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サムターンが回らない原因とは?自分でできる対処法と修理・交換費用を解説

更新日:2026/06/18
サムターンが回らない 対処法と費用について解説

この記事でわかること

  • サムターンが回らない主な原因
  • サムターンが回らないときに自分でできる対処法
  • サムターンが回らないときにやってはいけないこと
  • 賃貸でサムターンが回らないときの対応手順
  • サムターンの修理・交換費用の目安
金城 甫(きんじょう はじめ)

記事監修者

名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー

これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。

サムターンが回らないと、玄関の内側から鍵を開け閉めできず、外出できない、施錠できない、防犯面が不安になるなど、日常生活に大きな支障が出ます。

サムターンとは、ドアの室内側についているつまみ部分のことです。普段は何気なく回している部品ですが、ドア内部の錠ケースやデッドボルトと連動しているため、不具合の原因はサムターン本体だけとは考えられません。

本記事では、サムターンが回らないときに最初に確認すること、主な原因、自分でできる対処法、やってはいけないこと、賃貸での対応手順、修理・交換費用、鍵屋に依頼した方がよいケースまでわかりやすく解説します。

目次

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サムターンが回らないときは無理に回さず状態を確認する

サムターンが回らないときは、まず原因を切り分けることが大切です。サムターンだけが回らないのか、外側の鍵も回らないのか、ドアを開けた状態でも固いのかによって、考えられる原因が変わります。

焦って強く回すと、サムターンや錠ケースを傷める恐れがあるため、軽い力で状態を確認しましょう。

内側のサムターンだけ回らないのか確認する

まずは、室内側のサムターンだけが回らないのか確認しましょう。外側から鍵を差し込んだときは問題なく回るのに、内側のサムターンだけが固い、引っかかる、空回りする場合は、サムターン本体や室内側の取り付け部分に不具合が起きている可能性があります。

例えば、サムターンの固定ネジが緩んでいると、つまみ部分が正しい位置で動かず、回したときにズレたり引っかかったりすることがあります。

また、長年使用しているサムターンでは、内部の連動部品が摩耗して、回しても錠ケースに力が伝わりにくくなることもあります。 確認するときは、力を入れて回すのではなく、軽い力で左右に動かし、どの位置で固くなるのかを見てください。

サムターンがグラグラしている場合はネジの緩み、手応えがなく空回りする場合は部品の破損が疑われます。症状を確認しておくと、自分で対処できるか、鍵屋に相談すべきか判断しやすくなります。

外側の鍵も回らないのか確認する

サムターンだけでなく、外側から差し込む鍵も回りにくい場合は、サムターン単体ではなく、錠ケースやドア側に問題がある可能性があります。サムターンと外側の鍵は、どちらもドア内部の錠前を動かして施錠・解錠する仕組みです。

そのため、両方に不具合が出ている場合は、内部部品やデッドボルトの動きが悪くなっていることが考えられます。

外側の鍵を差し込んだときに、奥まで入りにくい、回すと途中で止まる、抜き差しも重いという場合は、鍵穴や錠ケース内部に汚れが溜まっている可能性があります。

一方で、鍵は差し込めるのに回すと強く引っかかる場合は、デッドボルトがドア枠側のストライクに当たっていることもあります。

外側の鍵にも違和感がある状態を放置すると、外出先から家に入れなくなるおそれがあります。内側からも外側からも操作しにくい場合は、早めに原因を確認し、必要に応じて修理や交換を検討しましょう。

ドアを開けた状態と閉めた状態でサムターンを確認する

サムターンの不具合は、ドアを開けた状態と閉めた状態の両方で確認すると原因を切り分けやすくなります。

ドアを開けた状態ではスムーズに回るのに、ドアを閉めるとサムターンが固くなる場合は、デッドボルトとストライクの位置が合っていない可能性があります。ドア枠側に引っかかっているため、サムターンを回す力が重く感じられる状態です。

反対に、ドアを開けた状態でもサムターンが固い、途中で止まる、ほとんど動かない場合は、錠ケース内部やサムターン本体の不具合が疑われます。ドア枠との接触がない状態でも回らないため、部品そのものに原因がある可能性が高くなります。

確認するときは、ドアを開けたままサムターンをゆっくり回し、デッドボルトがスムーズに出入りするか見てください。途中で引っかかる、斜めに出る、戻りが悪いといった症状がある場合は、無理に操作せず点検や修理を検討しましょう。

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サムターンが回らない主な原因

原因

サムターンが回らない原因は、つまみ部分の故障だけではありません。固定ネジの緩み、錠ケースの劣化、ストライクとの干渉、ドアの建て付け不良、電気錠の電池切れなど、さまざまな要因が考えられます。

原因を間違えると、ネジを締めても直らない、潤滑剤を使っても改善しない、かえって悪化するということもあります。

ここでは、よくある原因を順番に解説します。

サムターンの固定ネジが緩んでいる

サムターンがグラグラしている、つまみを回すと台座ごと動く、回すたびに位置がズレるという場合は、固定ネジの緩みが原因になっている可能性があります。

サムターンは毎日何度も操作する部品のため、長く使っているうちにネジが少しずつ緩むことがあります。ネジが緩むと、つまみの力がうまく錠ケースに伝わらず、回りにくさや引っかかりにつながります。

ネジの緩みだけであれば、ドライバーで締め直すことで改善することがあります。ただし、強く締めすぎるとサムターンの動きがかえって固くなる場合があります。締め直した後は、サムターンを何度か軽く回し、スムーズに動くか確認しましょう。

ネジを締めてもグラつきが残る場合や、ネジ穴が広がって固定できない場合は、部品の摩耗や破損が進んでいる可能性があります。そのまま使い続けると突然動かなくなることもあるため、早めに修理や交換を検討してください。

サムターン本体が破損している

サムターンを回しても手応えがない、空回りする、つまみが斜めになっている、内部でカチカチと変な音がする場合は、サムターン本体が破損している可能性があります。サムターンは外から見えるつまみだけでなく、内部で錠ケースと連動する部品を持っています。

そのため、外見に大きな破損がなくても、内部部品が折れたり摩耗したりすると正常に動かなくなります。

特に固い状態で無理に回し続けた場合や、長年使用している場合は、部品に負担がかかって破損しやすくなります。サムターン本体が壊れている場合、ネジを締め直したり掃除をしたりしても改善しにくく、交換が必要になることがあります。

サムターンの破損を疑うときは、つまみのグラつき、回したときの手応え、デッドボルトの動き方を確認しましょう。空回りして施錠や解錠ができない場合は、防犯面でも危険な状態です。無理に使い続けず早めに対応することが大切です。

サムターンや錠ケースが経年劣化している

サムターンや錠ケースは、長年使い続けることで少しずつ劣化します。見た目に大きな異常がなくても、内部の金属部品が摩耗したり、バネの力が弱くなったり、部品同士のかみ合わせが悪くなったりすると、サムターンが回りにくくなることがあります。

特に10年前後使用している鍵は、経年劣化による不具合が起きやすくなります。

経年劣化による症状は、急に完全に回らなくなる場合もあれば、少しずつ重くなる場合もあります。以前より回す力が必要になった、途中で引っかかることが増えた、鍵の開け閉めに時間がかかるようになったという場合は、劣化のサインかもしれません。

劣化が軽い段階であれば、調整やメンテナンスで改善することもあります。しかし、内部部品が摩耗している場合は、修理よりも交換が適していることがあります。古い鍵を無理に使い続けると、突然開かない、閉まらないといったトラブルにつながるため注意しましょう。

錠ケース内部に汚れや潤滑不足が起きている

サムターンは、ドア内部にある錠ケースと連動して動いています。錠ケースの内部にホコリや砂、金属粉などが溜まると、部品の動きが悪くなり、サムターンが固くなることがあります。

また、内部の潤滑が不足すると、金属同士の摩擦が大きくなり、途中で引っかかる、重く感じるといった症状が出やすくなります。

玄関ドアは外気や湿気、砂ぼこりの影響を受けやすい場所にあります。そのため、長く使っているうちに少しずつ汚れが入り込み、動作不良につながることがあります。特に雨風が当たりやすい玄関や、交通量の多い道路沿いの住宅では、汚れが溜まりやすい傾向があります。

汚れや潤滑不足が原因の場合、掃除や鍵穴専用の潤滑剤で改善することがあります。ただし、家庭用の油や一般的な潤滑スプレーを使うと、内部で汚れと混ざって固まり、症状が悪化することがあります。使用する場合は、必ず鍵専用のものを選びましょう。

デッドボルトがストライクに干渉している

デッドボルトとは、サムターンを回したときにドア側面から出入りするかんぬき状の部品です。ストライクは、デッドボルトを受けるドア枠側の金具です。この2つの位置がずれていると、デッドボルトがストライクにうまく入らず、サムターンが途中で止まったり固くなったりします。

この場合、ドアを開けた状態ではサムターンが問題なく回るのに、ドアを閉めると急に回りにくくなることが多いです。サムターン本体が壊れているのではなく、デッドボルトがドア枠に当たっているため、回す力が重く感じられます。

ストライクの位置が少しずれているだけなら、ネジを軽く緩めて位置を調整することで改善することがあります。

ただし、ネジを完全に外すと、内部の部品が落ちて戻せなくなる場合があります。調整に不安がある場合や、何度調整しても改善しない場合は、無理に作業を続けず専門業者に相談しましょう。

ドアの建て付けや蝶番がずれている

ドアの建て付けや蝶番のズレも、サムターンが回らない原因になります。ドアは毎日開け閉めするため、年月が経つと少しずつ位置が下がったり、傾いたりすることがあります。

ドアの位置がずれると、デッドボルトとストライクの位置も合わなくなり、サムターンを回したときに強く引っかかるようになります。

建て付けの不具合がある場合、サムターンの回りにくさだけでなく、ドアが枠にこすれる、閉めるときに持ち上げる必要がある、ドアの隙間が上下で違うといった症状が出ることもあります。こうした症状がある場合は、サムターン本体よりもドア側のズレを疑った方がよいでしょう。

調整できる蝶番であれば、ネジを調整してドアの位置を直せることがあります。ただし、ドアの重さや構造によっては、無理に作業するとさらにズレが大きくなることもあります。サムターンの問題に見えても、実際にはドア全体の調整が必要な場合があるため注意が必要です。

防犯サムターンやカバーが干渉している

防犯対策として、防犯サムターンやサムターンカバーを取り付けている場合、それらの部品が干渉して回りにくくなることがあります。

防犯サムターンは通常のサムターンと構造が異なり、押しながら回す、つまみを外す、ロックを解除してから操作するなど、製品によって使い方が異なります。正しい操作方法を知らないと、故障していなくても回らないように感じることがあります。

また、後付けのサムターンカバーがズレていると、つまみに当たって動きを妨げることがあります。カバーの取り付け位置が悪い、ネジが緩んでいる、部品が変形している場合も、サムターンがスムーズに回らなくなる原因になります。

防犯部品がついている場合は、まずカバーやロック部分が正しい位置にあるか確認しましょう。無理に力を入れて回すと、防犯部品だけでなくサムターン本体まで壊れるおそれがあります。説明書が残っている場合は、正しい操作方法を確認してから扱うことが大切です。

電気錠・電子錠の電池切れや機械不具合が起きている

電気錠や電子錠を使っている場合は、通常の鍵とは違い、電池切れや電源不良、機械部分の不具合によってサムターンが回らなくなることがあります。

電動で施錠・解錠するタイプでは、内部のモーターや制御部分がサムターンの動きに関係しているため、電池残量が少ないだけでも動作が不安定になることがあります。

電池残量が少ないと、サムターンが途中で止まる、動きが重い、電動操作後に引っかかるといった症状が出ることがあります。まずは電池を新しいものに交換し、正しい向きで入っているか確認しましょう。電池交換後に一度電動操作を行うことで、動きが戻る場合もあります。

それでも改善しない場合は、機械内部の故障や制御部分の不具合が考えられます。電気錠・電子錠は構造が複雑なため、自己判断で分解すると故障が悪化する恐れがあります。電池交換や簡単な確認で直らない場合は、無理に作業せず相談するのが安全です。

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サムターンが回らないときに自分でできる対処法

対処法

サムターンが回らない場合でも、原因によっては自分で改善できることがあります。ただし、強い力を加えたり、錠ケースを無理に分解したりすると症状が悪化するおそれがあります。

ここでは、比較的試しやすい対処法を紹介します。作業中に違和感が強い場合や、少し試しても改善しない場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。

ドアを軽く押し引きしながらサムターンを回す

ドアを閉めた状態でサムターンが回りにくい場合は、デッドボルトがストライクに少し当たっている可能性があります。このようなときは、ドアを軽く押したり引いたりしながら、サムターンをゆっくり回すと一時的に動くことがあります。

強く押し込む必要はなく、ドアの位置を少し変えてデッドボルトの引っかかりを逃がすイメージです。

試すときは、まずサムターンを無理に回さず、ドアを手前に軽く引きながら回してみます。それでも動かない場合は、反対にドアを軽く押しながら回します。どちらかでスムーズに回る場合は、サムターン本体よりもドアの建て付けやストライクの位置に原因がある可能性があります。

ただし、この方法はあくまで応急的な確認と対処です。毎回ドアを押し引きしないと回らない状態は、正常とはいえません。放置するとズレが大きくなり、施錠や解錠ができなくなることがあります。何度も同じ症状が起きる場合は、ストライクや蝶番の調整を検討しましょう。

サムターン周辺のネジを締め直す

サムターンがグラついている場合は、サムターン周辺のネジを締め直すことで改善することがあります。ネジが緩んでいると、つまみの位置がズレて力がうまく伝わらず、回りにくくなることがあります。ドライバーで軽く締め直すだけで、動きが安定するケースもあります。

作業するときは、ネジ頭に合ったサイズのドライバーを使いましょう。サイズが合わない工具を使うと、ネジ頭がつぶれて外せなくなることがあります。

また、ネジを締めるときは一気に強く締めるのではなく、少しずつ締めて、その都度サムターンを回して確認してください。 締めすぎるとサムターンの動きが固くなる場合があります。締め直した後に以前より回りにくくなった場合は、少しだけ緩めて調整しましょう。

ネジ穴が広がって固定できない、ネジを締めてもグラつく、つまみが空回りする場合は、サムターン本体や内部部品が傷んでいる可能性があります。

ストライクの位置を調整する

ストライク

ドアを開けた状態ではサムターンが回るのに、閉めると固くなる場合は、ストライクの位置を調整すると改善することがあります。

ストライクは、ドア枠側についている金具で、デッドボルトを受ける役割があります。この位置が少しずれていると、デッドボルトがうまく入らず、サムターンを回すときに引っかかります。

調整する場合は、ストライクのネジを完全に外さず、軽く緩める程度にしてください。ネジをすべて外してしまうと、ドア枠の内部にある部品が落ちて、元に戻せなくなることがあります。

ネジを少し緩めたら、ストライクを上下左右にわずかに動かし、デッドボルトがスムーズに入る位置を探します。 位置を調整したら、ネジを締め直して、ドアを開け閉めしながらサムターンの動きを確認します。

何度調整しても引っかかる場合や、ドア自体が傾いている場合は、ストライクだけでなく蝶番や建て付けの調整が必要になることがあります。

調整できる蝶番は建て付けを確認する

ドアが枠にこすれる、閉めるときに引っかかる、ドアを少し持ち上げないと閉まらないといった症状がある場合は、蝶番や建て付けのズレが原因かもしれません。ドアの位置がずれると、デッドボルトとストライクの位置も合わなくなり、サムターンが回りにくくなることがあります。

調整できるタイプの蝶番であれば、上下・左右・前後の位置を少し調整できる場合があります。まずは蝶番のネジが緩んでいないか確認し、緩んでいれば締め直します。ドアの傾きが大きい場合は、調整ネジを少しずつ動かして、ドアと枠の隙間が均等になるように確認します。

ただし、ドアは重量があるため、無理に調整するとドアがずれたり、開閉しにくくなったりすることがあります。

調整ネジの位置がわからない場合や、少し触っても改善しない場合は、無理に作業を続けない方が安全です。建て付けの問題は、サムターンだけでなくドア全体に関わるため慎重に対応しましょう。

サムターン周辺を掃除して鍵専用の潤滑剤を使う

サムターン周辺にホコリや汚れが溜まっている場合は、掃除をすることで動きが改善することがあります。まずは乾いた柔らかい布やブラシで、サムターン周辺や鍵まわりの汚れを取り除きましょう。

砂やホコリが入り込んでいると、部品の動きが悪くなり、回すときに引っかかる原因になります。

潤滑剤を使う場合は、必ず鍵穴専用のものを選んでください。一般的な潤滑スプレーや食用油、機械油などは、内部で汚れと混ざって固まり、かえって動きが悪くなることがあります。鍵専用の潤滑剤を少量だけ使い、過剰に吹き付けないようにしましょう。

潤滑剤を使った後は、サムターンや鍵を何度かゆっくり動かし、なじませるように確認します。それでも改善しない場合は、汚れや潤滑不足以外の原因が考えられます。無理に潤滑剤を追加し続けるのではなく、錠ケース内部の不具合や部品の劣化も疑いましょう。

電気錠・電子錠は電池交換や電動操作を試す

電気錠や電子錠を使用している場合は、まず電池切れや電源不良を確認しましょう。電池残量が少ないと、サムターンの動きが重くなったり、電動操作が途中で止まったりすることがあります。電池式の場合は、新しい電池に交換し、向きが正しく入っているか確認してください。

電池を交換した後は、手動で無理にサムターンを回す前に、電動操作で施錠・解錠を試してみましょう。電動操作によって内部の位置が戻り、サムターンの引っかかりが改善することがあります。操作音がいつもと違う、途中で止まる、反応が不安定な場合は、電池以外の不具合も考えられます。

電気錠・電子錠は通常の鍵より構造が複雑です。電池交換や電動操作を試しても改善しない場合、内部のモーターや制御部分に問題がある可能性があります。自己判断で分解すると故障が悪化するおそれがあるため、無理に触らず相談することをおすすめします。

サムターン本体を交換する

サムターン本体が破損している場合や、ネジを締め直してもグラつきや空回りが直らない場合は、サムターン本体の交換が必要になることがあります。サムターンだけ交換できるタイプであれば、既存の部品を外して新しい部品に取り替えることで改善する場合があります。

ただし、サムターンはどの製品でも取り付けられるわけではありません。ドアの厚み、錠ケースの種類、シリンダーとの組み合わせ、取り付けネジの位置などが合っていないと、購入した部品を取り付けられないことがあります。

見た目が似ていても、内部の規格が違う場合があるため注意が必要です。 自分で交換する場合は、現在ついている錠前のメーカー名や型番、ドアの厚み、部品の寸法を確認してから購入しましょう。

少しでも不安がある場合や、古い鍵で適合部品が見つからない場合は、鍵屋に依頼した方が確実です。誤った部品を購入すると、余計な費用と手間がかかることがあります。

サムターンの交換方法などは以下記事で解説しています。併せてご覧ください。

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サムターンが回らないときにやってはいけないこと

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サムターンが回らないと焦って強引に操作したくなりますが、誤った対処をすると症状が悪化することがあります。特に無理に回す、専用ではない潤滑剤を使う、ネジを完全に外す、錠ケースを分解するといった行為は注意が必要です。

ここでは、修理費用を高くしないためにも避けたい行動を解説します。

無理に力を入れてサムターンを回す

サムターンが固いときに、力任せに回すのは避けましょう。内部でデッドボルトが引っかかっていたり、錠ケースの部品が摩耗していたりする状態で無理に回すと、サムターン本体や内部部品が破損する恐れがあります。軽い不具合で済んでいたものが、交換が必要な状態に悪化することもあります。

特に、途中まで回るのにそこから動かない場合は、何かが干渉している可能性があります。その状態で強く回すと、部品に大きな負担がかかります。サムターンが折れたり、空回りするようになったりすると、内側から鍵を開け閉めできなくなるため危険です。

まずはドアを軽く押し引きする、開けた状態で確認する、ネジの緩みを見るなど、原因を切り分けることが大切です。少し試しても改善しない場合は、無理に操作を続けないようにしましょう。

鍵穴専用ではない潤滑剤を使う

サムターンや鍵の動きが悪いときに、家にある潤滑スプレーや油を使うのは避けましょう。一般的な潤滑剤や食用油、機械油などは、鍵や錠ケース内部の使用を想定していないものがあります。油分が内部に残ると、ホコリや砂を吸着し、時間が経つにつれて固まってしまうことがあります。

一時的に動きが軽くなったように感じても、後から汚れが固着して、さらに回りにくくなることがあります。こうなると、掃除だけでは改善しにくくなり、錠ケースの分解や交換が必要になる場合もあります。

潤滑剤を使う場合は、必ず鍵穴専用と記載されているものを選びましょう。また、使いすぎもよくありません。少量を使い、サムターンや鍵を何度かゆっくり動かしてなじませる程度にしてください。専用の潤滑剤を使っても改善しない場合は、別の原因を疑う必要があります。

ストライクのネジを完全に外す

ストライクの位置を調整するときに、ネジを完全に外すのは避けましょう。ストライクはドア枠側に取り付けられている金具ですが、構造によっては枠の内部に裏板が入っていることがあります。

ネジをすべて外してしまうと、その裏板が中に落ちてしまい、ストライクを再び固定できなくなるおそれがあります。

調整するときは、ネジを完全に抜くのではなく、少し緩める程度にします。ストライクが軽く動く状態にして、デッドボルトがスムーズに入る位置を探してください。位置が決まったら、ネジを締め直してサムターンの動きを確認します。

ネジを緩めてもストライクが動かない場合や、調整してもデッドボルトが当たる場合は、ドアの建て付けや蝶番のズレが関係している可能性があります。無理に金具をこじったり削ったりすると、ドア枠を傷める原因になります。調整が難しい場合は、専門業者に相談しましょう。

サイズの合わない工具で作業する

サムターンやストライクのネジを調整するときは、ネジ頭に合った工具を使うことが大切です。サイズの合わないドライバーを使うと、ネジ頭がつぶれて回せなくなることがあります。

ネジ頭がつぶれると、簡単な締め直しや調整で済むはずだった作業が難しくなり、部品交換が必要になる場合もあります。

作業前には、ネジの溝にドライバーがしっかり合っているか確認しましょう。押し付けたときにグラグラする、空回りしそうになる、溝にうまく入らない場合は、サイズが合っていない可能性があります。無理に回さず、適した工具を用意してください。

また、電動ドライバーを使う場合も注意が必要です。力が強すぎるとネジを締めすぎたり、ネジ穴を傷めたりすることがあります。サムターンやストライクの調整は細かな作業になるため、初心者の場合は手動のドライバーで少しずつ確認しながら行う方が安全です。

知識がないまま錠ケースを分解する

サムターンが回らない原因が錠ケース内部にあると思っても、知識がないまま分解するのは避けましょう。

錠ケースの内部には、バネや細かな金属部品が入っており、分解すると元に戻せなくなることがあります。部品の向きや位置が少しずれるだけでも、施錠や解錠ができなくなる場合があります。

また、錠ケースを外すにはドア側面の部品やサムターン、シリンダーなどを順番に外す必要があることがあります。途中で部品が外れなくなったり、逆に取り付けられなくなったりすると、ドアを正常に閉められない状態になる恐れがあります。

簡単なネジの締め直しや表面の掃除で改善しない場合は、内部の不具合が起きている可能性があります。その場合は、無理に分解するよりも、鍵屋に相談した方が安全です。特に玄関の鍵は防犯に関わるため、確実に作業することが重要です。

不具合を放置したまま使い続ける

サムターンが少し固いだけだからといって、放置したまま使い続けるのも避けましょう。最初は軽い引っかかりでも、内部部品の摩耗やストライクのズレが進むと、突然回らなくなることがあります。

家の中から出られない、外から入れない、鍵を閉められないといったトラブルにつながるおそれがあります。

特にサムターンを回すたびに引っかかる、以前より力が必要になった、空回りすることがある、グラつきがあるといった症状は、早めに確認した方がよいサインです。軽い段階なら調整や修理で済むこともありますが、放置すると錠ケース交換が必要になる場合があります。

鍵は毎日使うものなので、少しの違和感でも生活に直結します。防犯面を考えても、施錠や解錠が不安定な状態を続けるのはおすすめできません。症状が悪化する前に、原因を確認して必要な対応を取りましょう。

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賃貸でサムターンが回らないときの対応手順

賃貸住宅でサムターンが回らない場合は、自己判断で修理や交換を進めないことが大切です。鍵やドアは建物の設備にあたるため、勝手に交換するとトラブルになることがあります。

緊急で困っている場合でも、まずは管理会社や大家に連絡し、対応方法や費用負担を確認しましょう。

まず管理会社や大家に連絡する

賃貸でサムターンが回らないときは、まず管理会社や大家に連絡しましょう。鍵は防犯に関わる重要な設備のため、入居者の判断だけで修理や交換を進めると、後から費用負担や原状回復でトラブルになることがあります。

連絡先は、賃貸借契約書、入居時の案内書類、管理会社のアプリや掲示物などで確認できます。

連絡するときは、「玄関の内側のサムターンが回らない」「外側の鍵は回る」「ドアを閉めた状態だけ固い」など、できるだけ具体的に伝えると状況が伝わりやすくなります。写真や動画を送れる場合は、サムターンの状態やドア周辺の様子を撮っておくとよいでしょう。

夜間や休日で管理会社につながらない場合でも、緊急連絡先が用意されていることがあります。まずは契約書や入居者向けの案内を確認し、指定された連絡先に相談してください。勝手に鍵屋を手配する前に、管理側の指示を確認することが大切です。

いつから・どこが・どのような状態かを伝える

管理会社や大家に連絡するときは、症状を整理して伝えると対応がスムーズです。単に「鍵が壊れた」と伝えるだけでは、サムターンの不具合なのか、外側の鍵穴の不具合なのか、ドアの建て付けの問題なのか判断しにくくなります。

状況が曖昧だと、手配される業者や対応内容がずれることもあります。

伝える内容は、次のように整理するとわかりやすくなります。

  1. いつから症状が出ているか
  2. どこの鍵やサムターンに不具合があるか
  3. 内側と外側のどちらで起きているか
  4. ドアを開けた状態でも回らないか
  5. 施錠・解錠のどちらができないか
  6. 異音やグラつきがあるか

このように伝えることで、緊急性や原因の目安を判断しやすくなります。メールやメッセージで連絡できる場合は、やり取りの記録が残るため、費用負担の確認にも役立ちます。電話で連絡した場合も、後から内容をメモしておくと安心です。

自分で修理や交換をする前に許可を取る

賃貸住宅では、自分でサムターンを修理したり交換したりする前に、必ず管理会社や大家の許可を取りましょう。鍵は部屋の安全性に関わる設備であり、建物側が管理している場合があります。

勝手に交換すると、退去時に原状回復を求められたり、合鍵や管理用の鍵が使えなくなったりする恐れがあります。

たとえ自分で交換できそうに見えても、既存の鍵と違う部品を取り付けると、防犯性能や管理上の問題が生じることがあります。特にオートロック付きの建物や、管理会社が鍵番号を管理している物件では、入居者だけの判断で交換できない場合があります。

許可を取る際は、修理業者を誰が手配するのか、交換する場合の部品は指定があるのか、費用は誰が負担するのかを確認しましょう。緊急で鍵屋を呼ぶ必要がある場合も、可能な限り事前に連絡し、指示を受けてから対応することが大切です。

緊急時に鍵屋を呼んでよいか確認する

家の中から出られない、外から入れない、鍵を閉められないなど、すぐに対応が必要な場合は、鍵屋を呼ぶ必要が出てくることがあります。

ただし、賃貸の場合は、緊急時であっても、できる限り管理会社や大家に確認してから手配しましょう。指定業者がある物件では、入居者が別の業者を呼ぶと費用負担で問題になることがあります。

緊急連絡先につながる場合は、状況を伝えたうえで、鍵屋を呼んでよいか確認します。確認できた場合は、業者名、作業内容、見積もり金額、支払い方法を記録しておきましょう。作業前に見積もりを取り、勝手に交換まで進めないようにすることも大切です。

どうしても連絡がつかず、閉じ込めや防犯上の危険がある場合は、安全を優先する必要があります。その場合でも、作業前後の写真、領収書、見積書、業者とのやり取りを残しておき、後から管理会社や大家に報告できるようにしておきましょう。

修理費用を誰が負担するのか確認する

サムターンの修理費用を誰が負担するかは、故障の原因や契約内容によって変わります。通常使用による経年劣化や設備の不具合であれば、貸主側の負担になる可能性があります。

一方で、入居者が無理に回して壊した、誤った潤滑剤を使った、自分で分解して壊したといった場合は、入居者負担になることがあります。

費用負担で揉めないためには、作業前に必ず確認することが大切です。管理会社や大家に連絡するときは、「修理費用はどちらの負担になりますか」「鍵屋を手配する場合、先に見積もりを送ればよいですか」など、具体的に確認しましょう。

また、賃貸借契約書に鍵や設備修理に関する記載がある場合があります。契約内容によっては、軽微な修繕は入居者負担とされていることもあります。自己判断で支払った後に請求しようとしても認められない場合があるため、作業前の確認と記録が重要です。

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サムターンが回らないときの修理・交換費用

サムターンが回らないときの費用は、原因や作業内容によって変わります。ネジの緩みや軽い調整で済む場合と、サムターン本体や錠ケースを交換する場合では金額が異なります。

ここでは、修理・サムターン交換・錠ケース交換に分けて費用の目安を解説します。実際の金額は部品の種類や作業内容によって変わるため、作業前に見積もりを確認しましょう。

サムターン修理の費用相場

サムターン修理の費用は、ネジの締め直し、簡単な調整、ストライクの位置調整、軽い清掃などで済む場合に比較的抑えやすくなります。

目安としては、作業費だけで済む場合は8,000円〜15,000円前後になることがあります。ただし、出張費や基本料金が別でかかる業者もあるため、総額で確認することが大切です。

修理で対応できるのは、部品が大きく破損していない場合です。たとえば、固定ネジの緩み、ストライクの軽いズレ、サムターン周辺の汚れ、建て付けの軽い調整などであれば、交換せずに改善できることがあります。

反対に、サムターンが空回りする、内部部品が折れている、錠ケースが摩耗している場合は、修理だけでは直らないことがあります。

費用を抑えるためには、作業前に「修理で直るのか」「交換が必要なのか」「追加費用があるのか」を確認しましょう。見積もりの時点で総額を確認しておくと、作業後のトラブルを防ぎやすくなります。

サムターン交換の費用相場

サムターン本体が破損している場合や、修理しても改善しない場合は、サムターン交換が必要になることがあります。

サムターン交換の費用は、部品代と作業費を合わせて15,000円〜30,000円前後が目安です。防犯性の高いサムターンや特殊な部品を使う場合は、さらに費用が高くなることがあります。

交換費用は、取り付けられている鍵の種類やドアの構造によって変わります。一般的な玄関ドアのサムターンであれば比較的対応しやすいですが、特殊な錠前、防犯サムターン、電子錠と連動しているタイプなどは、部品の選定や作業が複雑になることがあります。

自分で部品を購入して交換する方法もありますが、部品選びを間違えると取り付けできません。ドアの厚み、錠ケースの型番、ネジ位置、シリンダーとの組み合わせを確認する必要があります。不安がある場合は、最初から鍵屋に相談した方が結果的に無駄な費用を避けやすくなります。

錠ケース交換の費用相場

サムターン本体ではなく、ドア内部の錠ケースに不具合がある場合は、錠ケース交換が必要になることがあります。錠ケースは、サムターンや外側の鍵と連動してデッドボルトを動かす重要な部品です。

内部が摩耗している、バネが破損している、デッドボルトの動きが悪い場合は、サムターンだけ交換しても改善しないことがあります。

錠ケース交換の費用は、部品代と作業費を合わせて20,000円〜50,000円前後が目安です。錠前の種類や部品の入手しやすさ、ドアの構造によって金額は変わります。古い鍵の場合、同じ部品が手に入らず、別の部品で代替する必要があることもあります。

錠ケース交換は、サムターン交換よりも作業が複雑になることが多く、ドア側面の部品やシリンダーとの組み合わせも関係します。

自己判断で作業すると、施錠や解錠ができなくなるおそれがあります。錠ケースの不具合が疑われる場合は、無理に分解せず、専門業者に確認してもらうのが安心です。

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鍵屋に依頼した方がよいケース

サムターンが回らない症状の中には、自分で対処できるものもあります。しかし、内部部品の故障や部品選びが必要な交換、電気錠・電子錠の不具合などは、自己判断で対応すると悪化するおそれがあります。

ここでは、鍵屋に依頼した方がよいケースを解説します。

ドアを開けた状態でもサムターンが回らない

ドアを開けた状態でもサムターンが回らない場合は、ストライクやドア枠との干渉ではなく、サムターン本体や錠ケース内部に不具合がある可能性があります。ドアを開けていればデッドボルトは枠に当たらないため、それでも固い場合は、部品そのものの動きが悪くなっていると考えられます。

この状態で無理に回すと、内部部品が折れたり、サムターンが空回りしたりするおそれがあります。表面のネジを締め直して改善することもありますが、回転が重い、途中で止まる、異音がする場合は、錠ケース内部の摩耗や破損が関係しているかもしれません。

ドアを開けた状態でも動きが悪い場合は、自分でできる対処に限界があります。簡単な掃除やネジの確認で改善しない場合は、鍵屋に点検してもらい、修理で済むのか交換が必要なのか判断してもらうと安心です。

ストライクを調整しても改善しない

ドアを閉めた状態だけサムターンが回りにくい場合は、ストライクの位置調整で改善することがあります。

しかし、調整してもデッドボルトが引っかかる、何度も同じ症状が出る、ドア自体が枠にこすれている場合は、ストライクだけの問題ではない可能性があります。

ドアの建て付けが大きくずれていたり、蝶番が傷んでいたりすると、ストライクを少し動かしただけでは直りません。

また、無理にストライクの位置を変えすぎると、施錠できてもドアの閉まりが悪くなったり、防犯性に影響したりすることがあります。

ストライク調整をしても改善しない場合は、ドア全体の位置や錠前の状態を含めて確認する必要があります。自分で何度も調整を繰り返すより、鍵屋に見てもらった方が原因を特定しやすく、結果的に早く解決できることがあります。

錠ケース内部の故障が疑われる

サムターンを回したときに内部で引っかかる感じがする、デッドボルトの出入りが悪い、外側の鍵も回りにくい場合は、錠ケース内部の故障が疑われます。

錠ケースはドアの中に入っている部品で、サムターンやシリンダーの動きを受けて施錠・解錠を行います。この部分が故障すると、サムターンだけを直しても改善しません。

錠ケース内部には細かな部品が組み込まれているため、知識がないまま分解すると元に戻せなくなることがあります。

また、部品が摩耗している場合は、掃除や潤滑剤だけでは改善しないこともあります。内部の故障を無理に使い続けると、突然鍵が開かない、閉まらない状態になるおそれがあります。 錠ケースの故障が疑われる場合は、早めに鍵屋に依頼しましょう。

点検によって、修理で済むのか、錠ケース交換が必要なのか判断できます。玄関の鍵は防犯に関わるため、確実に直すことが大切です。

サムターン交換の部品選びに自信がない

サムターンを交換するには、既存の錠前に合う部品を選ぶ必要があります。見た目が似ていても、ドアの厚み、錠ケースの種類、ネジ穴の位置、シリンダーとの組み合わせが違うと取り付けできません。部品選びに自信がない場合は、鍵屋に依頼した方が安心です。

自分で交換しようとして合わない部品を購入すると、取り付けできないだけでなく、返品できない場合もあります。

また、無理に取り付けるとサムターンや錠ケースを傷め、余計な修理費用がかかることもあります。特に防犯サムターンや特殊な錠前は、部品の選定が難しい場合があります。 鍵屋に依頼すれば、現場の錠前に合う部品を確認したうえで交換してもらえます。

サムターンだけ交換できるのか、錠ケースごと交換が必要なのかも判断してもらえるため、部品選びに不安がある場合は無理にDIYしない方が安全です。

古い鍵でサムターン単体の交換が難しい

古い鍵を使っている場合、サムターン単体の部品がすでに手に入らないことがあります。型番が古い、メーカーの部品供給が終わっている、同じ規格の部品が見つからない場合は、サムターンだけを交換できず、錠ケースや錠前一式の交換が必要になることがあります。

古い鍵は、サムターンだけでなく内部部品も劣化していることが多いです。サムターンを交換して一時的に動くようになっても、錠ケースやシリンダー側に不具合が残っていると、再びトラブルが起きる可能性があります。

何度も修理するより、まとめて交換した方がよい場合もあります。 古い鍵で型番がわからない場合や、部品を探しても見つからない場合は、鍵屋に相談しましょう。既存のドアに合う交換方法を確認し、防犯性や使いやすさも含めて提案してもらえます。

電気錠・電子錠の不具合が自分で判断できない

電気錠や電子錠のサムターンが回らない場合は、通常の鍵より原因の判断が難しくなります。電池切れであれば自分で対応できることもありますが、電池を交換しても改善しない場合は、モーター、制御部分、配線、センサーなどの不具合が関係している可能性があります。

電気錠・電子錠は、手動操作と電動操作が連動しているものもあります。誤った操作や分解をすると、施錠・解錠ができなくなるだけでなく、機械部分の故障が悪化することがあります。

特に電動で動く途中に引っかかる、異音がする、反応が不安定な場合は注意が必要です。まずは電池交換やリセット操作など、取扱説明書にある範囲の確認を行いましょう。

それでも直らない場合は、自分で判断せず鍵屋や対応できる業者に相談してください。電気錠・電子錠は部品の相性や設定も関係するため、専門的な確認が必要になることがあります。

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サムターンが回らないトラブルを防ぐメンテナンス方法

サムターンが回らないトラブルは、日頃の確認や簡単なメンテナンスで防げることがあります。完全に壊れてから対応すると、修理費用が高くなったり、急に鍵が使えなくなったりする恐れがあります。

違和感がある時点で早めに確認し、汚れやズレを放置しないことが大切です。

違和感がある時点で早めに点検する

サムターンを回したときに、以前より重い、途中で引っかかる、グラつく、空回りしそうになるといった違和感がある場合は、早めに点検しましょう。鍵の不具合は、最初から完全に壊れるとは限りません。小さな違和感から始まり、少しずつ悪化して、ある日突然回らなくなることがあります。

早めに確認すれば、ネジの締め直しや軽い調整だけで改善できる場合があります。反対に、違和感を放置して使い続けると、内部部品に負担がかかり、サムターン交換や錠ケース交換が必要になることがあります。

点検するときは、サムターンのグラつき、外側の鍵の回り方、ドアを開けた状態での動き、ドアを閉めた状態での引っかかりを確認しましょう。小さな変化に気づくことで、大きなトラブルを防ぎやすくなります。

サムターンや鍵まわりの汚れを取り除く

玄関まわりは、ホコリや砂、湿気の影響を受けやすい場所です。サムターンや鍵まわりに汚れが溜まると、部品の動きが悪くなり、回りにくさや引っかかりの原因になります。定期的に乾いた布や柔らかいブラシで、サムターン周辺の汚れを取り除きましょう。

掃除をするときは、水や洗剤を大量に使わないようにしてください。水分が内部に入ると、サビや動作不良につながることがあります。表面の汚れを軽く拭き取り、隙間に入り込んだホコリはブラシでやさしく取り除く程度で十分です。

鍵穴や錠ケース内部に汚れが入り込んでいる場合は、無理に細い工具を差し込まないようにしましょう。内部を傷つける恐れがあります。普段から表面の汚れを溜めないようにするだけでも、サムターンの動きを保ちやすくなります。

鍵穴専用の潤滑剤を正しく使う

サムターンや鍵の動きが重くなってきた場合は、鍵穴専用の潤滑剤を使うことで改善することがあります。

ただし、潤滑剤は何でもよいわけではありません。一般的な油やスプレーは、内部でホコリと混ざって固まり、かえって動きが悪くなることがあります。必ず鍵穴専用のものを選びましょう。

使う量にも注意が必要です。たくさん吹き付ければよくなるわけではなく、必要以上に使うと汚れが付着しやすくなります。少量を使い、サムターンや鍵を何度かゆっくり動かして馴染ませます。その後、表面に余分な潤滑剤が残っている場合は、乾いた布で拭き取りましょう。

潤滑剤を使っても動きが改善しない場合は、汚れや摩擦以外の原因が考えられます。部品の摩耗や錠ケース内部の故障が起きている可能性もあるため、追加で何度も吹き付けるのではなく、点検を検討しましょう。

ドアの建て付けやストライクのズレを放置しない

サムターンの動きを長く保つためには、ドアの建て付けやストライクのズレを放置しないことも大切です。

ドアが少し傾いているだけでも、デッドボルトがストライクに当たり、サムターンを回すたびに負担がかかります。その状態を続けると、錠ケースやサムターン本体の劣化を早める原因になります。

ドアを閉めるときにこすれる、枠に当たる、少し持ち上げないと閉まらないといった症状がある場合は、建て付けがずれている可能性があります。

また、サムターンを回したときにドア枠側で引っかかる感覚がある場合は、ストライクの位置が合っていないかもしれません。

軽いズレであれば調整できることもありますが、何度も同じ症状が出る場合は根本的な調整が必要です。サムターンだけの問題と考えず、ドア全体の状態も定期的に確認しましょう。

電気錠・電子錠は電池や電源を定期的に確認する

電気錠や電子錠を使っている場合は、電池や電源の確認もメンテナンスの一つです。電池残量が少なくなると、動作が不安定になり、サムターンが固く感じられることがあります。完全に電池が切れる前に交換することで、急なトラブルを防ぎやすくなります。

電池式の場合は、電池交換の目安を決めておくと安心です。反応が遅い、動作音が弱い、ランプ表示がいつもと違う、施錠・解錠に時間がかかるといった症状があれば、早めに新しい電池へ交換しましょう。

交換するときは、古い電池と新しい電池を混ぜず、同じ種類の新しい電池を使うことが大切です。 電池交換後も不具合が続く場合は、電池以外の原因が考えられます。電気錠・電子錠は内部構造が複雑なため、無理に分解せず、取扱説明書の範囲で確認したうえで相談しましょう。

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サムターンが回らないときによくある質問

Q&A

サムターンが回らないときは、原因や対処法だけでなく、部品の名称や寿命なども気になるところです。ここでは、本文で詳しく触れきれなかった基本的な疑問をまとめます。

サムターンとはどこの部品ですか?

サムターンとは、ドアの室内側についている鍵のつまみ部分のことです。玄関ドアの内側から鍵を開け閉めするときに、指でつまんで回している部品がサムターンです。外側から鍵を差し込む部分とは違い、室内側から鍵を操作するための部品です。

サムターンを回すと、ドア内部の錠ケースが動き、デッドボルトが出入りします。デッドボルトがドア枠側のストライクに入ることで施錠され、引っ込むことで解錠されます。つまり、サムターンは単なるつまみではなく、錠前全体を動かすための重要な部品です。

サムターンが回らない場合、つまみ部分だけの不具合とは限りません。錠ケース、デッドボルト、ストライク、ドアの建て付けなど、複数の部品が関係していることがあります。原因を判断するときは、サムターンだけでなく鍵全体の状態を見ることが大切です。

サムターンとシリンダーの違いは何ですか?

サムターンとシリンダーは、どちらも鍵の操作に関わる部品ですが、役割が違います。サムターンは室内側についているつまみで、家の中から手で回して施錠・解錠する部品です。

一方、シリンダーは外側から鍵を差し込む部分で、鍵穴がある部品を指します。

外から鍵を使って開け閉めするときはシリンダーを操作し、室内側からつまみを回すときはサムターンを操作します。どちらも錠ケースと連動しているため、片方に不具合があると、もう片方にも影響が出ることがあります。

例えば、サムターンだけが回らない場合はサムターン本体や室内側の部品が原因の可能性があります。外側の鍵も回らない場合は、シリンダーだけでなく錠ケースやデッドボルト側に問題があるかもしれません。症状を分けて確認することで、原因を絞り込みやすくなります。

サムターンが途中までしか回らない場合でも使い続けてよいですか?

サムターンが途中までしか回らない場合は、そのまま使い続けない方が安全です。途中で止まるということは、デッドボルトがストライクに当たっている、錠ケース内部で部品が引っかかっている、サムターン本体がズレているなど、何らかの不具合が起きている可能性があります。

無理に使い続けると、内部部品に負担がかかり、完全に回らなくなることがあります。最初は少し固いだけでも、ある日突然鍵が開かない、閉まらない状態になることもあります。特に玄関の鍵は、防犯や外出に関わるため、操作が不安定なまま放置するのはおすすめできません。

まずは、ドアを開けた状態と閉めた状態で動きを確認し、ドアを押し引きすると回るか試してみましょう。軽い調整で改善する場合もありますが、何度も同じ症状が出る場合や、空回り・異音・グラつきがある場合は、早めに修理や交換を検討してください。

サムターンの寿命はどれくらいですか?

サムターンや錠前の寿命は、使用環境や使用頻度によって変わりますが、10年前後が一つの目安になります。毎日何度も開け閉めする玄関の鍵は、内部部品に少しずつ負担がかかります。見た目に問題がなくても、内部では摩耗や劣化が進んでいることがあります。

寿命が近づくと、サムターンが固くなる、途中で引っかかる、グラつく、外側の鍵も回りにくい、施錠や解錠に時間がかかるといった症状が出やすくなります。こうした症状がある場合は、単なる一時的な不具合ではなく、部品の劣化が関係している可能性があります。

特に10年以上同じ鍵を使っている場合は、修理だけでなく交換も選択肢に入れるとよいでしょう。古い鍵は部品が手に入りにくい場合もあるため、早めに点検しておくと、急に使えなくなるトラブルを防ぎやすくなります。

まとめ

鍵のトラブル キーレスキューが即日解決!

サムターンが回らないときは、まず無理に力を入れず、どの状態で回らないのかを確認することが大切です。内側のサムターンだけが回らないのか、外側の鍵も回らないのか、ドアを開けた状態でも固いのかによって、考えられる原因は変わります。

原因としては、サムターンの固定ネジの緩み、本体の破損、錠ケースの経年劣化、汚れや潤滑不足、デッドボルトとストライクの干渉、ドアの建て付け不良、電気錠・電子錠の電池切れなどが考えられます。

軽い症状であれば、ネジの締め直し、ストライクの調整、鍵専用の潤滑剤の使用などで改善することもあります。

一方で、無理に回す、専用ではない潤滑剤を使う、錠ケースを分解するなどの行為は、症状を悪化させるおそれがあります。

賃貸の場合は、勝手に修理や交換をせず、まず管理会社や大家に連絡しましょう。 ドアを開けた状態でも回らない、ストライクを調整しても改善しない、錠ケース内部の故障が疑われる、部品選びに不安がある場合は、鍵屋に相談するのが安心です。

サムターンの違和感を放置せず、早めに点検・修理することで、突然鍵が使えなくなるトラブルを防ぎやすくなります。

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