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鍵が曲がったときの直し方は?原因や合鍵作成についても解説

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鍵が曲がったときの直し方は?原因や合鍵作成についても解説

更新日:2024/04/15
鍵が曲がったときの直し方

「鍵が曲がった」
「鍵が歪んでいる」
このようなトラブルでお困りではありませんか?

曲がったり歪んだ鍵をそのまま使い続けると、さらに深刻なトラブルに発展してしまうこともあるため正しい対処が必要です。

また、無理な力をかけたことによるもの以外にも、鍵が曲がったり歪んでしまうには理由があります。

そこで本記事では、鍵が曲がったり歪んでしまう原因や変形した鍵を使用するリスク、正しい対処法について解説します。

鍵が曲がったり歪む原因

子鍵(差し込む方の鍵)が変形してしまう理由はさまざまです。ここからは、鍵が曲がったり歪む主な要因についてご紹介します。

強い負荷

子鍵が曲がったり歪んでしまう原因は、その扱い方にあるのがほとんどです。

例えば、

  • 急いでいるときに子鍵を回して思い切り引き抜いた

とか、

  • ズボンの尻ポケットに子鍵を入れていて座ったときなどに体重の負荷がかかり、徐々に曲がっていった

など。

子鍵をポケットに入れて持ち歩いていることが多いという方は注意してください。

子鍵の材質は、銅合金である洋白であることが多く、合鍵屋で複製したものであれば真鍮(黄銅)であったりなど、比較的柔らかい金属でできています。そのため、心当たりがなくても、強い負荷がかかったり、落としたりするだけで曲がったり、歪んでしまうことがあります。

子鍵の変形を避けるためにも、乱雑に扱って強い負荷をかけないようにしましょう。

熱膨張

子鍵の変形は、環境的な要因で起こる可能性もあります。金属は熱に弱いという性質があるため、高温環境に長時間さらされ続けると熱膨張によって子鍵が歪むことがあります。

熱膨張とは、温度が上昇したときに物体の体積が膨張する現象のことです。熱膨張がわかる身近な例としては、キッチンのシンクにお湯を流したときに「ボコッ」と音がしてシンクが反りあがる現象が挙げられます。

これは、熱が加えられたことでシンクの素材であるステンレスが熱膨張をおこし、負荷に耐えられなくなったことで起こります。

特に夏場の車内に子鍵を置いておくと、直射日光と換気のない室内の温度上昇で子鍵が変形してしまうことが考えられます。また、日光を避けて子鍵をしまっていたとしても、夏場の車内温度は60度以上になることもあるため、子鍵が変形しやすくなります。

経年劣化

鍵は長く使用していくにつれ劣化していきます。特に毎日何回も開閉する玄関鍵は、すり減りなどの劣化速度もはやいです。

一般的に鍵の寿命は10年程度が目安と言われており、耐用年数を超えている場合はシリンダー交換も検討してみるべきでしょう。時間の経過とともにシリンダー内部も摩耗していきますので、子鍵がひっかかったり、回しにくくなったりします。

そんなときに過剰に力をかけると子鍵が曲がった、折れてしまった、といったトラブルに発展しがちです。

子鍵が使いにくいと感じたら、スペアキーを使用したりしてみましょう。スペアキーでも回しにくいなどの問題が残る場合は、鍵交換をおすすめします。

鍵が曲がったときにやってはいけないこと

子鍵が変形してしまったときの対処法をご紹介するまえに、ますは子鍵が曲がったときにやってはいけないことについてお話ししておきます。

歪んだ鍵をそのまま使用する

子鍵がちょっと曲がっているけど特に問題なさそうなのでそのまま使っている、という方もいるかもしれません。しかし、前述したとおり曲がったり歪んでいる子鍵を使用し続けると、あとあとトラブルになる可能性が高いので注意が必要です。

具体的には、「鍵穴を傷つける」「子鍵が折れる」というトラブルが懸念されます。鍵穴は子鍵の溝やギザギザに、タンブラーと呼ばれる部品が噛み合うことで解錠する構造です。子鍵が少しでも変形していると鍵穴の中で余計な摩擦が発生し、シリンダー内部を傷つけてしまう原因になります。

また、鍵穴に子鍵を刺したときや回したときに、変形した箇所に集中して負荷がかかると子鍵が折れることもあります。そして、折れた子鍵の先端が鍵穴内に詰まってしまうという最悪の事態につながるのです。

折れた子鍵はシリンダー内部を傷つけずに取り出すことが難しいため、鍵屋を呼んで抜いてもらいましょう。

無理に鍵を直す

子鍵が曲がってしまったときにやってしまいがちなのが、子鍵を反対方向に曲げたりして無理やり直そうとすることです。少しの変形なら力任せに曲げたり、ハンマーで叩いてみればなんとかなりそうな気もしますが、一度曲がった金属を完全に元へ戻すことはできません。

無理に直そうとしたところで、余計に癖がついたり、折れてしまうこともあります。また、窪みやギザギザに傷がついて、シリンダーのタンブラーと合わなくなることもあるでしょう。

そのため、鍵穴にさすことができても、「固くて回しづらい」という場合がほとんどです。そういった状態で使い続けると、最終的にシリンダーまで傷めてしまいますので、早めにオリジナルキーを取り寄せるなどしましょう。

折れた鍵を接着剤で直す

曲がった子鍵を使用し続けているとシリンダー内で詰まってしまうことも多々あるのですが、このときに無理やり動かして子鍵が折れてしまうことがあります。そんなときに子鍵を接着剤でくっつけるという行為もNGです。綺麗にくっつけることができたとしても、鍵穴に入れて回したら折れてしまいます。

また、はみ出た接着剤が鍵穴内部で固まってしまい、部品が作動しなくなるなど、副次的なトラブルが発生するリスクもあります。鍵穴が故障してしまった場合、シリンダーを交換する費用が発生するので負担は大きくなります。

鍵が曲がったときの正しい対処法

それでは、ここからは子鍵が曲がったときの対処法についてご紹介していきます。曲がってしまった子鍵は使わずに、以下の解決方法をご検討ください。

スペアキーを使う

手元に曲がっていないスペアキーがあれば、そちらを使用するようにしましょう。

スペアキーが1本もない場合は、オリジナルキーから合鍵を作成するか、ディンプルキーのような合鍵が作成できないタイプであれば、追加のオリジナルキーをメーカーに注文しましょう。

スペアキーがなく、鍵を開けられない場合は鍵開けを依頼する必要があります。

新しい鍵を作成するかシリンダーを交換する

スペアキーが1本もない状態で子鍵が曲がってしまったうえに、解錠できなくなった場合、鍵穴から子鍵を作成することも可能です。鍵屋であればシリンダーの構造から開けられる子鍵を作成することができます。

ただ、玄関鍵の場合はシリンダーを交換したほうがお得になることがあります。特に曲がってしまった子鍵が刻みキー(※鍵足にギザギザした山がある子鍵)である場合は、シリンダーそのものが古い可能性も高いため、新しいシリンダーに交換したほうが防犯性能も上がりますし、子鍵も最低3本は付属してきます。

ディンプルキーなどに関しては鍵穴からの作成は困難であることが多いため、メーカー発注を待てない場合はシリンダー交換をしたほうが良いでしょう。

反対にバイクや車の刻みキーが曲がってしまって使えなくなり、スペアキーが全くないといった緊急時には、対処方法としてシリンダーからの鍵作成も視野に入れると良いでしょう。

詳しくは鍵作成・交換を業者に依頼したときの費用をご覧下さい。

メーカーから新しい鍵を発注する

鍵のなかでもディンプルキーなどの防犯性が高い高性能キーは、プロでも作成が難しいうえ、殆どが登録制を採用しています。

また、登録制のシリンダーは子鍵を含めて特許で守られていることも多く、鍵屋で複製ができないものもあります。

ですので、登録制の鍵に関しては新しい鍵をメーカーから取り寄せられないか確認しましょう。大手鍵メーカーである美和ロックをはじめ、使用している鍵に刻印されている鍵番号とセキュリティカードに記載の番号などから純正キーを発注することができます。

しかし、メーカー取り寄せになるので、新しい子鍵が届くまでの期間は2~3週間ほどかかってしまいます。

鍵屋に依頼する

急いでいる場合や緊急性の高いときは、鍵屋に依頼をしましょう。鍵屋であればその日のうちに合鍵を作成し、問題を解決することが可能です。また、鍵開けや鍵交換の必要があっても、スピーディーに対応してくれます。

新しいシリンダーと交換する場合は、プロのスタッフがお客様のご要望にあったものを提案し、ドアに適合した部品を選択してくれるので、すべてをお任せできます。

車・バイクの鍵が曲がったときは?

車やバイクの合鍵はディーラーに依頼すると作成できます。ディーラーに発注する際には、鍵番号と車検証、免許証が必要です。

鍵番号は子鍵に付属してくるタグに記載されていますが、子鍵が変形して車のドアが開けられない場合は、まず鍵開けが必要になります。

タグを紛失したなどの理由で鍵番号がわからない場合は、車のドアからシリンダーを取り出す必要があるので、一度ディーラーや工場に車を運ばないといけないでしょう。そのためのレッカー手配などは実費となる可能性が高いです。

また、ディーラーから新しい子鍵が手元へ届くまでの納期は1~2週間ほどです。

鍵の作成・交換を業者に依頼したときの費用

ここからは、鍵屋に鍵の作成やシリンダー交換を依頼した際の費用について紹介します。業者によって費用は多少変わるので一概には言えませんが、ここでは相場を挙げるので参考にしてください。

鍵を作成する場合

鍵作成というのはいわゆる元鍵と同じ形に削っていく「複製」とは違い、錠前技師が鍵穴から作成する作業のことを指します。

シリンダーの中には内筒の回転を阻む「タンブラー」という部品があるのですが、ピンやディスクの形をしたタンブラーの形や位置を読み、差し込んだときに「噛み合う」子鍵を作成していくわけです。

このため、自宅や事務所などの建物の鍵は、交換のときと同様で鍵の構造やセキュリティーのレベルによって費用が異なります。防犯性能があまり高くないピンシリンダーやディスクシリンダーなどの簡単な鍵は、16,000円前後が目安です。

しかし、防犯性能が強化された高性能キーは、30,000円前後で、それよりもさらに複雑な「特殊キー」と呼ばれる鍵は50,000円ほどの費用が目安になります。

【キーレスキューサービスでの鍵作成費用】
シリンダータイプ 価格
刻みキー(ピンシリンダーなど) 16,500円
ピッキング対策済刻みキーなど 19,800円
特殊キー 33,000円

鍵を交換する場合

鍵交換の場合は、「作業料金+部品代」の費用がかかります。作業料金の一般的な相場は、¥10,000~¥15,000ほどが目安ですが、部品代はどんな鍵をつけたいのかによって変わります。防犯性の高い鍵をつけようとする場合は、部品代もそれなりにかかるでしょう。

【キーレスキューサービスでの部品代の相場】
シリンダー 価格
U9(美和ロック) 9,000円〜
カバエース(ドルマカバ) 16,000円〜
リプレイス916(WEST)/PR・JN(美和ロック)/ V-18(GOAL)/
クラビス(シブタニ)/ベルウェーブ(KAKEN)など
19,000円〜
FBロック(ALPHA)/マルティロック(Mul-T-lock)/アブロイ/カバスタープラス(ドルマカバ)/Grand V(GOAL)など 26,000円以上

※鍵交換作業には別途11,000円の作業費が必要になります。

鍵を曲げない、折らないための予防方法

今後、鍵を変形させたり損傷させないためにも有効な対策を知っておきましょう。ここからは、鍵を曲げない、折らないための予防方法についてご紹介します。

キーケースで鍵を保護する

鍵を曲げたり折らないためには、鍵を衝撃から守ることが大切です。そのためにも、キーケースなどに鍵をしまって持ち運んだり、保管するようにしましょう。

また、ポケットに鍵を入れると座った時の体重で鍵が曲がってしまうおそれがあるため、キーケースはカバンに入れて持ち運ぶようにしましょう。

高温になる場所で鍵を保管しない

鍵は日頃の保管場所にも注意しましょう。特に鍵は、高温になると熱膨張で変形しやすくなるため、熱源の近くや炎天下で高温になりやすい車内は避けるべきです。

無理に鍵を回したりしない

鍵が動きにくいときに力任せに回してしまうと、鍵が変形したり折れてしまうことがあります。そのため、無理に鍵を回そうとするようなことは避けるべきです。

鍵が回りにくいときは、鍵の経年劣化か潤滑剤切れの可能性があります。鍵に不具合を感じたときは、使用を控えて鍵穴をメンテナンスしてみましょう。

鍵をこまめにメンテナンスする

鍵穴のメンテナンスは、市販の鍵穴潤滑剤やエアダスターがあれば手軽におこなうことができます。クレ5-56などの一般的な潤滑剤は油分を含むものが多いのですが、鍵穴専用の潤滑剤は速乾性でサラサラしたパウダー状になっています。

鍵穴専用以外の潤滑剤は、シリンダーの故障につながるため鍵穴には使用できません。また、鍵穴だけではなく子鍵の掃除も忘れずにおこないましょう。

特にディンプルキーは、鍵の窪みに汚れが溜まりやすいので、歯ブラシや柔らかい布で定期的にメンテナンスすることが大切です。

鍵が曲がったり歪んだ場合は鍵屋がおすすめ!

曲がったり歪んだりした子鍵を無理に使用すると、子鍵が折れたり、鍵穴を傷つけたりするリスクがあります。最終的には家に入れなくなり、鍵開けと鍵交換が必要になることも考えられます。

もし、このようなトラブルが発生してしまったときは、早急に鍵屋に相談することをお勧めします。子鍵が使えず、スペアキーもない場合は、鍵屋であれば合鍵作成からシリンダー交換までお客様の状況やご要望にあった対応が可能です。

鍵屋のキーレスキューサービスは年中無休でお電話も23時まで受付けております。お急ぎの場合でも、近くのスタッフが派遣されますので、その日のうちに問題が解決できます。突然の鍵のトラブルでお困りの際はぜひキーレスキューサービスにご連絡ください。

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