カインズで合鍵を作る前に知りたいポイント!料金・時間・対応範囲・注意点を解説!
この記事でわかること
・カインズの合鍵サービスの特徴
・カインズで作れる合鍵の種類
・カインズで合鍵を作るメリット・デメリット
・カインズ以外で合鍵を作成できる場所

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
合鍵が急に必要になったとき、「どこで作れば安心なのか」と迷われる方も多いでしょう。
全国に店舗を展開するカインズでは、多くの店舗で合鍵作成サービスを提供しています。
本記事では、カインズでの合鍵作成について、料金や時間、対応できる鍵の種類を解説します。
目次
カインズで合鍵は作れる?

カインズの合鍵サービスの特徴
カインズでは、併設されたテナント(リペアショップ)を通じて合鍵作成サービスを提供しています。ただし、全国259店舗のうち、合鍵作成テナントがあるのは約43店舗のみです。
主なテナントは「プラスワン」(中部・西日本エリア)や「e-工房」(関東南部エリア)などで、店舗によって対応状況が異なります。対応店舗が多い地域は埼玉県、千葉県、東京都、愛知県などです。
合鍵作成前に確認すべきポイント
カインズで合鍵を作成する前に、最寄りの店舗に合鍵作成テナントがあるかを確認しましょう。公式サイトの店舗ページで「併設テナント」情報をチェックするか、電話で問い合わせることをおすすめします。
また、一般的なディスクシリンダー錠やピンタンブラー錠は対応可能ですが、ディンプルキーや登録制シリンダーなどは対応できない場合があります。持参物はオリジナルキー(元鍵)、身分証明書、必要に応じてセキュリティカードです。
一般的な合鍵作成の流れ
作成したい鍵を持参してサービスカウンターへ立ち寄ると、スタッフが鍵の種類や状態を確認し、複製可能かどうかを案内してくれます。作成可能な場合はその場で料金が提示され、支払い後5分から15分程度で仕上がります。完成後は必ず開閉テストを行いましょう。
カインズで作れる合鍵の種類

ピンシリンダー
ピンシリンダー錠は片面のみがギザギザしている形状で、マンションや戸建て住宅、オフィスなどに広く採用されています。正しい鍵を差し込むとピンの接触面が揃い、内筒が回る仕組みです。
GOAL、SHOWA、ALPHAなどのメーカー製が一般的で、作成時間は約5分から10分程度、料金は500円から1,500円程度が目安です。
以下記事ではピンシリンダーについて詳しく解説しています。併せてご覧ください。
ディスクシリンダー
ディスクシリンダー錠は鍵の両端がギザギザしており、鍵穴が縦に開いています。美和ロック製が代表的で、現在は廃番ですが使用している住宅はまだ多く存在します。
作りがシンプルなため作成は簡単で、料金相場は300円から800円程度、作成時間は約10分程度です。
ディスクシリンダーは以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
ロータリーディスクシリンダー
ロータリーディスクシリンダー錠はディスクシリンダー錠を進化させた鍵で、複雑な構造により耐ピッキング性能が高くなっています。美和ロックの主力商品として現在も使用されています。
加工精度が要求されるため、技術力のあるテナントでの作成が推奨されます。料金相場は300円から4,000円程度と店舗によって幅があります。
ロータリーディスクシリンダーについては以下記事をご覧ください。
一部のディンプルキー
ディンプルキーは表面に円形のくぼみがある鍵で、3列から5列のピンがあり防犯性が高い構造です。カインズでは非登録制のディンプルキーに限り一部店舗で対応しています。
GOAL V-18、WEST 916、MIWA PRなどが作成可能な場合がありますが、事前確認が必須です。料金相場は2,000円から5,500円程度、作成時間は20分から40分程度かかります。なお、登録制のディンプルキーはセキュリティカードが必要で、メーカーへの直接依頼が求められます。
カインズでの合鍵作成は、一般的な住宅用の鍵であれば短時間・低コストで対応できる便利なサービスです。ただし、店舗によって対応できる鍵の種類が異なるため、事前確認をおすすめします。
ディンプルキーの合鍵については以下記事をご覧ください。
カインズで作れない・断られやすい合鍵の種類

カインズでは一般的な住宅用の鍵には対応していますが、防犯性の高い特殊な鍵については作成できない場合があります。
登録制のディンプルキー
登録制のディンプルキーは、ホームセンターでは基本的に複製できません。これらの鍵はメーカーが鍵番号を厳密に管理しており、知的財産権で保護されているため、無断で複製することができません。
これらのシリンダーには、子鍵と一緒にセキュリティカードが付属しています。引っ越しの際に新しい鍵にカードが付いてきた場合は、登録制の製品です。主な登録制シリンダーには、GOAL Grand V、美和ロックWRシリンダー、ALPHA FBロック、カバスタープラスなどがあります。
登録制の鍵を複製するには、鍵番号やセキュリティカード、本人確認書類の提出が必要です。カインズではメーカーからの取り寄せが可能な場合もありますが、手数料がかかるため、自分でメーカーサイトから発注する方が安上がりです。
イモビライザーキー
イモビライザーキーは、主に自動車に使われる防犯性能の高い鍵です。鍵に内蔵されたICチップと車両側の認証システムが合致してはじめてエンジンが作動する仕組みで、単純に形状をコピーするだけでは機能しません。
専用の機器が必要なため、一般的なホームセンターでは対応できません。カインズの一部テナント店舗では対応している場合もありますが、国産車のみで輸入車は対応していないケースがほとんどです。
イモビライザーキーの複製を希望する場合は、訪問前に電話で問い合わせて確認しましょう。車のマニュアルで確認するほか、年式や型式を把握しておくとスムーズです。
カインズで合鍵を作る際に知っておきたい基本情報

所要時間
カインズで作成できる鍵は主にシンプルな構造のもので、作成時間の目安は5分から10分程度です。刻みキーであれば5分から10分、ディンプルキーなどは20分から1時間程度かかります。
特殊キーの取り寄せを依頼した場合、納期は2週間から4週間です。繁忙期や大型連休を挟むときはさらに長くなることもあります。混雑を避けるには、平日の午前中や夕方以降の来店がおすすめです。
料金相場
カインズの公式サイトには具体的な料金は記載されていないため、店舗に直接問い合わせて見積もりを出してもらいましょう。ホームセンターでの相場は、ピンタンブラー錠が1,000円程度、ディスクシリンダー錠が300円から800円、ロータリーディスクシリンダー錠が300円から800円です。
原材料価格高騰により、2025年春から夏の相場は刻みキーが770円から1,430円、特殊キー(ディンプルキー・ウェーブキーなど)が2,970円から5,500円となっています。見積もり確定後は料金が変わらないため、安心して依頼できます。
必要な持ち物
カインズで合鍵を作る際には、オリジナルキー(元鍵)が必須です。メーカー名やキーナンバーなどが刻印されているものを持参しましょう。
身分証明書の提示を求められることもあります。運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど公的な証明書を用意しておくと安心です。
登録制シリンダーキーの場合は、セキュリティカード(鍵登録システム証明書)の原本が必要です。このカードは不正に合鍵を作られるのを防ぐための仕組みで、コピーではなく原本の提示が求められます。
カインズで合鍵を作るメリット・デメリット

メリット
カインズで合鍵を作成する最大の利点は、スピーディーな対応です。一般的な鍵であれば5分から10分程度で作成できるため、買い物のついでに済ませれば待ち時間が苦になりません。
また、店舗が生活圏内にあることが多く、足を運びやすいのもメリットです。全国に多数の店舗を展開しているため、気軽に立ち寄って合鍵を作成できます。
料金面でもリーズナブルで、一般的な刻みキーであれば数百円から1,000円程度で作成できます。明朗な料金体系で、見積もり確定後は料金が変わらないため安心です。
カインズでの合鍵作成に向いているのは、スピーディーに作成してほしい人、カインズで作成できる鍵を持っている人、家の近くにカインズがある人です。
デメリット
店舗や設備によって仕上がり精度に差が出やすい点がデメリットです。鍵専門店の完成品と比較すると精度は落ちることがあり、長く使うなら専門店への依頼が安心でしょう。
また、合鍵作成できる鍵の種類が限られています。ディンプルキーなどの複雑な鍵には対応できず、取り寄せや断られることがあります。全国259店舗のうち対応しているのは約43店舗のみで、サービスの有無は地域によって異なります。
特殊な鍵や高度なセキュリティ機能を備えた鍵は作成できない場合が多く、鍵の種類によっては対応可否の判断や納期の確認が必要です。
カインズでの合鍵作成に向いていないのは、精度の高い合鍵を作ってほしい人、作成した合鍵を長く使いたい人、複雑な鍵の合鍵を作成したい人です。
カインズで合鍵を作る際の注意点

作成できない鍵の種類がある
カインズではすべての鍵を複製できるわけではありません。防犯用の登録制ディンプルキー、電子キー、セキュリティカードが必要なタイプ、イモビライザー付きの車の鍵などは未対応の場合が多いです。
特殊な鍵の場合、ブランクキーが存在しないとスペアキーも作成できません。美和ロックのECシリンダーやGOALの棒鍵、シャッターの鍵などは、ブランクキーを在庫していないところでは対応できません。
作成希望店舗へ電話などで確認してからの来店が安心です。
合鍵から合鍵の作成は非推奨
すでに一度複製された鍵から、さらに新たな合鍵を作ることは推奨されていません。複製を重ねることで微細なズレが生じ、鍵が回りにくくなったり、鍵穴内で折れてしまうなどの不具合につながる恐れがあります。
既に誤差が出ている合鍵から鍵を作ると、誤差の幅が大きくなり、さらなるトラブルを引き起こす可能性があります。ホームセンターでは合鍵から合鍵の作製は断られることが多く、これはトラブルを未然に防ぐためです。
スペアキーしか残っていない場合は、コンピューターキーマシンを導入している専門の鍵屋に相談しましょう。
店舗によって技術に差が出やすい
カインズでは併設されたテナントが合鍵作成を担当しており、店舗や設備によって仕上がり精度に差が出やすいのが実情です。
刻みキーの複製は手動マシンを使用することも多く、機械を操作する人の経験や技術によって合鍵の良し悪しが決まります。鍵専門店の完成品と比較するとその精度は落ちます。
純正キーと比較して精度が落ちる可能性がある
合鍵はあくまで「コピー品」であり、純正キーとは製造精度や材質に差があります。ブランクキーの素材は加工しやすい真鍮が使われますが、コスト面で優秀な反面、変形しやすいという欠点もあります。
使用頻度が高い玄関用キーや長期間使用を想定する場合は、数年ごとに摩耗や不具合が発生しやすく、再作成のリスクを検討しておくことが大切です。
頻繁に使う鍵は2本目の作成・保管をおすすめします。耐久性を重視する場合は、専門店での高精度な作成や鍵交換サービスも検討しましょう。用途や安全性へのこだわりによって、ホームセンターと専門店の使い分けが賢明です。
カインズ以外で合鍵を作成できる場所

カインズで合鍵作成ができない場合や、より専門的なサービスを求める場合には、他にもさまざまな選択肢があります。
ホームセンター
カインズ以外のホームセンターでも合鍵作成サービスを提供しています。ビバホーム、コーナン、DCM、ロイヤルホームセンターなどでリペア系のテナントが入っていれば合鍵の複製が可能です。
ビバホームは一部店舗でディンプルキーの一部にも対応しており、料金相場は刻みキーで350円から1,200円程度、ディンプルキーで2,800円から5,500円程度です。コーナンでは刻みキーが400円から1,200円程度、ディンプルキーが3,000円から6,000円程度です。
ホームセンターでの合鍵作成は、コストが安く急ぎにも対応しやすい点がメリットです。買い物ついでに短時間で済ませたい方におすすめですが、対応できる鍵の種類は店舗により異なるため事前確認が必要です。
コーナンで合鍵を作る方法については以下記事をご覧ください。
インターネット販売店
オンラインショップで合鍵を注文できるサービスも増えています。鍵の写真や鍵番号を専用フォームから送ることで注文が完了し、数日後には自宅に郵送される仕組みです。
365日24時間注文を受け付けており、自宅にいながら手軽に注文できるのが最大のメリットです。ただし、発送や受け取りに時間がかかる点や、セキュリティ面での不安がある点には注意が必要です。
鍵番号を開示することになり、身分証明書のコピーも取られるため、信頼できるショップを選ぶことが重要です。近年では盗み見た他人の鍵番号で合鍵を発注し、犯罪に悪用した事件もあるため、利用には十分な注意が必要です。
メーカー
合鍵の精度や信頼性を最も重視するなら、鍵のメーカーに直接注文する方法があります。特にディンプルキーやウェーブキーは、製造元にしか対応できない構造になっていることが多く、カインズや街の鍵屋では複製不可能です。
登録制のシリンダーであれば、鍵番号、セキュリティカード、身分証明書が必要になります。納期は通常2週間から4週間かかりますが、品質と安全性を重視したい場合には最も確実な方法です。
カインズのテナント店舗を経由することもできますが手数料がかかるため、コストを重視する場合は自分でメーカーサイトから発注する方が安上がりです。
鍵屋
最も柔軟で対応力のある選択肢が鍵屋です。合鍵の専門店であれば、ディンプルキーやイモビライザーキーの複製にも対応しており、精度や仕上がりにも定評があります。
コンピューターキーマシンを導入している鍵屋なら、折れた鍵や曲がった鍵から合鍵を作成することも可能です。鍵開けや鍵交換といったサービスにも対応していることが多く、鍵に関するトラブル全般を任せられます。
料金は刻みキーで800円から2,000円程度、ディンプルキーで4,000円から8,000円程度とホームセンターより高めですが、精度重視・特殊対応可能という強みがあります。
出張専門の鍵屋の場合、軽作業料金として8,800円程度が必要になることがありますが、希望の場所へ来てもらえる点やまとまった数の合鍵作成に対応できる点がメリットです。
カインズで合鍵を作成できない場合はキーレスキューサービスにお任せ!

カインズで対応できない特殊な鍵や、より高い精度を求める場合は、鍵の専門業者への依頼がおすすめです。専門業者であれば、ディンプルキーやイモビライザーキーなど、ホームセンターでは対応できない鍵にも幅広く対応できます。
鍵業者はディスクキーやディンプルキーなど特殊な鍵にも対応し、高精度な合鍵を提供可能です。防犯性能を重視したアドバイスや、万が一の不具合にも迅速に対応するアフターサービスが充実しています。
鍵業者への依頼がおすすめなのは、急ぎで合鍵が必要な人、特殊な鍵や高セキュリティキーを作成したい人、防犯面のアドバイスが欲しい人、確実で迅速な対応を求める人です。
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