ドアが開かないときの原因と今すぐできる安全な対処法を解説!
この記事でわかること
- ドアが引っかかって開かない主な原因
- 自分でできる対処法
- 必要な工具・道具とその選び方
- ドアが開かないときにやってはいけないこと
- 業者に依頼する際の費用相場と信頼できる選び方

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
自宅のドアが突然開かなくなって困った経験はありませんか?ドアが引っかかって開けにくい状態を放置すると、ある日突然完全に開かなくなり、室内に閉じ込められてしまう恐れもあります。
特にトイレや浴室など限られた空間で閉じ込められると、大変危険な状況になりかねません。
ドアが開かない原因は、ラッチの引っかかりやドアノブの故障、建て付けのズレなど様々です。原因によっては自分で対処できるケースもありますが、無理に開けようとすると状況が悪化することもあります。
本記事では、ドアが開かない主な原因と、今すぐできる安全な対処法について詳しく解説します。
緊急時の応急処置から日常的なメンテナンス方法まで、実践的な情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ドアが開かない主な原因
ドアが開かなくなる原因は様々ですが、主に以下の5つに分類されます。毎日使用するドアは、経年劣化による影響を受けやすく、適切なメンテナンスを怠ると突然のトラブルにつながります。
まずは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
ラッチが引っかかっている

ドアが開かない原因として最も多いのが、ラッチの引っかかりです。ラッチとは、ドアの側面に取り付けられている三角形の金具で、ドアを閉めた状態で固定する仮押さえの役割を果たしています。
風などの影響でドアが勝手に開いてしまうのを防ぐ重要な部品です。
扉を開閉させるたびに動くラッチは、特に負荷がかかりやすいパーツです。内部にあるバネ部分が劣化すると、スムーズな動きが妨げられたり、飛び出たまま戻らなくなることがあります。
また、ラッチに汚れが付着していたり、内部の潤滑剤が減っていることでも、不具合が起こりやすくなります。
ラッチの不具合の兆候としては、ドアノブを操作してもラッチが引っ込まない、動きが鈍い、異音がするなどが挙げられます。
このような症状が現れたら、早めに対処することで、完全に開かなくなる事態を防ぐことができます。
さらに、浴室など湿度の高い場所に設置されているラッチは、内部に錆が発生することで中の部品が引っかかり、動かなくなってしまうケースもあります。
ラッチが引っかかってドアが開かないときの対処法については以下記事をご覧ください。
ドアノブの故障や緩み
ドアノブの故障や緩みもドアが開かなくなる大きな原因の一つです。
ラッチはラッチケースと呼ばれる箱型のパーツの中に収められており、このラッチケースは通常、上下のネジでしっかりと扉に固定されています。
しかし、毎日の使用により次第にネジがゆるみ、ラッチケースがずれてくることがあります。ずれたラッチケースがドア枠と干渉すると、開け閉めするときに引っかかりやすくなります。
ドアノブにぐらつきを感じたり、扉の側面からラッチケースのずれを確認できる場合は、早めにネジを締め直すことが大切です。
また、レバーに強い力が加わることで、レバーが外れかかるなどの破損が起こることもあります。レバーが破損すると、ドアノブと内部の部品との動きが連動しなくなり、レバーを下げても開かなくなってしまいます。
ドアノブの寿命は一般的に約10年程度と言われています。10年前後使用しているドアノブの動きが悪くなってきたら、早めの交換を検討することをおすすめします。
経年劣化によるサビや摩耗、ドアノブ内部にある部品の脱落なども、開かなくなる原因となります。
ドアノブの修理方法については以下記事をご覧ください。
建て付けのズレ・ドアの歪み

建て付けのズレは、ドアが枠の中にぴったりと納まっていなかったり、閉めたときにすき間が多かったりする状態を指します。
ドアは蝶番という部品でドア枠に固定されていますが、徐々に固定が緩むことで傾き、ドア枠に干渉して開けにくくなります。
蝶番のネジは扉を開閉するたびにゆるみやすく、ドアがずれているのに気付かず使い続けると、ラッチへの負荷もかかりやすくなります。
正面からドアを見て、扉の周りに不自然なすき間が空いていたら、蝶番がずれている可能性が高いでしょう。
ネジの固定の緩みは経年劣化によって起こるケースが多いですが、子供がドアのハンドルにぶら下がって遊んでいたなど、過剰な負荷がかかれば新しいドアでも傾いてしまうことがあるため注意が必要です。
ゴミや異物の詰まり
鍵穴やラッチ部分にゴミや異物が詰まることで、ドアが開かなくなるケースもあります。鍵穴の奥にホコリやゴミなどが詰まると、鍵が正しく機能しなくなり、玄関ドアが開かない原因となります。
特に築年数の経った物件では、長年の使用により鍵穴内部に細かなホコリが蓄積しやすくなります。鍵穴の中にほこりやゴミが詰まっているのを確認できる場合は、先が細い掃除機で異物を吸い取ることで改善する場合があります。
また、鍵穴がうまく動かず引っかかりを感じる場合、潤滑剤不足が原因となっているケースもあります。
ただし、必ず鍵穴専用の潤滑剤を使用する必要があります。食用油や他の用途で使用する潤滑剤を入れると、故障の状態が悪化する可能性があるため注意が必要です。
ラッチケース内部にもホコリなどのゴミがくっついて固まると、症状が悪化することがあります。オイルやシリコン系の潤滑剤を使用すると、内部に溜まっているホコリなどのゴミがくっついて固まりやすくなるため、必ず鍵穴専用の製品を選ぶようにしましょう。
鍵穴のゴミを掃除する方法は以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
扉が枠に当たっている
開き扉で多いのが、扉がドア枠に当たってしまい開かなくなるケースです。これは蝶番のネジがゆるむことで扉がずれ、ドア枠と干渉することが主な原因です。
扉が枠に当たっている場合、無理に力を入れて開けようとすると、ドア自体が歪んだり変形したりする可能性があります。
軽微な修理で解決できたはずなのに、ドアごと交換しなければならないような大きな修理に発展することも珍しくありません。
建て付けの変化は、経年劣化による建物の歪みや地震などによるずれが原因です。新築の建物や築年数の古い物件で起こりやすいのが、建物本体が傾いてしまっているケースです。
新築なのにドアが引っかかる場合は、施工時のミスが原因となっている可能性が高く、ドアの修理だけでは解決できない場合が多いです。
一方で、築年数の古い物件の場合は、地震などで地盤沈下が起こったり、シロアリなどが原因で建物が劣化して傾きが起こっている可能性が考えられます。
建物自体に不具合があるときは、ドアの修理だけでは解決できない可能性も高いため、建物を建設した施工会社や住宅リフォーム専門の業者に相談することがおすすめです。
扉に使っている木材の伸縮など、原因は多岐にわたるため、建て付けの悪さを感じたら一度専門の業者へ相談してみるとよいでしょう。
調整機能付きの蝶番の場合は自分で直すこともできますが、調整機能がついていない蝶番の場合は専門業者に依頼することが安全です。
自分でできるドアの開け方
ドアが突然開かなくなると、非常に困ります。特に室内に閉じ込められてしまった場合は、焦ってしまうものです。しかし、適切な方法を知っていれば、自分で解決できるケースも多くあります。
今回は、ドアが開かなくなったときに自分でできる対処法を詳しくご紹介します。
カードや薄い板を使ってラッチを押し込む

ドアが開かない原因の多くは、ラッチと呼ばれる部品が引っかかっていることです。ドアノブを回してもラッチが反応しない場合は、この方法を試してみましょう。
まず、使わなくなったクレジットカードや下敷きなど、薄くて固めの素材を用意します。紙製のカードよりも、プラスチック製のカードの方が力を伝えやすいのでおすすめです。
トイレや浴室など限られた場所に閉じ込められた場合は、トイレットペーパーの芯や詰め替えせっけんの容器でも代用できる場合があります。
手順としては以下の通りです。
- ドアとドア枠の隙間にカードを差し込み、ラッチが取り付けられている位置を確認します。
- ラッチの斜めになっている部分を押すように、カードをゆっくりと動かしていきます。
- ラッチを押し込むことができたら、そのままドアを押し開けてください。
無事にドアを開けることができたら、再び開かなくなることを防ぐため、ラッチをマスキングテープで固定しておきましょう。
マスキングテープを使用すれば、テープの跡が残りにくく、塗装がはがれるのを最小限に抑えることができます。
紐・ヘアピン・マイナスドライバーでラッチを動かす
カードを使った方法が難しい場合は、別の道具を使ってラッチを動かすこともできます。ドアガードがついているなど、ドアの形状によってはカードが使えないこともあるため、状況に応じて適切な方法を選びましょう。
ビニールひもを使う方法は、ドアの両側に人がいる状況で有効です。手順は以下の通りです。
- 梱包用のビニール紐など、ある程度強度があるものを用意します。
- ドア下の隙間から紐を両側に通します。
- 室内側と室外側にそれぞれ1人ずつ紐の端を持ち、下から上に引っ張っていきます。
- ラッチに当たったら、ラッチの斜めになっている側にいる人がさらに紐を引っ張ることで、ラッチを動かすことができます。
ヘアピンを使う方法も有効です。実際にこの方法で開けることができたという声も多く聞かれます。ヘアピンをドアの隙間に差し込み、ラッチの部分に届くように調整しながら押し込んでいきます。
針金やハンガーを使う方法もありますが、鍵穴に針金や爪楊枝などの鋭利な道具を差し込むのは避けてください。
鍵穴は繊細なので傷がつきやすく、中で折れると鍵そのものの交換が必要になる可能性があります。あくまでもラッチ部分を押し込むために使用しましょう。
マイナスドライバーを使う場合も、ドア本体や枠を傷つけないよう十分注意が必要です。無理に差し込むとドアに傷がつく可能性があるため、慎重に作業を進めてください。
ドアの隙間や蝶番を調整する
ドアが引っかかって開きにくい場合、ドア本体の建て付けが原因となっていることがあります。
ドアは蝶番という部品でドア枠に固定されていますが、毎日の開閉によって徐々にネジが緩み、ドアが傾いてドア枠に干渉するようになります。
蝶番には固定ネジと調整ネジの2種類があり、調整ネジを使って位置を修正することができます。
調整する手順は以下の通りです。
- 蝶番の固定ネジをプラスドライバーで緩めます。完全に外すのではなく、緩める程度にとどめます。
- 調整したい方向の調整ネジを回して、ドア板の位置を動かします。
- 調整が終わったら、ネジをしっかりと締め直して完了です。
ただし、調整機能がついていない蝶番の場合や、建物自体が傾いている場合は、自分で修理するのは難しくなります。
地震などで地盤沈下が起こったり、築年数の古い物件では建物の劣化によって傾きが生じたりすることもあるため、そのような場合はリフォーム業者や専門業者に相談することをおすすめします。
鍵穴専用の潤滑剤を吹きかける

ラッチの動きが悪い場合、汚れの付着や潤滑剤不足が原因となっていることがあります。定期的にメンテナンスを行うことで、ドアを長持ちさせることができます。
手順は以下の通りです。
- 乾いた布でラッチ周辺やくぼみを丁寧に掃除します。頑固な汚れがとれない場合は、濡らした雑巾でふき取った後、錆びないようにしっかりと乾拭きします。
- 掃除が終わったら、鍵穴専用の潤滑剤をラッチの内部にひと吹きします。
- ドアノブを何度か操作して、潤滑剤をしっかりとなじませましょう。
潤滑剤を吹きかける際は、床にこぼれないよういらないタオルなどで受けながら作業を進めると良いでしょう。潤滑剤が垂れると白く固まってしまうことがあるため、注意が必要です。
ドアノブを交換する
ラッチの清掃や調整を行っても症状が改善しない場合は、ラッチ本体が故障している可能性があります。
ラッチの内部に取り付けられているスプリングと呼ばれるバネが伸びたり破損したりすると、修理での対応ができないため、ドアノブごと交換する必要があります。
ドアノブはホームセンターなどで購入できますが、メーカーや型番が合っていないと取り付けできないため、必ず取扱説明書でドアノブの品番を確認してください。
また、ドアのサイズによって取り付けられるドアノブが異なるため、事前にドアの寸法を測っておきましょう。
交換作業は、プラスドライバーとマイナスドライバーがあれば行うことができます。
交換手順は下記記事でドアノブの種類ごとに解説しています。ぜひご覧ください。
ドアノブのネジを締め直す
ドアが引っかかる原因として、ドアノブのネジが緩んでいることもよくあります。
ラッチケースは箱型のパーツで、扉の側面に埋め込むように設置されていますが、上下のネジでしっかりと固定されています。
このネジが緩むと、ラッチケースがずれてドア枠と干渉し、開け閉めするときに引っかかりやすくなります。
扉を側面から見たときに、ラッチケースがずれていると感じたら、すぐにネジを締め直しましょう。早めに対応することで、ラッチにかかる負荷を抑えられ、急に開かなくなるリスクを減らすことができます。
ネジの位置はドアノブの種類によって異なります。円筒錠やインテグラル錠の場合は、化粧カバーの下にある台座のネジを締め直す必要があり、一度ドアノブを分解しなければなりません。
チューブラ錠の場合は、ドアノブの台座の表面に露出しているネジを締め直すだけで済みます。
レバーハンドル錠の場合は、ネジが露出していればそのまま締め直せますが、露出していない場合はドアノブを分解して化粧カバー下のネジを締め直す必要があります。
ネジを締め直す際は、ドライバーとネジのサイズが合っていることを確認してください。サイズが合っていないとネジ穴が潰れてしまい、修理がより困難になります。
また、長期間ネジの緩みを放置していた場合は、ネジ穴が広がってうまく固定できない可能性もあります。そのような場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
ネジのゆるみは徐々に発生するものですので、意識してネジの状態を定期的に確認する習慣をつけましょう。日頃からメンテナンスを心がけることで、ドアを長く快適に使い続けることができます。
ドアが開かないときにやってはいけないこと

ドアが突然開かなくなったとき、焦って間違った対処をしてしまうと、かえって状況を悪化させてしまう可能性があります。
ここでは、ドアが開かないときに絶対に避けるべき行動について解説します。
力任せにこじ開ける
ドアが開かないとき、最もやってはいけないのが力任せにこじ開けようとすることです。
力ずくでドアを開けようとすると、鍵だけでなくドア本体が歪んだり変形したりする可能性があります。
軽微な修理で開けられたはずなのに、ドアごと交換しなければならないような大きな修理に発展することも珍しくありません。
特に賃貸住宅の場合は、自己負担で修繕しなければならなくなるため、注意が必要です。
鍵穴専用以外の潤滑剤を使用する

ドアの動きが悪いと感じたとき、潤滑剤を使用すること自体は有効な対処法です。しかし、使用する潤滑剤の種類を誤ると、かえって症状を悪化させてしまいます。
ラッチやシリンダーに使用できるのは、必ず「鍵穴専用」と記載のある潤滑剤のみです。
滑りを良くすれば良いからと考えて食用油を使ったり、オイルやシリコン系などの一般的な潤滑剤を入れたりすると、故障の状態が悪化する可能性があるため注意が必要です。
鍵穴専用以外の潤滑剤は油分が多く、ラッチケースの内部に溜まっているホコリなどのゴミがくっついて固まってしまいます。これにより、ラッチの動きがさらに悪くなり、完全に動かなくなってしまうこともあります。
鍵穴専用の潤滑剤は、ホームセンターやインターネットショップなどで購入することができますので、間違えないように注意しましょう。
また、注入する量にも規定がありますので、使用方法をよく確認してから使用することが大切です。
鍵穴専用ではない潤滑剤を使ってしまうとどうなるのか。クレ5-56を例に解説しています。併せてご覧ください。
針金や爪楊枝などを鍵穴に入れる
ドラマや映画などで、鍵穴に針金などを差し込んで解錠するシーンを見たことがある方もいるかもしれません。
しかし、これを真似て鍵穴に針金や爪楊枝などの鋭利な道具を差し込んで解錠しようとするのは、大変危険な行為です。
まず、鍵穴は繊細で複雑な構造になっているため、傷がついたことで故障する可能性があります。
専門的な知識がない状態で鍵穴内部に何かを差し込むと、内部の部品を傷つけてしまい、本来なら簡単な修理で済んだものが、鍵そのものの交換が必要になることもあります。
また、鍵穴の中で爪楊枝などが折れてしまった場合、取り出すのが非常に困難になります。折れた部品が鍵穴の奥に詰まってしまうと、さらに大掛かりな修理が必要となり、費用も時間もかかってしまいます。
自己判断で無理な対処をせず、鍵の専門家に対応を任せると安心です。
ドアが開かないときは業者に依頼しよう
ドアが開かなくなったとき、自分で対処しようとして状況を悪化させてしまうよりも、専門の業者に依頼することが確実で安全な解決方法です。
ここでは、業者に依頼するメリットや費用相場、信頼できる業者の選び方について解説します。
業者に依頼するメリット

専門業者に依頼することで得られる主なメリットは以下の通りです。
- 比較的早く確実に解決できる
- 原因を正確に診断してもらえる
- 失敗するリスクがない
まず、鍵のプロが作業を行うため、比較的早く確実に解決できるという点が挙げられます。
特に閉じ込められてしまっている場合など、緊急を要するときでも、近くを巡回している作業員を手配し、迅速に対応してもらえます。
猛暑日にエアコンのない部屋に閉じ込められている場合など、素早く解錠する必要がある状況では特に心強い存在です。
また、原因を正確に診断してもらえることも大きなメリットです。ドアが開かなくなる原因は、ラッチの故障、鍵穴の不具合、ドアノブの破損、建て付けの悪化など多岐にわたります。
専門業者であれば、現場の状況を的確に判断し、最適な修理方法を提案してもらえます。
さらに、DIY作業に慣れていない方にとっては、安全面でも大きなメリットがあります。ドアの取り外しや高所での作業は、専門知識と経験がないと危険を伴います。
無理に自分で対処しようとして怪我をしたり、ドアや壁を傷つけてしまったりするリスクを避けることができます。
賃貸住宅の場合は、管理会社や大家に連絡することで、提携している業者を紹介してもらえることも多く、無断で修理を依頼した場合の自己負担を避けることができます。
業者に依頼した場合の費用相場
業者に依頼する際に気になるのが、費用面です。作業内容によって料金は異なりますが、一般的な費用相場をご紹介します。
基本的な解錠作業の場合、8,800円程度から対応している業者が多く見られます。これは、物が倒れて開かなくなってしまったなど、部品の故障が原因でない場合の費用です。
ラッチケースの交換や、ドアノブ・ラッチの修理・調整が必要な場合は、11,000円程度の作業料金に部品代が加算されます。部品の種類やメーカーによって部品代は変動しますので、事前に見積りを確認することが大切です。
より本格的な修理が必要な場合、例えば錠前全体の交換が必要なケースでは、25,300円程度の作業料金に部品代が加わります。
玄関ドアの解錠と錠前交換を同時に行った場合は、合計で30,000~35,000円程度が目安となります。
ただし、これらはあくまで一般的な相場であり、現場の状況や作業の難易度、使用する部品によって費用は変動します。
多くの業者では、作業前に必ず見積りを提示してくれますので、内容をよく確認してから作業を依頼することをおすすめします。
また、出張料や見積料、作業前のキャンセル料が無料の業者も多いため、まずは見積りだけ依頼してみるのも良いでしょう。
以下記事でも費用相場について詳しく解説しています。併せてご覧ください。
信頼できる業者の選び方
ドアのトラブルを安心して任せられる業者を選ぶためには、いくつかのポイントがあります。
- 料金体系が明確かどうか
- 追加料金の有無
- 対応の速さ
- 技術力と提案力
まず、料金体系が明確であることが重要です。出張料、見積料、キャンセル料が無料で、作業前に必ず見積りを提示してくれる業者は信頼性が高いといえます。
追加料金の有無についても事前に確認できる業者を選びましょう。
次に対応の速さも重要な判断基準です。緊急時には、最短10~30分程度で駆けつけてくれる業者もあります。年中無休で対応している業者であれば、休日や夜間のトラブルにも安心して依頼できます。
また、技術力と提案力も見極めるポイントです。現場の状況を的確に診断し、複数の解決方法を提案してくれる業者は、顧客の状況に合わせた最適なサービスを提供してくれます。
実績や施工事例を公開している業者であれば、より安心して依頼できるでしょう。
さらに、口コミや評判を確認することも有効です。実際に利用した人の声を参考にすることで、業者の対応や技術力について具体的なイメージを持つことができます。
賃貸住宅にお住まいの場合は、管理会社が提携している業者を利用することで、修理費用を管理会社が負担してくれるケースもあります。まずは管理会社や大家に連絡し、対応について相談することをおすすめします。
以下記事では鍵屋の選び方を解説しています。併せてご覧ください。
依頼の流れ

業者に依頼する際の一般的な流れをご紹介します。
まず、電話やウェブサイトから業者に連絡します。このとき、ドアが開かない状況や、閉じ込められているかどうかなど、現在の状況を詳しく伝えましょう。緊急性が高い場合は、その旨を必ず伝えてください。
次に、業者から到着時間の目安が伝えられます。近くを巡回している作業員がいる場合は、最短10分程度で到着することもあります。作業員が到着したら、現場の状況を確認してもらいます。
現場確認後、作業内容と費用の見積りが提示されます。見積り内容に納得できたら、作業を依頼します。この段階でキャンセルすることも可能で、多くの業者ではキャンセル料は発生しません。
作業が完了したら、ドアが正常に開閉できるか、鍵の動作に問題がないかなどを一緒に確認します。問題がなければ、料金を支払って完了です。
作業後もなにか不具合が生じた場合のアフターフォローについて確認しておくと安心です。保証期間を設けている業者もありますので、事前に確認しておきましょう。
ドアが開かないときのよくある質問

ドアが開かなくなったとき、多くの方が同じような疑問や不安を抱えています。ここでは、ドアのトラブルに関してよくある質問とその回答をご紹介します。
カードやヘアピンで試しても開かない場合は?
カードやヘアピンを使ってラッチを押し込もうと試してみたものの、どうしても開かないという場合があります。このような状況では、無理に自分で対処しようとせず、専門の業者に依頼することをおすすめします。
カードを使った方法は、ラッチが引っかかって動かなくなっている場合に有効な応急処置です。
クレジットカードのような固いカードや、使わなくなった下敷きなどをドアとドア枠の隙間から差し込み、ラッチの斜めになっている部分を押し込むことでドアを開けられることがあります。
しかし、この方法で開かない場合は、ラッチ以外の部分に問題が発生している可能性が高いです。
例えば、ラッチの内部に取り付けられているバネが伸びたり破損していたり、浴室などの湿度の高い場所では内部に錆が発生して部品が引っかかって動かなくなっていることもあります。
また、ドアの向こう側に物が倒れて引っかかっている場合や、ドアの建て付けが悪くなって枠に干渉している場合など、ラッチ以外が原因のケースでは、カードやヘアピンでは対処できません。
特にドアガードがついているなど、ドアの形状によっては物理的にこの方法が使えないこともあります。
無理にドアを破壊して解錠しようとすると、より状況が悪化してしまう恐れがありますので、自分で開けられないときは速やかに鍵の専門業者へ連絡してください。
自分で対処できるかどうかの判断基準は?
ドアが開かなくなったとき、自分で対処できるケースと業者に依頼すべきケースを見極めることが重要です。
適切な判断をすることで、時間と費用を節約できるだけでなく、状況の悪化を防ぐことができます。
まず、自分で対処できる可能性が高いケースをご紹介します。ラッチの動きが少し悪い程度の軽度な不具合であれば、清掃やメンテナンスで改善できる場合があります。
ラッチに汚れが付着していたり、内部の潤滑剤が減っていることが原因の場合は、乾いた布でラッチの周辺を掃除し、鍵穴専用の潤滑剤を使用することで解決できることがあります。
また、ドアノブのネジが緩んでいるだけという場合も、プラスドライバーでネジを締め直すことで解決できます。
扉を側面から見たときにラッチケースがずれていると感じたら、すぐにネジを締め直しましょう。ドアノブにぐらつきを感じる場合も、ネジの緩みが原因の可能性が高いです。
一方で、業者に依頼すべきケースもあります。完全にドアが開かなくなってしまい、カードを使った応急処置でも開かない場合は、専門業者への依頼が必要です。
ラッチケースの内部部品が破損している、鍵穴の奥で故障が発生している、デッドボルトが動かないなど、内部の複雑な故障が原因の場合は、専門的な知識と工具が必要になります。
また、ドアの建て付けが悪くなっている場合も、自分での対処は困難です。調整機能付きの蝶番であれば自分で調整できる可能性もありますが、調整機能がついていない蝶番の場合や、建物自体が傾いているケースでは、リフォーム業者などの専門業者に依頼する必要があります。
判断に迷う場合は、無理に自分で対処しようとせず、まずは専門業者に相談してみることをおすすめします。多くの業者では、出張料や見積料が無料ですので、現場を見てもらった上で自分で対処できるかどうかアドバイスをもらうこともできます。
夜中・早朝でも業者は対応してくれる?
ドアのトラブルは、いつ発生するか予測できません。夜中や早朝にドアが開かなくなってしまい、部屋に閉じ込められてしまったという緊急事態もあり得ます。
このような場合でも、多くの鍵の専門業者は対応してくれます。
年中無休で24時間対応している業者も多く、夜間や早朝、休日でも連絡を受け付けています。特に緊急性が高いトラブルの場合は、最短10~30分程度で現場に駆けつけてくれる業者もあります。
ただし、深夜や早朝の時間帯は、通常料金に加えて時間外料金が発生する場合があります。料金体系は業者によって異なりますので、依頼する際に必ず確認しておきましょう。
緊急時であっても、作業前に見積りを提示してくれる業者を選ぶと安心です。
賃貸住宅にお住まいの場合は、管理会社の緊急連絡先に連絡できるかどうかを確認しましょう。管理会社によっては、24時間対応の緊急連絡先を用意しているところもあります。
ドアが開かないときはキーレスキューサービスにお任せ!

ドアが開かなくなってお困りのときは、キーレスキューサービスへお任せください。当社は、ドアや鍵に関するあらゆるトラブルを迅速かつ確実に解決いたします。
年中無休で24時間対応しておりますので、夜中や早朝、休日であっても安心してご連絡ください。お電話いただければ、最短15分で現場に駆けつけます。
お客様が閉じ込められている緊急時には、特に迅速な対応を心がけております。
当社の強みは料金体系のわかりやすさです。作業前に必ず詳細なお見積りをご提示し、出張料・見積料・キャンセル料は一切いただいておりませんので、まずは費用が知りたいという場合でもお気軽にご相談いただけます。
作業内容にご納得いただけない場合は、お見積り後のキャンセルも可能です。
また、作業後のアフターフォローも充実しており、万が一不具合が生じた場合でも責任を持って対応いたします。お客様に安心してご利用いただけるよう、丁寧な説明と確実な作業を心がけております。
ドアや鍵のトラブルでお困りの際は、いつでもお気軽にキーレスキューサービスへご相談ください。












