リクシル(トステム)の鍵交換のポイント! 費用や種類、交換方法を解説 |鍵屋キーレスキューサービス

リクシル(TOSTEM)の鍵交換のポイント!費用や種類、交換方法を解説

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リクシル(TOSTEM)の鍵交換のポイント!費用や種類、交換方法を解説

更新日:2024/03/11
リクシル(TOSTEM)の鍵交換のポイント!費用や種類、交換方法を解説

この記事でわかること

  • リクシルとトステムの違い
  • リクシル(トステム)の鍵交換について
  • リクシルの電気錠について
金城 甫(きんじょう はじめ)

記事監修者

名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー

これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。

リクシル(トステム)の鍵を交換したいけど、どんな種類を選べばいいかわからない」

と、悩んでいませんか?

鍵が故障した、または中古物件に引っ越したなど、鍵を交換する理由はさまざまですが、せっかく変えるなら防犯性の高い安心の鍵を選びたいところ。また、自力で交換できれば費用も安く抑えられます。

この記事では、リクシル(トステム)の鍵交換方法や費用、おすすめの鍵の種類などについて詳しく解説します。

リクシル?トステム?2つの違いは?

戸建てであれ集合住宅であれ、多くの住宅のドアや鍵にトステム(TOSTEM)と表記されている場合があるかもしれません。TOSTEMという社名になったのは90年代からとのことですが、それまではトーヨーサッシ株式会社、或いは東洋エクステリアという社名を聞いたことがある方も多いかと思います。

TOSTEMの前身企業は60年代後半から住宅用アルミサッシの製造を始め、国内でもトップシェアを誇る企業へと成長しました。玄関ドア、窓などにTOSTEMのロゴが多いのは新築の戸建てや集合住宅に多くのTOSTEM製ドアやサッシが採用されてきたためです。

そして株式会社LIXIL(リクシル)が2011年にトステムINAX新日軽サンウエーブ工業東洋エクステリアと統合して誕生し「トステム」はリクシルのブランドとして残ることになりました。2011年以降にリフォームをしたり、新しく家を購入した場合は、玄関ドアや勝手口のドア、そして鍵にLIXILのロゴが入っていることが多いかもしれません。

リクシルやトステム向けの鍵は、主要な国内鍵メーカーである美和ロック(MIWA)GOALそしてミネベアショウワ(旧ユーシン・ショウワ)が製造しています。

その為、トステムのキーシリンダー等の鍵交換の際にはこれらのメーカーで製造された鍵が使用されます。

リクシル(トステム)の鍵交換の方法

リクシル(トステム)の玄関ドアや引戸やラッチ等の鍵交換方法としては、「リクシルの修理受付センター」に依頼するか、鍵屋に依頼するという方法があります。

リクシルの修理受付センター

申込方法 受付時間 対応日
電話またはWEBから 月~金 9:00~18:00
定休日:土・日・祝日・年末年始・夏季休暇
※WEB申込は24時間受付
最短翌日以降(日祝以外)

リクシルのホームページ上にある「お客様サポート」から、LIXIL修理受付センターに鍵交換の申込みができます。

申し込み時には、ドアのブランド名(プレナス、フォルマなど)、製品品番、ドアの取り付け年と月の情報が必要になるので、事前に確認しておきましょう。

ブランド名や製造品番はドア内側のシールや、側面のフロントプレートに記載されています。

リクシルに鍵交換を依頼する流れ
  1. 電話またはホームページの「一般のお客さま専用依頼フォーム」から申込み
  2. 作業日の日程調整
  3. 訪問・鍵交換

鍵交換の依頼はネット申込みであれば24時間受け付けており、急ぎの際は電話でも申込みができます。ただし、訪問・修理日は最短でも翌日以降(日祝以外)となるので、急ぎの対応が必要な場合は年中無休の鍵屋に依頼したほうが良いでしょう。

鍵屋に依頼する

申込方法 受付時間 対応日
電話 鍵屋によって異なる
(電話受付8:00~23:00、年中無休など)
最短即日対応

鍵屋は依頼をすると最短即日で現場へ駆けつけ、その場で鍵交換に対応します。そのため、急いで鍵を交換したいという人におすすめです。

鍵屋は幅広いメーカーの鍵を取り扱っているため、依頼者の希望に沿った最適の鍵を提案します。

また、鍵交換以外にも合鍵作成や鍵開けなど、幅広いサービスに対応可能です。

鍵屋に鍵交換を依頼する流れ
  1. 電話で鍵屋へ連絡
  2. 現場で見積もり
  3. 作業開始
  4. 支払い

なお、鍵屋に鍵開けや合鍵作成を依頼する際は本人確認のために、運転免許証やマイナンバーカードなどの「顔写真付きの身分証明証」の提示が必要です。

リクシル(トステム)のシリンダーを自力で交換する方法

リクシル(トステム)の鍵を自力で交換すれば、部品代のみで鍵交換ができるため費用を節約できます。交換するシリンダーはリクシルのオンラインパーツショップで購入可能です。

ただし、自宅のドアに対応しているシリンダーを選ばないと購入しても取り付けることができないので、注意して製品を選びましょう。また、電気錠は自力でのシリンダー交換が難しい場合が多いため、リクシルの修理受付センターか鍵屋に依頼して下さい。

※キーレスキューサービスでは電子錠・電気錠の修理は基本的にできません。メーカー対応あるいは電子錠・電気錠の本体交換、新規取付による対応となります。

交換するシリンダーの選び方

自力で鍵交換をする場合は、Web上でリクシルの住宅用部品を簡単に特定できるスグシリで交換するシリンダーを特定し、LIXIL(リクシル)のオンラインパーツショップで自宅のドアに適合するシリンダーを注文して購入できます。

例えば、玄関ドアの「ジエスタ2」や「エルムーブ引戸」のパーツについても、調べる事ができます。

玄関ドアが2ロック(上下同一キーのプッシュプル錠など)の場合、片方のシリンダーだけを交換すると子鍵が2種類になってしまい操作性が悪くなるため、可能であれば上下を同時に交換することをおすすめします。
※リクシルパーツショップでリクシル/トステムのシリンダーを購入する場合は、シリンダーは2本で1セットの販売になります。

なお、自宅のドアがハウスメーカーのオリジナル仕様の場合、リクシルのパーツショップでは作成できない可能性があります。その場合は、施工店・ 販売店又はハウスメーカーに問い合わせましょう。

交換用のシリンダーを選ぶには、「商品名」「ドアの刻印」「ドアの厚み」の3点を確認します。調べた情報をもとに、オンラインショップで取り付け可能なシリンダーの一覧から、適合するシリンダーを選べます。

商品名を確認する ドアの上部や側面に貼られているシールに書かれている商品名を確認
ドアの刻印を確認する

ドア側面の上部・取手部・下部のプレート3箇所すべてを確認し、該当する組み合わせの製品を選ぶ

※引戸の場合は種類が多くて特定が難しいため、リクシルのお客様相談センターに相談

ドアの厚みを確認する 足元側や吊元側から測る

シリンダーの交換手順

リクシル(トステム)のシリンダーを取り外すときは、ドア側面のフロントプレートなどを取り外す必要はなく、サムターン側のビスを外すだけでシリンダーも外すことができるようになります。

ただし、下側のシリンダーはサムターンの取り外し方が上側シリンダーとは違うため、注意して下さい。詳しくは下記のようになります。

  1. 室内側サムターンの下部にあるボタンのような突起部分を押し込んでサムターンを取り外す
  2. カバーにある切り欠き部分にマイナスドライバーを入れ、テコの原理で持ち上げ、取り外す
  3. 出てきた2つのビスを取り外す
  4. シリンダーを外す(シリンダーが落下しないように手で押さえておく)

なかにはドアハンドルを先に取り外さないとサムターンのビスにアクセスできないタイプもあります。取扱説明書などをよく読んでから取り外し作業を行うようにして下さい。

リクシル(トステム)の鍵交換を依頼する場合の費用相場

リクシル(トステム)の玄関ドアなどの鍵交換費用の相場は下記のとおりです。

リクシルの鍵を無くしてしまいスペアもなく、玄関ドアが開けられないなどの場合は鍵開け作業も必要になります(ドアを明けないと鍵の交換ができないため)。

なお、鍵屋の料金については、鍵の専門業者「キーレスキューサービス」のサービス料金を掲載しています。

リクシルの修理受付センター

シリンダー交換 鍵開け 鍵の修理 合鍵作成
37,950~138,600円
(部品代・出張、技術料含む)
対応なし 17,600~111,100円 2,000円~

鍵屋

シリンダー交換 鍵開け 鍵の修理 合鍵作成
11,000円~+部品代 8,800円~ 8,800円~ 16,500円~

リクシル(トステム)の鍵交換におすすめの鍵

それではリクシル(トステム)の鍵交換におすすめの鍵を紹介していきましょう。 先述した通り、リクシル(トステム)には国内の主要鍵メーカーが製品を提供しています。

それぞれの代表的なシリンダーを提供しているのですが「トステム」あるいは「リクシル」のロゴがあるせいで、わかりにくいかもしれません。

基本的に、トステム /リクシルロゴの入った卵型のカラーがついたシリンダーは、既存のものと同じタイプでないと交換ができません。しかし、もしカラーの形やブランドロゴにこだわりがないのであれば、錠前メーカーの対応するシリンダーに交換することが可能です。

また、マルティロックなど海外のメーカーでも国内製品に対応可能なものがいくつかあるので、ご紹介したいと思います。

U9(美和ロック)

U9シリンダーは、国内で圧倒的なシェア率を誇る美和ロックが製造する「ロータリーディスクシリンダー」です。子鍵の両側にギザギザがあるタイプですが、複雑な構造により強いピッキング耐性を有します。また、リン青銅製のタンブラーは耐摩耗性にも優れ、耐久性も抜群。価格も比較的安価なため、コストパフォーマンスが高い鍵といえます。

トステムのドアにはギザギザが左右対称になっているURシリンダーが提供されていましたが、子鍵が折れやすいという欠点があり現在は廃番となっています。

PR(美和ロック)

PRシリンダーは美和ロックが提供するディスクシリンダー系列のディンプルシリンダーです。一般的なディンプルシリンダーとは違ってディスクタンブラーを用いたユニークで複雑な構造であるため、不正解錠・不正複製どちらも大変困難なシリンダーです。トステムには鍵足の短いPSシリンダーが提供されています。

V18(GOAL)

V18シリンダーはGOAL社が独自開発したディンプルキーで、6本×3列の計18本のピンにより鍵違い数は120億通りもあり、ピッキングによる解錠はほぼ不可能です。電動ドリルなどによる鍵穴壊しに対しても10分以上耐える頑丈設計で、リバーシブル設計なので表裏に関係なく解錠ができ、使い勝手も良好です。

子鍵が特徴的な形状をしており、キーマシンを持つ鍵屋であれば複製が可能なこともあって大変人気 のあるシリンダーです。トステムのドアには鍵足の短いD9シリンダーが提供されています。

リプレイス916(WEST)

WESTのリプレイス916は非登録制のディンプルシリンダーですが、おしゃれなデザインの子鍵とディンプルシリンダーにしては低価格な値段設定が人気のシリンダーです。子鍵の使い勝手もよく、スムーズな抜き差しで長持ちしやすいことから、お勧めしやすいシリンダーのひとつです。

カバエース(ドルマカバジャパン)

カバエースはスイスの錠前メーカー、ドルマカバの非登録制ディンプルシリンダーです。それでも鍵の複製ができるのはメーカーに認定されたカバエース認定店のみで、上位のカバスタープラスほどではないものの、大変高い防犯性能を誇るシリンダーです。コスパーフォーマンスのよいシリンダーでもあります。

マルティロック(マルティロック)

マルティロックはイスラエル発祥のシリンダーで、ピンが重なった「Wディンプル式」という新しい構造を持つ登録制のディンプルシリンダーです。もともとイスラエルでテロ対策用に開発された鍵ですので、ドリリングなどの破壊開錠にも強いシリンダーになっています。日本国内の多くの錠前にも対応しています。

リクシルの電気錠

通常、電子錠は配線工事などを行わずに電池を使用して施錠や解錠を行うタイプの鍵で、電気錠は設置に配線工事が必要とされています。

リクシルの電気錠は基本的に「後付け」が不可能な、ドアとワンセットになった電動サムターンのシステムです。このため、シリンダーはプッシュプル錠としてハンドル内などに残っており、非常用として物理キーなどを持ち歩くことが推奨されています。

主に新築時やリフォームの際に選択をすることが可能なオプションですが、もし玄関ドアを電気錠にしたいのであれば希望の解錠方法(例えばカードキーの使用)に対応しているドアを施工する必要があります。

解錠方法は主にスマートフォン、カードキー、リモコンキーがあり、暗証番号を入力するテンキータイプは存在しません。(※非常用の解錠方法として選択できる商品はあります)

なお、リモコンキーの電池交換については、リクシルの公式ホームページをご参照ください。

リクシル(トステム)の鍵の不具合を自力で修理する方法

鍵の不具合が原因で新しい鍵に交換したいという場合、鍵交換をする前に自分で修理できるかを検討してみましょう。自力で直せれば交換の必要がなくなり、余計な費用を節約できます。

もし修理が難しそうなら、リクシルのお客様サポートや鍵屋に依頼しましょう。ここからは、鍵の不具合を自力で修理する方法を紹介します。

鍵が回しづらい

鍵を回すときに引っかかるなど、回しづらいという場合は鍵穴専用の潤滑剤を使用することで改善する可能性があります。

ただし、潤滑剤は、必ず「鍵穴専用」のものを使用しましょう。一般的な潤滑油(例:クレ-556など)を鍵穴に使用してしまうと、油で鍵穴内部のホコリなどが固まり、かえって症状が悪化したり、故障の原因になる可能性があるため、注意が必要です。

もし手元に鍵穴専用潤滑剤がない場合は、鉛筆の芯でも代用できます。鉛筆の芯の黒い粉を鍵のギザギザ部分にこすりつけ、鍵穴に何度か挿し込んで出し入れを繰り返すことで、動きが滑らかになります。最後に芯の粉をふき取るのを忘れないようにしましょう。

鍵穴がガタつく

鍵を開け閉めする際に鍵穴がガタガタと動いたり、施錠や解錠時に鍵が空回りするといった場合は、ネジを締め直すことで症状が改善する可能性があります。

以下の2箇所のネジをプラスドライバーで締め直してみましょう。

  • 室内側のサムターン(鍵のつまみ)部分にある2つのネジ
  • ドア側面のフロントプレートのネジ

※サムターンのネジは、強く締めすぎると鍵が回りづらくなるので注意しましょう。

鍵穴に異物が詰まっている

鍵穴に異物が詰まっていて鍵が回しづらいという場合は、異物を除去することで改善する可能性があります。異物を除去する方法には以下のようなものがあります。

  • 掃除機で鍵穴を吸う
  • エアダスターを使って鍵穴内部のゴミを吹き飛ばす

玄関ドアは長年使用しているとホコリやゴミが溜まりやすいため、定期的にゴミを除去するなどのメンテナンスを行いましょう。

鍵が中で折れてしまった

金属疲労などで、鍵がシリンダー(鍵穴)の中でポキっと折れてしまった場合、以下の方法で鍵を取り出せます。

  • ピンセットでつまみ出す
  • 掃除機で吸い出す

掃除機で吸い出す際は、掃除機の吸口をできるだけ小さくすることで吸引力を高められますが、小さな破片以外は難しいかもしれません。

子鍵が折れてしまったときは、あまり取り出すことに躍起になって無理をせず、鍵屋を呼んで診て貰いましょう。シリンダーが古く、合鍵もない場合はシリンダー交換がお勧めです。

リクシル(トステム)の鍵を交換するのなら鍵屋へ相談

リクシル(トステム)の鍵は、リクシルのホームページで交換可能な鍵の種類を特定し、自力で交換することもできます。ディンプルキーや電子錠など、防犯性の高い鍵に交換することで玄関の安全性や利便性を高められるでしょう。

自力で交換するのが不安な人は、リクシルのお客様サポートや鍵の専門業者に依頼することをおすすめします。

キーレスキューサービスは24時間365日対応可能な鍵のプロフェッショナル。ご連絡をいただいたら最短即日で現場へ駆けつけ、専門知識を持ったスタッフがその場で新しい鍵へ交換いたします。

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