勝手口の防犯対策10選!対策が必要な理由と勝手口の弱点を解説!
この記事でわかること
- 勝手口の防犯を検討する必要性
- 勝手口でできる防犯対策
- 勝手口の防犯対策の注意点

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
住宅の中でも特に防犯が手薄になりがちな場所のひとつが「勝手口」です。勝手口は人目につきにくく、施錠や防犯対策が後回しにされやすいため、空き巣に狙われるリスクが高いとされています。
特に古い住宅や賃貸物件では、シンプルな鍵やガラス入りのドアなど、防犯性の低い構造がそのままになっているケースも少なくありません。
本記事では、なぜ勝手口が空き巣の標的になりやすいのかを解説し、そのうえで有効な防犯対策や実際に取り入れやすい方法、費用相場、賃貸でも可能な対策までを詳しくご紹介します。
自宅の安心・安全を守るために、今すぐできる勝手口の防犯対策を確認しておきましょう。
目次
なぜ勝手口は空き巣に狙われやすいのか?
まずは、なぜ勝手口が空き巣に狙われやすいのか、考えられる要因をいくつか紹介します。
目立ちにくく死角になりやすい位置にある
勝手口は多くの場合、住宅の裏側や側面など人通りが少なく目立たない場所に設置されています。通行人や近隣の住人からの視線が届きにくく、塀や植栽、物置などによってさらに死角が生まれてしまうこともあります。
空き巣にとっては、人目を避けてじっくりと鍵を開けたりガラスを割ったりできるため、こうした環境は非常に都合が良いのです。
たとえ物音がしても周囲に気づかれにくいため、玄関よりも安心して侵入作業を行える場所として選ばれやすいのが勝手口の特徴です。
古い鍵や簡易的な造りが多い
勝手口は長年使われている家ほど、古いタイプの鍵や簡素なドアが使われていることが多く、ピッキングやバンピングといった手口に対して無防備です。
さらに、ワンドア・ワンロックのままになっているケースも少なくなく、防犯性能が極めて低いまま放置されていることもありますので、早めの見直しが必要です。
ガラス入りドアが多く、破られやすい
勝手口は通風や採光を目的としてガラスが組み込まれたドアが多く使われていますが、防犯の観点から見るとこの構造は非常にリスクがあります。
空き巣はガラス部分を割って、手や道具を差し入れ、室内側のサムターンを回して解錠するという手口を使うことが多いため、無防備なガラスは格好の侵入経路となってしまいます。
特に防犯フィルムや面格子といった補強がされていないガラスドアは、短時間で破壊される恐れがあるため、対策が不可欠です。
勝手口周辺が暗く、不審者が潜みやすい
夜間になると勝手口周辺が真っ暗になり、人の気配や不審者の存在に気づきにくくなります。防犯ライトやセンサー照明が設置されていない場合、空き巣は安心して作業できる環境となってしまいます。
また、勝手口が塀や物置の陰にある場合、昼間でも見通しが悪く、不審者が潜むには十分な条件が揃ってしまいます。
こうした視認性の低さは、空き巣に「ここならバレずに侵入できる」と思わせてしまうため、早急に対策を講じることが重要です。
空き巣に狙われやすい勝手口の特徴
勝手口は住宅の中でも空き巣の侵入口として特に狙われやすい場所ですが、その中でも共通する「狙われやすさの特徴」がいくつかあります。
これらは防犯対策の見直しや優先順位を決める際に非常に重要なチェックポイントですので、自宅の勝手口に当てはまっていないか確認しましょう。
防犯対策が不十分
防犯対策が行われていない勝手口は、空き巣から見れば「侵入しやすい家」としてすぐに目をつけられます。
例えば、一つだけしか鍵が付いていない、補助錠がない、ガラス部分に防犯フィルムが貼られていないなど、防犯意識が低いことが見てとれる状態は非常に危険です。
また、鍵が古いまま放置されていたり、壊れていて修理されていないといった状況も「この家は警戒が甘い」と判断されてしまいます。
防犯対策が見た目でわかりにくいということは裏を返せば、空き巣にとって「目立たず作業がしやすい」条件が整っているとも言えますので、最低限の防犯設備の設置は不可欠です。
人目につきにくく死角になりやすい立地
勝手口の多くは建物の裏側や側面といった、通行人や隣人の目が届きにくい場所にあります。さらに、ゴミ箱や物置、植栽などが周囲にあると、それが視線を遮り、より不審者が身を潜めやすい「死角」になってしまいます。
このような立地は、空き巣にとって非常に都合がよく、人目を気にせず長時間の下見や作業を行うことが可能になります。
たとえ昼間であっても、道路や近隣から完全に見えない位置であれば、侵入されるリスクは高まります。 勝手口まわりがこうした死角になっていないかを見直し、できるだけ視認性を高める工夫(整理整頓や目隠しの撤去、防犯灯の設置など)を行うことが重要です。
簡易な鍵や古いドア
古い勝手口には、ピッキングやバンピングに弱いシリンダー錠や、サムターン回しに対応していない内側の鍵が取り付けられていることが多く見受けられます。
さらに、長年使われてきたドアは建付けが悪くなっていたり、錆びや劣化で隙間ができていたりすることもあり、バールなどの工具でこじ開けられるリスクが高まります。
鍵自体が1カ所しかないワンロック構造であれば、施錠時間も短く、空き巣にとっては「手早く侵入できる理想的な入口」となります。
このような状態にある場合は、なるべく早くディンプルキーなど防犯性能の高い鍵に交換し、ドア自体の補強や交換も視野に入れるべきです。
ライトや監視がなく、視認性が低い
夜間、勝手口まわりに明かりが全くない状態は、空き巣にとって絶好の隠れ場所になります。センサーライトや常夜灯、防犯カメラなどの設置がされていない場合、暗闇に紛れて侵入作業を行うことが可能になり、発見されるリスクが格段に低下します。
特に物陰が多い勝手口では、ライトや監視機器があるかどうかで、防犯効果に大きな差が出ます。また、ライトがあっても感知範囲が狭かったり、向きが不適切で照らす場所が限定されていたりするケースもあり、設置状況の見直しも重要です。
勝手口にできる防犯対策10選とかかる費用
勝手口は空き巣の侵入経路になりやすいため、防犯対策を強化することが重要です。ここでは、誰でも取り入れやすい10個の対策と、それぞれの目安費用を紹介します。
施錠を徹底する
勝手口の防犯対策でもっとも基本でありながら、意外と見落とされがちなのが「施錠の徹底」です。実際の空き巣被害の中には、鍵をかけていなかったことが原因で簡単に侵入を許してしまった例が多数あります。
特に勝手口は「少しの間だけ開けておく」「すぐ戻るから鍵は不要」といった油断が出やすい場所であり、無施錠のまま放置されることが非常に多いのです。
空き巣はこうした油断を敏感に察知しており、鍵がかかっていない勝手口は最短ルートとして狙われやすくなります。
この対策は特別な費用をかけることなく始められる、防犯効果の高い手段です。つまり、0円で今すぐ始められる最も効果的な方法ともいえます。
防犯砂利を敷く

勝手口周辺に「防犯砂利」を敷くことで、不審者の接近を音で察知できるようになり、防犯効果が大きく高まります。
防犯砂利は、一般的な砂利と異なり、踏むと「ジャリジャリ」と大きな音が鳴る特殊な素材で作られており、空き巣などの侵入者が音を立てずに近づくことを困難にします。
音に敏感な環境を作ることで、心理的に「ここはリスクが高い」と思わせ、侵入自体をためらわせる効果が期待できます。
設置は非常に手軽で、ホームセンターや通販などで市販されている防犯砂利を購入し、自宅の勝手口周辺や通路に敷くだけで完了します。特別な工具や技術も不要で、DIY初心者でも簡単に対応可能です。
費用は敷地の広さや厚みによりますが、目安としては3,000円~10,000円程度で十分な量を用意できるケースが多く、比較的低コストで実施できるのも魅力のひとつです。
また、防犯砂利は雑草が生えにくくなるという副次的なメリットもあり、防犯と庭の手入れを兼ねた一石二鳥の対策と言えます。
設置場所としては、勝手口の足元や外壁沿い、裏庭への通路など、空き巣が侵入経路として選びやすい場所を重点的に選ぶとより効果的です。
音による防犯は目に見える警戒ではないぶん、地味ですが実効性のある対策として多くの家庭で取り入れられています。
防犯フィルムを貼る

勝手口のドアにガラスが使われている場合、空き巣はそこを割って侵入する「ガラス破り」という手口を使うことがあります。
特に内側のサムターン(つまみ)に手が届く位置にガラスがある場合、わずか数十秒で開錠されてしまう恐れがあります。
こうした被害を防ぐために効果的なのが「防犯フィルム」の貼付です。防犯フィルムは特殊な強化素材で作られており、ガラスに貼ることで割れても飛散しにくく、貫通を防いで侵入までの時間を稼ぐことができます。
空き巣は侵入に5分以上かかると約7割が諦めるとされており、防犯フィルムを貼るだけで十分な抑止力になります。特に「CPマーク」がついた製品は、防犯性能の高い建物部品として評価されており、信頼性も高いと言えます。
費用の目安は、DIYタイプであれば3,000〜6,000円前後で購入可能です。自分で貼る場合は作業に多少のコツが必要ですが、説明書どおりに進めれば十分対応できます。
一方、きれいに仕上げたい場合や広範囲に施工したい場合は、業者に依頼することで10,000〜20,000円程度の費用がかかるのが一般的です。
面格子を設置する

勝手口にガラス入りのドアや窓がある場合、防犯面で大きな効果を発揮するのが「面格子(めんごうし)」の設置です。
面格子とは、窓やガラス部分の外側に取り付ける金属製の格子のことで、物理的に手や工具を差し入れにくくする構造を作るものです。
仮にガラスを割られたとしても、その先に格子があることで侵入を大幅に遅らせる、あるいは完全に阻止することができます。
空き巣は「短時間で侵入できること」を最も重視するため、面格子があるだけで「この家はやめておこう」と思わせる強力な抑止力になります。
現在では、昔ながらの無骨な格子だけでなく、デザイン性の高いものや樹脂製で軽量なタイプ、防錆加工が施された屋外対応のタイプなども豊富に販売されており、建物の外観や用途に応じて選びやすくなっています。
後付けできる製品も多く、DIYが可能な軽量タイプであれば10,000円前後~設置が可能です。一方で、アルミやステンレス製のしっかりした面格子を業者に依頼して取り付ける場合は、20,000〜30,000円程度が相場となります。
取り付ける位置としては、勝手口ドアの窓や、室内のサムターンに直接手が届く可能性のある位置を優先しましょう。防犯フィルムとの併用でより強固な防犯性を確保することができます。
補助錠を取り付ける

勝手口の防犯対策として非常に効果的なのが「補助錠」の取り付けです。一般的な勝手口はワンドア・ワンロック(1つのドアに対して1つの鍵)であることが多く、空き巣にとっては開錠が1回で済むため非常に都合の良い侵入口となってしまいます。
そこで、既存の鍵に加えてもう一つ鍵を増やす「ワンドアツーロック」にすることが防犯性を格段に高めるポイントとなります。
侵入までの時間が長くなることで、空き巣が犯行を諦める可能性が高くなるのです。
補助錠には、ドアに穴を開けて設置する本格的なタイプだけでなく、工具不要で取り付けられる簡易タイプや、ドアに挟み込むだけの着脱式などもあり、賃貸住宅でも安心して導入できる製品が豊富にそろっています。
価格は製品によって幅がありますが、安価な簡易式であれば2,000〜4,000円程度から購入可能です。本格的な鍵付きタイプであっても、DIY対応であれば5,000〜10,000円程度で十分に信頼できる製品を取り付けることができます。
業者に依頼して設置する場合は、部品代を含めて20,000~30,000円前後を見込んでおくと良いでしょう。
ワンドアツーロックについて詳しく知りたい方は以下記事をご覧ください。
サムターンカバーを取り付ける

「サムターン回し」は勝手口のガラス部分を破って、手や道具を差し込み、内側のつまみ(サムターン)を回して解錠する空き巣の代表的な手口のひとつです。
この方法は、工具さえあれば短時間で解錠できてしまうため、防犯対策がされていない勝手口は特に狙われやすくなります。そこで有効なのが「サムターンカバー」の取り付けです。
サムターンカバーとは、ドアの内側のつまみに被せるようにして装着する防犯パーツで、不正な方法による開錠を物理的に妨げる働きをします。
透明のプラスチック製から、操作時に取り外しが必要なロック機能付きタイプまで種類はさまざまですが、どの製品も共通して「内側からしか操作できない状態をつくる」ことができます。
これにより、万が一ガラスを破られてもサムターンを回すことができず、侵入を防げる可能性が格段に高まります。
設置はとても簡単で、工具不要の製品であれば誰でもすぐに取り付けが可能です。価格帯は1,000円〜5,000円程度が中心で、費用を抑えつつ高い防犯効果を得られる優秀な対策と言えるでしょう。
サムターン回し対策について下記記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
防犯性能が高い鍵に交換する

勝手口に取り付けられている鍵が古いままの場合、空き巣の侵入を許す大きな要因となってしまいます。特に昔ながらのピンシリンダー錠やギザギザの簡易な鍵は、ピッキングやバンピングといった手口に非常に弱く、数秒〜数分で解錠されてしまうリスクがあります。
こうした弱点を解消するには、防犯性能の高い鍵へ交換することが最も効果的です。
おすすめは、耐ピッキング性能に優れたディンプルキーです。これらは内部構造が複雑で、不正解錠に非常に時間がかかるため、侵入を諦めさせる効果があります。
特に「CPマーク」がついた錠前は、防犯性能の高い建物部品として国から認定されており、信頼性が高いとされています。交換にかかる費用は、製品によって差がありますが、一般的には10,000〜25,000円程度が相場です。
DIYで交換可能な製品もありますが、シリンダーの適合確認や取り付けに不安がある場合は、鍵業者に依頼するのが安心です。業者依頼の場合、部品代+工賃で25,000〜35,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。
鍵交換費用の相場や費用を抑える方法などについて知りたい方は以下記事をご覧ください。
センサーライトを設置する

勝手口まわりが暗いと、不審者が身を潜めやすくなり、空き巣の侵入リスクが大幅に高まります。特に夜間や人通りの少ない時間帯は、暗がりがあるだけで防犯意識の低い家と見なされてしまうこともあります。
そうしたリスクを軽減するのに効果的なのが「センサーライト」の設置です。人の動きを感知して自動で点灯するセンサーライトは、不審者の存在を明るく照らし出し、心理的に大きな圧力を与えることができます。
センサーライトには、電源式・乾電池式・ソーラー式などさまざまなタイプがありますが、屋外の勝手口に取り付けるのであれば、配線不要で手軽に設置できるソーラー式がおすすめです。
日中に蓄電し、夜間は自動で点灯するため、電気代の心配もなく、停電時でも動作するというメリットがあります。
また、センサーの感知範囲や照度の調整ができるモデルを選ぶことで、より実用的な防犯効果が得られます。
費用の目安としては、簡易的なソーラー式であれば3,000〜5,000円程度から購入可能です。本格的な防水・防塵対応モデルや、明るさ調整機能付きの製品になると10,000〜15,000円程度が相場です。
防犯カメラを設置する

防犯カメラの設置は、勝手口の防犯対策として非常に効果的な手段です。不審者にとって「監視されている」という意識は強い抑止力になり、カメラの存在自体が侵入を諦めさせる要因となります。
加えて、万が一空き巣被害が発生した場合にも、映像が証拠として活用できるため、防犯だけでなく事件後の対応にも大きなメリットがあります。勝手口のような死角になりやすい場所にカメラを設置することで、家の防犯網が格段に強化されます。
近年は設置が簡単なWi-Fi接続型の防犯カメラや、スマートフォンと連動してリアルタイムで映像を確認できるモデルが主流になっており、専門知識がなくても設置できるものが増えています。
屋外対応で防水・防塵仕様の製品を選べば、勝手口周辺にも安心して設置できます。また、録画機能付きや動体検知アラーム付きなど、機能面で優れた機種も多数販売されています。
費用相場としては、簡易的な小型モデルであれば5,000〜10,000円程度から入手可能です。本格的な高画質モデルや複数台セットのシステムでは20,000〜50,000円程度が目安となります。
ダミーカメラで費用を抑える方法もありますが、抑止力としての効果は限定的であり、できれば実際に録画・監視できる実機を導入するのが望ましいでしょう。
勝手口の防犯対策に関するよくある質問
勝手口の防犯について調べていると、「この対策で本当に効果があるの?」「賃貸でもできるの?」といった具体的な疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、実際によく寄せられる質問とその答えをQ&A形式でご紹介します。
勝手口に鍵が1つしかないのですが、それだけで大丈夫ですか?
鍵が1つだけの場合、防犯面では明らかに不十分といえます。空き巣は「侵入に時間がかかるかどうか」でターゲットを選ぶ傾向があり、ワンドア・ワンロックの勝手口は短時間で開錠できるため、格好の侵入口となります。
最低でも補助錠を追加してツーロック化することで、侵入にかかる時間が倍以上に増え、抑止力が高まります。
また、補助錠を取り付けることは防犯意識の高さを示すサインにもなり、狙われにくい家として認識されやすくなります。
工具不要で取り付けられる簡易型補助錠も多いため、手軽に導入できる対策です。
防犯フィルムだけでガラス破りは本当に防げますか?
防犯フィルムはガラス破りを防ぐための有効な対策のひとつですが、絶対に割れないというものではありません。フィルムの役割は、ガラスが割れても飛散や貫通を防ぎ、空き巣が侵入するまでに時間を稼ぐことにあります。
防犯フィルムによって空き巣が侵入を諦める「5分の壁」を作ることが非常に重要です。特に「CPマーク」が付いたフィルムは、防犯性能が公的に認められており、信頼性の高い製品といえます。
ただし、フィルムだけでは完全ではないため、面格子や補助錠との併用が望ましいです。防犯フィルムはあくまでも時間を稼ぐ道具と考え、他の対策と組み合わせて使うのが効果的です。
賃貸物件でも防犯対策はできますか?
賃貸物件でも工事不要な方法で十分に防犯対策を行うことが可能です。例えば、工具を使わずに取り付けられる補助錠や、粘着式のサムターンカバー、貼るだけの防犯フィルムなどは、原状回復が必要な賃貸住宅でも安心して使用できます。
また、センサーライトや防犯砂利といった屋外の対策も、設置・撤去が簡単で、費用も抑えられるため取り入れやすい対策です。
さらに、最近ではスマートロックやワイヤレスカメラなど、配線工事が不要な高性能な製品も増えており、賃貸でも本格的な防犯環境を整えることができるようになっています。
ただし、ドアや窓に穴を開けるタイプの器具を設置する際は、必ず事前に管理会社や大家の許可を取るようにしましょう。ルールの範囲内で工夫すれば、賃貸住宅でも防犯レベルを大きく向上させることが可能です。
センサーライトはどこに設置すれば効果的ですか?
センサーライトは、空き巣の侵入を心理的に抑止する非常に有効な防犯ツールですが、効果を最大限に引き出すには設置場所が重要です。
勝手口まわりに設置する場合、まず注目すべきは「人が接近しやすい導線上」です。
例えば、裏手から勝手口に通じる通路や、庭からの侵入が想定されるルートに設置することで、不審者の動きに即反応し、ライトで照らすことができます。
また、勝手口のドア上や斜め上方に設置することで、ドア周辺全体を明るく照らすことが可能になり、夜間の視認性が飛躍的に高まります。
さらに、センサーの感知角度や照度を調整できるモデルであれば、周囲の構造に応じた最適な照射範囲を設定できます。
屋根の軒下や壁面など、雨風を避けられる場所を選ぶことも長く使うためのポイントです。電源が取りにくい場所では、ソーラー式や電池式のライトを選べば工事不要で簡単に設置できます。
要は「不審者に気づかれやすい環境をつくること」が目的なので、暗がりになる部分を徹底的に照らす意識で設置場所を選ぶと、防犯効果がぐっと高まります。
防犯カメラはダミータイプでも意味がありますか?
ダミーの防犯カメラにもある程度の抑止効果は期待できますが、過信は禁物です。空き巣の中には経験豊富な者も多く、実際に録画機能のあるカメラかどうか、形状や配線、設置状況から見分けることが可能です。
特に最近の犯行では、事前に下見をしているケースが多く、ダミーであると見破られてしまえば「本物の対策をしていない家」として逆に狙われやすくなる危険性もあります。
そのため、防犯効果をしっかり得たいのであれば、録画機能付きの実際に作動するカメラの設置が望ましいです。
とはいえ、コストや設置の手間を考慮して「とりあえず何かしら対策をしたい」という方には、ダミーカメラの導入も一定の意味はあります。
本物に似た形状で、LEDランプや配線付きのものを選ぶと、よりリアルに見せることができます。
ただし、できるだけ早い段階で実機への切り替えを検討することが、防犯性を確実に高めるための鍵となります。見せかけだけで終わらせず、記録が残る環境を整えることが本質的な防犯につながります。
サムターン回しを防ぐにはどうすればいいですか?
まず「サムターンカバー」の設置が非常に効果的です。サムターンカバーは、内側のつまみに覆いをかぶせることで、外部からの工具操作を物理的に不可能にするシンプルで確実な対策です。
また、もともとサムターン回し対策が施されたサムターンに交換するという方法もあります。室内側のつまみが取り外せるタイプや、回しにくい特殊形状のものもあり、より強固な防御が可能です。
サムターン回しは比較的静かに短時間で行えるため、何もしないままにしておくのは非常に危険です。少しの工夫で高い防犯効果が得られるため、早めの対策が重要です。
お金をかけずにできる防犯対策はありますか?
最も基本で効果的なのが「施錠の徹底」です。勝手口はちょっとしたゴミ出しや通風のために開けたままにしがちですが、その油断を空き巣は見逃しません。
在宅中・外出時問わず、常に鍵をかけることを習慣づけるだけでも、防犯効果は格段に高まります。
また、勝手口周辺の死角を減らすことも重要です。不要な植栽や物置、ゴミ箱などを整理整頓するだけで、人の目が届きやすくなり、不審者が近づきにくくなります。
これらは特別な道具や商品を購入する必要がなく、0円で今日からできる防犯対策です。
さらに、室内の明かりをタイマーで点灯させる、窓際に人の気配を感じさせるレイアウトを工夫するなどの留守を感じさせない演出をすることも、心理的な抑止力につながります。
高額な防犯設備を導入しなくても、日頃のちょっとした意識と習慣で、空き巣にとって入りにくい家を演出することは十分可能です。
勝手口は防犯の穴にしないことが大切

勝手口は玄関よりも防犯意識が薄れがちで、空き巣にとって「狙いやすい場所」となっていることが少なくありません。
しかし、この記事でご紹介したように、ちょっとした習慣の見直しや低コストの防犯対策を積み重ねることで、侵入リスクを大きく下げることが可能です。
特に鍵の種類やドアの構造に古さや不安がある場合には、鍵の交換や補助錠の取り付け、防犯フィルムの導入など、専門的な防犯対策が有効です。
また、「自分で取り付けるのが不安」「家の構造に合った防犯方法がわからない」という方は、無理せずプロに相談することをおすすめします。
その際は是非ともキーレスキューサービスまでお問い合わせください。365日対応で見積り・出張費無料で駆け付けます。
勝手口の鍵や防犯に少しでも不安がある方は、キーレスキューサービスまでご相談ください。












