引き戸の鍵交換は自分でできる？失敗しない交換手順やかかる費用を解説！
この記事でわかること
- 引き戸の鍵交換が自分でできるかどうか見極めるコツ
- 鍵の種類や選び方
- DIYで交換する際の正しい手順と注意点
- 失敗しやすいトラブルとその対処法
- DIYと業者依頼の費用相場と費用を抑えるコツ
記事監修者
名前：金城 甫（きんじょう はじめ）役職：マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
「引き戸の鍵が古くなって回しづらい」「施錠しにくくて不安を感じる」「そろそろ新しい鍵に交換したい」
このようなお悩みを持つ方に向けて、本記事では引き戸ならではの鍵の構造や種類、DIYで交換する方法、業者に依頼すべき判断基準、そして費用の目安までを丁寧に解説します。
引き戸は開き戸とは異なる構造をしているため、同じ「鍵交換」でも選ぶべき鍵の種類や注意すべきポイントが大きく変わります。
本記事を読むことで、自分の状況に応じて、DIYで交換できるのか、業者に依頼したほうが良いのかを正しく判断できるようになります。
引き戸の鍵交換を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
引き戸の鍵交換は自分でできる？まずは交換が必要か判断しよう
引き戸の鍵交換はDIYで対応できるケースもありますが、すべてが自己対応に向いているとは限りません。
まず大切なのは、そもそも鍵交換が必要な状態なのか、修理や調整で改善する可能性はないのかを見極めることです。
ここでは、修理で済むケースと鍵交換を検討すべきケースを明確に切り分けるための判断ポイントを解説します。
修理で改善できるケース
例えば、鍵が回りにくい・引っかかるといった症状の場合、鍵穴内部に汚れや金属粉が溜まっているだけで、鍵穴専用の潤滑剤を軽く吹きかけるだけでスムーズに回ることがあります。
また、サッシやレールにホコリやゴミが詰まっていることで、引き戸自体がまっすぐ閉まっておらず、鍵と受け側の位置がずれて施錠できないだけという事例もよくあります。
このような場合は鍵本体を交換しなくても、レール清掃やサッシの建付け調整で正常に施錠できるようになることが少なくありません。
特に引き戸そのものの動きが重い場合は、鍵ではなく戸車の劣化やレールの摩耗が原因であることも多いため、鍵交換ではなく清掃・調整を優先して試すのが賢明です。
鍵交換が必要なケース
例えば、鍵が回らない・施錠できない・鍵穴が空回りするなどの症状が継続的に発生している場合は、内部パーツの摩耗や破損が進んでおり、清掃や潤滑では解決しない段階に達している可能性が高いです。
また、築年数の古い住宅でギザギザの鍵（ピンシリンダーやディスクシリンダー）を使用している場合は、防犯性の観点からも交換を検討した方が安全です。
さらに、鍵の型番がすでに廃番になっており、スペアキーの作成や部品交換が難しいケースも少なくありません。
こうした場合には、互換性のある現行モデルへの交換を早めに検討することが重要です。
防犯意識が高まる昨今では、空き巣被害の多い引き戸については、旧式の鍵を使い続けること自体がリスクとされているため、故障していなくても防犯目的で交換するという選択肢も十分合理的です。
引き戸の鍵の種類と選び方
引き戸の鍵は、見た目や鍵の差し込み方だけで判断してしまいがちですが、実際には取り付け位置・扉の構造・防犯性能・操作性などが大きく異なります。
ここでは、引き戸に使用される代表的な鍵の種類を整理しながら、それぞれの特徴や適したシチュエーションをわかりやすく解説します。
召し合わせ錠
召し合わせ錠は、一般的に引き違い戸に使用される鍵で、2枚の引き戸が中央で噛み合うように閉まる構造になっています。
木製の昔ながらの引き戸からアルミサッシ製の玄関まで幅広く使用されており、引き戸の鍵と聞いて多くの人がイメージするタイプです。
近年ではディンプルキー仕様の防犯性能が高い製品も多数販売されています。
一方で、扉の高さや左右の位置がわずかにズレているだけでも鍵がかかりにくくなるという弱点があり、建付けが悪いと「鍵は問題ないのに閉まらない」という症状が起きやすい点にも注意が必要です。
自分で交換する場合は、鍵だけでなく扉の建付け状態も事前にチェックしておくことが重要です。
戸先錠
戸先錠は、扉の端（戸先）に取り付けられるタイプの鍵で、扉を完全に閉めた状態で戸枠側にある受け側と噛み合う構造をしています。
玄関や勝手口など、防犯性を重視した引き戸で採用されることが多く、召し合わせ錠とは異なり扉の中央ではなく端でロックするため、見た目がすっきりして目立ちにくいのが特徴です。
主にアルミサッシ製の玄関引き戸に使われており、鎌状のロック機構（鎌錠）を採用するモデルでは、バールなどによるこじ開けに強い高い防犯性能が期待できます。
ただし、構造がやや複雑で、DIYでの交換には寸法・ビスの位置・扉厚などを正確に測る必要があり、合わない部品を購入してしまう失敗が起きやすい点にも注意が必要です。
初めての鍵交換であれば慎重な選定が求められるタイプと言えます。
電子錠
電子錠は鍵穴に物理的な鍵を差し込まず、暗証番号・ICカード・スマートフォン・指紋認証などで開閉できる近年人気の高いタイプです。
物理キーの紛失リスクを減らせるだけでなく、オートロック機能や遠隔操作が可能なモデルもあり、共働き家庭や高齢者の見守り用途にも適しています。
引き戸対応モデルも増えており、既存の召し合わせ錠や戸先錠を取り外して交換するタイプと、既存の鍵を残したまま追加で設置できる後付けタイプの両方が存在します。
ただし、電子錠には、対応できる扉の構造や厚みに制限があったり、停電時や電池切れ時の対応方法を事前に理解しておく必要があります。
電子錠については以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
簡易錠
簡易錠は、粘着テープやビスで簡単に取り付けられる補助錠で、既存の鍵を残したまま「二重ロック」や「高齢者の徘徊防止対策」として使われることが多いタイプです。
ドアや戸を加工する必要がないため賃貸でも導入しやすく、費用も安価で気軽に設置できるのが大きなメリットです。
一方で、基本的にはあくまで補助的な防犯対策・室内用の安全対策の位置づけであり、メインの防犯性能を大幅に高めるものではありません。
また、外付けのため目立ちやすく、見た目を気にする方にはやや不向きな場合もあります。
DIY初心者でも取り付けやすく、子供のいたずら防止や夜間の施錠強化などに有効ですが、メインの鍵そのものが古く防犯性が低い状態であれば、根本的な対策として鍵本体の交換を優先すべきケースも多いです。
自分で引き戸の鍵を交換する手順
引き戸の鍵交換は、手順を正しく理解し、事前の確認をしっかり行えばDIYで対応できるケースも多くあります。
ただし、構造や寸法のミスマッチによって、鍵が取り付けられない、施錠できなくなる、作業中に締め出される、といったトラブルに発展することもあるため、慎重に進めることが大切です。
ここでは、引き戸の鍵交換を自分で行う際の具体的な流れを解説します。
交換する前に確認しておくこと
DIYで交換を行う前に、まずは現在使用している鍵の型番・寸法・取り付け位置・鍵の厚みなどを必ず確認することが重要です。
特に引き戸の鍵は、召し合わせ錠・戸先錠などタイプごとに互換性の条件が大きく異なり、適合しない鍵を購入してしまうと取り付けできません。
また、引き戸自体の建付け状態（戸の動き・スムーズさ）も必ずチェックし、扉が傾いていたり擦れていたりする場合は、鍵交換ではなく戸車やレールの調整が必要なこともあります。
さらに、作業中に扉を閉めて締め出されないようにする工夫も重要で、養生テープで扉を仮固定しておくなどの事前準備をしておくと安心です。
準備段階で正しい判断をすることで、無駄な出費や作業トラブルを避けることができます。
古い錠前や鍵を取り外す
取り外し作業は、基本的に取り付け時と逆の手順で進めます。
- 扉の内側にある化粧座（プレート）をドライバーで固定ネジから外し、錠前部品をゆっくり取り外します。
- 取り外す際はネジやバネ、小さな金属パーツを落とさないよう、トレイやマットを敷いて作業すると安心です。
古い鍵が歪んでいたり、錆びて固着している場合は、無理に引っ張らずドライバーで慎重に取り外すことがポイントです。
力任せに外そうとすると、扉の枠や内部構造を傷つけてしまう恐れがあるため、焦らず慎重に作業を進めましょう。
新しい鍵の取り付け・取り付ける
新しい鍵を取り付ける手順は以下の通りです。
- 仮止めの状態で位置や動作の確認をします。いきなりネジを強く締めてしまうと微調整ができなくなってしまうためです。
- 召し合わせ錠であれば左右の扉がしっかり中央で噛み合っているか、戸先錠であれば受け側との高さや奥行きが合っているかを重点的に確認します。
動作確認をする
取り付けが完了したら、実際に戸を開けた状態と閉めた状態の両方で施錠・解錠がスムーズにできるか念入りに確認します。
戸を開けたまま鍵を回すときちんと施錠されるように見えても、扉を閉めた状態で噛み合わなくなるケースがよくあるため、必ず実際の使用状況に近い状態で確認することが重要です。
また、鍵の回し心地や引っかかりがないか、扉の動きが以前より重くなっていないかもチェックしておきましょう。
特に召し合わせ錠の場合は扉の重なり具合や高さのズレによって施錠しにくくなるパターンが多いため、必要に応じて建付けの微調整も行います。
さらに、スペアキーがある場合は別の鍵でも動作確認を行い、どの鍵でも問題なく施錠・解錠できるかを確認しておくと安心です。
自分で引き戸の鍵交換をする際によくあるトラブルと対処法
引き戸の鍵交換はDIYで対応できるケースも多くありますが、一見簡単そうに見えて実は引き戸特有の構造による思わぬトラブルが発生することがあります。
ここでは、DIY交換で実際によく起きるトラブルを具体的に解説しながら、それぞれの対処法・予防策もわかりやすくご紹介します。
互換性のない鍵を買ってしまう
DIY交換で最も多いトラブルの一つが、ドアに合わない鍵を購入してしまったというケースです。
引き戸の鍵は、召し合わせ錠・戸先錠、など種類ごとに形状が異なり、さらにネジの位置・扉の厚み・シリンダー（鍵穴）の長さ・受け側の構造など、複数の条件が一致しないと取り付けできません。
特に見た目だけで判断してネット通販で購入してしまい、寸法が数ミリ違って入らない、ビス穴が合わない、扉に穴を開け直さないといけない、といった事態になるケースがよくあります。
対処法としては、必ず交換前に現行錠の型番・寸法・扉厚を測り、同等品や互換モデルであることを確認することが重要です。
建付けのズレで鍵が正常に閉まらない
鍵や錠前に問題がないにも関わらず、鍵が奥まで入らない、施錠位置で噛み合わない、といった不具合に悩まされるケースも多くあります。
これは、扉自体の建付けのズレ・戸車の劣化・サッシの歪みによって、扉と鍵の受け側の位置がわずかに合わなくなっていることが原因です。
特に召し合わせ錠の場合、左右の扉の高さや位置が少しでもずれていると、見た目では閉まっているのに鍵が回らない状態になることがあります。
この問題は鍵交換では解決しないため、戸車の交換やレール清掃・調整など扉そのものの建付け確認が必要になります。
対処法としては、鍵交換前に扉の開閉感・スムーズさを確認し、重さ・擦れ・ガタつきがある場合は建付け調整から優先して行いましょう。
鍵交換中に扉を閉めてしまい締め出される
鍵交換中に誤って扉を閉めてしまい、外から開けられなくなってしまうトラブルも頻繁に発生します。
特に玄関で作業している場合、鍵を取り外した状態で扉を閉めてしまうと、外部から全く開けられなくなり、そのまま鍵屋を呼ぶしかなくなるケースが非常に多いため要注意です。
作業前には扉を開けたまま養生テープなどで仮固定しておく、または室内から外に出られる別のルートを確保しておく（勝手口・窓など）ことが基本対策となります。
部品を落として戸の中に入ってしまう
引き戸は構造的に内部に空間やレールの隙間があるため、作業中にネジやバネ・金属パーツを落としてしまうと、戸の中やレールの奥に入り込んで取り出せなくなるというトラブルが発生しがちです。
特に召し合わせ錠や戸先錠では細かいネジ・ピンなどを扱うため、床に何も敷かずに作業を行うのは非常に危険です。
対処法としては、作業前にトレイ状のマットや布を敷き、部品を下に落とさない工夫をすることが重要です。
そもそも鍵の不具合ではなくサッシや戸車が原因だった
鍵が硬くて回らない、施錠しにくいと感じたとき、その原因が必ずしも鍵そのものにあるとは限りません。
実は引き戸の場合、扉の動きそのものが悪くなっている＝サッシの歪みや戸車の劣化が原因で、鍵と受け側の位置がズレているだけというケースがよくあります。
特に長年使っている引き戸では、レールの汚れ・戸車の摩耗・扉の下がりなどによって、鍵が正常に噛み合わなくなることがあります。
このような状態で鍵交換だけを行っても、根本的な解決にはならず、すぐ再発したり、さらに悪化する可能性もあります。
交換前に扉の開閉状態・傾き・スムーズさをチェックし、必要に応じてサッシや戸車の調整・交換を先に行うことが重要です。
正しい原因を見極めた上で鍵交換を判断することで無駄な作業や出費を防ぐことができます。
引き戸の鍵交換にかかる費用の目安
引き戸の鍵交換にかかる費用は、DIYで自分で交換する場合と、鍵業者に依頼する場合とで大きく異なります。
ここでは、DIYと業者依頼の費用相場を具体的に比較しながら、予算や目的に応じた判断ができるように解説します。
DIYで交換する場合の費用相場
DIYで引き戸の鍵を交換する場合の費用は、主に鍵本体の価格＋必要に応じて工具の購入費となります。
鍵本体の価格は安いものでは3,000円前後から購入できますが、玄関用の防犯性の高いシリンダーになると8,000円〜15,000円前後が一般的です。
さらに、互換性を確認するためのノギスや、取り付けに必要なプラスドライバー・マイナスドライバーなどを持っていない場合、工具代として1,000〜3,000円程度を追加で見込んでおく必要があります。
費用だけを見ればDIYの方が安く済む可能性が高い一方、購入した鍵が合わなかった・扉の建付けが悪かった・途中で締め出されたといったトラブルにより、結果的に業者対応が必要になるケースもあるため、費用以外のリスクも考慮することが大切です。
鍵屋に依頼した際の費用相場
鍵屋に依頼して引き戸の鍵を交換する場合、一般的な作業費用は15,000〜30,000円前後が目安となります。
ここには出張費・作業費・新しい鍵の部品代が含まれることが多く、深夜・早朝・緊急解錠を伴う作業の場合は＋5,000〜10,000円程度の追加料金がかかるケースもあります。
防犯性の高いディンプルキーや電子錠など、高性能な鍵に交換する場合は合計で40,000〜60,000円程度になることもあります。
ただ、建付けの調整・廃番鍵の代替選定・原状回復を考慮する必要がある賃貸物件などでは、むしろ業者依頼の方が確実で安心です。
多くの業者では見積もりだけなら無料のケースがほとんどなので、費用感を把握したいだけでも気軽に相談できる点がDIYにはないメリットです。
鍵交換費用の相場については以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
交換費用を抑えるコツ
引き戸の鍵交換費用を抑えたい場合、目的と条件に応じた無理のない節約を意識することが重要です。
DIYを選ぶなら、確実に適合する鍵の型番や寸法を事前に調べてから購入することで、買い直しや作業ミスによる追加出費を防げます。
業者に依頼する場合でも、夜間や早朝の時間帯を避けて、日中に予約するだけで数千円の節約になることがあります。
また、防犯性を確保しつつ費用を抑えたい場合は、同等互換の現行モデルへの交換を選ぶのが有効です。
業者に依頼した方が安心のケースとは？
引き戸の鍵交換はDIYでも対応できるケースがありますが、状況によっては自分で作業するよりも早く・確実で・安全な方法として業者への依頼が適しているケースが存在します。
ここでは、具体的にどのようなケースで業者依頼が適しているのかを、代表的な5つのシチュエーションに分けて詳しく解説します。
自分で鍵交換をすることに不安がある場合
「そもそも自分にできるか不安…」「鍵やサッシの構造を理解できるか心配…」という方は、無理にDIYを行わず、最初から業者に依頼する方が安心です。
鍵交換は見た目以上にミリ単位のズレが影響する繊細な作業であり、特に引き戸の場合は建付けの状態や扉の構造によって鍵の適合可否が変わるため、経験のない方が完全に判断するのは簡単ではありません。
さらに、作業中に扉を閉めて締め出される・鍵が噛み合わず閉められなくなる・扉を傷つけてしまうといったトラブルも起こりやすく、結果として業者を呼び直すケースも少なくありません。
こうしたリスクを避けたい、あるいは確実に1回で済ませたい方にとって、プロに任せる選択は決して無駄なコストではなく、合理的な判断だといえます。
互換性のある代替品が見つからない場合
引き戸の鍵はメーカーや年代によって構造が大きく異なり、すでに廃番になっているモデルの場合、同じ型番の製品が入手できないことも少なくありません。
また、カタログや通販サイトを見ても、細かい寸法やビスピッチが明記されていなかったり、実際に届いてみたら、外観は似ているのに少しだけ合わないというケースも珍しくありません。
さらに、引き戸の鍵は召し合わせ錠・戸先錠・面付錠・彫り込み錠など複数のタイプに分かれ、それぞれ互換の考え方も異なるため、素人判断で代替品を選ぶのは想像以上に難しいのが実情です。
このような場合は、鍵業者であれば実物を確認しながら最適な現行モデルや別形状の対応製品を提案してくれるため、ムダな買い直しや加工の失敗を防ぐことができます。
鍵交換だけでは解決しない場合
鍵業者であれば、鍵交換と同時に戸車の調整やサッシのゆがみのチェックも一度で対応してくれるため、鍵だけ交換して終わりという中途半端な状態を避けられます。
扉自体に何らかの違和感がある場合は、鍵問題と錯覚せず、プロに総合的に見てもらうのが最善です。
防犯性をアップさせたい場合
防犯性を上げるという目的で交換する場合は、DIYよりも業者依頼の方が適しています。
市販のホームセンター向け商品では、防犯性能が低め・簡易ロック扱いとなる製品も多く、空き巣対策としては十分でない場合があります。
一方、鍵業者はピッキング耐性・破壊対策・サムターン回し防止など、セキュリティ基準を満たした製品を提案してくれます。
また、屋内からの使いやすさまで最適に設計してくれるため、鍵を変えるではなく生活の安心度を上げるという目的の方には業者依頼の方が現実的です。
今すぐに交換してほしい場合
「鍵が壊れて閉まらない」「締め出されてしまった」という緊急性の高い状況では、DIYで対応しようとするよりも即日対応可能な鍵業者に依頼した方が圧倒的に安全で確実です。
特に夜間・早朝にトラブルが発生した場合、DIY用の部品を探している時間や、取り外し・取り付けにかける時間のロスが重大なリスクにつながります。
鍵業者であれば、最短15分〜30分程度で駆けつけて復旧対応が可能な場合も多く、鍵交換だけでなく建付け調整や仮施錠対策、補助錠の追加までその場で対処してもらえるケースもあります。
特に防犯・安全面を最優先したい場合や、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、迷わずプロに任せるのが最も合理的な選択です。
鍵交換業者の選び方については以下記事をご覧ください。
引き戸の鍵交換・防犯対策なら「キーレスキューサービス」へ
引き戸の鍵交換や防犯性の向上を安心して任せられる専門業者をお探しであれば、出張費・見積費0円、最短即日施工のキーレスキューサービスが最適です。
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見積もりだけのご相談も可能で、無理な勧誘は一切ありません。「自分で交換して失敗しそう」「今すぐ対処したい」「防犯性を確実に高めたい」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
