トラックでインロックしたときの開け方はある?インロックの原因と予防策も!

車内に鍵を閉じ込めてしまい、ドアが開かなくなる――。
インロック(インキー)はドライバーの誰しもが一度は経験したことのあるトラブルではないでしょうか。
特にトラックの場合、貨物や配達用の荷物が積まれていることもあって、解決までに時間をかけられないことも多いでしょう。
本コラムでは、トラックでインロックが発生した際の対処法やトラック固有のインロックの原因などについても解説し、トラブルを未然に防ぐ方法にも迫っていきます。
ただし、急いでインロックを解除する必要がある場合は、鍵屋に依頼することも検討して下さい。鍵屋キーレスキューサービスでは、最寄りのスタッフが今お困りの場所へと出向きますのでレッカー移動も必要ありません。
JAFが来ない、すぐに仕事に戻らなければならない場合は、鍵屋キーレスキューサービスにお電話下さい。
目次
鍵を車内に閉じ込めてしまった!? 自分で解決する方法
インロックは誰しもが経験したことがあるトラブルであり、特にトラックの場合は様々な要因から発生することがあります。そんな困った事態に直面したとき、焦らず冷静に対処する方法を知っておくことが重要です。
スペアキー
もしもスペアキーを別途用意している場合は、これが大変便利です。スペアキーが手元にあれば、インロックの問題を迅速に解決できます。
スペアキーを持ち歩くか、特定の場所に保管しておくことで、緊急時の頼りになる味方となるでしょう。
ハンガーや差し金で解錠する方法
インロックに遭遇した際、ハンガーや差し金(L字型の定規)を使うことで、ドアを開ける方法もあります。
窓枠から少しずつハンガーや差し金を差し込み、ドアのロック部分に触れて手動で解除するテクニックですが、古い車種のみに有効とされています。
ある意味、大変有名な解錠方法でもあるため、メーカーの対応も早かったと言えるでしょう。最近の乗用車では殆ど使えませんが、トラックの場合は試してみても良いかもしれません。
紐で解錠する方法
一部の古い車種では、紐を使った解錠方法が有効な場合があります。特に、ドアロックの形が四角いものではなく、ボーリングピンのような形をしているものだと、ドアの端を少し開けて差し込んだ紐をドアロックに引っ掛けることができるので、そのまま引っ張ることで解錠できることもあります。
トラックは年式が古いものも多いので、試してみる価値はあるかもしれませんが、乗用車は多くが対策されていると思われます。
テニスボール
一部のメディアやネット記事などでテニスボールを使った解錠方法がある、と紹介されていますが、これは2007年に公開されたYouTube動画が大元になっています。また、2010年に公開された映画でもテニスボールで開錠するエピソードがあり、映画ファンのあいだで知られるようになりました。
ただ、実際にテニスボールを使ってドアを開けることは現実的ではないと言われています。古い車であれば可能性はありますが、少なくとも国産車で開けられたという話は聞きません。
可能性はゼロではないのかもしれませんが、トラックにテニスボールを載せていることも少ないでしょうし、他の方法を試すかプロに依頼した方が良いでしょう。
ロードサービスなどプロに頼る
トラックのインロックに遭遇した際、素早く確実に解決するためにはプロの力を頼ることが重要です。この章では、ロードサービスや他のプロフェッショナルに頼る方法について解説します。
JAFや保険に付帯するロードサービス
日本自動車連盟(JAF)は、ロードサービスの代表的な提供者の1つであり、多くの自動車保険にもロードサービスが付帯されています。なかにはJAFと提携しているサービスもあります。
JAF会員である場合は、会員本人が乗っている車のトラブルに対応してくれます。インロックのことは「キー閉じ込み」と呼ばれており、本人の過失によるものですが解錠に駆けつけてくれます。
保険会社のロードサービスを使用する場合は、トラブルを起こした車が保険をかけている車であるかどうかが重要なポイントになります。トラブルが発生したら保険会社の専用窓口に連絡して指示を待ちましょう。契約内容によっては、無料または割引料金でサービスを受けることができる場合もあります。
緊急時は消防に連絡
緊急時のインロックは、車内に子供やペットがいて放置されている場合に特に深刻な事態に発展する可能性があります。暑い季節に車内に閉じ込められると、熱中症や呼吸困難などの健康リスクが増大します。このような緊急の状況では、消防に連絡することも検討して下さい。
消防はインロックの解錠専門家ではありません。しかし、車内に命にかかわる人がいる場合、窓ガラスを割って救出を優先してくれます。
重篤な疾患のある子供が中にいるなど、一刻を争うようなときは消防を呼びましょう。
急いでいるときは鍵屋
ゴールデンウィークや年末年始といった繁忙期で、ロードサービスの到着まで時間がかかる、或いは仕事でできるだけ早く配達などの業務に戻る必要がある場合は、鍵屋に連絡するのも一つの方法です。
鍵屋はプロの錠前専門業者なので、非常時にはスピーディーに対応してくれることが期待できます。ただし、鍵屋でも乗用車やトラックの解錠は得意ではない鍵屋もあります。
事前に何軒か情報収集を行い、安心して依頼できるところを選びましょう。
インロックの原因ートラック特有の事情
トラックにおけるインロックの原因は、トラック特有の事情によるものがあります。ドライバーが気をつけるべきトラックにありがちな原因を見ていきましょう。
ついエンジンをかけたまま外へ出てしまう
トラックの運転中はエンジンをかけたまま停車することがよくありますが、ドライバーが慣れているせいかイグニッションにキーを入れたまま車外に出ることもよくあります。その際、ドアノブをロック状態にしたまま閉めてしまい、インロックしてしまうことがあります。
トラックを含め、多くの乗用車ではドアノブを引いてロック状態にしたままドアを閉めることで施錠状態にすることができます。無意識のうちにこの状態でドアを閉めてしまい、ロックがかかってしまうのです。
スケジュールに追われ慌てて車を降りがち
トラック運転手は厳しいスケジュールを守ることが求められることも多いため、急いで外に出ることがあります。このとき、鍵を持っていないことに気がつかずにインロックしてしまうことが考えられます。
これは乗用車でも子供の送り迎えなどをしている際にバタバタしていて鍵を持参せずに車を降りてしまい、インロックしてしまうということがあるのと同じで、荷物や配達のスケジュールなどに意識が集中してしまうことで起こります。
場所によってはアンテナの誤作動
一部のキーレスエントリーやリモコンがついているトラックでは、アンテナの誤認識で施錠してしまうことがあります。特に近くに強い電波を出している建築物などがある環境ではアンテナが誤作動することがあります。
場所によってはスマートキーの電波が弱まる
近年はいすゞなどの一部のトラックでスマートキーが導入されています。スマートーキーは基本的に車内にある間は施錠ができないようになっているのですが、スマートキーが発する信号が弱くなるとインロックが起きやすくなります。スマートキーは強い電磁波を出す機器(スマホやノートパソコン等)が近くにあると電波が弱まり、車内に置いてあってもキーの信号がアンテナに届かず車内にないと判断され、インロックの原因になることがあります。
また、車内にも認識されにくくなるスポットがあります。フロントガラスの近くやドアポケットの近くなど、思い当たるところはありませんか?もしある場合は、そういった場所は避けましょう。
スマートキーは電池の残量が少なくなった時も電波が弱くなりますから、電池交換の時期が来たらできるだけ早く交換しましょう。
鍵をインロックしたときの注意点
トラックでのインロックは、驚くほど簡単に起こる可能性があります。しかし、焦って自己対処を試みると、さらなるトラブルや損傷を引き起こす可能性があります。ここでは、鍵をインロックしたときに注意すべきポイントについて解説します。
無謀な自己対処はしない
インロック発生時に焦って無理な解錠作業を試みることは危険です。ドアを無理にこじ開けたり、異物を差し込んだりすると、車に損傷を与える恐れがあります。
商用車の場合はまず会社に連絡
商用車を運転している場合は、まずインロックが起きたと同時に会社に連絡することが重要です。配達などの業務が遅延する可能性もあるわけですから、自力ですぐに解決できそうにない場合はすぐに報告しましょう。
また、会社や上司はロードサービスや鍵屋の連絡先を把握しているかもしれません。運送会社などではインロックに対応したことのないところは皆無でしょう。何らかのノウハウがあると考えられますので、会社に連絡して指示を仰ぐことは無意味ではありません。
場合によっては自己判断で解錠しようとするより適切な対処法をアドバイスしてもらったり、鍵屋などの助けを得ることができるかもしれません。
インロック解除は鍵屋がおすすめ
インロック発生時に焦って無理な解錠作業を試みることは危険です。ドアを無理にこじ開けたり、異物を差し込んだりすると、車両に損傷を与える恐れがあります。
最悪の場合、鍵が施錠できない状態になってしまったり、ドアを損傷して高額な修理代が必要になったりします。二度手間ですし、お金も勿体ないですし、労力が無駄になってしまいます。
トラックの運転中ということは、業務中であることが多いと思います。
そんな時のインロックトラブルには迅速に対応できる鍵屋がお勧めです。特に出張専門の鍵屋であれば最寄りのスタッフが現地まで駆けつけてくれますから、レッカー移動などは必要ありません。
出張専門の鍵屋は多くが24時間対応で、深夜や早朝でもスタッフを派遣してくれます。また、安全が確保できていて作業をする場所があれば良いので、高速のサービスエリアなどにいる場合でも来て貰うことができます。
鍵を閉じ込めないための工夫
トラックの鍵を閉じ込めてしまう状況を未然に防ぐためには、いくつかの工夫が必要です。ここでは、鍵を閉じ込めないための工夫について考えてみましょう。
キーチェーンをつける
鍵は小さいためポケットなどに入れている人は多いと思いますが、キーチェーンや長めのウォレットチェーンをつけることで鍵を持たずにどこかへ行く、ということを防ぐことができます。
鍵につけたキーチェーンを衣服などに繋げておけば、より確実です。目立つ色のものや大きな飾りがついているものなどを選べば鍵の紛失も防げるかもしれません。
必ず非常用のスペアキーを作成しておく
インロック発生時に対応できるよう、非常用のスペアキーを作成しておくことも重要です。スペアキーを車内に保管すると意味がなくなってしまいますので、いつも携帯しているものと一緒に持っておくのが無難でしょう。
スペアキーを常時携帯するのは不安、という場合は車体のどこかに隠しておく、という手もあります。ただしこの方法は絶対に他の人にはわからない場所を選ぶ必要がありますし、悪意のある人に発見された場合、盗難のリスクもあります。
停車したらエンジンを切る
停車したら必ずエンジンを切り、キーをイグニッションから抜くように心掛けましょう。エンジンをかけたまま車外に出ると、鍵を閉じ込める可能性が高まります。
トラック運転中に荷物を取りに行く、すぐ近くへ荷物を配達する、ということは多々あると思いますが、エンジンを切ってキーをしっかりと手に持って外に出る方が安全性も高い筈です。
電池を定期的に交換する
スマートキーを使用している場合は、電池の交換を定期的に行うことが重要です。電池が切れてしまうと、鍵の反応が鈍くなりインロックの原因になることがあります。定期的に電池を交換することで、鍵の動作を確実に保つことができます。
トラックのキー閉じ込みはキーレスキューサービスにお任せ
トラックでキー閉じ込みのトラブルに遭遇したら、キーレスキューサービスにご相談下さい。プロの錠前技師が迅速に対応し、確実に解錠します。
電話受付は23時までですが、スタッフは24時間対応で年中無休です。深夜でも大丈夫!トラックは夜に高速などを走ることも多いと思いますが、サービスエリアなどでのインロックもすぐに駆けつけます。ぜひお電話下さい。
キーレスキューサービスを呼ぶ方法
サイトの電話バナーをタップするか、電話番号を控えてお電話下さい。オペレーターがすぐに対応します。特にトラックの年式や鍵の種類を詳細に伝えていただけますと助かります。
トラックでのキー閉じ込みトラブルが起きたら、自分での対処を避け、キーレスキューサービスにご依頼下さい。確実な解決策で、安心してトラックの運転に戻ることができます。
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