トステムの鍵交換費用はどれくらい?費用相場や自分で交換する方法をご紹介!
この記事でわかること
- リクシル(トステム)の鍵を自分で交換する方法
- リクシル(トステム)の鍵交換の費用相場
- 鍵交換費用を抑えるには相見積もりが必須!

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
「リクシル(トステム)の鍵を交換したいけど、費用がいくらかかるか分からない」と、お悩みではありませんか?
鍵が故障した、中古物件に引っ越したなど、鍵を交換する理由はさまざまですが、せっかく変えるなら防犯性の高い安心の鍵を選びたいですよね。
本記事では、リクシル(トステム)の鍵を交換する方法や費用相場、費用を抑える方法などについて解説します。
目次
リクシル?トステム?2つの違いは?
戸建てであれ集合住宅であれ、多くの住宅のドアや鍵にトステム(TOSTEM)と表記されている場合があるかもしれません。
TOSTEMという社名になったのは90年代からとのことですが、それまではトーヨーサッシ株式会社、あるいは東洋エクステリアという社名を聞いたことがある方も多いかと思います。
TOSTEMの前身企業は60年代後半から住宅用アルミサッシの製造を始め、国内でもトップシェアを誇る企業へと成長しました。玄関ドアや窓などにTOSTEMのロゴが多いのは新築の戸建てや集合住宅に多くのTOSTEM製ドアやサッシが採用されてきたためです。
そして株式会社LIXIL(リクシル)が2011年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアと統合して誕生し、「トステム」はリクシルのブランドとして残ることになりました。
2011年以降にリフォームをしたり、新しく家を購入した場合は、玄関ドアや勝手口のドア、そして鍵にLIXILのロゴが入っていることが多いかもしれません。
リクシルやトステム向けの鍵は、主要な国内鍵メーカーである美和ロック(MIWA)、GOALそしてミネベアショウワ(旧ユーシン・ショウワ)が製造しています。
そのため、トステムのキーシリンダー等の鍵交換の際にはこれらのメーカーで製造された鍵が使用されます。
リクシル(トステム)の鍵交換の方法
リクシル(トステム)の玄関ドアや引き戸の鍵交換方法としては、自分で交換する、リクシルの修理受付センターに依頼する、鍵屋に依頼するという3つの方法があります。
自分で交換する
リクシル(トステム)の鍵を自力で交換すれば、部品代しかかからないので費用を節約できます。交換するシリンダーはリクシルのオンラインパーツショップで購入可能です。
ただし、自宅のドアに対応しているシリンダーを選ばないと購入しても取り付けることができないので、注意して製品を選びましょう。
また、電気錠は自力でのシリンダー交換が難しい場合が多いため、リクシルの修理受付センターか鍵屋に依頼してください。
交換するシリンダーの選び方
自力で鍵交換をする場合は、Web上でリクシルの住宅用部品を簡単に特定できる「スグシリ」で交換するシリンダーを特定し、リクシルのオンラインパーツショップで自宅のドアに適合するシリンダーを注文して購入できます。
例えば、玄関ドアの「ジエスタ2」や「エルムーブ引戸」のパーツについても調べることができます。
玄関ドアが2ロック(上下同一キーのプッシュプル錠など)の場合、片方のシリンダーだけを交換すると2種類の鍵を持つことになり操作性が悪くなるため、可能であれば上下を同時に交換することをおすすめします。
なお、自宅のドアがハウスメーカーのオリジナル仕様の場合、施工店・ 販売店またはハウスメーカーに問い合わせましょう。
交換用のシリンダーを選ぶには、「商品名」「ドアの刻印」「ドアの厚み」の3点を確認します。調べた情報をもとに、オンラインショップで取り付け可能なシリンダーの一覧から、適合するシリンダーを選べます。
| 商品名を確認する | ドアの上部や側面に貼られているシールに書かれている商品名を確認 |
| ドアの刻印を確認する | ドア側面の上部・取手部・下部のプレート3箇所すべてを確認し、該当する組み合わせの製品を選ぶ ※引戸の場合は種類が多くて特定が難しいため、リクシルのお客様相談センターに相談 |
| ドアの厚みを確認する | 足元側や吊元側から測る |
シリンダーの交換手順
リクシル(トステム)のシリンダーを取り外すときは、ドア側面のフロントプレートなどを取り外す必要はなく、サムターン側(室内側についているつまみ)のビスを外すだけでシリンダーも外すことができるようになります。
ただし、下側のシリンダーはサムターンの取り外し方が上側シリンダーとは違うため、注意して下さい。詳しくは下記のようになります。
- 室内側サムターンの下部にあるボタンのような突起部分を押し込んでサムターンを取り外す
- カバーにある切り欠き部分にマイナスドライバーを入れ、テコの原理で持ち上げ、取り外す
- 出てきた2つのビスを取り外す
- シリンダーを外す(シリンダーが落下しないように手で押さえておく)
中にはドアハンドルを先に取り外さないとサムターンのビスにアクセスできないタイプもあります。取扱説明書などをよく読んでから取り外し作業を行うようにして下さい。
自分で交換するのはリスクもある
シリンダーの種類によっては取り外し方が異なり、間違った手順で作業すると鍵が正常に作動しなくなる可能性があります。
さらに、取り付けネジの締め具合が不適切だと、鍵の回りが悪くなったり、ドアの開閉に支障をきたすこともあります。
また、交換用のシリンダーや必要な道具を準備したりと、意外に事前準備に手間がかかります。DIYに慣れていなかったり、少しでも不安がある場合は、自力での交換はおすすめしません。
リクシルの修理受付センター
| 申込方法 | 受付時間 | 対応日 |
| 電話またはWEBから | 月~金:9:00~18:00 定休日:土・日・祝日・年末年始・夏季休暇 ※WEB申込は24時間受付 | 最短翌日以降(日祝以外) |
リクシルのホームページ上にある「お客様サポート」から、LIXIL修理受付センターに鍵交換の申込みができます。
申し込み時には、ドアのブランド名(プレナス、フォルマなど)、製品品番、ドアの取り付け年と月の情報が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
ブランド名や製造品番はドア内側のシールや、側面のフロントプレートに記載されています。
依頼の流れは以下の通りです。
- 電話またはホームページの「一般のお客さま専用依頼フォーム」から申込み
- 作業日の日程調整
- 訪問・鍵交換
鍵交換の依頼はネット申込みであれば24時間受け付けており、急ぎの際は電話でも申込みができます。ただし、訪問・修理日は最短でも翌日以降(日祝以外)となるので、急ぎの対応が必要な場合は年中無休の鍵屋に依頼した方が良いでしょう。
鍵屋に依頼する
| 申込方法 | 受付時間 | 対応日 |
| 電話またはメール | 鍵屋によって異なる | 最短即日 |
鍵屋は依頼をすると最短即日で現場へ駆けつけ、その場で鍵交換に対応します。そのため、急いで鍵を交換したいという人におすすめです。
鍵屋は幅広いメーカーの鍵を取り扱っているため、依頼者の希望に沿った最適の鍵を提案します。
また、鍵交換以外にも合鍵作成や鍵開けなど、幅広いサービスに対応可能です。
鍵屋に依頼する流れは以下の通りです。
- 電話で鍵屋へ連絡
- 現場で見積もり
- 作業開始
- 支払い
なお、鍵屋に鍵開けや合鍵作成を依頼する際は本人確認のために、運転免許証やマイナンバーカードなどの「顔写真付きの身分証明証」の提示が必要です。
下記記事では「信頼できる鍵屋の選び方」について解説しています。併せてご覧ください。
リクシル(トステム)の鍵交換を依頼する場合の費用相場

リクシル(トステム)の鍵を交換する場合、依頼先によって費用が異なります。詳しく解説します。
自分で交換するときの費用相場
下記が自分で交換する場合の費用相場です。
| 鍵の種類 | 費用相場 |
| 刻みキー | 5,500円~16,500円(税込) |
| ディンプルキー | 16,500円~44,000円(税込) |
自分で交換する際にかかる費用は、部品代のみです。交換作業に必要なドライバーや交換用のシリンダーは、ホームセンターやインターネットで購入できます。
刻みキーはディンプルキーと比較して防犯性能で劣るため、費用相場も安くなります。
自分で交換するということは、当然失敗するリスクも頭に入れておく必要があります。失敗してしまうと、施解錠がうまくできなかったり、余計な費用がかかる場合があるため、慎重に判断する必要があります。
リクシルの修理受付センターで交換するときの費用相場
リクシルの修理受付センターで鍵交換を依頼した場合の費用相場は、37,950円~138,600円です。
費用の内訳は、作業代+部品代+出張料です。作業代と出張料は大きく変動することはありませんが、部品代は鍵の防犯性能が高くなればなるほど上がります。
鍵屋で交換するときの費用相場
鍵屋で交換する場合の費用相場は以下の通りです。
| 鍵の種類 | 費用相場 |
| 刻みキー | 16,500円~27,500円 |
| ディンプルキー | 27,500円~55,000円 |
費用の内訳は、作業代+部品代です。業者によっては、出張費・見積費・基本料などの諸経費がかかる場合があります。
下記記事では「鍵交換費用の相場」についてさらに詳しく解説しています。併せてご覧ください。
リクシル(トステム)の鍵交換費用を抑える方法
ここでは、鍵交換費用を少しでも抑える方法を紹介します。
自分で交換する

鍵屋などの業者に依頼した際の基本的な費用の内訳は、作業代+部品代ですが、自分で交換する場合は部品代しかかかりません。
遠方の地域から依頼する場合、業者によっては出張費がかかる場合がありますが、それらの費用が発生しないと考えると、自分で交換することが最も費用を抑えられる方法です。
鍵の型番が分かれば、ホームセンターやネットショッピングで既存の錠前に対応するシリンダーの購入が可能です。
ただ、少しでもDIYでの作業に不安がある場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
下記記事では「鍵を自分で交換する手順」について解説しています。併せてご覧ください。
複数社に見積りをとる

鍵交換費用は同じ作業内容でも、業者によって料金設定が異なるため、最低でも3社程度から見積りをとることで適正価格を把握しやすくなります。
稀に費用をぼったくる業者も存在するので、複数の業者から見積りをとることで、ぼったくり業者を選択肢から外すことができます。
業者を選定する際は、出張費や見積費、キャンセル料が無料の業者を選ぶと、見積りだけの依頼でも費用がかからずに済みます。
また、見積りをとる際に、オペレーターの対応や作業スタッフの接客態度なども同時に確認しておくと良いでしょう。
助成金制度を活用する

各市区町村では、防犯対策の一環として住宅の鍵交換費用を補助する制度を設けている場合があります。
防犯性の高いディンプルキーや電子錠への交換や補助錠の取り付けなどが対象になることが多いです。
例えば、東京都三鷹市では、防犯性の高い鍵への交換や防犯カメラの設置に対して15,000円まで補助が受けられる制度があります。
これらの助成金は、申請時に施工内容の証明が必要となるケースが多いため、事前に対象要件や申請手続きについて確認することが大切です。
制度をうまく活用することで、リクシル(トステム)の鍵交換費用を抑えられます。
リクシル(トステム)の鍵交換におすすめの鍵
ここでは、リクシル(トステム)の鍵交換におすすめの鍵を紹介していきます。先述した通り、リクシル(トステム)には国内の主要鍵メーカーが製品を提供しています。
それぞれの代表的なシリンダーを提供しているのですが、「トステム」あるいは「リクシル」のロゴがあるせいで、分かりにくいかもしれません。
基本的に、トステム/リクシルのロゴが入った卵型のカラーがついたシリンダーは、既存のものと同じタイプでないと交換ができません。
しかし、もしカラーの形やブランドロゴにこだわりがないのであれば、錠前メーカーの対応するシリンダーに交換することが可能です。
U9(美和ロック)

U9シリンダーは、国内で圧倒的なシェア率を誇る美和ロックが製造する「ロータリーディスクシリンダー」です。子鍵(鍵穴に挿す鍵)の両側にギザギザがあるタイプですが、複雑な構造により強いピッキング耐性を有します。
また、リン青銅製のタンブラーは耐摩耗性にも優れ、耐久性も抜群です。価格も比較的安価なため、コストパフォーマンスが高い鍵といえます。
トステムのドアにはギザギザが左右対称になっているURシリンダーが提供されていましたが、子鍵が折れやすいという欠点があり現在は廃番となっています。
PR(美和ロック)

PRシリンダーは美和ロックが提供するディスクシリンダー系列のディンプルシリンダーです。一般的なディンプルシリンダーとは違ってディスクタンブラーを用いたユニークで複雑な構造であるため、不正解錠・不正複製どちらも大変困難なシリンダーです。
トステムには鍵足の短いPSシリンダーが提供されています。
V18(GOAL)

V18シリンダーはGOAL社が独自開発したディンプルキーで、6本×3列の計18本のピンにより鍵違い数は120億通りもあり、ピッキングによる解錠はほぼ不可能です。
電動ドリルなどによる鍵穴壊しに対しても10分以上耐える頑丈設計で、リバーシブル設計なので表裏に関係なく解錠ができ、使い勝手も良好です。
子鍵が特徴的な形状をしており、キーマシンを持つ鍵屋であれば複製が可能なこともあって大変人気のあるシリンダーです。トステムのドアには鍵足の短いD9シリンダーが提供されています。
リプレイス916(WEST)

WESTのリプレイス916は非登録制のディンプルシリンダーですが、おしゃれなデザインの子鍵とディンプルシリンダーにしては低価格な値段設定が人気のシリンダーです。
子鍵の使い勝手もよく、スムーズな抜き差しで長持ちしやすいことから、おすすめしやすいシリンダーのひとつです。
カバエース(ドルマカバジャパン)

カバエースはスイスの錠前メーカー、ドルマカバの非登録制ディンプルシリンダーです。それでも鍵の複製ができるのはメーカーに認定されたカバエース認定店のみで、上位のカバスタープラスほどではないものの、大変高い防犯性能を誇るシリンダーです。
コスパーフォーマンスのよいシリンダーでもあります。
マルティロック(マルティロック)

マルティロックはイスラエル発祥のシリンダーで、ピンが重なった「Wディンプル式」という新しい構造を持つ登録制のディンプルシリンダーです。
元々イスラエルでテロ対策用に開発された鍵なので、ドリリングなどの破壊開錠にも強いシリンダーになっています。日本国内の多くの錠前にも対応しています。
リクシル(トステム)の鍵交換の事例をご紹介!
ここでは、弊社キーレスキューサービスが実際に行ったリクシル(トステム)の鍵交換の事例を紹介します。
引っ越し先の鍵をディンプルキーに交換

| 施工エリア | 愛知県豊田市 |
| 施工料金 | 100,000円(税込) |
| 施工時間 | 30分 |
詳細:引っ越し先の玄関の鍵交換依頼があり、現場に伺い、リクシル社のZ-1A1-DLDRディンプルキーに交換しました。
回りにくい玄関の鍵を交換

| 施工エリア | 東京都板橋区 |
| 施工料金 | 65,560円(税込) |
| 施工時間 | 30分 |
詳細:玄関の鍵が回りにくい、というご相談を受け伺い、リクシル社のディンプルキー「DN Z-1A2-DDTC」に交換しました。
リクシル(トステム)の鍵交換ならキーレスキューサービスにお任せください!

リクシル(トステム)の鍵は、リクシルのホームページで交換可能な鍵の種類を特定し、自力で交換することもできます。
ディンプルキーや電子錠など、防犯性の高い鍵に交換することで玄関の安全性や利便性を高められるでしょう。
自力で交換するのが不安な人は、リクシルのお客様サポートや鍵の専門業者に依頼することをおすすめします。
キーレスキューサービスは24時間365日対応可能な鍵のプロフェッショナルです。ご連絡をいただいたら最短15分で現場へ駆けつけ、専門知識を持ったスタッフがその場で新しい鍵へ交換いたします。
鍵交換に悩んだら、お気軽にキーレスキューサービスまでご相談ください!












