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ドアノブのラッチが引っ込んだまま戻らない原因とは?対処法と修理費用の目安まで解説!

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ドアノブのラッチが引っ込んだまま戻らない原因とは?対処法と修理費用の目安まで解説!

更新日:2026/02/26
ドアノブのラッチが引っ込んだまま戻らない原因とは?対処法と修理費用の目安まで解説!

この記事でわかること

  • ドアノブのラッチが戻らない主な原因
  • 自分でドアノブのラッチを修理する方法
  • 自分でドアノブのラッチを交換する方法
  • ドアノブごと交換した方がよいケース
  • 業者に依頼した場合の料金相場
  • 業者の選び方
金城 甫(きんじょう はじめ)

記事監修者

名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー

これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。

「玄関ドアのラッチが引っ込んだまま戻らない」「ドアを閉めても風で勝手に開いてしまう」このようなトラブルに遭遇したことはありませんか?

本記事では、ラッチが引っ込んだまま戻らない原因の詳細から、自分でできる修理方法の具体的な手順、業者に依頼した場合の料金相場、そして信頼できる業者の選び方まで、徹底的に解説します。

ドアノブがグラつく、開けにくい、故障した、交換したい、など。ドアノブのことでお困りならキーレスキューサービスにお任せください! 0120-201-545までお電話ください

ドアノブのラッチが戻らない主な原因

ラッチボルト

ドアノブのラッチが引っ込んだまま戻らなくなる原因は一つではありません。

長年の使用による経年劣化、日々の開閉による摩耗、環境要因など、さまざまな要素が複合的に絡み合っています。

ここでは、ラッチが戻らなくなる主な原因を詳しく解説します。

ゴミやホコリの蓄積

ラッチの可動部分にゴミやホコリが蓄積することは、動作不良の最も基本的な原因の一つです。日常の開閉で発生する微細なホコリ、外から持ち込まれる砂埃、ドア枠に付着したゴミなどが、時間をかけて徐々に溜まっていきます。

これらの異物がラッチボルトの動きを妨げ、引っ込んだ状態から元に戻りにくくなるのです。

特に玄関ドアは屋外と接するため、湿気や泥、花粉なども混ざり合い、内部に入り込みやすい環境にあります。

トイレや浴室など使用頻度の高い室内ドアでも、石鹸カスや水垢、繊維くずなどが蓄積することがあります。

これらの汚れは目視では確認しにくい場合も多く、気づいたときには既に動作に影響が出ていることも珍しくありません。

また、ラッチ受け部分(ドア枠側の金具)に異物が入り込むと、ラッチボルトがスムーズに入りきらず、出たままになったり、無理に閉めようとすることでドア本体やラッチに負担がかかり、さらなる故障の原因となります。

定期的な清掃を行うことで、このような問題の多くは未然に防ぐことができます。

潤滑剤不足

長年使用していると、ラッチ内部の潤滑成分が減少し、金属同士の摩擦が大きくなります。ラッチはドアノブを回すたびに可動するため、その都度、内部の金属パーツが擦れ合っています。

この摩擦によって、製造時に塗布されていた潤滑成分が徐々に消耗し、最終的には潤滑不足の状態になってしまいます。

潤滑不足になると、ラッチの滑りが悪くなり、引っ込んだ状態から元に戻る動作が鈍くなります。初期段階では「少し重い」「動きが渋い」程度の違和感ですが、放置すると完全に動かなくなることもあります。

ネジの緩み

時間の経過とともに、ドアノブやラッチ、ラッチ受け周辺の取り付けネジが緩んでしまうことは、意外と見落とされがちな原因です。

ドアの開閉による振動や衝撃が長年にわたって蓄積されることで、ネジが少しずつ緩んでいきます。特に開閉頻度の高いドアや勢いよく閉める癖のある家庭では、この現象が顕著に現れます。

ネジの緩みによってドアノブがグラグラしたり、取り付け位置がずれることで、ラッチとラッチ受け金具(ストライクプレート)の位置関係がずれてしまいます。

この位置ずれにより、ラッチがラッチ受けに正しく収まらなくなり、噛み合わせが悪化します。結果として、ラッチが正しく動かず「出たまま」または「引っ込んだまま」の状態を引き起こすのです。

また、ドア枠自体のネジが緩んでいる場合もあります。木造住宅では、木材の経年変化や湿度変化により、ネジ穴が広がってしまうこともあります。

この場合、単にネジを締め直すだけでは不十分で、ネジ穴の補修が必要になることもあります。

内部のバネの劣化や破損

ラッチが引っ込んだ状態から元に戻る仕組みは、ラッチケース内部に設置されたバネ(スプリング)の反発力によるものです。

このバネが経年劣化や度重なる開閉によって弱くなると、ラッチを押し戻す力が不足し、引っ込んだまま戻らなくなります。

バネの劣化は段階的に進行します。初期段階では、戻りが遅くなったり、手で少し押してやらないと戻らなくなったりします。

この状態を放置すると、バネの疲労がさらに進み、最終的には完全に折れてしまうこともあります。

バネの劣化速度は、使用環境や開閉頻度によって大きく異なります。一般的な家庭の玄関ドアであれば、10〜15年程度は問題なく使用できることが多いですが、店舗の出入口など使用頻度が極端に高い場所では、5年程度で不具合が出ることもあります。

また、浴室など湿気の多い環境では、サビによってバネの劣化が早まることがあります。

バネが原因の場合、外観からは判断しにくいことが特徴です。ラッチを分解して初めて、バネが外れていたり、変形・折損していたりすることが分かります。

また、バネの劣化と同時に、バネを支える内部の機構部品も摩耗していることが多いため、バネのみの交換では根本的な解決にならないケースも多々あります。

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自分でドアノブのラッチを修理する方法

レバーハンドル・ラッチ

ラッチの不具合は、原因によっては自分で修理できる場合があります。ここでは、特別な工具や技術がなくても実践できる、基本的な修理方法を詳しくご紹介します。

ただし、作業中に無理な力を加えたり、不安を感じたりした場合は、すぐに作業を中止して専門業者に相談してください。

ラッチ周辺を清掃する

まずは、ラッチやその周辺に溜まったゴミやホコリを丁寧に取り除きましょう。これは最も基本的でありながら、効果的な対処法の一つです。

最初は乾いた柔らかい布を使って、ラッチやその周りのくぼみを乾拭きします。この時、ラッチを手で押したり引いたりして、動きを確認しながら作業すると効果的です。

布には綿や マイクロファイバーなど、傷をつけにくい素材のものを選んでください。

乾拭きで取れない頑固な汚れがある場合は、水拭きに移ります。ただし、水分はサビの原因となるため、布はしっかりと絞ってから使用してください。

特に玄関ドアなど屋外に面したドアの場合は、水分が残らないよう注意が必要です。水拭き後は、必ず乾いた布で水分を完全に拭き取りましょう。

ラッチの細かな部分や隙間の清掃には、綿棒や小型のブラシ(歯ブラシの使い古しなども可)を使用すると効果的です。ラッチの周囲のくぼみ部分は特に汚れが溜まりやすいため、丁寧に清掃してください。

また、ラッチ受け(ドア枠側の金具)の内側も忘れずに清掃しましょう。ここに異物が詰まっていることも多いです。

清掃が終わったら、ドアノブを回してラッチの動きを確認します。出し入れがスムーズになっていれば、清掃が功を奏したということです。

もし動きが固い、引っかかる感触があるなどの症状が残っている場合は、次のステップに進みます。

鍵穴専用の潤滑剤を塗布する

清掃だけでは改善しない場合は、潤滑剤を使用して金属パーツの動きをスムーズにします。ここで非常に重要なポイントは、「潤滑油」ではなく「潤滑剤」を使用することです。

この違いを理解せずに作業すると、かえって状況を悪化させてしまう可能性があります。

一般的な潤滑油(CRC556など)は、確かに一時的には金属の動きを良くしますが、油分がホコリや汚れを吸着しやすいという欠点があります。

使用直後は問題なくても、数週間から数ヶ月後には、吸着したホコリによってドロドロの状態になり、以前よりも動きが悪くなることがあります。

そのため、ラッチにはシリコンスプレーやパウダースプレーなど、ホコリを集めにくい潤滑剤を使用しましょう。ホームセンターやオンラインショップで、「鍵穴用潤滑剤」「ドア用潤滑剤」として販売されているものが適しています。

シリコンスプレーを使用する場合の手順は次の通りです。

まず、ラッチやその周囲に軽く(2〜3秒程度)吹き付けます。吹き付けすぎると液ダレの原因になるため、少量ずつ使用することがポイントです。

噴射する際は、細いノズルがついている製品であれば、それを使ってピンポイントで塗布しましょう。

スプレー後は1〜2分ほど待ち、潤滑剤が内部に浸透するのを待ちます。その後、ドアノブを何度か回して、ラッチを出し入れする動作を繰り返します。

この動作によって、潤滑剤が可動部全体に行き渡ります。10回程度、ゆっくりと動かしてみてください。

動きが改善したら、余分な潤滑剤を乾いた布で拭き取ります。表面に残った潤滑剤はホコリを吸着する原因になるため、必ず拭き取りましょう。

潤滑剤が手元にない場合の代用品として、鉛筆の芯に含まれる黒鉛が使えます。これは昔からある知恵で、実際に効果があります。

B以上の濃い鉛筆を用意し、ラッチやくぼみ部分に直接こすりつけるように使用します。黒鉛の粉末が潤滑剤の役割を果たし、金属同士の摩擦を軽減します。

ただし、鉛筆を使う方法は応急処置的なものです。本格的なメンテナンスには、やはり専用の潤滑剤を使用することをおすすめします。

また、潤滑剤の効果は永続的なものではないため、半年に一度程度、定期的に塗布し直すことで、ラッチの動きを良好に保つことができます。

ネジを締め直す

ラッチやドアノブ周辺のネジを点検し、緩みがあれば締め直します。この作業は、プラスドライバー1本あれば誰でも簡単に行えます。

ただし、適切なサイズのドライバーを使用しないと、ネジ山をつぶしてしまう可能性があるため、注意が必要です。

まず、ドアノブ本体の固定ネジを確認します。ドアノブの根元、または側面にネジがある場合が多いです。左右両側のドアノブを固定しているネジをすべてチェックし、緩んでいる場合はしっかりと締め直します。

この時、力を入れすぎると内部の部品を破損させる可能性があるため、適度な力で締めることが重要です。

次に、ラッチのフロントプレート(ドアの側面に見える金属板)を固定しているネジを確認します。通常、上下2箇所にネジがあります。

これらのネジが緩んでいると、ラッチ全体の位置がずれてしまい、正常に動作しなくなります。

さらに重要なのが、ラッチ受け(ストライクプレート)の調整です。ラッチ受けはドア枠側に取り付けられている金具で、ラッチボルトを受け止める役割があります。

この位置がずれていると、ラッチが正しく収まらず、ドアの閉まりが悪くなります。

ラッチ受けの真ん中には、位置を微調整するための調整用ネジがついていることが多いです。このネジを回すことで、ラッチ受けの位置を前後左右に移動させることができます。

調整方法のポイントは、ラッチ受けを移動させたい方向と「逆方向」にネジを回すことです。例えば、ラッチ受けを右に移動させたい場合は、ネジを左に回します。

調整の際は、少しずつネジを回して、その都度ドアを閉めて確認するという作業を繰り返します。一気に大きく動かすのではなく、微調整を重ねることで、最適な位置を見つけることができます。

ラッチがラッチ受けの穴にスムーズに入り、「カチッ」という音がして確実に固定される位置が理想的です。

作業時の注意点として、電動ドライバーの使用は避けましょう。電動ドライバーは力の調整が難しく、ネジを締めすぎたり、ネジ山をつぶしたりするリスクがあります。

手回しのドライバーを使用し、自分の手で力加減を確認しながら作業することをおすすめします。

また、ネジが錆びていたり、ネジ穴が摩耗して緩みやすくなっている場合は、ネジの交換も検討しましょう。ホームセンターで同じサイズのステンレス製ネジを購入すれば、サビに強く長持ちします。

ネジ穴が広がってしまっている場合は、木工用ボンドを少量流し込んでから爪楊枝を詰め、乾燥後に新しいネジを取り付けるという応急処置も有効です。

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自分でドアノブのラッチを交換する方法

賃貸のドアノブを自分で交換する方法

清掃や潤滑剤の使用、ネジの調整を行っても症状が改善しない場合は、ラッチ本体が劣化または破損している可能性が高いため、交換を検討する必要があります。

ラッチの交換作業は、ある程度の手先の器用さと時間があれば、DIYでも対応可能です。

ただし、作業には慎重さが求められ、失敗すると余計な費用がかかることもあるため、不安な方は専門業者に依頼することをおすすめします。

交換前の事前準備

ラッチ交換を成功させるための鍵は、事前準備にあります。まず最初に、どの部品を交換する必要があるのかを正確に把握しましょう。可能であれば、ラッチを分解して内部の部品の状態を確認します。

分解する際は、必ずスマートフォンなどで各工程を写真に撮っておいてください。これは組み立て時の大きな助けとなります。

内部を確認した結果、バネだけが弱くなっている、切れている、外れているという場合は、バネのみの交換で済むこともあります。

ただし、古いラッチの場合、メーカーが部品の単品販売を行っていないことも多く、その場合はラッチケース全体の交換が必要になります。

全体的に汚れやサビが見られる場合、または複数の部品に劣化が見られる場合は、迷わずラッチケースごと交換することをおすすめします。

部分的な修理では、すぐに別の箇所が壊れる可能性が高いためです。

交換用部品を購入する前に、以下の寸法を正確に測定しましょう。

  • ドアの厚み(通常は30mm、35mm、40mmなど)
  • ラッチの全長(フロントプレートを含む長さ)
  • フロントプレートの幅と高さ
  • ビスピッチ(ネジ穴の間隔)
  • バックセット(ドアの端からドアノブの中心までの距離、通常は60mm、70mm、85mmなど)
  • 錠の左右勝手(右開きか左開きか)

これらの寸法を間違えると、取り付けられなかったり、正常に動作しなかったりします。測定には金属製のメジャーを使用し、ミリメートル単位で正確に測りましょう。

不安な場合は、既存のラッチを取り外してから、それを持ってホームセンターに行き、店員に相談しながら同じものを選ぶと確実です。

また、現在使用しているラッチのメーカー名や型番も確認しておきましょう。フロントプレートやドアノブに刻印されていることが多いです。

同じメーカー、同じシリーズの製品であれば、互換性が高く安心です。

作業に必要な工具を準備します。基本的にはプラスドライバーがあれば作業できますが、ドアノブの種類によってはマイナスドライバー、ペンチ、六角レンチなども必要になることがあります。

また、小さな部品(ネジやバネなど)を紛失しないよう、小皿やトレーを用意しておくと便利です。

初めてラッチ交換を行う場合、失敗を避けるためのコツがいくつかあります。まず、作業は明るい時間帯に、十分な照明のある場所で行いましょう。細かな部品を扱うため、暗い場所では作業が困難です。

また、急いで作業すると失敗のもとです。時間に余裕を持ち、一つ一つの工程を丁寧に行うことが重要です。

さらに、交換作業を始める前に、メーカーの公式サイトや動画サイトで、同じ型のラッチの交換方法を解説した動画を見ておくことをおすすめします。

交換手順

ステップ1:室内側のドアノブを取り外す

まず、室内側のドアノブを取り外します。ドアノブの種類によって取り外し方が異なりますので、タイプを確認してから作業を進めてください。

最も一般的なタイプは、ドアノブの根元にビス(ネジ)が見えているタイプです。このタイプは、プラスドライバーでビスを反時計回りに回せば、ドアノブが取り外せます。

ビスが見えないタイプの場合は、ドアノブの根元や側面に小さな穴があるはずです。この穴にピン(クリップを伸ばしたものでも可)やマイナスドライバーの先端を差し込みます。

穴の中には小さなボタンやレバーがあり、これを押しながらドアノブを手前に引くか、反時計回りに回すことで取り外せます。

レバーハンドルタイプの場合も、同様に根元の小さな穴から取り外すことが多いです。ただし、製品によって取り外し方が異なるため、取扱説明書がある場合は参照してください。

ステップ2:台座(座金・カバー)を取り外す

ドアノブを取り外すと、その下に台座と呼ばれる円形または楕円形の金属製カバーが見えます。この台座も取り外す必要があります。

ビスで固定されているタイプは、プラスドライバーでビスを外せば取り外せます。ビスがないタイプの場合は、台座の側面や下面に切り欠きや小さな穴があります。

そこにマイナスドライバーやプライヤーを差し込み、テコの原理で手前に引くようにすると外れます。

台座を外すと、ドアの中に通っている角棒(スピンドル)が見えます。この角棒は室内側と室外側のドアノブをつないでいるもので、後ほど再び使用しますので、紛失しないよう注意してください。

ステップ3:室外側のドアノブを取り外す

室内側の部品をすべて取り外すと、室外側のドアノブは固定されていない状態になります。そのまま手前に引けば簡単に外れます。室外側のドアノブと台座もまとめて保管しておきましょう。

ステップ4:フロントプレートとラッチケースを取り外す

ドアの側面(ドアの端)を見ると、細長い金属製のプレート(フロントプレート)があります。これがラッチ本体を固定している部品です。フロントプレートは通常、上下2本のビスで固定されています。

プラスドライバーでこれらのビスを反時計回りに回して外します。ビスが錆びていたり塗装で固着している場合は、最初に軽く時計回りに回してから反時計回りに回すと外れやすくなります。

それでも固い場合は、無理に力を加えず、潤滑剤を吹きかけて数分待ってから再度試みてください。

ビスを外したら、フロントプレートを手前に引いてラッチケースごと取り出します。鍵付きのドアノブの場合、ラッチケースと錠ケースが一体になっていることがあります。

その場合は、少し大きめのユニットが出てきますが、これが正常です。

取り外したラッチケースは、新しいものと比較して、サイズや形状が同じであることを必ず確認してください。もし異なる場合は、購入した部品が間違っている可能性があります。

ステップ5:新しいラッチケースを取り付ける

新しいラッチケース(または錠ケース)をドアの穴に差し込みます。この時、最も重要なのがラッチの向きです。ラッチの斜めになっている面(傾斜面)は、ドアが閉まる方向を向いていなければなりません。

具体的には、内開きのドアであれば傾斜面が室内側、外開きのドアであれば傾斜面が室外側を向きます。この向きを間違えると、ドアが正常に閉まらなくなりますので、慎重に確認してください。

ラッチケースを差し込んだら、フロントプレートをドアの側面に合わせます。フロントプレートがドア表面より少し引っ込むように取り付けるのが正しい位置です。

ビス穴の位置を合わせたら、まず1本のビスを仮止めします。

ステップ6:フロントプレートを固定する

1本目のビスで仮止めしたら、ラッチが正しい位置にあるか、手で押して動きを確認します。問題なければ、2本目のビスも取り付けます。

最初は軽く締め、両方のビスが入ったら、交互に少しずつ締めていきます。この方法により、フロントプレートが均等に固定されます。

ビスを締める際は、適度な力で締めることが重要です。強く締めすぎると、フロントプレートが変形したり、木部にダメージを与えたりする可能性があります。

ビスの頭がフロントプレートの表面と同じ高さになる程度が適切です。

ステップ7:ドアノブを再び取り付ける

ラッチの取り付けが完了したら、外した部品を逆の手順で取り付けていきます。

まず、室外側のドアノブを取り付けます。角棒(スピンドル)の穴にしっかりと差し込み、ドアに密着させます。

次に、室内側から角棒を差し込み、室内側のドアノブを取り付けます。この時、角棒がラッチ内部の機構に正しく入っているか確認してください。

ドアノブを回してみて、ラッチが動けば正しく取り付けられています。台座を取り付け、最後にドアノブのビスやピンでしっかりと固定します。

ステップ8:動作確認

すべての部品を取り付けたら、必ず動作確認を行います。ドアを開けた状態で、以下の項目をチェックしてください。

  • ドアノブを回した時、ラッチがスムーズに引っ込むか
  • ドアノブから手を離した時、ラッチが確実に元の位置に戻るか
  • ラッチの出入りに引っかかりや異音がないか
  • ドアノブにガタつきがないか

これらすべてが問題なければ、実際にドアを閉めて確認します。ドアを閉めた時に「カチッ」という音がして、ラッチがラッチ受けに確実に収まれば、交換作業は成功です。

もし動きが悪い場合や異音がする場合は、一度分解してラッチの向きや取り付け位置を再確認してください。無理に使い続けると、新しいラッチも早期に故障する可能性があります。

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ドアノブごと交換した方がよいケース

ドアノブごと交換した方がよいケース

ラッチの交換だけでなく、ドアノブ全体の交換を検討した方がよい場合があります。適切な判断をするために、以下のケースに該当するかチェックしてみてください。

まず、玄関ドアを設置してから10年以上経過している場合です。ラッチの耐用年数は約10〜15年とされていますが、これはドアノブ全体の寿命とほぼ同じです。

つまり、ラッチが寿命を迎えるころには、他の部品も同様に劣化している可能性が高いということです。ドアノブ本体、内部の機構、台座の固定部分など、目に見えない部分でも劣化が進行しています。

このような状態でラッチだけを交換しても、数ヶ月後には別の部品が故障するといった「いたちごっこ」になることがあります。

修理を繰り返すよりも、思い切ってドアノブ全体を交換した方が、結果的に費用を抑えられることも多いのです。

次に複数の不具合が同時に発生している場合です。「ラッチが戻らない」だけでなく、「ドアノブがガタつく」「鍵の差し込みが悪い」「開閉時に異音がする」など、複数の症状が見られる場合は、ドアノブ全体が寿命を迎えているサインです。

また、防犯性の向上を考えている場合も、ドアノブ全体の交換を検討する良い機会です。最近のドアノブは、ピッキング対策が施されたシリンダー、こじ開け防止機能、さらには電子錠やスマートロックなど、防犯性能が大幅に向上しています。

なお、断熱性や気密性の改善を希望する場合も、ドア全体の交換が効果的です。古いドアノブは気密性が低く、隙間風の原因となることがあります。

最新のドアノブは気密性が高く、冷暖房効率の向上に貢献します。特に玄関ドアの場合、ドアノブだけでなくドア本体も含めた全体的なリフォームを検討する価値があります。

玄関ドアのリフォームは、以前は大がかりな工事が必要で、費用も高額でした。

しかし、最近では、既存のドア枠を活かして新しいドアを取り付ける「カバー工法」という技術が普及し、工事は1日で完了、費用も20万円前後からとリーズナブルになっています。

断熱性、防犯性、デザイン性すべてが向上し、住宅の価値も高まります。

業者に依頼した場合の料金相場

自分での修理が難しい場合や、確実に直したい場合は専門業者に依頼することになります。業者に依頼する際に最も気になるのが費用です。

ここでは、作業内容別の料金相場を詳しくご紹介します。ただし、地域や業者、ドアの種類、作業の難易度によって料金は変動しますので、あくまで目安としてご参考ください。

ドアノブ修理の料金相場

項目 内容
作業内容 ネジの締め直し
潤滑剤の塗布
ラッチ受けの位置調整 など
料金相場 8,000円〜15,000円程度
内訳 基本出張費:3,000円〜5,000円
作業料:5,000円〜10,000円
作業時間 30分〜1時間程度
割増料金 夜間割増:通常料金の約1.5倍
休日割増:通常料金の約1.3倍
DIYの場合 1,000円〜3,000円程度(潤滑剤・ネジ代のみ)
※放置すると修理費用が高額になる可能性あり

簡単な調整やメンテナンス作業であれば、比較的リーズナブルな料金で対応してもらえます。具体的には、ネジの締め直し、潤滑剤の塗布、ラッチ受けの位置調整などが含まれます。

これらの作業の料金相場は、8,000円〜15,000円程度です。内訳としては、出張費が3,000円〜5,000円、作業料が5,000円〜10,000円程度となります。作業時間は通常30分〜1時間程度で完了します。

ただし、出張費は地域や時間帯によって変動します。都市部では比較的安く、地方では高めに設定されていることがあります。

また、夜間や休日の緊急対応を依頼する場合は、割増料金がかかることが一般的です。夜間割増は通常料金の1.5倍、休日割増は1.3倍程度が相場です。

初期段階の軽微な症状であれば、DIYで対応すると1,000円〜3,000円程度(潤滑剤やネジの費用のみ)で済みますが、症状を放置して悪化させてしまうと、修理が複雑になり費用も高額になります。

早めの対応が、結果的に費用を抑えることにつながります。

ドアノブの修理方法については以下記事をご覧ください。

ラッチ交換の料金相場

ラッチ本体の交換が必要な場合、部品代と作業料を合わせて8,500円〜20,000円程度が目安となります。詳しい内訳は以下の通りです。

項目 内容
部品代 1,500円〜4,000円
部品代の目安 室内ドア用ラッチ:1,500円〜2,500円程度
玄関ドア用・防犯性が高いラッチ:3,000円〜4,000円程度
特殊ラッチ・輸入品:さらに高額になる場合あり
作業料 6,000円〜10,000円
作業料の目安 室内ドアのラッチ交換:6,000円〜8,000円程度
玄関ドア・勝手口など構造が複雑な場合:8,000円〜10,000円程度
追加修理費 3,000円〜8,000円
追加費用が発生する例 錠ケース全体の劣化
内部バネ以外の部品破損
ドア枠木部の腐食補修
規格違いによるドア加工が必要な場合
総額の目安 玄関ドアや特殊ラッチの場合、20,000円を超えることもあり
見積もり時の注意点 基本料金だけでなく追加費用の可能性も確認
最大でいくらかかる可能性があるか事前確認を推奨

部品代:1,500円〜4,000円

一般的な室内ドア用のラッチであれば、1,500円〜2,500円程度で購入できます。玄関ドア用や防犯性の高いラッチの場合は、3,000円〜4,000円程度となります。

特殊なラッチや輸入品の場合は、さらに高額になることもあります。

作業料:6,000円〜10,000円

作業料は、ラッチの種類や取り付けの難易度によって変動します。一般的な室内ドアのラッチ交換であれば、6,000円〜8,000円程度です。

玄関ドアや勝手口など、複雑な構造のドアの場合は、8,000円〜10,000円程度となります。

追加修理費:3,000円〜8,000円

ラッチ交換の際に、他の不具合も見つかることがあります。例えば、バネの破損だけでなく内部の錠ケース全体が劣化している場合、ドア枠の木部が腐食していて補修が必要な場合などです。

このような追加作業が発生すると、さらに3,000円〜8,000円程度の費用がかかります。

玄関ドアや特殊なラッチの場合は、総額で20,000円を超えることもあります。また、古い住宅で現在のラッチと同じ規格の製品が手に入らない場合、ドア本体に加工が必要となり、さらに費用が増えることもあります。

見積もりを依頼する際は、基本料金だけでなく、追加費用の可能性についても確認しておくことをおすすめします。

「作業を始めてから追加費用が発生する」というトラブルを避けるため、事前に最大でどのくらいの費用がかかる可能性があるかを確認しましょう。

ドアノブ交換の料金相場

ドアノブ全体の交換が必要な場合は、使用するドアノブの種類や機能によって費用が大きく異なります。

項目 内容
室内用ドアノブ交換(相場) 15,000円〜30,000円程度
シンプルなデザイン:15,000円〜20,000円程度
玄関ドア用ドアノブ交換(相場) 30,000円〜50,000円程度
※防犯性能が高い製品は部品代が高額
電子錠・スマートロック 50,000円〜100,000円以上かかる場合あり
作業時間 1〜2時間程度
時間が延びるケース ドア本体に加工が必要な場合
古いドアノブの取り外しに時間がかかる場合
マンション・アパートの場合 管理規約により指定業者を利用する必要がある場合あり
その場合、相場より高額になることもあるため事前確認推奨

一般的な室内用ドアノブの交換

通常の室内ドア用ドアノブ(鍵なし、またはプライバシーロック付き)の場合、部品代と工賃を合わせて15,000円〜30,000円程度が相場です。

シンプルなデザインのドアノブであれば、15,000円〜20,000円程度で交換可能です。

玄関ドア用ドアノブの交換

防犯性能の高い玄関ドア用ドアノブの場合、部品代が高額になるため、総額で30,000円〜50,000円程度が相場となります。

さらに、電子錠やスマートロックを選ぶ場合は、50,000円〜100,000円以上かかることもあります。

作業時間

ドアノブ交換の作業時間は、通常1〜2時間程度です。ただし、ドアに加工が必要な場合や、古いドアノブの取り外しに手間取る場合は、さらに時間がかかることもあります。

また、マンションやアパートの場合、管理規約によって指定業者を利用しなければならないことがあります。この場合、相場よりも高額になることもあるため、事前に管理会社に確認しておきましょう。

ドアノブ交換の費用相場は以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

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ドアノブの不具合は業者に任せるのが安心!

自力で対処できない場合は業者に依頼しよう!

ラッチやドアノブの不具合は、軽度なものであれば自分で対処できますが、原因が特定できない場合や、自信がない場合は、無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。

ここでは、業者に依頼するメリットと、信頼できる業者の選び方をご紹介します。

業者に依頼するメリット

確実な診断と修理

プロの業者に依頼する最大のメリットは、確実に修理できることです。ラッチの不具合の原因を正確に診断し、適切な修理方法を提案してくれます。

素人では見落としがちな問題点も、経験豊富な専門家であれば一目で判断できます。

また、DIYで修理を試みて失敗すると、状況が悪化して余計な費用がかかることがあります。例えば、無理に分解してネジ穴を広げてしまった、部品を破損させてしまったなどのトラブルです。

こうなると、修理ではなく交換が必要になり、結果的に高額な費用がかかることもあります。

専門知識と技術

特に内部のバネが原因の場合や、錠前全体の交換が必要な場合は、専門的な知識と技術が必要です。ラッチにはさまざまな種類があり、ドアの厚みや開き方向、用途によって適切な製品が異なります。

業者であれば、お客様のドアに最適な製品を選定し、確実に取り付けることができます。

また、製品選びの問題、施工技術の問題など、DIYではハードルが高い作業も、プロに任せれば確実に仕上げてもらえます。特に玄関ドアなど防犯性が求められる場所では、確実な施工が重要です。

保証とアフターフォロー

信頼できる業者であれば、作業後の保証を設けています。万が一、修理後に同じ症状が再発した場合や、別の不具合が発生した場合にも、無償で再修理してくれることが多いです。

保証期間は業者によって異なりますが、一般的には3ヶ月〜1年程度です。

また、定期的なメンテナンスサービスを提供している業者もあります。年に一度、点検とメンテナンスを行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

時間と労力の節約

DIYで修理しようとすると、部品を探す時間、作業にかかる時間、失敗して やり直す時間など、意外と多くの時間を要します。忙しい方や、手先の作業が苦手な方にとって、これは大きな負担です。

業者に依頼すれば、電話一本で対応してもらえ、作業もプロが迅速に行うため、最短で問題を解決できます。自分の時間を有効に使えることも、業者に依頼する大きなメリットです。

現地調査とアドバイス

業者によっては、無料で現地調査を行い、どんなトラブルが起きているのか、どんな修理が必要なのかを親身にアドバイスしてくれるところもあります。

ドアは頑丈そうに見えても、実はデリケートなパーツも多く、専門家の目で見てもらうことで、将来的なトラブルも予防できます。

業者の選び方

信頼できる業者を選ぶには、いくつかの重要なポイントがあります。悪質な業者に当たってしまうと、高額な料金を請求されたり、いい加減な工事をされたりするリスクがあるため、慎重に選びましょう。

明確な見積もり

まず最も重要なのは、見積もり内容が明確で、料金の内訳が分かりやすいかという点です。「基本料金」「出張費」「作業料」「部品代」など、それぞれの項目が明記されている業者を選びましょう。

追加費用や出張費などの有無も事前に説明してくれる業者は信頼できます。「作業を始めてから追加費用が発生する」ということがないよう、見積もり段階で最終的な料金を確認しておくことが重要です。

見積もりは、できれば現地調査を行った上で、書面で提示してもらいましょう。電話だけでの概算見積もりでは、実際の料金と大きく異なることがあります。

実績と口コミ

修理実績や口コミが豊富かどうかも重要なポイントです。ホームページやGoogleマイビジネス、口コミサイトなどで、実際に利用した人の評価を確認しましょう。

特に同じような症状の修理事例があるかどうかをチェックすると参考になります。

口コミを見る際のポイントは、具体的な内容が書かれているか、複数の口コミで共通して評価されている点があるかなどです。

良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通し、どのような対応をされているかを確認しましょう。

会社情報の透明性

ホームページや連絡先が明示されており、会社の所在地、代表者名、事業内容などが明確に記載されている業者は信頼できます。電話番号だけで、他の情報が一切ない業者は避けた方が無難です。

また、創業年数や従業員数なども参考になります。長年営業している業者は、それだけ地域で信頼されている証拠です。

保証とアフターフォロー

作業後の保証やアフターフォロー体制が整っているかも確認してください。「保証期間は何ヶ月か」「保証内容は何か」「再修理は無償か有償か」など、具体的な内容を確認しましょう。

また、緊急時の連絡先が明記されているか、営業時間外でも対応してくれるかなども、安心材料の一つです。

相見積もりの活用

見積もりを取得する際は、複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。一般的には、3社程度から見積もりを取ると、費用やサービスを比較しやすくなります。

ただし、最も安い業者を選べばよいというわけではありません。極端に安い見積もりを出す業者は、後から追加料金を請求したり、品質の低い部品を使用したりする可能性があります。

料金だけでなく、対応の丁寧さ、説明の分かりやすさ、保証内容なども総合的に判断しましょう。

対応の良さ

問い合わせをした際の対応も、業者を選ぶ上で重要なポイントです。電話やメールでの問い合わせに対して、丁寧に、分かりやすく説明してくれる業者は信頼できます。

質問に対して曖昧な回答しかしない、強引に契約を迫ってくる、説明なく専門用語を多用するなどの業者は避けた方がよいでしょう。

有資格者の在籍

鍵やドアノブの修理には、特に必須の資格はありませんが、「錠前技師」などの資格を持つスタッフが在籍している業者は、専門知識と技術を持っている証拠です。ホームページなどで確認してみましょう。

業者の選び方は以下記事でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。

ドアノブの不具合はキーレスキューサービスにお任せ!

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ドアノブやラッチのトラブルでお困りの際は、キーレスキューサービスまでご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、お客様の状況に合わせた最適な解決方法をご提案いたします。

ラッチの不具合を放置すると、ドアが開かなくなって室内に閉じ込められる、防犯性が低下して空き巣のリスクが高まるなど、深刻なトラブルに発展する可能性があります。

「ちょっとした違和感」を感じた段階で、早めに専門家に相談することが、トラブルを最小限に抑える秘訣です。

特にお年寄りや小さなお子様がいるご家庭、一人暮らしの女性など、防犯面での不安が大きい方は、ラッチの不具合を軽視せず、確実に修理しておくことをおすすめします。

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