ホームセンターで買ったドアノブを自分で交換する方法!選び方や費用相場も紹介
この記事でわかること
- 交換するドアノブの選び方
- ドアノブを自分で交換する方法
- ドアノブを交換するときの注意点
- ドアノブ交換を業者に任せるメリット

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
ドアノブが回しづらい・動きが悪い、などの不具合が起きたとき、自分で交換することができれば業者に頼むよりも費用を抑えることができます。
本記事では、ホームセンターでドアノブを買って自分で交換する方法について解説します。交換用ドアノブの適切な選び方や交換時の注意点なども紹介します。
目次
ホームセンターで買ったドアノブで交換できる?
結論から申し上げますと、ホームセンターで買ったドアノブで交換することは可能です。
注意点をしっかりと守り、必要な工具が揃っていれば、問題なく交換できるでしょう。特にDIYに慣れている方であれば、簡単に感じるはずです。
ただし、ドアの規格や既存の錠前の形状によっては、取り付けができない場合もあります。このような場合は、適合する製品を探すか専門業者に相談する必要があります。
交換するドアノブは何を選べば良い?
ここでは、交換用のドアノブをホームセンターで購入する際の選び方について解説します。
規格が合うか確認する

交換用のドアノブを選ぶ際は、今と同じ物か違うタイプの物を選ぶかによって必要な準備が異なります。
今使っているドアノブと同じ物に交換する場合は、型番とメーカー名が分かれば、部品選びに失敗することはありません。
型番とメーカー名は、ドア側面のフロントプレートに刻印されています。上記画像でご説明すると、型番が「13LA」、メーカー名が「MIWA」ということになります。
一方、もう少し使いやすいドアノブに交換したい、今使っているドアノブが廃番になった、など様々な理由で違うタイプのドアノブに交換したい方も多いと思います。
そういった場合、新しいドアノブが現在のドアの規格に合うか計測する必要があります。サイズや形状が一致しない場合、取り付けができないだけでなく、ドア自体の加工が必要になる可能性があります。
計測する箇所は以下の通りです。

どこに設置するドアノブなのか考える
ドアノブを選ぶ際は、設置場所に合った機能やデザインを考慮することが大切です。
例えば、玄関や勝手口などの外部に通じる扉の場合、防犯性や耐久性が重視されるため、鍵付きのドアノブを選ぶと安心です。
一方で、浴室やトイレなどプライバシーを重視する空間では、簡易な施錠機能が付いたドアノブが適しています。
また、オフィスや公共施設などの多人数が頻繁に利用する場所は、耐久性や清掃のしやすさなどを優先して選ぶと良いでしょう。
誰が使うドアノブなのか考える
ドアノブを利用する人の年齢や身体的特徴を考慮することも大切です。
例えば、小さい子供や高齢者が使う場合には、握力が弱くても開けやすいレバーハンドル錠が便利です。手を引っ掛けるだけで動かせるため、体力を必要とせず快適に使用できます。
共用部がある住まいや来客が多い家庭では、耐久性の高いステンレス製や防犯性に優れた鍵付きタイプが安心につながります。
交換用のドアノブを購入する際は、誰が使うドアノブなのか今一度考えてから購入すると良いでしょう。
ドアノブの種類別の特徴と費用の目安
ドアノブにはたくさんの種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、ドアノブの種類別の特徴とおおよその価格帯を紹介します。
チューブラ錠

チューブラ錠は、鍵の機構がチューブ状のケースに収められており、家庭用の室内ドアやトイレのドアによく使われています。
デッドボルト(かんぬき)はないため、施錠する際はラッチ(仮締めの役割を果たす金具)を固定することで、デッドボルトの代わりになります。
ノブには丸型の握り玉タイプやレバーハンドルタイプがあり、鍵のないシンプルなものや、内側から鍵をかけられるものなど、用途に応じた種類があります。
見た目の特徴として、ノブを固定している丸座にネジが見えています。
ホームセンターで購入できるチューブラ錠の価格帯は、3,000円~10,000円程度が一般的です。
レバーハンドル錠

レバーハンドル錠は、レバーを押し下げするだけで開閉でき、玄関・室内・勝手口など様々な場所で使用されています。
握り玉のように回す動作が不要なので、力が弱い小さな子どもや高齢者にとって使いやすいです。
構造はチューブラ錠と同じで、施錠機能を持たない空錠やトイレで使われることが多い表示錠(外側から施錠状態が分かる錠前)などがあります。
見た目もチューブラ錠と同様に、ハンドルの根本にネジが見えています。
ホームセンターで購入できるレバーハンドル錠の価格帯は、3,000円~10,000円程度が一般的です。
円筒錠

円筒錠は、握り玉タイプのドアノブが多く、主に室内ドアや勝手口で使用されることが多いです。
ノブとシリンダーが一体型になった「キー・イン・ノブ」タイプで、室外側には鍵穴があり、室内側にはプッシュボタンがついていることが多く、これを押すとラッチが固定され施錠状態になります。
デッドボルトはついていませんが、室外側からは鍵で開ける必要があるので、多少の防犯性は担保されています。
ホームセンターで購入できる円筒錠の価格帯は、3,000円~15,000円程度が一般的です。
インテグラル錠

インテグラル錠は、円筒錠と同じく「キー・イン・ノブ」タイプで、見た目が似ていますが、デッドボルトが備わっているのが大きな違いです。
室外側には鍵穴があり、室内側にはサムターン(つまみ)がついていることが多く、これを回すことでデッドボルトが飛び出し施錠されます。
防犯性が円筒錠より高いため、古い建物では室内のドアノブとしてはもちろん、玄関や勝手口にも使用されることもあります。
ホームセンターで購入できるインテグラル錠の価格帯は、5,000円~20,000円程度が一般的です。
ホームセンターで買ったドアノブを自分で交換する手順
ここでは、ドアノブの種類別に自分で交換する具体的な手順を紹介します。
チューブラ錠の交換手順
チューブラ錠(握り玉タイプ)を自分で交換する手順は以下の通りです。
1.室内側の丸座に固定されているネジを外し、室内側のドアノブを取り外します。


2.室外側の丸座に固定されているネジを外し、室外側のドアノブを取り外します。


3.ドア側面のフロントプレートを固定しているネジを外し、ラッチケースを取り外します。


4.交換用のラッチケースを取り付けて、ネジで固定します。

5.室外側・室内側の順番でドアノブを取り付けて、ネジで固定すれば完了です。


レバーハンドル錠の交換手順
レバーハンドル錠を自分で交換する手順は以下の通りです。
1.室外側のドアノブを固定しているネジを外し、室内側・室外側の順番でドアノブを取り外します。


2.室外側・室内側の台座カバーを外し、固定されているネジを外します。


3.ドア側面のフロントプレートを固定しているネジを外し、ラッチケースを取り外します。


4.交換用のラッチケースを取り付けて、ネジで固定します。

5.室内側・室外側の台座を固定し、ネジを締めてカバーを取り付けます。


6.室外側・室内側の順番でドアノブを取り付け、室外側のドアノブのネジで固定すれば完了です。


レバーハンドル錠の交換については以下記事でも解説しています。併せてご覧ください。
円筒錠の交換手順
円筒錠を自分で交換する手順は以下の通りです。
1.室内側のドアノブの根本にある小さい溝に先端が細いものを差し込み、ドアノブを取り外します。

2.室内側の丸座の溝にマイナスドライバーを差し込み、丸座を外します。

3.室内側の丸座裏金に固定されているネジを外して丸座裏金を外し、室外側のドアノブを取り外します。


4.ドア側面のフロントプレートについているネジを外し、ラッチケースを取り外します。


5.ラッチケースを取り付けて、ビスで固定します。

6.ラッチボルトの後方部と室外側のドアノブのリフレクター(穴が開いた部分)が嚙み合うように取り付ける。

7.室内側の丸座裏金をラッチケースの溝に嚙み合うように取り付け、ネジで固定します。


8.丸座を室外側から取り付けたドアノブの溝と丸座の穴が重なるように取り付け、室内側のドアノブを取り付ければ完了です。


インテグラル錠の交換手順
インテグラル錠を自分で交換する手順は以下の通りです。
1.室内側の丸座を反時計回りに回して外し、室内側の丸座裏金を固定しているネジを外し、丸座裏金を取り外します。


2.室外側のドアノブを取り外します。

3.ドア側面のフロントプレートを固定しているネジを外し、錠ケースを取り外します。


4.錠ケースを取り付けてビスで固定します。さらに室外側のドアノブを溝に合わせて取り付けます。


5.室内側の丸座裏金を取り付け、ネジで固定し、丸座を取り付ければ完了です。


インテグラル錠の交換については以下記事でも解説しています。併せてご一読ください。
自分でドアノブを交換する際の注意点
自分でドアノブを交換する際は、いくつか注意点があります。失敗するリスクもありますので、しっかりと確認しておきましょう。
作業中はドアを開けておく
ドアノブを交換する際は、必ずドアを開けた状態にしておきましょう。
ドアノブが外れた状態でドアが閉じてしまうと、ラッチボルトがドアの側面からラッチケースに収まり、ドアが固定されてしまいます。
この状態ではドアの開閉ができなくなり、外側で作業中だった場合には閉め出しに遭う恐れがあります。
部品はなくさない
ネジなどの細かい部品は紛失しないように注意しましょう。
小さなネジやプレートは作業中に見失いやすいため、トレーや小さな箱を用意して一箇所にまとめて保管しておくと安心です。
また、新しい部品を取り付ける際にも、どの部品がどこに必要なのか混乱を避けることができます。
特に既存のドア枠や本体に再利用する部品がある場合、誤って捨てたり紛失したりすると、作業が進まなくなる原因になります。計画的に作業を進めるためにも、部品の管理は徹底しましょう。
賃貸物件の場合は事前に管理会社や大家に許可を得る

賃貸物件でドアノブを交換する場合は、事前に管理会社や大家に許可を得る必要があります。
賃貸物件はあくまで貸主から借りている状態なので、許可を取らずに勝手に交換すると契約違反になる可能性があります。
また、退去時には原状回復の義務があるため、交換したドアノブや取り外した部品を保管しておくことも求められる場合があります。
業者にドアノブ交換を依頼するときも同様に許可が必要なので、忘れないようにしましょう。
賃貸物件での注意点については以下の記事で詳しく解説しています。併せてご一読ください。
自分でドアノブを交換するのが不安なら業者に任せよう!

ここまで自分で交換する方法を紹介してきましたが、「大変そうだな…」と感じた方もいらっしゃると思います。
ここでは、ドアノブ交換を業者に依頼するメリット、どの程度の費用がかかるのか解説します。
ドアノブ交換を業者に任せるメリット
ドアノブ交換を業者に任せるメリットは以下の通りです。
- 失敗するリスクがない
- 自分で工具やドアノブを揃える手間が省ける
- 作業時間を短縮できる
- 保証がつく
複雑な仕組みのドアノブや防犯性が高いドアノブは、正確な取り付けが必要となりますが、業者に任せることで取り付けミスを防ぐことが可能です。
また、作業時間を短縮できる点もメリットの一つです。経験豊富なプロに依頼すれば、迅速かつ安全に作業が完了します。
加えて、業者に依頼すると保証がつく場合が多く、万が一問題が発生した場合でも安心です。
もちろん自分で交換することで費用を抑えられるなどのメリットはあります。ただ、自分で交換しようとして失敗してしまうと余計な費用がかかってしまいます。
自力でのドアノブ交換に少しでも不安がある場合は、業者に依頼するのが得策だといえます。
業者の選び方は以下記事をご覧ください。
ドアノブ交換を業者に任せたときの費用相場
ドアノブ交換を業者に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。
| チューブラ錠 | 14,000円~21,000円 |
| レバーハンドル錠 | 14,000円~50,000円 |
| 円筒錠 | 14,000円~26,000円 |
| インテグラル錠 | 16,000円~40,000円 |
基本的に業者にドアノブ交換を依頼した場合にかかる費用の内訳は、部品代+作業代です。
作業代の相場は、6,600円~11,000円ほどですが、部品代はドアノブの防犯性能によって大きく変化します。
ドアノブ交換の費用相場についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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