家の鍵をなくしたらどうすれば良い?まずは落ち着いて8つの対処法を実践しよう!
この記事でわかること
- 家の鍵を無くしたときの8つの対処法
- やってはいけないNG行動
- 鍵交換をした方が良い理由
- 鍵を無くさないようにするためのポイント

記事監修者
名前:金城 甫(きんじょう はじめ)役職:マネージャー
これまで4,000件以上の鍵トラブルを解決してきたベテラン鍵職人。“お客様に寄り添った接客”をモットーに、日々現場に駆けつけている。
「家の鍵、どこにいったんだろう…?」
そんな焦りと不安に包まれる瞬間は誰にでも起こり得るものです。特に夜遅くの帰宅時や、急いでいる朝に「家の鍵を無くした」と気づいたときは、焦ってしまう方は多いでしょう。
本記事では、鍵を無くしてしまった際に取るべき8つの対処法や、やってはいけないNG行動などについて解説します。
家の鍵を無くした不安な状況でも、本記事を読めば次に何をすればいいのかが明確になります。ぜひ参考にしてみてください。
目次
家の鍵をなくしたときの8つの対処法
家の鍵をなくしたと気づいたとき、まず何をすればいいのか戸惑う方は少なくありません。特に財布やスマホと違って、鍵は落とした場所の特定が難しく、誰かに拾われた場合のリスクも高まります。
ここでは、そうした緊急時に冷静に対応するための8つの具体的な対処法をわかりやすく紹介していきます。焦らず順番に確認していくことで、トラブルをスムーズに解決へと導けます。
もう一度落ち着いて探す
鍵をなくしたと感じた瞬間こそ、まず深呼吸して冷静さを取り戻すことが大切です。焦りから感情的になってしまうと、本来あるはずの場所を見落とす可能性が高くなります。
特にポケットの奥やカバンの仕切り部分、小物入れの裏側などは見落としやすいポイントです。
家の中であれば、玄関まわりや洗面台、リビングのテーブル、脱いだ服のポケットなども要チェックです。
外出先であれば、最後に鍵を使った場所から順を追って記憶をたどることが重要です。例えば、スーパーのレジやトイレ、職場のロッカー周辺など、無意識に置きがちな場所を丁寧に確認してください。
行った場所や施設に連絡する

飲食店、コンビニ、職場、ジム、病院、駅の構内など、立ち寄った施設の受付やインフォメーションに電話で問い合わせてみましょう。
多くの施設では忘れ物を一定期間保管しており、受付に届いていることも少なくありません。
近ければ直接探しに行ってもいいでしょうし、遠いのであればレシートやホームページに記載された電話番号にかけて問い合わせてみてもいいでしょう。
スペアキーの有無を確認する
鍵を紛失したと気づいたら、まず思い出すべきはスペアキーの所在です。自宅にもう1本保管している場合や、家族、信頼できる友人に預けているケースがあれば、すぐに連絡を取りましょう。
また、実家や以前の職場にスペアキーを置いたままになっていることもあるため、普段使わない保管場所も思い返すことが重要です。
キーボックスに保管している場合は、その暗証番号や位置を忘れていないかも同時に確認してください。
賃貸物件の場合、管理会社や大家がスペアを保有していることがあるため、連絡して状況を説明すれば一時的に貸し出してもらえるケースもあります。
ただし、本人確認書類の提示や、鍵の返却が必要になることが一般的です。
家族や同居人に連絡する
鍵をなくして自宅に入れない状況に直面した際は、まず家族や同居している人に連絡を取ることが大切です。特にスペアキーを所持している場合や、すでに自宅にいる可能性がある場合には、連絡一本で問題が解決するケースもあります。
また、外出中であっても、帰宅予定を確認することで、その場で業者を呼ぶか待つかの判断材料になります。
管理会社や大家に報告する
賃貸物件に住んでいる場合、鍵を紛失したらすぐに管理会社または大家へ連絡を入れることが重要です。
大家さんや管理会社に連絡がつきにくい夜中に鍵を無くしてしまったときは、鍵屋に開錠だけして貰うと良いでしょう。日中に連絡がつくようになったら、紛失してしまい開錠だけして貰ったことを報告して下さい。
鍵の交換が必要と判断された場合は、費用の負担が発生します。相場は10,000円〜30,000円程度で、特殊な鍵や電子キーの場合はさらに高額になることもあります。
不用意に業者を手配する前に、まずは管理者側に相談することで、手間とコストの両方を抑えることができます。
警察に届け出る

行動パターンを思い出してみても、立ち寄ったところに問い合わせてみても、よく見つかる場所を探してみても、どうしても見つからない場合は警察に遺失届を出しましょう。
警察に届けておくと、落とし物が見つかったときに連絡がもらえるようになります。近くに交番があるなら直接出向いて、事情を話し遺失届を提出します。
遺失届の書き方は以下の通りです。
| 氏名 | |
| 住所 | |
| 遺失日時 | なくしたものを最後に確認した日時から、なくしたと気付いた日時まで |
| 遺失場所 | なくしたと思われる町名、道路名、乗車した電車やバス等の路線名、行先、乗車駅、乗り換えした駅、降車駅、停留所など |
| 物品 | なくしたものの見た目から記載していく。例えばカバンごとなくなったならカバンを先に記入する(なくしたものの特徴なども書いておく) |
遺失場所と物品は、なるべく具体的に記載した方がいいです。 書き方でわからないところは教えてもらえるので心配する必要はありません。
また、すぐに交番に行くことが難しい場合は、電話で手続きができることもあります。
詳しい手順については以下記事で解説しています。併せてご覧ください。
鍵屋に連絡する

家の鍵を無くして自宅に入れない場合は、速やかに信頼できる鍵屋へ連絡を入れて開錠してもらいましょう。
24時間対応している業者であれば、深夜や早朝のトラブルにも迅速に対応してもらえます。鍵の種類によっては特殊工具や電子キーの知識が必要なため、経験豊富な業者を選ぶと安心です。
料金は開錠のみで8,000円~20,000円程度が相場ですが、鍵の交換や修理を依頼する場合は追加費用が発生します。業者に依頼する前に、料金の目安や見積もりを確認しておくとトラブルを防げます。
鍵開け料金については以下記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
保険会社に連絡する
家の鍵を紛失した際、火災保険や家財保険に鍵トラブルの補償が含まれている場合があります。多くの保険会社では、鍵開け費用の一部を補償している場合があります。
補償の対象となるかは契約内容によりますので、火災保険の契約書を確認しておくことをおすすめします。
保険に関しては下記記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
家の鍵をなくしたときにやってはいけないNG行動
鍵をなくした瞬間、焦りや不安からつい感情的な行動を取ってしまうことは少なくありません。しかし、その場の判断ミスが、のちのちトラブルにつながるリスクを高める場合があります。
パニックに陥らず、やってはいけないNG行動を事前に知っておくことが、的確な対応への第一歩となります。
ここでは、鍵を無くしたときに避けるべき具体的な行動についてわかりやすく解説していきます。
クリップなどでピッキングしようとする
鍵をなくしたとき、自力でドアを開けようとしてクリップや針金を使いピッキングを試みるのは非常に危険な行為です。
※ピッキングとは、鍵穴に特殊工具を入れて開錠することです。
まず第一に、現在の住宅で使用されている鍵の多くはディンプルキーなどのピッキング対策が施された鍵が採用されており、素人が簡単に開けられるものではありません。
無理に工具を差し込むと、鍵穴内部に傷がつく可能性があり、結果的に鍵業者による鍵交換が必要になることがあります。
さらに、周囲の住民にピッキングをしている様子を見られると、不審に思われ通報されるリスクもあります。誤解やトラブルを避けるためにも、開錠は専門知識を持つ正規の鍵業者に依頼するのが最も安全です。
ドアや窓を無理にこじ開ける
玄関ドアやサッシ部分は強固な構造になっており、バールやドライバーなどでこじ開けようとすると建物自体にダメージを与えてしまい、修理費用が50,000円〜100,000円を超えるケースもあります。
また、深夜や休日に無理な開錠を試みると、大きな音が出て近隣住民に迷惑をかけてしまいます。焦って力任せに行動してしまうと最も大きな損失につながる恐れがあるため注意が必要です。
SNSや掲示板で「鍵落としました」などと公開する

鍵を紛失すれば不安になります。その不安を誰かにわかってほしくてSNSに投稿する方もいますが、リスクがあるのでやめた方がいいでしょう。
鍵を無くしたという情報を流してしまうと「私の家をどうぞ狙ってください」と言っているようなものです。
行動パターンを知っている人なら、あなたが立ち寄りそうな場所も知っているかもしれません。先に鍵を見つけられたら、いつ侵入されてもおかしくない状況になりますので、SNSへの投稿は控えましょう。
管理会社や大家への連絡を後回しにする
鍵を紛失した際、最初にやるべき行動のひとつが管理会社や大家への連絡です。しかし、この連絡を後回しにすることで、問題が長引いたり、余計なトラブルに発展したりする可能性があります。
遅れて報告したことで、第三者による不正侵入や盗難が発生した場合、過失を問われるリスクが高まります。
また、鍵交換が必要な状況になった際、管理会社の承諾なしに勝手に対応すると、後から原状回復費用を請求されるケースも少なくありません。
些細なことに思えても、管理会社や大家との情報共有を怠ると、退去時のトラブルや信頼関係の悪化につながるおそれがありますので、速やかに報告しましょう。
家の鍵をなくしたら鍵交換をした方が良い?
鍵が無くなったけど、鍵屋に開錠してもらったし、家の中にスペアキーがあるからこれでひと安心…と油断していませんか?
鍵をなくすということは危険に晒されているということでもあります。なぜ危険なのか詳しく解説します。
鍵を無くしたときに鍵交換をした方が良い理由
鍵を無くしたときに開錠だけでなく交換もした方がいい理由はいくつかあります。
まず、どこかで落としてしまった鍵が悪意のある人の手に渡っている可能性があります。拾った人が家に帰るまでこっそりついてきていたら住所も特定されてしまいます。
また、無くした鍵が手元に戻ってきたとしても、既に拾った人が複製している可能性も捨てきれません。どんなに防犯性の高い鍵をつけていても、合鍵があれば簡単に侵入されてしまいます。
特に一人暮らしの方は家を空けることも多いでしょうし、いつ侵入されてもおかしくない非常に危険な状態だと言えます。
このような危険な状態を回避するためには鍵交換をすることがとても重要です。
鍵交換はどこでできる?
鍵交換は大きく分けると、自分で交換するか業者に依頼するかの二択となります。業者とは具体的に言うと、鍵屋・リフォーム業者・ホームセンター・何でも屋などが挙げられます。
自分で鍵交換をする

DIYに慣れている方であれば鍵の交換は比較的簡単に行うことができます。ドライバーと交換用のシリンダー(鍵穴)を用意して、手順通りに進めれば問題なく交換できるでしょう。
ただし、既存のドアに合うシリンダーを用意しないと交換することはできません。最も簡単な方法は全く同じシリンダーに交換することです。そうすれば、失敗することはないでしょう。
メーカーや品番が違うものに交換する場合は、既存のドアのサイズなどを計測する必要があります。間違えてサイズの合わないシリンダーを購入してしまうと、防犯上の観点から返品できないので注意してください。
作業に自信がない場合や初めて交換を行う場合は、無理せず専門業者への依頼を検討した方が賢明です。
自分で交換する具体的な手順について知りたい方は以下記事をご覧ください。
鍵屋に依頼して鍵交換をする

確実かつ迅速に行いたい場合は、鍵屋に依頼するのが最も安全な選択です。当たり前のことですが、鍵交換のプロである鍵屋に依頼すれば失敗することはありません。
また、鍵屋は現地調査を行った上で、ご要望に合わせた最適な鍵を提案してくれます。ピッキング耐性や合鍵の複製困難性など、防犯性能に関わる要素も考慮した上で施工されるため、自宅のセキュリティを一段と高められます。
さらに、信頼できる業者であれば作業後に保証を付けてくれることもあります。施工ミスや初期不良があった場合でも、無償で再対応してくれるため、結果としてコストパフォーマンスが高くなるケースも少なくありません。
信頼できる鍵交換業者の選び方については以下記事で解説しています。併せてご覧ください。
鍵交換にかかる費用相場は?
鍵交換にかかる費用は鍵の種類や交換方法、依頼先によって大きく異なります。
自分で交換する場合、かかる費用は部品代のみです。一方、鍵屋に依頼する場合、作業代+部品代がかかります。業者によっては、さらに基本料や出張料がかかることがあります。
鍵交換の費用相場は以下の通りです。
| 自分で交換 | 5,000円~25,000円 |
| 鍵屋に依頼 | 15,000円~50,000円 |
基本的に防犯性が高くなればなるほど部品代も高くなります。また、電子錠などに交換する場合や錠ケースなどシリンダー以外も交換する場合はさらに費用が高くなる傾向です。
鍵交換費用の相場については下記記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
家の鍵をなくして焦らないためには?

鍵をなくした瞬間は誰でも焦ってしまいますが、事前にいくつかの対策を講じておけば、万が一のトラブルにも落ち着いて対応できます。
ここでは、すぐに実践できる予防策をいくつかご紹介します。
鍵の置き場所を決める
鍵をなくさないためには、普段から鍵を置く場所を明確に決めておくことが重要です。帰宅後すぐに鍵を置く定位置を作ることで、無意識のうちに習慣化され、紛失リスクを減らせます。
また、外出時の携帯方法もポイントです。バッグの中にポケットを作ったり、キーホルダーに取り付けて目立つようにしておくと、取り出しやすさと同時に紛失防止につながります。
鍵を置く場所が毎回変わってしまうと、探す時間が増えるだけでなく、気づかぬうちに落としたり置き忘れたりする原因になります。
鍵の定位置を決めることで、なくす確率を下げることができます。
最適な鍵の置き場所については以下記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
スペアキーを作成しておく
家の鍵を万が一なくしたときに備えて、あらかじめスペアキーを作っておくことは非常に有効な対策です。
特にディンプルキーのような特殊形状の鍵は、複製に時間や費用がかかるため、余裕のあるタイミングで用意しておくと安心できます。
スペアキーは作成したあと、その保管場所にも注意が必要です。自宅内の誰でもアクセスできる場所に置くと、防犯リスクが高まります。
信頼できる家族や親族に預ける、自宅とは別の安全な場所に保管するなど、管理方法にも工夫を取り入れることが大切です。
ディンプルキーの合鍵作成については以下記事で解説しています。併せてご覧ください。
鍵にキーホルダーを付ける
小さくて軽量な鍵は、ポケットやバッグの中で他の荷物に紛れてしまいやすく、気づかないうちに落とすことも少なくありません。
そんな紛失リスクを減らすために有効なのが、キーホルダーを取り付ける工夫です。サイズのあるキーホルダーをつけておけば、視認性が高まり、手探りでも見つけやすくなります。
特に目立つカラーや反射材のついたタイプは、夜間や暗い場所で探す際にも便利です。
鍵にスマートタグなどを付ける
鍵の紛失を未然に防ぐ方法として、スマートタグの活用が注目されています。AppleのAirTagやTile、QrioなどのBluetoothタグは、鍵に取り付けておくだけで位置情報の管理が可能になります。
スマートフォンと連携することで、最後に確認された場所が地図上に表示され、落とした場所を特定しやすくなります。
音を鳴らして所在を知らせる機能を備えている製品も多く、自宅内で見失ったときも迅速に見つけ出せる点が強みです。
また、一部のスマートタグは他人の端末を経由して位置情報を更新するネットワーク機能も備えており、広範囲での探索にも対応しています。
紛失の不安を大きく軽減できるため、防犯意識が高い人ほど導入しておく価値があります。
電子錠に交換する
物理的な鍵の紛失によるトラブルを根本から防ぎたい場合、電子錠への交換が有効です。電子錠には、暗証番号、ICカード、指紋認証、スマートフォンアプリなどで施解錠できる機能が搭載されており、鍵を持ち歩く必要がなくなります。
解錠方法にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、殆どの電子錠は複数の解錠方法の中から使用したいものを選べるようになっています。
また、選択した方法では開けられない場合を考慮して、他の解錠方法も使用できるようになっていたり、緊急用に鍵穴を残せるものもありますので、ご自宅の環境や使用状況などを踏まえて導入を検討すると良いでしょう。
おすすめの電子錠や取り付け費用について知りたい方は以下記事をご覧ください。
家の鍵をなくしたら落ち着いて対処法から実践しよう!

家の鍵を無くしてしまったときは、まず冷静になることが何より大切です。慌てて行動すると余計に状況が悪化することもあるため、焦らず順を追って対応しましょう。
どこで落としたか思い出せない場合も、心当たりのある場所を一つずつ確認していくことで、見つかる可能性は十分にあります。
警察への届け出や家族への連絡など、状況に応じた適切な対応を取ることで、被害や不安を最小限に抑えることが可能です。
自力で解決できず自宅に入れない場合や鍵を交換したい場合は、ぜひキーレスキューサービスにご相談ください。
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