります。
子鍵を紛失したりして第三者に鍵番号が知られてしまっても、セキュリティカードの内容を知らない限り複製することができないため、無断で複製されることはありません。
子鍵を紛失したら解錠が大変なことも
もうひとつ子鍵に関係することになりますが、ディンプルキーは子鍵を紛失してしまったときの解錠作業が大変なことになる可能性があります。
鍵屋は普通、ディンプルキーを含むハイセキュリティシリンダーのピッキング解錠はしません。
お客様からディンプルキーです、と聞くと、恐らくオープナーでの解錠になると想定します。
このオープナーという工具を使用した解錠方法には、ドアスコープやポスト口のような、室内側まで貫通した穴がないと難しいのです。ですが、稀にドアスコープもポスト口もないドアに遭遇します。
こうなると別の解錠可能な入口を探すか、破壊開錠しか選択肢がなくなってしまいます。
また、マンションなどで何らかの事情でオープナーが使えない場合も、窓を開錠して自宅に入るということが難しいため、ディンプルキーは破壊開錠になる可能性が高いです。
解錠と開錠のコラムでも説明していますが、特殊なケースを省いて破壊開錠は鍵屋にとって「最終手段」でもあります。
ディンプルキーだと破壊そのものにも時間がかかりますし、破壊して開けられたとしても鍵が壊されてしまいますから新しい鍵を取り付けなくてはならず、お客様にはかなりの費用負担が生じます。
構造が複雑なので不具合が出やすい
ディンプルシリンダーは内部構造が従来のピンシリンダー錠などよりかなり複雑になっているという解説をしましたが、この複雑さが仇になることもあります。
内部構造が複雑だと、そのぶん埃や汚れの蓄積に敏感で、定期的なメンテナンスも必要になります。
逆に言うと構造がシンプルなディスクシリンダーやピンシリンダーは、シンプルであるが故に埃や汚れにも強く、長持ちする傾向にあります。数十年前のディスクシリンダーなどが耐用年数を超えて未だに存在しているのは、その構造がシンプルだからでしょう。
構造が複雑なディンプルシリンダーは、ちょっと埃や汚れが蓄積しただけで鍵が回しにくくなったり、動きが固くなったりして開け閉めしにくくなったりします。
特に塩害の影響がある海に近い地域では、内陸よりも頻繁にメンテナンスする必要があります。
そういった繊細な部分が面倒臭く感じられることもあるでしょう。
ディンプルキーのトラブルにかかる費用相場
ディンプルキーは高い防犯性能を持つ一方で、構造が複雑なため、トラブル時の対応費用は一般的な鍵よりも高くなる傾向があります。
ここでは「交換」「開錠」「合鍵作製」の3パターンに分けて、鍵屋に依頼した場合の相場と実際の施工事例を解説していきます。
ディンプルキーの鍵交換にかかる費用相場
| 鍵交換 | 作業代¥11,000~+部品代¥16,500~(税込) |
施工事例の一例
築15年のマンションで、MIWAのU9シリンダーからWESTの916シリンダーに交換。部品代21,780円+作業代11,000円、合計32,780円。
防犯性能と利便性が向上。
ディンプルキーの鍵開けにかかる費用相場
| 鍵開け | 作業代¥19,800~¥27,500(税込) |
施工事例の一例
ディンプルキー(MIWA PR)を紛失し、マンション玄関で開錠依頼。防犯サムターンにも対応できる、特殊解錠工具で非破壊開錠、作業時間約30分。費用は25,300円。
ディンプルキーの合鍵作成にかかる費用相場
ディンプルキーの合鍵ですが、メーカーに発注することがほとんどです。ディンプルキーは構造が複雑なため、ギザギザタイプの鍵のようにホームセンターなどで合鍵を作成してもらうことは難しいです。
鍵屋なら一部のディンプルキーは対応可能ですので、問い合わせてみても良いかもしれません。
| 合鍵作成 | 作業代¥8,800~+部品代¥3,300~×本数分(税込) |
よくある質問
Q1.ディンプルキーは絶対にピッキングされないの?
A1.「絶対」はありません。
高性能なディンプルキーでも、特殊工具と時間があれば理論上は開錠可能です。
ただし、CPマーク付きや最新モデルは5〜10分以上耐えるため、空き巣が敬遠する確率は非常に高くなります。
Q2.同じディンプルキーでも防犯性に差があるの?
A2.あります。
ピン数、配列、ディンプル形状、内部機構(アンチピッキングピンや焼き入れ部品の有無)で性能は大きく変わります。第三者による合鍵作成が可能かどうかも関わってきます。
Q3.合鍵を作られてピッキングされることはある?
A3.合鍵経由の場合、それは「ピッキング」ではなく「鍵穴からの開錠」です。
合鍵の管理が甘いと、正規の鍵で侵入される危険があります。
合鍵作成にカード認証が必要なモデルを選べば、このリスクを大きく減らせます。
Q4.ディンプルキーと電子錠ではどちらが安全?
A4.一概には言えません。
電子錠は物理的ピッキングに強いですが、電子的なハッキングや電池切れのリスクがあります。
ディンプルキーは電子的攻撃に無縁ですが、物理破壊には備える必要があります。
Q5.賃貸物件の鍵をディンプルキーにすることはできる?
A5.可能ですが、管理会社や大家の許可が必要です。
無断交換は契約違反になる場合があり、原状回復費用を請求されることもあります。
許可が出れば、退去時に元の鍵に戻すか、シリンダーごと引き渡す形になります。
Q6.自分でディンプルキーに交換することはできる?
A6.可能な場合もありますが、推奨はしません。
ディンプルキーは精密設計のため、取り付け精度がわずかに狂うだけで施解錠が固くなったり不具合が起きます。
また、扉の加工が必要なケースではDIYが難しいため、鍵屋に依頼した方が安全です。
ピッキングが難しいディンプルキーの鍵開け・交換はキーレスキューサービス
今回はディンプルキーの堅牢さについて解説しましたが、ピッキングが難しいディンプルキーが標準となりつつある玄関鍵の開錠は、鍵屋の技術にかかっていると言っても過言ではない時代になってきています。
キーレスキューサービスではスタッフが日々研鑽を重ね、様々な鍵に対応できるよう経験を積んでいます。他の鍵屋では無理だと言われた、という鍵でもキーレスキューサービスなら開けられる可能性がありますので、鍵開けでお困りの際はぜひご相談下さい。
また、ディンプルキーに交換したい、今の鍵では防犯性能が不安、という場合も、出張費・見積作成無料のキーレスキューサービスにお任せ下さい。
ご予算やご要望にあったシリンダーのご提案から、商品が車載在庫にあればその日のうちに交換することも可能です。子鍵を紛失して怖いからシリンダー交換して欲しい、という急を要する場合も、お電話いただければすぐに駆けつけます。












