スーツケースの鍵をなくした!自力でできる対処法と開かない時の対処法を解説

目次
「明日から旅行なのにスーツケースの鍵が身つからない!」
「出先でスーツケースの鍵をなくしてしまった!」
旅行前や出張中にスーツケースの鍵がどうしても見つけられず、困ってしまった経験はありませんか?
ここでは、鍵を紛失したことで旅先で頭を抱えている方やこれからスーツケースを利用するのに鍵をなくしてしまった方でも参考にできる対処法について解説します。
旅行前に紛失した場所を探す
スーツケースの鍵をなくしたと思っていても予想外の場所で見つかることもありますので、まずはゆっくりと頭の中を整理しましょう。
ここでは鍵をなくしたことに気付いた際に確認するべき場所について解説します。
バッグ・手荷物の中

普段から持ち歩いているバッグや手荷物の中を確認してみましょう。
思わず忘れがちな小さなポケット、或いは確認しにくいバッグの底に落ちていることもあるので確実にチェックをお願いします。
また、バッグ内の荷物と荷物の間に挟まったりしているかもしれません。
見落としがちな場所も見逃さないようにしましょう。
洋服のポケット

旅行中は一日に何度も衣服を着替えることがありますので、その度にポケットに入れていたものを出し入れするという行動が増えます。
ポケットに鍵を入れたまま忘れてしまっている可能性がありますので、一度すべての洋服をまとめて、各ポケットをしっかりと確認しましょう。
自宅

旅行前にスーツケースの鍵が見当たらないときにまず確認すべき場所は、自宅です。
家具の隙間、本や雑誌の隙間、あるいは洗濯物の中など、ありとあらゆる場所に鍵が隠れているかもしれません。
さらには、日常的に使用するデスクや棚の上に、何気なく置いてしまったまま忘れていたというケースも考えられます。
気づかないうちにどこかに鍵を置き忘れていることもあるので、見逃さないよう注意深く探してみてください。
車の中

シートの間や収納ボックス、フロアマットの裏を確認してみましょう。
一度シートの間に入り込んだ鍵は見落としやすくなりますし、車内のあちこちにある収納ボックスやフロアマットの下に鍵が隠れている可能性もあります。
また、心当たりのない場所であっても、一度チェックすることをおすすめします。
旅行先で紛失した場所を探す
旅行中に鍵を紛失したことに気付いた場合、訪れた観光地や利用した交通機関に届けられていないか確認してみましょう。
もしかしたら鍵が見つかって、落とし物として保管されている可能性もあります。
宿泊施設

宿泊施設の部屋の中や施設を探し、それでも鍵が見つからない場合は宿泊施設のフロントやロビーへの問い合わせをしましょう。
他の宿泊客が見つけてフロントに持ち込んだり、清掃員が掃除の際に見つけて届けてくれている可能性もあります。
交通機関

移動手段としてタクシー、電車、飛行機などの公共交通機関を利用した場合、何かの拍子に鍵をおとした可能性があります。
公共交通機関の多くでは乗客からの忘れ物は一定期間保管されている場合が多く、鍵をなくした際は乗車した車両や空港、駅などに忘れ物に関して問い合わせてみましょう。
最寄りの警察

最寄りの警察署に問い合わせを行い、落とし物が届いていないか確認してみてください。
そして、万が一鍵が見つからなかったとしても諦めず、情報が更新される可能性があるので、定期的に再確認することが大切です。
時間に余裕なし!今すぐに開けたい場合

「旅先で着る予定の服が入っている」
「出張先で必要な書類が入っている」
そんなピンチの状況に陥った際に迅速に対処する方法を具体的に解説します。
空港のリペアショップを利用する

空港内には、靴や鞄などの修理サービスを提供するリペアショップが存在し、その中にはスーツケースの鍵紛失にも対応してくれる専門店があります。
ここでは、スーツケースの鍵紛失に対応している空港と店舗をご紹介します。
- 成田空港(リアット!・成田国際空港振興協会)
-
成田国際空港には、ターミナル内に旅行者の悩みを解決するリペアサービスを提供する店舗があります。
スーツケースの鍵をなくしてしまったときはリアット!や成田国際空港振興協会に依頼してみるのも1つの手です。
成田空港に設置されているこれらの店舗はスーツケースの鍵開けや合鍵作成の他にも、キャスター交換や持ち手部分の交換、靴修理やクリーニングなど、さまざまなサービスを提供しています。
リアット!の詳細は以下の通りです。
場所 中央B1F
営業時間 8:00~18:00
電話番号 0476-32-6099
定休日 なし
作業内容 料金 合鍵作製 税込¥990~ 開錠 要お問い合わせ キャスター交換 2輪 税込¥5,500
4輪 税込¥11,000成田国際空港振興協会ではターミナル内各所に手荷物一時預かり所やコインロッカーを設置し、旅行先に不要なコートなどを預けることができます。
手荷物一時預かり所では合鍵の作製や開かなくなったスーツケースの開錠の他にも、バゲージラッピングサービス(荷物をラッピングすることで破損や盗難から守るサービス)も行っています。
成田国際空港振興協会の詳細は以下の通りです。
リペアサービス
場所 第2旅客ターミナルビル・3F出発ロビー北側
営業時間 7:00~21:00
電話番号 0476-34-8533
定休日 なし
コインロッカー
場所 第1・第2・第3旅客ターミナルビル
手荷物一時預り所
場所 第2旅客ターミナルビル・3F出発ロビー北側
荷物のサイズ 料金 小型手荷物(1個の大きさの3辺の合計が1m30cm・重量15kg以内) ¥400/1暦日/回 普通手荷物(1個の大きさの3辺の合計が2m・重量30kg以内) ¥600/1暦日/回 大型手荷物(上記を超える大きさで、1人で持ち運び可能な手荷物) ¥1,000/1暦日/回 衣類 5日間まで¥1,220/着
5日以降は10日毎に¥630追加バゲージラッピングサービス
場所 第2旅客ターミナルビル・3階出発ロビー北側・手荷物一時預り所内
荷物のサイズ 料金 普通サイズ(1個の荷物の3辺の合計が160cm以内) 税込¥1,500/個 大型サイズ(1個の荷物の3辺の合計が160cmを越えるもの) 税込¥2,000/個 長尺物(ゴルフバッグなど作業台にて対応出来る範囲) 税込¥3,000/個 - 羽田空港(リアット!)
-
羽田空港にあるリアット!もスーツケースの鍵開けや鍵紛失、キャスター交換に対応しているリペアショップです。
リアット!の詳細は以下の通りです。
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜日
作業内容 料金 合鍵作製 税込¥990~ 開錠 要お問い合わせ キャスター交換 2輪 税込¥5,500
4輪 税込¥11,000
ホテルのフロントに相談する

ホテルなどの宿泊施設で鍵をなくした場合、まずは部屋の中を探しましょう。
次にホテル内の訪れた施設を確認し、それでもない場合はホテルのフロントスタッフに鍵をなくした旨について説明しましょう。
フロントスタッフが現地の鍵業者を紹介してくれるかもしれません。
時間に余裕がある場合

ここでは旅行や出張まで時間的に余裕がある場合の対策をいくつかご紹介します。
メーカーに鍵を再発行してもらう

スーツケースの鍵を紛失した場合、購入したメーカーに鍵を再発行してもらうという方法があります。
スーツケースの鍵の再発行はメーカーによるサービスの一つであり、特に高級ブランドのスーツケースをお持ちの方におすすめです。
ただし、鍵の再発行をメーカーに依頼する際には、鍵またはスーツケース本体の鍵穴周辺に刻印された番号が必要になります。
スーツケースを買い替える

スーツケースを購入してからある程度年数が経っており、キャスターが固まってきているなど、鍵紛失以外の問題があるような場合は、買い替えるという手もあります。
この方法は鍵の再発行よりも費用がかかりますが、古くなったキャスターやフレームの問題も解消しますし、新しいスーツケースで旅をする楽しみが増えるなどのメリットがあります。
スーツケースをレンタルする
スーツケースを利用する頻度が少ない場合、レンタルすることで購入するよりも費用を安く抑えられるかもしれません。
スーツケースメーカーのひとつであるエースの直営レンタルサービスは、営業日14時までに連絡すると即日出荷してくれます。
もし、レンタルしたスーツケースの鍵を紛失したり、ダイヤル錠の暗証番号が分からないといった場合は自力で対処せず、レンタル会社に連絡する必要があります。
自力で開ける
自力でスーツケースの鍵を開錠する方法も存在しますが、専門的な技術を必要とするものもあるため、安易に試すべきではありません。
特に、セキュリティ面が気になる方にとっては、この方法は最終手段と考えていただくほうが適切かもしれません。
ボールペンの先端をジッパーに差し込んでこじ開けたり、安全ピンなどの先端が鋭利なものでシリンダーをピッキングするなどの方法は故障の原因に繋がるので、なるべくやめておきましょう。
一方で、時間に余裕がある方に限られますが、3桁のダイヤル錠であれば000~999まで総当たりで試すという方法があります。
【メーカー別】鍵をなくした時の連絡先(オンライン可)
鍵をなくしたときに知っておくと便利なメーカー別の連絡先をご紹介しますので、困ったときは、ぜひともご利用ください。
リモワ
リモワの修理サービスでは2022年7月25日以降に購入したスーツケーㇲは生涯補償、無制限で対応しており、オンラインで必要な情報を登録しておくと店舗や提携先のホテルで修理してくれます。
サムソナイト・アメリカンツーリスター
サムソナイト・アメリカンツーリスターのカスタマーセンターではダイヤルの暗証番号を忘れた場合、「鍵開け」として修理扱いになります。
また、鍵を紛失した際は購入可能で、スーツケースの差し込みキー本体の鍵番号、または鍵穴の横の刻印番号が必要になります。
鍵は約1週間程度で代金引換で届きます。
また、2004年末まで国内で店頭販売されていたサムソナイト製のスーツケースはエース製の物である可能性が高く、現在エース製のサムソナイト製品はアフターサービスを終了しておりますので注意しましょう。
エース・プロテカ
エースのカスタマーセンターではスペアキーを購入可能で、購入する際は鍵穴周辺に刻印された番号が必要になります。
ダイヤルの暗証番号を忘れた場合はお問い合わせフォームに確認しましょう。
ロジェール
ロジェールではお電話、もしくはお問い合わせフォームから問い合わせ、在庫の確認が出来次第スペアキーを購入することができます。
購入する際は住所や鍵番号を記載したメモを封書にて郵送し、鍵の料金分の切手を貼り付けて郵送する必要があります。
スーツケースが開いたままで困ったら

ここではスーツケースを開けたあと鍵をなくしたときや、鍵やスーツケースが壊れて使えなくなったときの対処法を詳しく解説していきます。
スーツケースベルトを使う

スーツケースベルトなら鍵がない状態でも、スーツケースをしっかりと締めることが可能です。
そのため、鍵をなくした場合でも慌てずに対策を練ることができます。
スーツケースベルトは100円ショップでも売られているので手軽に購入しやすく、空港から荷物を受け取る際の目印として使用できます。
さらにスーツケースベルトにはダイヤルロック式などもあり、スーツケース内の貴重品が盗まれたり、荷物が飛散したりするのを防いでくれるでしょう。
空港のラッピングサービスを利用する

空港で鍵を紛失した場合、ラッピングサービスを利用するのも1つの策です。
このサービスは、スーツケース全体をビニールフィルムで何重にも包み込むことで、中身を保護したり、荷物の取り扱いで破損しやすいジッパーやベルト部分を守る効果があります。
費用は1,000〜3,000円程度で、スーツケースに傷がつかないように保護し、荷物の飛散防止や盗難防止に役立ちます。
スーツケースの鍵開け・鍵作成の費用相場

スーツケースの鍵を紛失した際の適切な対処法は鍵開け(ピッキング)と、鍵を再発行(新規作成)するなどがあります。
ここではメーカー、鍵業者に依頼した場合の料金について解説します。
メーカーへ依頼した場合
スーツケースメーカーに依頼した場合の料金相場は以下の通りです。
メーカー | 作業内容 | 料金 |
リモワ | ダイヤルロック交換 | 税別¥12,000~¥15,000 |
サムソナイト・アメリカンツーリスター | ダイヤルロック交換 | 税込¥8,800~¥9,350 |
鍵再発行 | 要お問い合わせ | |
エース・プロテカ | ダイヤルロック交換 | 要お問い合わせ |
鍵再発行 | 税込¥1,100 | |
ロジェール | ダイヤルロック交換 | 要お問い合わせ |
鍵再発行 | 税込¥1,100 |
鍵業者へ依頼した場合
鍵屋に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。
作業内容 | 料金 |
鍵開け | 税込¥8,800~ |
鍵修理 | 税込¥8,800~ |
スーツケースに保険は適用できる?

鍵の紛失に旅行保険などが使えないか、と考えた方もいらっしゃるでしょう。
確かに、家の鍵紛失や、鍵開けなどには火災保険の特約が使える場合もありますから、旅行保険にもそういった特約があるのでは、と思われたとしても不思議ではありません。
しかし、海外旅行保険などの携行品補償特約では、自己の過失である「鍵の紛失」は補償の対象外となっているようです。
ただ、スーツケースの破損などは補償の対象になる可能性がありますので、空港のターンテーブルでスーツケースを受け取る際は、スーツケースに破損箇所がないか確認しましょう(出発前から破損していた箇所やさび、スーツケースの機能に支障がない傷などは補償の対象外になります)。
また、航空会社側がスーツケースを破損した場合は程度にもよりますが、破損手荷物申請書が発行されることもあります。
破損手荷物証明書は海外旅行保険や携行品損害補償特約の補償を受ける際に必要となりますので、税関を通り過ぎる前に空港係員に発行できるか確認しましょう。
空港を出た後に破損に気付いたときでも、航空会社のサイトで補償に関する申告は可能です。
この証明書はスーツケースの受け取りから7日以内に申告しない場合は無効になり、航空会社の補償対象外となりますので注意が必要です。
急ぎのときは即日対応可能な鍵屋に依頼がベスト
スーツケースの鍵の紛失に気づいたときは、つい焦ってしまいます。
旅行や出張の直前であればなおさらでしょう。
時間がない状況ではメーカーから新しい鍵を取り寄せても間に合いませんし、鍵を探す時間も限られています。
そんな時に頼りになるのが、即日対応可能な鍵屋です。
鍵屋の最大の利点は、あらゆる鍵の問題を素早く解決できることにあります。
あなたの大切なスーツケースの鍵開けは即日対応可能な鍵屋キーレスキューサービスに依頼してみてください。
今後スーツケースの鍵をなくさないためにできること

鍵の紛失は誰にでも起こりうることですが、少しの工夫で紛失のリスクを減らせるかもしれません。
ここではスーツケースの鍵をなくさないための対処法について解説します。
鍵の保管場所を決める

鍵を決まった場所に保管しておくと、なくしたことが判明した際にすぐに気づくことができます。
一見些細な行動かもしれませんが、これにより鍵を保管する場所が記憶され、なくすリスクが大幅に減少します。
旅行時は特に、スーツケースの鍵をなくすという問題が起こりやすいので、ポーチの内側ポケットなど、常に鍵が確認できる場所に保管することを心掛けましょう。
スペアキーを作成する

スーツケースの鍵をなくしたときの最善の対策はスペアキーを作成しておくことです。
なぜならスーツケースの鍵は、スーツケースのメーカーに頼めば比較的容易に複製が可能だからです。
さらに、スペアキーを友人や家族に預けておけば、いざというときでもすぐに対応することができます。
ダイヤル式の鍵がついたスーツケースにする

ダイアル式のスーツケースは鍵を必要とせず、自分だけが知る番号を設定することで安全に荷物を保管できます。
鍵をなくさないように気をつける必要がないので、旅行中も安心して楽しむことができます。
また、ダイヤルを回すだけで簡単に解錠できる仕組みなので、鍵を忘れたときやなくしたときの心配がいりません。
次にスーツケースを選ぶ際には、ダイヤル式の鍵がついたスーツケースを選んでみてください。
スマートタグを活用する

鍵をなくさないための対策として近年普及し始めたのがスマートタグの活用です。
スマートタグはGPS機能やBluetooth機能が搭載されており、スマートフォンと連携して鍵の位置情報を伝えてくれます。
このため、もしもスーツケースの鍵を紛失してしまった場合でも、スマートタグが取り付けられていれば迅速に鍵を見つけ出すことが可能となります。
新たに鍵を再発行する手間や費用、鍵を探す時間や労力を考慮すれば、是非ともこのスマートタグをスーツケースの鍵管理に導入することをお勧めします。
スーツケースの鍵開けならキーレスキューサービスにおまかせ
旅行中や出張中でスーツケースの鍵をなくしてしまったとしても、焦る必要はありません。
鍵屋のキーレスキューサービスであれば、スーツケースの鍵開けに対応しています。
必ず作業前に見積りを提示し、お客様に確認を頂いてから作業に入りますので安心してご依頼ください。
最短即日対応、経験豊富なスタッフが駆け付け、鍵のトラブルに対処いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
Copyright©鍵開けや鍵交換、鍵紛失トラブルなら鍵屋キーレスキューサービスへ,All rights Reserved.