賃貸で鍵を無くしたときの正しい対処法!費用は誰が払う?
この記事でわかること
- 賃貸物件で鍵をなくしたときの対処法
- 鍵交換や鍵開けにかかる費用相場
- 鍵トラブルの費用負担は誰?
- 費用を安く抑える方法
- やってはいけないNG対応と今後の予防策
- よくある質問

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
賃貸物件の鍵を紛失してしまったとき、多くの方が焦りと不安で頭が真っ白になってしまうのではないでしょうか。しかし、落ち着いて正しい手順で対処すれば、大きなトラブルを避けることができます。
この記事では、賃貸物件で鍵を無くしてしまった際の正しい対処法と、気になる費用負担について詳しく解説していきます。
目次
賃貸で鍵を無くしたときの正しい対処法
賃貸で鍵を紛失したことに気づいたら、パニックになる気持ちをぐっと抑えて、以下の手順で冷静に対処しましょう。
落とした場所・状況を思い出す
まず深呼吸をして気持ちを落ち着け、最後に鍵を使った場所や立ち寄った場所を思い出してみましょう。
服のポケットやカバンの奥まった隙間、本や手帳に挟まっていないかなど、身の回りを丁寧に確認してください。車を使っている方は、ドアポケットの中や座席の下も探してみましょう。
持ち物の中に鍵がなければ、立ち寄った店や施設に落とし物が届いていないか問い合わせてみましょう。部屋の中や玄関周辺も含めて広範囲に探すことがポイントです。
交番や警察署で「遺失届」を提出する
探しても見つからない場合は、最寄りの警察署や交番に遺失物届を出しましょう。誰かが拾って届けてくれている可能性もありますし、後日見つかった際に連絡を受けられます。
遺失届の保管期限は3か月です。深夜で直接行けない場合は電話連絡でも受け付けてもらえることがあります。
警察への届け出は防犯の面でも重要です。悪意のある第三者による犯罪悪用を防ぐためにも、公的に紛失を記録しておく必要があります。
ただし、鍵が見つかったとしても、防犯面のことを考えると鍵交換はしておいた方がよいでしょう。
管理会社や大家へ連絡する
次に、賃貸物件の管理会社または大家さんに鍵を紛失した旨を連絡します。賃貸契約者として報告することは義務と言えますし、鍵を開けてもらう助けを得られる可能性もあります。
管理会社によっては24時間対応サービスがあり、担当者がスペアキーを持って駆け付けてくれることもあります。鍵の紛失は防犯上も重要な案件ですので、時間帯を問わず連絡しましょう。
連絡の際は「〇号室の○○です。鍵を紛失してしまい部屋に入れません」と簡潔に状況を伝えるとスムーズです。また、以下の点も確認しておくとよいでしょう。
- いつごろ来てくれるか
- 費用(出張費や施工費、クレジットカードの使用可否)
- 準備しておくもの(身分証明書など)
なお、管理会社の連絡先がわからない場合は、賃貸住宅のエントランスなどに貼られていることがあります。
必要に応じて鍵業者に連絡する

管理会社や大家さんから指示を仰ぎ、必要であれば鍵屋に解錠を依頼します。
特に深夜や早朝で管理会社が対応できない場合は、鍵業者に直接連絡して来てもらう方が早いでしょう。
依頼時には住所・建物名・部屋番号、鍵の種類など聞かれるので分かる範囲で伝えてください。業者に開錠してもらう際は、賃貸契約者本人であることを示す身分証の提示が求められます。
もし、鍵と一緒に身分証も失くしてしまった場合には、警察立ち合いのもとで対応できる可能性があるので交番などに連絡しましょう。
ただし、管理会社への連絡が取れていない状況では、鍵屋に依頼するのは開錠までにしましょう。賃貸物件の場合、管理会社に許可なく鍵交換することは契約違反になる可能性があります。
また、ぼったくりや高額請求を防ぐために、必ず見積もりをとってから依頼しましょう。追加料金の有無まで確認するのがポイントです。
無事室内に入れたら、事後報告でも構いませんので、鍵を紛失し開錠してもらったことを管理会社へ連絡しましょう。そして、今後の対応(鍵交換の要否など)について管理会社と相談することが重要です。
鍵を紛失してしまった場合、防犯上の理由で鍵交換をする必要があります。第三者に悪用されてしまう危険性があるからです。賃貸であれば退去時に鍵の返却義務もあることから、紛失した場合は鍵交換が必須となるでしょう。
賃貸の鍵交換や鍵開けにかかる費用相場

賃貸物件で鍵を紛失した場合、鍵の開錠や交換にかかる費用は鍵の種類や業者によって大きく異なります。事前に相場を把握しておくことで、不当な高額請求を避け、業者選びの判断材料にすることができます。
鍵交換の費用相場
| 項目 | 内容・費用相場 |
|---|---|
| 鍵交換の一般的な費用 | 約10,000円〜40,000円 |
| ピンシリンダー / ディスクシリンダー | 約15,000円〜20,000円 |
| ディンプルキー | 約25,000円〜35,000円 |
| カードキー・リモコンキーなど特殊鍵 | 50,000円以上(最大100,000円近く) |
| 部品代 | 2,500円〜数万円 |
| 技術料 | 3,500円〜数万円 |
| 出張費・キャンセル料 | 無料〜約3,000円 |
| 割増料金(深夜・早朝・土日祝) | 約5,000円前後追加 |
| 作業時間 | 30分〜1時間程度 |
鍵交換で必要となる費用は、一般的におよそ10,000円~40,000円程度が相場です。ただし、鍵の種類や業者によって大きく変動します。
最も一般的なピンシリンダーやディスクシリンダーの場合は15,000円~20,000円ほど、防犯性の高いディンプルキーでは25,000円~35,000円ほどになります。カードキーやリモコンキーなどの特殊な鍵では50,000円を超え、高ければ100,000円近くになることもあります。
費用の内訳としては、部品代が2,500円~数万円、技術料金が3,500円~数万円台、出張費やキャンセル料が無料~3,000円程度です。深夜や早朝、土日祝日には5,000円前後の割増料金が加算されることもあります。
作業時間は通常30分~1時間ほどで完了します。特殊な高級鍵でない限り、数万円程度で済むケースが大半です。
以下記事でも鍵交換の費用相場を解説しています。併せてご覧ください。
鍵開けの費用相場
| 項目 | 内容・費用相場 |
|---|---|
| 開錠費用の目安 | 約5,000円〜35,000円 |
| シリンダーキー | 約3,000円台〜 |
| 電子キー | 約4,000円〜10,000円台 |
| ディンプルキー | 約5,000円台〜30,000円前後 |
| 技術料金 | 3,500円〜数万円 |
| 出張費・キャンセル料 | 無料〜約3,000円 |
| 割増料金(夜間・早朝・土日祝) | 約5,000円前後追加 |
| 時間外対応 | 通常料金の1.5倍〜2倍 |
| 依頼時のポイント | 見積もりの確認・複数業者の比較・追加料金の有無を確認・領収証の受け取り |
鍵の開錠を業者に依頼すると、およそ5,000円~35,000円ほどの費用がかかります。一般的なシリンダーキーは3,000円台から、電子キーは4,000円~10,000円台、防犯性の高いディンプルキーは5,000円台~30,000円前後と幅広くなっています。
費用の内訳は、技術料金が3,500円~数万円台、出張費やキャンセル料が無料~3,000円程度です。夜間や早朝、土日祝日には5,000円前後が加算され、時間外対応では1.5倍から2倍程度になることもあります。
業者に依頼する際は、電話でおおよその見積もりを確認しておくと安心です。可能であればいくつかの業者を比較し、追加料金の有無まで確認しましょう。領収証は保険請求に必要になる場合もあるため、必ず受け取っておきましょう。
鍵開け料金の相場は以下記事でも解説しています。併せてご覧ください。
賃貸の鍵トラブルの費用はだれが負担する?
賃貸物件で鍵のトラブルが発生した場合、状況によって大家・管理会社が負担する場合と、借主が負担する場合があります。
大家・管理会社が負担するケース
大家や管理会社が費用を負担するのは、基本的に借主側に過失がない場合です。
鍵が経年劣化や通常の使用によって故障した場合は、管理会社や大家が費用を負担するのが一般的です。ただし、故障時はまず大家や管理会社に相談することが重要です。
連絡せずに自己判断で修理業者に依頼すると、自己負担になる可能性があります。
入居時の鍵交換は、国土交通省のガイドラインでは貸主負担が妥当とされています。前の入居者の合鍵所持リスクを排除するための管理業務と考えられるためです。
ただし、実際には借主が負担することも多く、ガイドラインに法的拘束力はないため、最終的には貸主と借主の取り決めによります。
退去時の通常の鍵交換(紛失していない場合)も、次の入居者のための管理業務として貸主負担が原則です。ただし契約書に特約がある場合はその限りではありません。
借主が負担するケース
借主が費用を負担するのは、主に借主側の過失や責任によってトラブルが発生した場合です。
最も典型的なのが鍵の紛失です。国土交通省のガイドラインでも、鍵紛失は借主負担となる事例が紹介されています。開錠や交換にかかる費用は自己負担となり、特殊な高級鍵でない限り数万円程度で済むケースが大半です。
退去時に鍵を紛失している場合も同様に、交換費用は入居者負担となります。自分で用意した合鍵であっても返却義務があり、マスターキーの番号は管理されているため、スペアキーで誤魔化すこともできません。
オートロック機能付きの鍵を紛失した場合、全部屋の鍵交換が必要になるケースもありますが、実際には全額負担となる可能性は低く、数万円が妥当とされています。
借主の過失で鍵を破損させた場合も借主負担となります。契約書に特約がある場合は、その内容に従うことになります。
なお、火災保険の特約で緊急駆けつけサービスが付帯していることがあり、年1回無料で開錠作業を利用できる場合があります。ただし、鍵交換や作業超過分は有料となるケースがほとんどです。
自分の保険内容を確認し、保険会社や管理会社に問い合わせてみることをおすすめします。
賃貸の鍵交換・鍵開けの費用を安く抑える方法
賃貸物件で鍵を紛失した場合、開錠や交換には少なくない費用がかかります。しかし、いくつかの方法を活用することで不要な出費を防ぐことができます。
火災保険・家財保険を活用する
鍵の紛失トラブルで最も効果的に費用を抑える方法が、火災保険や家財保険の活用です。多くの火災保険では、特約として緊急駆けつけサービスや鍵開けサービスが付帯しており、契約者が鍵を紛失した際に専門業者を派遣して30分程度の開錠作業を無料で行ってくれます。
多くの保険会社では、この無料開錠サービスを年1回利用可能です。通常の鍵であれば30分以内に開けられるケースが多いため、実質無料で玄関を開けてもらえます。ただし「30分以内の作業料金までは無料、それ以上は自己負担」というケースもあります。
注意点として、すべての火災保険にこのサービスが付いているわけではありません。契約プランによって異なるため、保険証券や加入時のパンフレットを確認しましょう。
また、鍵開け以外の鍵交換作業や作業超過分は有料となるケースがほとんどです。
鍵の交換費用自体を保険金で補償してもらえるケースは限定的です。基本的に「鍵の紛失」は補償対象外で、盗難被害で鍵を破壊された場合などに限って保険金が出ることがあります。
最近は紛失の場合でも補償する保険も増えていますので、加入した保険内容を管理会社や保険会社に確認しましょう。
保険については以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
相見積もりをとる

鍵業者に依頼する際は、複数の業者から相見積もりを取ることが効果的です。業者によって基本料金や出張費の設定が大きく異なります。
ぼったくりや高額請求を防ぐため、必ず見積もりを取ってから依頼しましょう。
見積もり依頼時には、まず基本料金を明確にしてもらいます。安さだけで選ぶと、作業後に多額の出張費や部品費用を請求されることもあるため注意が必要です。
次に出張費やキャンセル料の有無について確認します。現場での見積もり後にキャンセル料金が発生しないか事前に確かめましょう。
深夜や早朝、土日祝日には追加料金が発生することが多いため、緊急でない場合は通常時間帯に依頼する方が費用を抑えられます。
緊急時には、フリーダイヤルなどで事前に料金を確認できる業者を選ぶとよいでしょう。業者のホームページや口コミサイトを閲覧すると、実際に利用した方の内容や費用を知ることができます。
領収証は後で保険請求する際に必要になる場合もあるので、必ず受け取っておきましょう。
自治体の助成金を活用する
一部の自治体では防犯対策の一環として、鍵交換に関する助成金制度を設けている場合があります。特に高齢者世帯や子育て世帯、防犯性の向上を目的とした場合などに適用されることがあります。
防犯性の高いディンプルキーなどへの交換を推奨し、費用の一部を補助してくれる自治体も存在します。ただし、主に持ち家向けであることが多く、賃貸物件の場合は適用が難しいケースもあります。
助成金の申請には事前の申請や指定業者の利用など条件があります。緊急時の鍵開けには間に合いませんが、計画的に鍵交換を行う場合は、市区町村の生活安全課や防犯担当部署に問い合わせてみる価値があります。
助成金や補助金については以下記事をご覧ください。
賃貸の鍵トラブルでやってはいけないNG対応
賃貸物件で鍵のトラブルが発生した際、焦りから誤った対応をすると、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。絶対に避けるべきNG対応について解説します。
管理会社や大家への報告を怠る
鍵を紛失した際に最もやってはいけないのが、管理会社や大家さんへの報告を怠ることです。鍵を紛失したら、すぐに管理会社へ連絡しましょう。賃貸契約者として報告することは義務です。
「夜遅いから…」と遠慮せず、緊急時なので時間帯を問わず連絡することが大切です。
報告を怠ると重大な問題が発生します。まず防犯上のリスクが高まり、鍵を拾った第三者が悪用する可能性があります。
また、契約違反とみなされ、退去時に敷金が返還されなかったり違約金を請求されたりする可能性があります。さらに火災保険の適用が受けられなくなることもあります。
退去時に鍵が足りないことが判明すると、その時点で鍵交換費用を請求されます。黙っていても最終的にバレて費用請求されるだけでなく、防犯上も次の入居者に迷惑がかかります。
事前に鍵を紛失していると分かっている場合は、早めに管理会社へ相談し、指示に従い適切に対処しましょう。
自分で勝手に鍵業者を呼ぶ

管理会社への連絡を取らずに、自己判断で鍵業者を呼ぶことも避けるべき行動です。緊急時には「早く家に入りたい」という気持ちが先行しますが、必ず管理会社への連絡を優先しましょう。
管理会社によっては24時間対応サービスがあり、担当者がスペアキーを持って駆け付けてくれることもあります。また、提携している鍵業者を利用することで費用が割安になったり、後日の請求処理がスムーズになったりします。
管理会社と連絡がつかない緊急時には、鍵屋に依頼するのは開錠までにしましょう。管理会社の許可なく交換することは禁止です。
開錠できたら事後報告でも構いませんので、鍵を紛失し開錠してもらったことを管理会社へ連絡しましょう。
自分で勝手に鍵を交換する

最も重大なNG行動が、管理会社や大家さんの許可なく自分で勝手に鍵を交換してしまうことです。これは契約違反となり、深刻なトラブルに発展する可能性が高い行為です。
賃貸借契約では、借主が貸主の許可なく勝手に鍵交換や合鍵の複製を行うことを禁止する条項があります。鍵や玄関ドアは貸主の所有物であり、入居者はそれを預かって使用している立場だからです。
無断で交換すると契約違反となり、退去時には原状回復として元の鍵に再度交換し直す必要が生じ、二重の出費を招きます。退去後に無断で鍵を変更していたことが発覚するとトラブルになり、最悪の場合、無断侵入の意図を疑われる恐れもあります。
自分で鍵交換を行いたい場合は、事前に賃貸人、管理会社へ連絡・相談し許可をもらいましょう。合鍵の作成も同様に許可が必要です。鍵の所有者はあくまでも大家さんや管理会社です。
正直に現状を報告することが、最終的には最も費用を抑え、トラブルを避ける最善の方法です。
今後賃貸の鍵をなくさないための対策
鍵を一度紛失すると、開錠や交換の費用だけでなく、防犯面での不安や手続きの煩わしさなど、さまざまな負担が発生します。今回の紛失を教訓に鍵をなくさないための対策を講じましょう。
ここでは、鍵の紛失を防ぐための具体的な方法を紹介します。
大きめのストラップをつける
鍵の紛失を防ぐ最も手軽な方法が、大きめのストラップやキーホルダーを付けることです。鍵単体だと小さくて目立ちませんが、大きめで色鮮やかなキーホルダーを付ければ視認性が上がり紛失リスクを減らせます。
特に赤やオレンジ、黄色などの鮮やかな色は暗い場所でも目立ちやすく効果的です。また、鈴付きのキーホルダーなら移動のたび音が鳴って存在を思い出させてくれます。
ただし、鍵に住所・部屋番号・氏名などの情報を書いたタグを付けると、落としたときに第三者に住居を特定される恐れがあり危険です。個人情報の書かれたタグは絶対に付けないようにしてください。
大きめのストラップは100円ショップやホームセンターで手軽に購入できます。コストをかけずに始められる対策ですので、今日からでも取り入れてみましょう。
鍵を保管する定位置を作る
外出先での紛失だけでなく、自宅内で鍵が見つからなくなることも意外と多いものです。このような事態を防ぐために、鍵の定位置を決め習慣化することが重要です。
玄関に壁掛けタイプのキーフックを設置する方法が最も効果的です。帰宅して靴を脱いだらすぐに鍵をかけられる位置に設置することで、帰宅時のルーティンに組み込めます。
また、玄関に小さなトレイやカゴを置いて、鍵や財布など外出時に必要なものをまとめて置く方法も良いでしょう。
習慣化のコツは、最初の1か月間は意識的に行動することです。帰宅したら「鍵をフックにかけた」と声に出して確認すると効果的です。1か月続けば、無意識のうちに定位置に鍵を置く習慣が身につくでしょう。
キーケースに収納する
鍵をそのままポケットやカバンに入れていると、他の荷物に紛れて見失いやすくなります。キーケースに収納することで、鍵の存在感が増してカバンやポケットの中で探しやすくなります。
キーケースは複数の鍵をまとめて収納できるため、自宅の鍵だけでなく、自転車の鍵や職場のロッカーの鍵なども一元管理できます。バラバラに持ち歩くよりも紛失のリスクが減り、必要なときにすぐに取り出せます。
キーケースを選ぶ際は、自分が持っている鍵の本数に合ったサイズを選びましょう。また、開閉しやすいデザインのものを選ぶことも重要です。
お気に入りのキーケースを見つけて、鍵の紛失防止に役立ててください。
スマートタグをつける

最新のテクノロジーを活用した紛失防止策として、スマートタグ(キーファインダー)の利用が効果的です。
スマートフォンと連携できる紛失防止タグを鍵に付けておけば、鍵を見失ったときにスマホアプリから発信音を鳴らしたり、最後に検知した場所を地図表示したりできます。
代表的なスマートタグには「MAMORIO」「Tile」「AppleのAirTag」などがあります。家の中で鍵が見つからないときは音を鳴らして探せ、外出先で紛失した場合は最後に検知した位置が地図上に表示されるため、探す範囲を絞り込めます。
スマートタグを選ぶ際は、バッテリーの持続時間とスマートフォンのOSとの互換性を確認しましょう。初期投資として数千円程度かかりますが、鍵の紛失による開錠・交換費用と比べれば、十分に元が取れる投資と言えます。
電子錠に交換する

鍵の紛失を根本的に解決する方法として、電子錠への交換があります。電子錠であれば物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなるため、紛失のリスクを完全にゼロにできます。
電子錠には暗証番号式、カード式、スマートフォン連動型、生体認証式などがあります。暗証番号式は番号を覚えておくだけで良く、スマートフォン連動型は常に持ち歩いているスマホで解錠できるため便利です。
ただし、賃貸物件で電子錠に交換する場合は、必ず管理会社や大家さんに事前に相談し、許可を得る必要があります。賃貸物件では、工事不要で取り付けられる簡易タイプを選ぶことで、許可を得やすくなるでしょう。
電子錠への交換には初期費用がかかりますが、鍵の紛失リスクを完全に排除できることを考えれば、長期的には有効な投資といえます。
電子錠については以下記事をご覧ください。
賃貸で鍵を無くしたときによくある質問

賃貸物件で鍵を紛失した際には、さまざまな疑問や不安が生じるものです。ここでは、多くの方が抱える代表的な質問について解説していきます。
退去時に鍵の紛失が発覚すると費用請求される?
退去時に鍵の紛失が発覚した場合、費用を請求されることになります。賃貸物件から退去するときは、預かっていたオリジナルキーや作成した合鍵はすべて返却する必要があります。
紛失している場合、退去時の交換費用は入居者の負担となります。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも、鍵の紛失による鍵交換費用相当分は全額借主が負う旨が記されています。退去立ち会い時に鍵が足りないことが判明すると、貸主側でシリンダー交換等の措置をとり、その費用を敷金から差し引くか後日精算する形となります。
「スペアキーを返してもバレないのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、これは非常に危険な判断です。
マスターキーの番号は管理されているため、シリアルナンバーですぐに複製品だと判明します。正直に現状を管理会社や大家さんに報告しましょう。
事前に鍵を紛失していると分かっている場合は、退去日を待たずに早めに管理会社へ相談しましょう。黙っていても最終的にバレて費用請求されるだけでなく、防犯上も次の入居者に迷惑がかかります。
費用面では、鍵の種類によって交換費用は1万円から場合によっては10万円程度と幅がありますが、特殊な高級鍵でない限りは数万円程度で済むケースが大半です。契約書に鍵紛失時のペナルティや保険について記載があれば、その内容に従う必要があります。
鍵を見つけたら費用は払わなくていい?
すでに鍵開けや鍵交換の作業を依頼してしまった後に鍵が見つかった場合、残念ながら支払った費用が返金されることは基本的にありません。
作業前に鍵が見つかった場合は、すぐに管理会社や依頼した業者に連絡しましょう。作業開始前であればキャンセルできる可能性があります。
また、鍵が見つかったとしても、防犯面のことを考えると鍵交換はしておいた方が良いとされています。鍵が届けられる前に複製されていた可能性が否めないからです。
特に鍵を落としてから見つかるまでに時間が経っている場合や、住所がわかるものと一緒に紛失していた場合は、たとえ鍵が見つかったとしても交換を検討すべきでしょう。
鍵開けのみを依頼して、まだ鍵交換をしていない段階で鍵が見つかった場合は、交換をキャンセルすることができます。ただし、管理会社と相談し、防犯上の観点から交換が必要かどうかを判断してもらうことをおすすめします。
管理会社の指示なしで鍵屋を呼んでもいい?
管理会社と連絡がとれない緊急時には、自分で鍵屋を呼ぶことは可能ですが、いくつかの重要な注意点があります。
鍵を紛失したことが確定したら、まずは管理会社へ連絡することが基本です。管理会社によっては24時間対応サービスがあり、スペアキーを貸し出してくれます。
しかし、管理会社が営業時間外の場合や、深夜で大家さんに連絡できない場合もあるでしょう。このような緊急時には、鍵屋などの業者に依頼することになります。
ただし、管理会社に連絡せず先に鍵業者を呼ぶのはNGです。スペアキーの作成は鍵の複製にあたり、原則は所有権がある方の許可が必要です。
管理会社への連絡が取れていない状況では、鍵屋に依頼するのは開錠までにしましょう。管理会社に許可なく交換することはご法度です。
鍵屋への依頼時に必要なものは、身分証明書とお金です。本当にその家の借主であるのかを確認できるように、身分証明書を用意しておいてください。
最後に、鍵屋を利用して開錠できたら事後報告でも構いませんので、鍵を紛失し開錠してもらったことを管理会社へ連絡しましょう。報告を怠ると、契約違反とみなされたり、退去時にトラブルになったりする可能性があります。
鍵交換は必ずしないといけない?
鍵を紛失した場合、鍵交換は必須ではありませんが、強く推奨されます。判断のポイントは、防犯上のリスクと賃貸契約上の義務の2つの観点から考える必要があります。
まず、防犯上の観点から見てみましょう。自宅近辺で鍵を紛失したおそれがあるときや、住所がわかるものと一緒に紛失したとき、第三者に悪用されてしまう危険性があります。
部屋への侵入や盗難などの被害を防ぐため、鍵を紛失してしまったら安全のため鍵交換するのが一般的です。
次に、賃貸契約上の観点から見てみましょう。賃貸であれば退去時に鍵の返却義務もあることから、紛失した場合は鍵交換が必須となるでしょう。入居中であっても、契約書に鍵紛失時の対応が記載されている場合があります。
自宅の中にスペアキーがある場合でも、安全面や防犯面に考慮して新しい鍵にするかどうかは、やはり慎重に判断する必要があります。紛失した鍵がどこにあるのかわからない以上、防犯上のリスクは残り続けます。
管理会社や大家さんに相談すれば、鍵交換の必要性について専門的なアドバイスをもらえます。「どこで紛失したのか」「住所がわかるものと一緒だったか」などの状況を伝えて、判断を仰ぐとよいでしょう。
結論としては、法的に必須ではないものの、防犯上の安全と安心のために鍵交換を強くおすすめします。特に、一人暮らしの女性や小さなお子さんがいる家庭では、防犯面での配慮は最優先すべき事項です。
賃貸の鍵を無くしたときはキーレスキューサービスにご相談を!

賃貸物件で鍵を紛失してしまったとき、焦りと不安で冷静な判断ができなくなってしまうのは当然のことです。しかし、正しい手順を踏んで対処すれば、大きなトラブルを避けることができます。
信頼できる鍵業者を選ぶ際のポイントは、明確な料金体系、迅速な対応、そして豊富な実績です。事前に見積もりを提示してくれる業者であれば、追加料金の心配もなく安心して依頼できます。
火災保険に加入している場合は、鍵開けサービスが付帯している可能性があります。業者に依頼する前に、保険証券を確認するか、保険会社に問い合わせてみましょう。
鍵の紛失は誰にでも起こり得るトラブルです。大切なのは、焦らず冷静に対処し、適切な手順を踏むことです。
もし今まさに鍵を紛失して困っているのであれば、まずは深呼吸をして落ち着いてください。そして、この記事の内容を参考に、一つずつ対処していきましょう。
また、今回の経験を教訓に、鍵の紛失防止対策も忘れずに行いましょう。大きめのストラップを付ける、鍵の定位置を決める、スマートタグを活用するなど、できることから始めてください。
鍵のトラブルは突然やってきますが、正しい知識と適切な対応があれば、必ず解決できます。キーレスキューサービスは、あなたの強い味方です。安心・安全な暮らしのために、いざというときの連絡先を控えておくことをおすすめします。












