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ピッキングによる鍵開け侵入から家を守る方法!その他の対策も紹介

更新日:2024/04/15
  • ピッキングによる侵入から家を守る方法

近所で空き巣の被害があった場合やニュースなどを目にして、怖いと思う方も多くいらっしゃるでしょう。
近年ではさまざまな侵入方法が見つかっており、空き巣の手口も複雑化しています。

そこで、今回はピッキングを中心に、空き巣の侵入手口や対策方法を紹介していきます。

ピッキングとは

ピッキングとは、鍵を使わずに特殊な道具を用いるなどして、解錠する行為のことです。

このピッキング行為は、大きな音を立てずに解錠できるうえに、鍵によっては時間もそれほどかからないため、周りに気が付かれることなく住居侵入がしやすいのです。また、鍵を壊さずに解錠可能なことから、被害に気付くのが遅れるといった面もあります。

このようにピッキング行為は、空き巣犯にとって都合が良い手口なのです。日本国内では、1990年代後半から2000年代頃にかけて、ピッキング行為を用いた空き巣被害が多発しました。

最も被害が多かった鍵はディスクシリンダーです。

ディスクシリンダーは単純な構造をしているため、ピッキングで簡単に解錠できます。ひと昔前の住宅は、このディスクシリンダーが玄関の鍵として主流だったという事情もあり、空き巣のターゲットとなってしまったのです。

ピッキングは、犯罪者の行為だけではありません。鍵業者も、お客様から依頼を受けた場合に、仕事としてピッキングを行うことがあります。鍵を紛失した時や鍵が故障した際などに、鍵開けの手段としてピッキングで対応しています。

鍵業者がピッキングを行う際には、「ピック」や「テンションツール」などの特殊な道具を使用します。これらの特殊工具については、法律による厳しいルールが定められているため、鍵業者以外は所持できないことになっているのです。

鍵の状態や種類にもよりますが、ピッキングを用いることで、だいたい20分~30分くらいで解錠できます。

ピッキングによる侵入を防ぐ対策

施錠しておいても、ピッキングで簡単に解錠される可能性があると聞いて、不安になった方も多いのではないでしょうか。いつ空き巣が侵入してくるかわからないと思ったら、夜もゆっくり眠れなくなってしまうことでしょう。

セキュリティ対策を強化したいとお考えの方に向けて、ピッキングによる侵入を防ぐ方法をいくつかご紹介いたします。

ピッキング耐性のある鍵に交換しておく

ピッキング行為による空き巣被害を防ぎたいのであれば、ピッキング対策された防犯力の高い鍵に交換しておくことが一番おすすめ方法です。

近年は、防犯対策として、「ディンプルキー」や「電子錠」を選ぶ人が多くなりました。両者の特徴についてご紹介します。

ディンプルキー

ピッキング耐性に優れた鍵としておすすめなのは「ディンプルキー」です。

ディンプルキーの「ディンプル」(dimple)は、「くぼみ」や「えくぼ」などを意味する英単語です。言葉の通り、ディンプルキーの表面には、大きさの異なる丸いくぼみが複数個あります。

このディンプルキーに対応するディンプルシリンダーの内部には、上・下・左・右・斜めなどいろいろな方向にたくさんのピンが入っています。ディンプルキー表面のくぼみと鍵穴内部にあるピンがピッタリと合うことで、解錠する仕組みとなっているのです。

鍵の防犯能力の高さは、シリンダー内のピンの数の多さで決まるとも言われています。ディンプルシリンダーは、昔の住宅で用いられていたピンシリンダーやディスクシリンダーよりもピンの数が多く複雑になっており、ピッキングに強い構造となっているのです。

ディスクシリンダーをお使いの方は、できるだけ早めにディンプルキーへの交換をしておいた方が良いでしょう。

また、ディンプルキーは繊細で複雑な構造をしていることから、合鍵作成が難しいのも特徴のひとつです。特に鍵登録システムを採用している鍵であれば、あらかじめ所有者情報をメーカーに登録しておくので、鍵の持ち主以外はスペアキーを作ることができないシステムとなっています。

さらに、電動ドリルを使用して強引にこじ開けようするドリリングに対しても耐性があり、簡単には破壊できないため、空き巣が侵入をあきらめる確率が高くなるのです。

電子錠

電子錠(デジタルロック)は、電気を利用した鍵です。

暗証番号式、指紋認証式、顔認証式、カード・タッチ式などの種類があります。

これらの電子錠は、カードを差し込むことや事前に登録しておいた指紋や暗証番号で解錠するため、物理的にピッキングが不可能な仕組みとなっているのです。 また、電子錠は鍵本体を持ち歩くことなく解錠できるため、鍵紛失の心配がないというメリットもあります。

オフィスや店舗など、複数の人たちが出入りする場所に適している鍵です。

ピッキングアラームを設置する

ピッキング被害が心配な方は、ピッキングアラームを取り付けておくと良いでしょう。

ピッキングアラームは、ピッキングによる窃盗犯罪を防ぐために開発された装置です。不審者がピッキングで鍵穴をこじ開けようとした際に、内蔵されているセンサーが感知して、大音量で警報を発するシステムとなっています。

ピッキングアラームは、大きな音で不審者を威嚇するのです。
突然大きな音がなると、不審者はびっくりして逃げることもあるため、侵入を未然に防ぐ効果が期待できます。

また、警報音が鳴り響くことで、万が一被害にあった時も、いち早く気が付くことができるメリットもあるのです。

ピッキングアラームは、ピッキング行為特有の振動のみ反応するシステムとなっていますので、普段の解錠で音が鳴り響く心配はありません。

お仕事などで留守が多い方、一人暮らしの方、高齢者世帯などは、ピッキングアラームを取り付けておくと、安心して生活できることでしょう。

ワンドアツーロックにする

セキュリティ対策をより強化したいのであれば、ワンドアツーロック(1ドア2ロック)にしておくことをおすすめします。

ワンドアツーロックは、1つのドアに対して2つの鍵を取り付けておくことです。
複数の鍵を用意しておくことで、空き巣が侵入する時間を引き延ばすことができ、防犯性を高めることができます。

「主錠」と「補助錠」が基本

ワンドアツーロックでは、「主錠」と「補助錠」を取り付けるのが基本となっています。

主錠は、ディンプルキーのような防犯性の高い鍵を選ぶのがベストです。 補助錠に関しては、一般的なシリンダー錠でも問題ありません。より防犯性を上げたいと考えている方は、補助錠もディンプルキーを選んでおくと良いでしょう。

ただし、ディンプルキーは高価なため、2ヶ所も設置すると、コストがかかってしまいます。ご予算についてもよく検討したうえで、最適な鍵を選んでみてください。

ワンドアツーロックのデメリット

ワンドアツーロックは、空き巣対策として、非常に有効的な方法です。 デメリットは、鍵が2ヶ所あることで、鍵の開け閉めに少しだけ時間がかかってしまうことです。

ワンドアツーロックにした直後は手間に感じてしまうかもしれません。ただ、毎日開け閉めしていれば次第に慣れていきます。

ピッキング以外の侵入方法

空き巣犯の侵入手口は、ピッキング行為だけとは限りません。

玄関ドアのガラスを破ったり、鍵を複製したりなど、あらゆる手口を使って鍵を破り、侵入を試みようとするのです。

ここからは、項目ごとに空き巣侵入のよくある手口についてご紹介します。

ガラス破り

ガラス破りは、その名前の通りガラスを割ることで侵入する手口です。

玄関のドアの一部にガラス素材が使われている場合やドアの周辺に窓がある場合にこの被害に遭うことが多いです。

ガラス素材は、ハンマーなどで叩けば、簡単に割ることができます。
ガラスを少しだけ割って、その隙間から手や工具を差し入れて、内側から鍵を回せば、ドアを開けることができてしまうのです。

焼き破り

焼き破りは、ガスバーナーやライターなどでガラス窓を熱することによって、侵入する手口です。

熱したガラス窓に水をかけることや瞬間冷却スプレーなどを使って冷やすことで、ガラスを簡単に破ることができます。

この方法は、ガラスを破る際に大きな音が出にくく、時間もほとんどかかりません。一般家庭で使用している窓ガラスであれば、10秒~20秒程度で破壊できると言われています。

ピッキングのように特殊な工具、高度なテクニック不要で実行できるという特徴もあります。

サムターン回し

サムターン回しは、電動ドリルなどの工具を使ってドアに小さな穴を開けて、その穴に金属の棒を入れてサムターンを回転させて、ドアの内側から開錠する手口のことです。

木製や薄い対応ドアは、ハンドドリルや錐などの手動工具でも穴を開けることができるため、注意が必要です。

ドアとドア枠の間に隙間がある場合は、隙間に工具を差し込み、ドアに穴を開けずに開錠する手口もあります。ドアスコープ、あるいはドアに付いている郵便受けの隙間を狙って、サムターン回しが行われるケースもあります。

カム送り解錠(バイパス解錠)

カム送り解錠は、シリンダーとドアの隙間に工具を入れることで解錠する手口です。

鍵穴に一切触れずに解錠できることから、バイパス解錠とも呼ばれています。

鍵の複製

知らぬ間に鍵を無断で複製されて侵入されてしまう手口です。鍵を落とした場合や鍵を盗まれることで、複製の被害に遭いやすくなります。

鍵番号がわかれば、インターネットで合鍵を作られてしまうこともあるため、鍵が手元にあっても油断はできません。部屋の鍵を撮影して、SNSなどにアップするようなことも避けた方が良いでしょう。

無施錠

住人が鍵をかけていない隙を狙って侵入する手口です。

ゴミ出しで外に出たり、ベランダで洗濯物を干していたり、空気の入れ替えをしているなど、わずかな隙を狙われることも多いので気を付けましょう。

空き巣に狙われやすい家の特徴

空き巣犯に狙われやすい家にはいくつかの特徴があります。

防犯対策を考える際には、自分の家が狙われやすい条件に該当するかチェックしてみると良いでしょう。

人通りが少ない

人通りがあまりない場所にある家は、周りの目を気にせずに犯行に及びやすいため、空き巣犯にとっては格好のターゲットとなります。

ぽつんと一軒家のように周りに何もない場所にある家も狙われやすいので警戒が必要です。

留守だとわかりやすい

郵便受けに新聞や手紙が溜まっている場合や常にカーテンや雨戸が閉まっているなど、明らかに留守だとわかる状況も、空き巣犯に狙われやすい状況です。

旅行や出張などで長期間外出する時は、新聞屋に連絡して配達を止めてもらうことや親戚に頼んで郵便物を回収してもらうなどして、留守だと気づかれないようにした方が良いでしょう。

空き巣犯が隠れやすい場所がある

大きな植木が植えてある場合や車やガレージなど隠れやすい場所が多い家も、空き巣にとっては犯行に及びやすい家です。

街灯が暗い

街灯が暗い家も空き巣に狙われやすい家の特徴のひとつです。

周囲が薄暗いと視認性が低くなるため、堂々とピッキング行為をしていても、周りに気づかれにくくなるのです。

防犯性の低い鍵が付いている

空き巣犯は、玄関に取り付けられている鍵の種類についてもしっかりチェックしています。

シリンダー錠のように防犯性が低い鍵が付いている家は、空き巣犯にとって非常に都合が良い家なのです。

鍵が一つしか付いていない

空き巣犯は、犯行が見つからないようにするため、できるだけ短時間で侵入しようとします。

鍵が一つしか付いていない家は、開錠に時間がかかりにくいことから、狙われる確率が高くなります。

空き巣の侵入を防ぐ対策

最後に、空き巣犯の侵入を防ぐ対策方法をいくつかご紹介いたします。

防犯カメラを設置

防犯カメラの設置は、空き巣犯を防ぐのに最もおすすめの方法です。

防犯カメラがあることで、空き巣犯は警戒するため、その家には近づきません。
万が一被害に遭ったとしても、防犯カメラの映像が証拠となるため、警察に相談して犯人を逮捕できる確率が高くなります。

玉砂利を敷く

空き巣犯は物音にも敏感です。大きな音を出してしまうと、犯行が周りにばれるおそれがあるからです。

庭やベランダなどに大きな音がなる玉砂利を敷いておけば、空き巣犯は音に警戒して侵入をあきらめやすくなります。

また、玉砂利の音がなることで、犯行にもすぐに気が付きやすくなるでしょう。

防犯フィルムを貼る

ガラス破りや焼き破り対策として、防犯フィルムを貼るのもおすすめの方法です。

防犯フィルムを窓ガラスに貼り付けておけば、ハンマーで叩いてもすぐには割ることができません。

また、防犯フィルムを貼っておくことで、防犯意識が高い家だと空き巣犯に思わせることもできます。

空き巣犯が隠れやすい場所を作らない

物陰になるような大きな木を切ることや荷物を片付けるなどして、空き巣犯が隠れやすい場所を作らないようにしましょう。

車をお持ちの方は、玄関のドアが見えるように、駐車位置を変えてみることをおすすめします。

施錠を忘れない

空き巣犯に狙われないようにするには、施錠を忘れないことが大切です。
うっかり鍵をかけ忘れて外出しないように、気を付けてください。

ちょっとした隙をついて侵入されることもあるので、在宅中や就寝中も、常に鍵をかける習慣をつけておいた方が良いでしょう。

防犯対策をするならKRSにおまかせください

防犯性の高い鍵に交換したい時は、KRS(キーレスキューサービス)へご連絡くださいませ。

弊社KRSでは、ピッキングに強いディンプルキーの交換作業も承っております。
補助錠の取り付けやワンドアツーロックなどの対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。

KRSは、出張費や見積もり無料でお伺いいたします。作業を始める前にお客様に詳細なお見積もりをお伝えしてから、鍵交換や修理作業に取り掛かりますので、ご安心くださいませ。

お電話での受付は8:00~23:00までとなっていますが、施工については夜間でも対応可能です。

困った時はいつでもご相談くださいませ。

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