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車の鍵が回らない原因と対処法【エンジン・ドア・トランク】

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車の鍵が回らない原因と対処法【エンジン・ドア・トランク】

更新日:2024/04/15
車の鍵が回らない原因や対処法を詳しく解説

車に乗ろうとしたら、鍵が回らず困ったご経験はないでしょうか?車のキートラブルは大別して「イグニッションのキートラブル」「ドアやトランクのキートラブル」に分けられます。

この記事では、車の鍵が回らない原因を、「エンジン」「ドア、トランク」のキーに分けて解説し、鍵が回らないときにしてはいけないこと解決方法をご紹介します。

車の鍵が回らない原因(エンジン)

鍵が回らない

最近の車は、車に近づいたり触れるだけで施錠・解錠できるスマートキーが多く、イグニッション部分にキーを差し込んでエンジンを点火させるエンジンキーは少なくなってきています。

しかし、古い車種やトラックなどの大型車ではエンジンキーが採用されていることが殆どです。

ここではエンジンキーがささるのに回らない・エンジンスタートできない主な原因をご紹介します。

原因1:バッテリーが上がっている

自動車には電力を蓄えるためのバッテリーが積まれていますが、エンジンをオフにした状態で長時間ヘッドライトやエアコンがついたままになると、バッテリーの蓄電量が不足し、エンジンがかからなくなります。これを「バッテリー上がり」と言います。

バッテリーが上がっている場合、車に電力が供給されなくなるので、エンジンをスタートさせるために必要なセルモーターの始動もできません。

また、渋滞走行時のようにあまりエンジンを動かせないアイドリング状態が続くときも、ヘッドライトやエアコンを使用し過ぎると、バッテリーが上がってしまう可能性があります。

エンジンをスタートさせたときに、「セルモーターが回らない」または「セルモーターの音が弱い」という場合は、バッテリーの電力が不足している可能性が高いので、バッテリー上がりが疑われます。

原因2:ハンドル(ステアリング)ロックがかかっている

自動車にはエンジンを停止した状態でハンドルを動かすと、ハンドルが固定されてしまう「ハンドルロック」機能があります。

ハンドルロックは車の盗難防止のために設けられている機能のひとつで、キーがささっていない状態でハンドルを操作すると、ハンドルにロックがかかり、キーも抜けなくなります。よくありがちな原因が、ハンドルを回しながらエンジンを切ってしまうことです。

原因3:シフトレバーの位置がパーキングに入っていない

AT車は車を駐車するときにシフトレバーをP(パーキング)に入れますが、パーキング或いはN(ニュートラル)以外の位置にシフトレバーが入っているとエンジンがかかりません

エンジンを始動させる際は、必ずシフトレバーがパーキングかニュートラルに入っていることを確認してから行いましょう。

その他にもAT車には、シフトレバーがパーキングの位置以外にあると鍵を抜くことができない「キーインターロック機構」や、ブレーキペダルを踏んだときのみシフトレバーをパーキングの位置から動かすことができる「シフトロック機構」などもあります。

原因4:ブレーキ・クラッチペダルを踏んでない

AT車はブレーキを踏んだ状態でないとエンジンがかからない仕組みになっています。

MT車の場合はよほど古い車種でない限り、ブレーキとクラッチペダルを踏みこみながらでないとエンジンがかかりません。

ブレーキやクラッチペダルを踏んでいるつもりでも、しっかりと踏み込めていない可能性があります。

原因5:ボタンを押していない

トラックなどの大型車の中には、「PUSH」と書かれたボタンを押さないと鍵が抜けないようになっている車があります。たいていはキーの差し込み部分の近くにあることが多いです。

原因6:子鍵やシリンダーの損傷

エンジンキートラブルの原因として、鍵穴(シリンダー)やキー本体(子鍵)の経年劣化子鍵に何らかの強い衝撃が与えられたことによる変形も考えられます。長年使用している車ですと、子鍵の抜き差し回数が多く、シリンダーも子鍵も摩耗している可能性が高いです。

車の鍵が回らない原因(ドア・トランク)

原因

車のドアやトランクの鍵が回らない原因は以下の通りです。

原因1:シリンダー側の異常

車のドアやトランクの鍵穴は常に外部に晒されており、細かい砂やゴミなどの詰まり、錆、劣化などが発生しやすい部分です。このため、子鍵を差し込んでも奥まで入らなかったり、子鍵が回らないといったトラブルが起こることもあります。

原因2:子鍵側の異常

子鍵の不具合で鍵が回らなくなることもあります。特に普段から子鍵を裸で携帯している場合、不意にどこかにぶつけたり、強い力が加わった際に鍵が欠けたり曲がってしまうことがあります。鍵は精密な作りであるため、子鍵と鍵穴の形がしっかりかみ合わないと、鍵が回らなくなってしまいます。

車の鍵が回らないときの対処法(エンジン)

対処法

行きは何も問題がなかったのに、帰宅しようとしたときになって突然鍵が回らなくなると誰しもが焦ってしまいますよね。また、鍵を回すことができず、エンジンを切ることができなくなるというトラブルも稀に起こります。

ここからは、車の鍵が回らないときの対処法をそれぞれご紹介します。

バッテリーを復旧させる

バッテリー上がりの車を復活させるには、ブースターケーブルを接続し他車のバッテリーから電力供給を受けてエンジンを始動させる「ジャンピングスタート」という方法があります。また、「ジャンプスターター」がある場合は、救援車が居なくても自力でエンジンを始動させることができます。

ジャンピングスタートの手順は以下の通りです。

  • バッテリーが上がった車(故障車)と正常な車(救援車)をブースターケーブルがつながる距離まで近づけます。
  • ヘッドライトやルームランプ、エンジンをオフにした状態でボンネットを開けます。
  • 故障車と救援車のプラス端子に赤ケーブルを接続します。
  • 救援車のマイナス端子に黒ケーブルを接続します。
  • 故障車のエンジン金属部に黒ケーブルを接続します。
  • 救援車のエンジンをかけます。
  • 5分ほど経過したら、故障車のエンジンをかけます。
  • エンジンがかかったら、逆の手順でケーブルを取り外します。
  • 30分ほど走行し、バッテリーを充電してください。

ハイブリッド車やPHEV車、電気自動車はバッテリーの仕組みや使用するバッテリーが全く違うため、救援車として利用することができません。知らずにガソリン車とつないでしまうと、救援車側のエンジントラブルを引き起こしてしまいます。また、電力を分けてくれる救援車は、バッテリーが上がった事故車と同じ電圧の車である必要があります

普通乗用車の電圧が12ボルトで、トラックなどの大型車はそれら12Vバッテリーを2つ備えた24ボルトであることが多いため、トラック車両では普通自動車の救援車になれませんし、その逆もしかりです

車の電力に対応したモバイルバッテリーの「ジャンプスターター」があれば、救援車が居なくても自力でバッテリーに電力供給を行うことができます。バッテリー上がりに備えて、車にはブースターケーブルやジャンプスターターを積載しておくようにしましょう。これらがあれば、バッテリー上がりを起こした車を自分が救助することもできます

ハンドルロックを解除する

ハンドルロックがかかってしまった場合は、ハンドルを左右に動かしながらエンジンキーを回すと解除されます。しかし、車種によってはハンドルロックの解除方法が異なるので、ご自身の車の取扱説明書などを参照しましょう。

シフトレバーを正しい位置に入れる

シフトレバーを正しい位置に入れないとエンジンはかかりません。AT車はPかNに入れ、MT車は事故防止のためNに入れて、ブレーキやクラッチを踏み込んでから鍵を回してみてください。

ブレーキ・クラッチペダルをしっかりと踏む

AT車はエンジンをかけるときに、しっかりとブレーキを踏む必要があります。MT車は誤発車などによる事故を防ぐため1999年7月以降に販売された新車に「クラッチスタートシステム」が義務付けられています。25年内に発売された車種であれば、まずクラッチペダルを床まで踏み込むようにしましょう。

スペアキーを使う

子鍵に変形や破損が見られる場合は、スペアキーを使いましょう。スペアキーでも鍵が回らない場合は、シリンダー側に問題がある可能性があります。キーシリンダーは頻繁に交換が必要なものではありませんが、長年使い続けていると摩耗や劣化で鍵がうまくかみ合わず不具合を起こすことがあります。

JAFなどのロードサービスに依頼する

鍵が回らないトラブルをいち早く解決したい場合は、JAFなどのロードサービスを要請するのが良いでしょう。ロードサービスであれば、車に関する全般のトラブルに対応可能なほか、JAF会員(入会金¥2000、年会費¥4000)であれば、バッテリー上がりの応急始動作業や鍵開け作業を無料で行ってくれます。

また、ご自身が契約しているクレジットカードやETCカードにロードサービスが付帯していることもあるので確認してみましょう。

ただ、JAFなどのロードサービスは、行楽シーズンや場所によってはすぐに現場へ駆けつけられないことがあるので、いつでもすぐに来てくれると思い込まないようにしましょう

子鍵・シリンダーを交換する

子鍵が折れた、欠けた、変形した、という場合には子鍵の作成が必要です。また、シリンダー側に破損などがある場合はシリンダーを交換しなければなりません。子鍵であれば鍵屋で複製や作成が可能ですが、シリンダーの交換はディーラーや自動車修理工場でしか対応が難しいです

エンジンキーシリンダーのような電装品の交換は分解が必要ですし、部品も揃わないため鍵屋では対応が難しい場合が殆どです。ディーラーや自動車修理工場に依頼するのが無難でしょう。

ディーラーで子鍵を作成する場合は純正キーを作成するため、作業完了までに約1~3週間を要することが殆どです。

自動車修理工場は在庫があればすぐに合鍵作成をしてくれますが、対応できるかどうかは工場にもよるので事前に確認が必要です。

エンジンがかからなかったり、ドアが開かず車を動かせない場合は、自分でレッカー車を要請する必要があるかもしれません。自動車メーカーの保険や、加入している任意保険のロードサービスならレッカー移動や鍵作成などもカバーできる可能性がありますので、必ず確認するようにしましょう。

鍵屋であれば、現場まですぐに駆けつけてその場で鍵作成を完了してくれます。緊急で鍵を作成してほしい場合は、鍵屋に依頼することをおすすめします。

子鍵が回らないときにやってはいけないこと(エンジン)

×印をしている人

車の鍵が急に回らなくなるとパニックになってしまいがちですが、落ち着いて対処することが大切です。車が使えないとその後の予定も台無しになってしまいますし、焦る気持ちはわかります。しかし、自分で無理に解決しようとすると状況の悪化を招くことになるかもしれません。

ここからは、子鍵が回らないときにやってはいけないことを紹介します。

無理やり子鍵を回す

子鍵が回らないときに、急いでいるからと過剰な力を加えてなんとか鍵を回そうとする人がいますが絶対にNGです。鍵が回らない原因は力の問題ではありません。子鍵が折れたり曲がったりしてシリンダーの故障にもつながりますし、交換費用などの余計な出費も発生してしまいます。

また、子鍵がシリンダー内で折れてしまい、折れた部分がシリンダー内に残ってしまった場合は、折れた部分を取り出すための作業も発生します。このようにトラブルがさらに大きくなるとすぐに車に乗ることはできませんし、時間やコストも無駄に奪われてしまいます

自分でピッキングする

ヘアピンや針金などの固くて細長いものでピッキングしようとしても、まず鍵が回ることはありません。それどころか、いたずらにシリンダー内を傷つけて、ますます鍵が回らなくなってしまうでしょう。ヘアピン類が鍵穴内で折れてしまえば、子鍵を力任せに回したとき同様、深刻なトラブルへと発展します。

鍵穴の中に埃や砂が詰まっているときは、掃除機やブロアーを使用して掃除しましょう

鍵穴以外のスプレーを使用する

鍵穴が「回らない」、「回りづらい」というときは、潤滑剤をスプレーすると不具合が解消することがあります。しかし、注意すべきことは必ず「鍵穴専用」の潤滑剤を使用するということです。

鍵穴専用以外の潤滑剤は、金属表面に形成される油膜に潤滑作用があります。しかし、これを鍵穴に使用してしまうと、油膜が埃や砂などを吸着して固めてしまいます。シリンダー内部の状態は悪化し、鍵は使えなくなってしまうでしょう。

鍵穴専用の潤滑剤はパウダー状なので、鍵穴内部で汚れを吸い寄せることはありません。使用の際は、鍵穴内の水分を除去した状態でスプレーするようにしてください

普段からできる対策

対策

ここまで車の鍵が回らない原因と対処法を「エンジン」と「ドア、トランク」に分けてご紹介してきました。自分で対処できる場合や業者に依頼するしかない場合までさまざまあります。

ここでは突然車の鍵が回らなくなってしまう前に、普段からできる対策をいくつかご紹介します。

スペアキーを作成する

万が一に備えて、あらかじめスペアキーを作成しておくと良いでしょう。先述した通り、子鍵は長年の使用で摩耗したり、汚れの蓄積などが原因で、鍵が回らなくなる可能性があります。そういったときにスペアキーが手元にあると、すぐに解決できるかもしれません。

鍵穴・子鍵のメンテナンス

鍵穴や子鍵は汚れが溜まりやすいので、普段からメンテナンスをすることが大事です。掃除機でゴミを吸収したり、エアダスターを吹き付けて鍵穴内の埃やゴミを吹き飛ばしておきましょう。

子鍵は柔らかい布で拭いたり、歯ブラシで子鍵のへこみ部分を掃除することで、汚れを拭き取ることができます。

バッテリーを交換しておく

バッテリーの交換時期は車のタイプや使用環境によって異なりますが、目安は2~3年と言われています。エンジンがかかりにくい、ヘッドライトが暗い、などの症状が見られたら交換のサインです。

鍵に関するトラブルはキーレスキューサービスにおまかせ

鍵のトラブルを解決するには、専門の知識と技術が必要であるため自己で対処することは難しいです。無理をした結果、間違えた作業を行なってしまいトラブルの症状が悪化してしまえば、労力・時間・コストが余計にかかってしまいます。

鍵の不具合を感じたら、自分で悩むよりも鍵屋にお任せください。プロのスタッフが「迅速」かつ「確実」に、鍵トラブルを解決いたします。

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